【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選！選び方も解説

あなたは、

「30代におすすめの転職エージェントはどこ？ 」

「転職エージェントの違いを教えてほしい」

「転職は絶対失敗したくない 」

などとお考えではありませんか？

転職を成功させるためには、自分に合った転職エージェントに複数登録して求人の選択肢を増やし、相性の合うキャリアアドバイザーと出会うことが大切です。

それでは、30代のあなたが転職エージェントを利用するなら、どこに登録すれば良いのでしょうか？

この記事では、30代の転職エージェントの選び方から、転職を成功させる４つのステップ、そして登録するべき転職エージェントとその活用方法について紹介しています。

30代で本気で転職を考えている方は、ぜひこちらの記事を参考にして転職を成功させてください。

第1章：30代は転職エージェントへの複数登録が失敗しないポイント

30代が転職するなら、転職エージェントの利用は必須です。

なぜなら、転職エージェントを利用すれば、転職支援のプロの方からサポートを受けられ、さらに多くの非公開求人を紹介してもらうことができるからです。

また、30代が転職エージェント選びで失敗しないためには、複数の転職エージェントに登録して自分にとって最適なエージェントを見つけることが重要です。

国内にはさまざまな転職エージェントがあり、そのうち1〜2社に登録しただけでは、本当にそのエージェントが自分に合っているかは分かりません。

さらに、一つの転職エージェントにも多くのキャリアアドバイザーが在籍しており、自分を担当してくれるキャリアドバイザーとの相性も重要です。

転職は、人生において大きなイベントと言っても過言ではないので、人生のパートナーを見つける感覚で、自分に合った転職エージェントを探しましょう。

転職エージェントの利用方法については、第8章で詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読み進めていってください。

第2章：転職を成功させる4つのステップ

転職を成功させるためには、転職活動を計画的に行う必要があります。

ここからは、転職を成功させるための、4つのステップについて見ていきましょう。

• ステップ①：全員におすすめの転職エージェント2つに登録
• ステップ②：自分に合った転職エージェントに2～3個登録
• ステップ③：電話や面談でキャリアアドバイザーの優秀さや相性をチェック
• ステップ④：転職エージェントを1つに絞って転職活動を進める

 

【ステップ①：全員におすすめの転職エージェント2つに登録】

まずは、全ての30代転職希望者におすすめする、以下2つの転職エージェントに登録しましょう。

どちらも、総合型の転職エージェントなので、求人数が豊富で全業種・全職種に対応し、さらに全国的に求人を取り扱っています。

転職を成功させるためには、幅広い選択肢の中から、自分に合った企業を厳選することが非常に大切です。

リクルートエージェントやマイナビエージェントを利用すれば、求人選択の幅が大きく広がるので、転職活動を行う30代全員が登録すべきと言えるでしょう。

それぞれの転職エージェントの詳細については、第3章で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

【ステップ②：自分に合った転職エージェントに2～3個登録】

続いて、自分に合った転職エージェントに、最低でも2〜３個登録しましょう。

30代の転職者には、以下のような転職ニーズが考えられます。

• 30代IT系
• 30代女性
• 30代正社員未経験者
• 30代年収500万円以上

ここからは、それぞれのケースに応じて最適な転職エージェントを、簡単に紹介していきます。

■IT系の求人を探している30代の方には、以下の転職エージェントがおすすめです。

これらは、IT業界やWEB業界の求人のみを取り扱う、特化型の転職エージェントです。

総合型には掲載されないような高待遇の求人が多く、さらに担当するキャリアアドバイザーのほとんどが、IT業界について熟知しているという特徴があります。

すでに、転職する業界をIT系と決めているのであれば、総合型の転職エージェントと併用することで、転職に成功する可能性が高くなります。

また、マイナビIT AGENTをはじめ、IT業界未経験者でも転職を成功させた実績もあるので、IT系の転職を考えている30代の方は、これらの転職エージェントに必ず登録しましょう。

