外資系IT企業のメリデメと転職を成功させる5つのポイントを解説

あなたは、

「外資系IT企業に転職したい と思っていて、どういう会社、求人があるか知りたい」

「外資系IT企業に転職するにはどうしたら良いか知りたい」

「外資系IT企業に転職するメリット、デメリットが知りたい」

といったことを考えていませんか？

結論からいうと、外資系IT企業は、より早く成長できる可能性があったり、待遇が良いなど、魅力的な会社が多い一方で、人気で競争率が高かったり、会社の文化にあわない人は入った後で辛い思いをすることもあります。

そのため、転職する前に知っておくべきことや、転職を成功させるためのポイントをおさえておくことが大事です。

この記事では、まず最初に外資系IT企業への転職で悩んでいる場合に、まず知っておくべきことについて紹介していきます。

その後、外資系IT企業に転職するメリットやデメリット、外資系IT企業への転職を成功させるための５つのポイントについて紹介していきます。

そして最後に、外資系IT企業に強い転職エージェントを紹介していきます。

外資系IT企業への転職を検討している方は、参考にしてみてください。

1章：転職先として外資系IT企業を検討している方へ

最初に、外資系ITへの転職で悩んでいる場合に、まず知っておくべきことがあるので紹介していきます。

メリット、デメリットから知りたい場合は、次の2章から読み進めてみてください。

1-1：外資系IT企業には魅力的な会社がたくさんある

外資系IT企業には、Google、Amazonといった大規模なウェブサービスを提供する企業、オラクル、SAPなどのベンダー、アクセンチュアのような総合コンサルまで、よりスケールの大きい仕事がしたい、より高待遇の会社で働きたいという人にとって魅力的な会社が多数あります。

■Google

Google検索やYouTubeといった、大規模なWEBサービスを運営している会社です。

中途採用では、エンジニア、マーケティング、セールス、デザイン、法務、人事など幅広い職種を募集しており、平均年収は1,486万円となっています。

Google

■日本オラクル

日本オラクルは、業績や人材管理などを行う業務用アプリケーションや、ストレージ、データベースなどのインフラなど、手がけている領域が多岐にわたるIT企業です。

中途採用では、営業職を中心に募集が行われており、平均年収は917万円となっています。

日本オラクル

■アクセンチュア

コンサルティング会社のアクセンチュアは、「テクノロジー」の領域でもサービスを提供しています。

システムコンサルタント、データサイエンティスト、セキュリティーコンサルタントなど様々な職種が募集されていて、平均年収は857万円となっています。

アクセンチュア

ちなみに平均年収の数字は、OPENWORKSというサービスの数値を参考にしたものです。

総合職だけでなく一般職の年収も含まれている場合もあるため、総合職の年収は、紹介しているものより高額になる可能性もあります。

平均年収参照：OPENWORKS

1-2：外資系IT企業に転職する上で注意すべきこと

外資系企業は誰でも転職できるわけではなく、人気があったり、会社の文化に合わない場合もあるため、情報をより多く集めて、自分にあっているかなどを慎重に判断することが大事です。

仮に転職できたとしても、自分に合っていなくて短期間で退職してしまうと、それまでに費やした時間が無駄になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

まずは、次の第2章で紹介するメリット、デメリットをしっかり把握したうえで、転職活動を進めていくことが重要です。

2章：外資系IT企業に転職するメリット

外資系IT企業に転職するメリットは、大きく以下の4つに分けられます。

• 短期間で成長できる
• 高待遇
• 海外で働くチャンスがある
• 若手でも活躍しやすい

それぞれ、ひとつずつ見ていきましょう。

2-1：短期間で成長できる

まず一つ目のメリットは、短期間で成長できる ことです。

ITの分野は環境が変化するスピードが特に早いため、短期間でより多くのことを体験できますし、サービスのリリースや改善など、より早いスピード感を持って業務を進めていくことが求められます。