それぞれの転職エージェントの詳細については、第4章で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

■30代女性におすすめする転職エージェントは、以下の2つです。

それぞれ、女性向けの求人に強みのある転職エージェントです。

特に、リブズキャリアで取り扱っている求人は、基本的に女性向けのものなので、細かい条件まで絞り込んで求人を探すことができます。

一方で、パソナキャリアは、総合型の転職エージェントでありながら、女性向けの求人を多数取り扱っており、幅広い選択肢の中から自分に合った求人を探せます。

どちらも、他の転職エージェントと比べて女性向けの求人が豊富で質も高いので、30代女性で転職を考えている方は必ず登録しましょう。

それぞれの転職エージェントの詳細については、第5章で紹介しているのでぜひ最後まで読み進めていってください。

■30代で正社員を経験したことがない方には、以下の転職エージェントがおすすめです。

正社員を経験したことがなく、特にスキルや資格等を持たない30代の方が、転職に成功するのは簡単なことではありませんが、決して不可能なことではありません。

できる限り多くの転職エージェントに登録して、求人の選択肢を増やし、相性の合うキャリアアドバイザーと出会うことが大切です。

中でも、type転職エージェントとdodaは、実績や求人数の多い転職エージェントなので、転職を考えている方は登録が必須です。

それぞれの転職エージェントの詳細を、第6章で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

■年収500万円を超える30代の方に、おすすめの転職エージェントは、以下の3つです。

どれもハイクラス求人を取り扱っており、年収500万円以上の30代がキャリアアップ、年収アップを狙うなら、上記転職エージェントの利用が必須です。

中でも、キャリアカーバーとビズリーチは他の転職エージェントとは異なり、ヘッドハンティング型の転職支援サービスという特徴があります。

JACリクルートメントは、一般的な転職エージェントの側面を持つ、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。

それぞれの転職エージェントの詳細を、第7章で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

【ステップ③：電話や面談で優秀さや相性をチェック】

次に、電話や面談で優秀さや相性をチェックしましょう。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが一人担当してくれるのですが、そのアドバイザーの質には違いがあります。

たとえば、連絡が遅くて求人もあまり紹介してくれない担当者もいれば、こまめに連絡してくれて、優良求人を積極的に紹介してくれる担当者もいます。

また、たとえ優秀なキャリアアドバイザーが担当してくれたとしても、自分との相性が悪ければ転職活動をうまく進めることができません。

適度に連絡をしてくれたり、キャリア相談に対して的確なアドバイスをくれたりなど、担当者の優秀さをチェックして、自分と相性の良いキャリアアドバイザーを探しましょう。

 

【ステップ④：転職エージェントを1つに絞って転職活動を進める】

最後に、転職エージェントを1つに絞って転職活動を進めましょう。

転職エージェントに複数登録して、そのサービスとキャリアアドバイザーとの相性を確認し、自分に最適なところを1つに絞るのが理想です。

1〜2社だけ登録して転職活動を進めるよりも、3〜5社に登録した方が求人やキャリアアドバイザーの選択肢も増えるため、それだけ転職活動を有利に進められます。

転職エージェントを利用する具体的な流れを第8章で、転職エージェントを活用するポイントを第9章で詳しく解説しているので、ぜひ最後まで読み進めていってください。

第3章：【30代全員】におすすめの転職エージェント2選

全ての30代におすすめする転職エージェントは、以下の2つです。

• リクルートエージェント
• マイナビエージェント

ここからは、それぞれの転職エージェントの特徴について解説していきます。

3-1:リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援事業の最大手「リクルートグループ」が運営する、総合型の転職エージェントです。

リクルートエージェントには、大きく以下3つの特徴があります。

• 求人数が圧倒的に多い
• キャリアアドバイザーの質に定評がある
• 全業種・全職種に対応している

他の転職エージェントと比べて、圧倒的に求人数が多いのがリクルートエージェントの強みです。

全国で求人を取り扱っているため地方の求人も多く、非公開求人の数が20万件以上あることから、リクルートエージェントに登録すれば、求人の選択肢を大幅に広げることができます。

さらに、キャリアアドバイザーの質にも定評があり、相性が良ければ高い確率で優良求人に出会えます。

また、全業種・全職種に対応しているため、全ての30代がリクルートエージェントに登録しておくべきと言えるでしょう。

3-2:マイナビエージェント

マイナビエージェントは、転職事業大手のマイナビグループが運営する転職エージェントです。

マイナビエージェントには、以下の特徴があります。

• 求人が豊富
• 首都圏、関西圏に強い
• 高収入、ハイクラス求人が少なめ

業界最大手のリクルートエージェントには劣るものの、求人の数が多いのはマイナビエージェントの強みです。

求人は全国的に取り扱っており、中でも首都圏や関西圏に求人が集中していることが特徴です。

20代や第二新卒へ向けた求人数が豊富なため、ハイクラスや高収入の求人はやや少なめです。

とはいえ、他の転職エージェントにはない求人も多数取り扱っているため、求人の選択肢を増やすためには、マイナビエージェントの登録が必須と言えるでしょう。

第4章：【30代IT系】におすすめの転職エージェント3選

続いて、30代でIT系企業への転職を考えている方に、おすすめの転職エージェントが、以下の3つです。

• レバテックキャリア
• マイナビエージェントＩＴ
• ギークリー

それぞれの、転職エージェントの特徴を見ていきましょう。

4-1:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、株式会社レバテックが運営する、ITエンジニアやWEBクリエイターに特化した転職エージェントです。