2-2：高待遇

2つ目のメリットは、高待遇の会社が多い ことです。

年収1000万円以上もらえる会社も、少なくありません。

外資系企業は実力主義の文化があり、自分が出した成果をより正当に評価してもらえるチャンスが多いといわれています。

特に、仕事で成果を出すことに生きがいを感じる人には、好ましい文化といえます。

2-3：海外で働くチャンスがある

海外で働くチャンスがある ことも、メリットのひとつです。

基本的には日本の会社で業務を行う形ですが、会社によっては、本社に出張して現地のメンバーと直接やり取りしながら仕事をする可能性も考えられます。

2-4：若手でも活躍しやすい

4つ目のメリットは、若手でも活躍しやすい ことです。

IT企業は、他の企業と比較して若い年代の社員が多くなっています。

会社によっても異なりますが、特にWEBサービスを開発する企業に関しては、世代が大きく違う人と一緒に仕事をするということは少なく、同じくらいの若い年代の人と一緒に仕事を進めていく事が多くなるので、より意見を言いやすくなるはずです。

3章：外資系IT企業に転職するデメリット

一方、外資系IT企業に転職するデメリットは、大きく以下の4つに分けられます。

• ハードワークであることも多い
• 実力主義
• 一定レベルの英語が必要な場合も多い
• アップ・オア・アウトの文化がある

ひとつずつ見ていきましょう。

3-1：ハードワークであることも多い

1つ目は、よりハードワークになる可能性がある ことです。

高待遇になるだけ、その分、待遇に見合った成果を出すことが求められます。

ただ一方で、日本法人なら日本の法律が適用される形になっており、最近は改善の動きがあるともいわれています。

実際に転職する場合は、入社する前に働き方についても確認してみるようにしましょう。

3-2：実力主義

2つ目は、実力主義の傾向がある ことです。

1つ目のデメリットとも関連しますが、より仕事で成果を出すことを求められる可能性があります。

ただ、こちらに関しては、自分の働きが正当に評価されることになる、とも捉えられます。

仕事を生活の中心に置いて、年収をUPさせたいという人などには、良い機会になる可能性も考えられます。

3-3：一定レベルの英語が必要な場合も多い

3つ目は、一定レベルの英語が必要になる場合も多いことです。

会社によっては、入社する際にTOEICなどのスコアを提出することが求められる場合もあります。

会社によってどの程度英語力が必要になるかは変わってくるので、興味のある会社がある場合は、事前にWEBページ上でチェックしてみるようにしましょう。

3-4：アップ・オア・アウトの文化がある

最後の4つ目は、アップ・オア・アウトの文化があることです。

仕事でしっかりとした成果を出せれば給料などに反映されますが、一方で思うような結果にならなかった場合は、降格や退職を促される可能性もあります。

長く安定して働きたいという人には向かない可能性がありますが、一方でより厳しい環境に身を置いて自分を成長させたいという人には、良い機会となる可能性も考えられます。

以上、外資系IT企業に転職することには、このようなメリット、デメリットがあるため、転職前にしっかり準備し、自分にマッチする会社、求人を見つけることが大事になってきます。

また外資系IT企業は人気のある会社が多いため、以下で紹介するように、事前にしっかりと準備することが必要になります。

4章：外資系IT企業への転職を成功させるための５つのポイント

外資系IT企業への転職を成功させるために知っておきたい、以下の5つのポイントについて紹介していきます。

• しっかり自己分析し自分の強みや実績を言語化する
• 複数の転職エージェントに登録し、なるべく多くの非公開求人を紹介してもらう
• キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つける
• プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
• 面接後もエージェントにフォローしてもらう