レバテックキャリアには、以下のような特徴があります。

• キャリアアドバイザーに、IT業界の経験者が多い
• 企業別で書類・面接対策を行っている
• 案件数が比較的少ない

レバテックキャリアのアドバイザーは、IT業界の経験者が多く、ITの専門性に長けているため、IT系の転職をするにあたって十分なサポートを受けることができます。

さらに、企業別の面接・書類選考の対策を行っているため内定率が高く、さらに入社する前から企業の内情を知れるため、ミスマッチを防げる点も強みの一つです。

一方で、レバテックキャリアは、取り扱う求人が少ない上に、首都圏と関西、福岡に案件が集中しているため地方の求人が少ない点がデメリットです。

とはいえ、ITエンジニアやクリエイター向け求人の数が、常時5,000件以上を超えるため、IT系への転職を考えている30代の方には、レバテックキャリアがおすすめと言えるでしょう。

4-2:マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、マイナビグループが運営するIT・WEB系に特化した転職エージェントです。

マイナビIT AGENTには以下のような特徴があります。

• 地方の優良企業の求人が豊富
• 未経験でもIT系の転職を目指せる
• サポートを受けられる地域が少ない

マイナビIT AGENTは、他の特化型エージェトと比べて、地方の優良企業の求人が多いことが特徴です。

さらに、一般的には難しい未経験からのIT転職の実績もあるため、IT関係の仕事が未経験な30代でも、エンジニアやWEBクリエイターなどキャリアチェンジを目指せます。

ただし、未経験でIT系へ転職するのは簡単なことではないので、基本的には、IT業界経験者に向けた転職エージェントと考えておきましょう。

マイナビIT AGENTのサポートを受けられる地域は、首都圏や関西圏、福岡などと限られますが、電話やメールでのサポートも行っています。

居住地域に関係なくサービスは利用できるので、IT業界に転職する全ての30代の方はマイナビIT AGENTの登録が必須と言えるでしょう。

4-3:ギークリー

ギークリーは、株式会社Geeklyが運営する、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

ギークリーには、以下の特徴があります。

• IT業界でも取り扱う職種が幅広い
• キャリアアドバイザーがIT業界を熟知している
• 良くも悪くもサポートの熱量が高いことに定評がある

ギークリーはIT業界でも、さまざまな職種に対応していることが特徴で、たとえばシステムエンジニアやWEBディエレクターをはじめ、IT系の営業やゲーム開発、通信系などの転職が可能です。

さらに、担当となるキャリアアドバイザーに、IT業界を熟知している人が多いので、質の高いサポートを受けることができます。

ただし、ギークリーのキャリアアドバイザーは熱量が高く、積極的な求人紹介などを行っているため、「とりあえず登録してみた」という方には不向きなので注意しましょう。

とはいえ、本気でIT系の転職を考えている方や、実際に求人を探している方には、ギークリーの登録が必須と言えます。

第5章：【30代女性】におすすめの転職エージェント2選

30代女性が登録すべき転職エージェントは、以下の2つです。

• リブズキャリア
• パソナキャリア

ここからは、それぞれの転職エージェントについて、詳しく紹介していきます。

5-1:リブズキャリア

リブズキャリアは、株式会社LiBが運営する、女性に特化した転職サービスです。

転職エージェントではありませんが、女性に特化しているため、転職活動を行う30代女性には適しています。

リブズキャリアには、以下の特徴があります。

• 女性のニーズに応えた求人が豊富
• 女性が利用しやすいサービスが充実している
• 求人が都心部に集中している

リブズキャリアは、さまざまな女性のニーズに対応していることが特徴で、たとえば「バリバリ働いてキャリアアップしたい」や「結婚や出産などのライフイベントを大切にしたい」など、女性に多い希望条件を満たしている求人が豊富です。