それぞれひとつずつ見ていきましょう。

4-1：しっかり自己分析し自分の強みや実績を言語化する

まずは、自分の強みや、これまでの実績を整理するための自己分析をしっかりと行いましょう。

なぜなら、ここでの自己分析は、書類作成や面接を受ける際のベースになる作業だからです。

自己分析がしっかりと出来ていなければ、途中でつまずいてしまい、転職活動が上手くいかない可能性が高いので、丁寧に行いましょう。

自分の強み、これまでにやってきたこと、応募先の会社でやりたい事になどに、しっかりとした一貫性があることが特に重要です。

4-2：複数の転職エージェントに登録し、なるべく多くの非公開求人を紹介してもらう

ある程度自己分析を行い目標が見えてきたら、外資系に強い転職エージェントにも登録をしましょう。

なぜなら、転職エージェントに登録すると、一般的には公開されていない、高待遇の非公開求人を紹介してもらえる可能性があるからです。

ちなみに上の図のように、転職エージェントはそれぞれ独自の案件を持っていることも多いため、複数のエージェントに登録する方が良いです。

4-3：キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つける

ちなみに、ハイクラスを目指す人は、転職エージェントをキャリアアップのパートナーとして活用するといわれており、転職活動をより有利に進めていくためには、自分にあう優秀な担当者を見つけることが大事です。

なぜなら、上のイラストのように、担当者との相性によっても、転職の成功確率が変化する可能性があるからです。

右の人の場合のように、複数の転職エージェントに登録すれば、その分、自分と合う担当者に巡り合える可能性が高くなります。

4-4：プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う

転職エージェントは、履歴書作成や面接対策でもサポートしてくれます。

自分が応募したい企業に過去にもしも実際に応募した人がいた場合、具体的にどのような質問がされたのか教えてもらえる場合もあります。

積極的に相談するようにしてみましょう。

4-5：面接後もエージェントにフォローしてもらう

エージェントは、面接後のフォローも行っていて、面接後、企業に対して上手く伝えきれなかった部分をフォローしてくれる場合もあります。

こういったフォローに関しても、エージェントの担当者と相性が良ければ、より積極的に行ってもらえる可能性が高いです。

5章：外資系IT企業に強い転職エージェント3選

外資系IT企業に転職したい人向けの転職エージェントは、以下の3つです。

• エンワールドジャパン
• ランスタッド
• レバテックキャリア

それぞれひとつずつ見ていきましょう。

5-1：エンワールドジャパン

エンワールドジャパンは、テクノロジーやデジタル分野だけではなく、それ以外の様々な業界の求人も扱っています。

2020年7月時点で、WEB上に877件の公開求人を掲載しており、これとは別に非公開求人も多数用意しています。

また案件ごとに担当するコンサルタントが顔写真付きで紹介されていることも特徴のひとつです。

5-2：ランスタッド

ランスタッドは、北海道から九州まで、様々な場所に拠点を構えている転職エージェントです。

IT、コンサルティング分野の求人は、2020年7月時点で1031件掲載されており、非公開求人も別に用意されています。

また「退職理由で伝えていいこと、伝えないほうが良いこと」など、転職活動向けのコンテンツも掲載しています。

5-3：レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT、WEB業界での転職を考えているエンジニアやデザイナーに特化した転職エージェントです。

サービスを利用した約60%以上の人が年収UPに成功しており、平均年収UP額は50万円（2019年2月時点）となっています。

求人は2020年7月時点で6689件掲載されており（こちらも非公開求人が別に用意されている）、案件を担当するアドバイザーが顔写真付きで紹介されています。

IT業界以外の外資系企業の転職エージェントについては、以下の記事をご覧ください

「外資系　転職エージェント」の記事へリンク

まとめ

ここまで外資系IT企業の特徴や転職するメリット、デメリット、外資系IT企業への転職を成功させるためのポイントなどについて紹介してきましたが、最後にもう一度、今回説明した内容を整理しておきましょう。

外資系IT企業への転職を検討している方は、転職するメリット、デメリットをしっかり把握したうえで、転職エージェントを活用し、効率的に転職活動を進めていくことが大切です。

紹介したように、転職エージェントを利用すれば様々なサポートを得ることができますので、興味を持った方は、これを機会にエージェントもチェックしてみてください。

【記事内で紹介（参照）したサービス】

■会社情報

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日本オラクル

アクセンチュア

■会社情報サイト

OPENWORKS