女性が利用しやすいようなサービスを、充実しているのも特徴の一つです。

たとえば、女性視点でピックアップされた求人特集や、「育休の復職支援」など女性にぴったりの条件で検索できる機能などがあります。

ただし、リブズキャリアの求人は、東京都23区に集約されているため、地方在住の方には求人がほとんどないことに注意が必要です。

そのため、東京都内で転職を考えている30代の女性の方には、リブズキャリアの登録が必須です。

また、リブズキャリアの運営会社は、同社の転職エージェント「リブズパートナーズ」も提供しています。

リブズパートナーズでは、リブズキャリアに掲載されてある求人を紹介しているので、ぜひ一緒に登録しておくと良いでしょう。

5-2:パソナキャリア

パソナキャリアは、大手人材派遣会社「パソナ」が運営する転職エージェントです。

パソナキャリアには、以下のような特徴があります。

• 女性向けの求人に強い
• 求人の質に定評がある
• 都心部、関西圏に求人が集中

パソナキャリアは、総合型の転職エージェントの中で、女性向けの求人に強いことが特徴です。

具体的には、女性の転職に精通したキャリアアドバイザーが、女性のライフステージに対応した求人を紹介しており、女性を採用したい企業からも圧倒的な支持を得ています。

さらに、人材派遣の太いパイプを使った求人の質に定評があり、30代女性で転職に失敗したくないと考えている方にはパソナキャリアが向いていると言えます。

ただし、都心部や関西圏に集中しているため、地方在住の方には求人が少ない点がデメリットです。

とはいえ、全国的に求人を取り扱っているため、30代女性で転職を考えている方は、ぜひパソナキャリアを登録してみてください。

第6章：【30代正社員未経験者】におすすめの転職エージェント2選

30代で正社員未経験の方におすすめの転職エージェントが、以下の2つです。

• type転職エージェント
• doda

正社員を経験したことがなく、特に資格やスキルを持たない30代の方が転職するのは、簡単なことではありません。

そのため、できる限り多くの転職エージェントに登録し、自分の味方になってくれ、本気で転職を支援してくれるようなキャリアアドバイザーと出会うことが何より大切です。

ここまで紹介した転職エージェントを含め、これから紹介する転職エージェント全てに登録しましょう。

ここからは、それぞれの転職エージェントについて、詳しく解説していきます。

6-1:type転職エージェント

type転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職支援サービスです。

type転職エージェントには、以下のような特徴があります。

• サポートに定評がある
• キャリアアップにつながる優良求人が多い
• 求人が1都3県に限られる

type転職エージェントは、サポートに定評があり、きめ細かなやり取りや求人の紹介をするだけでなく、転職後のヒアリングも定期的に行っています。

キャリアアドバイザーとの相性にもよりますが、本気で転職したいという気持ちに応えてくれ、全力で転職のサポートを受けることが可能です。

さらに、キャリアアップにつながる優良求人が豊富で、正社員を経験したことがない人でもキャリア形成が望めます。

ただし、type転職エージェントの求人は、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県に限られることがデメリットです。

正社員未経験で対応エリアでの転職を考えている方は、必ずtype転職エージェントに登録しましょう。

6-2:doda

dodaは、転職支援事業の大手「パーソルキャリア株式会社」が運営する転職エージェントです。

dodaには、以下のような特徴があります。

• 求人が豊富で幅広い
• セミナーやイベントが充実している
• 担当者によってサポートの質に差がある

dodaは、総合型の大手転職エージェントで、求人の数が豊富で幅広い業種に対応していることが大きな強みです。

質の高いサポートを受けられる上に、企業への交渉力も高いため、好条件で転職できる可能性が高いです。

その上、セミナーやイベントが充実しているため、転職を成功させるために必要な知識や技術を身につけられます。

ただし、dodaはキャリアアドバイザーの人数が多いことから、担当者によってサポートの質が異なる点に注意が必要です。

とはいえ、数多くの質の高い求人にアクセスできるのはdodaの強みなので、正社員未経験の30代の方は、dodaの登録が必須です。

第7章：【30代年収500万円以上】におすすめの転職エージェント3選

30代で年収500万円以上を超える方は、以下3つの転職エージェントがおすすめです。

• キャリアカーバー
• ビズリーチ
• JACリクルートメント（JAC Recruitment）

中でもキャリアカーバーとビズリーチは、ヘッドハンティング型の転職エージェントで、他の転職エージェントとは異なります。

JACリクルートメントは、一般的な転職エージェントの側面を持ちながら、取り扱っている求人が全てハイクラス向けといった点が特徴です。

ここからは、それぞれの転職エージェントの詳細について解説していきます。

7-1:キャリアカーバー

キャリアカーバーは、株式会社リクルートが運営する、ヘッドハンティング型の転職支援サービスです。

キャリアカーバーの特徴は以下の通りです。

• 年収800万円以上の求人がメイン
• 在籍するヘッドハンターが優秀
• 長期的な転職活動になる

年収800万円以上の求人を豊富に取り扱っており、年収アップやキャリアアップを目指す人には最適な転職エージェントです。

在籍するコンサルタントおよびヘッドハンターが優秀なので、ハイクラスなキャリア形成に関して最適な提案をしてくれます。

一方で、ヘッドハンティング型の転職支援サービスなので、ヘッドハンターに依存してしまうこと、それに伴って転職活動が長期的になりやすいことに、注意しなければいけません。

また、年収が500万円を下回る方の場合は、求人をあまり紹介してもらえない可能性が高いです。

年収500万円以上の30代で、ハイクラスな転職を目指す方は、キャリアカーバーの登録が必須です。

7-2:ビズリーチ

ビズリーチは、株式会社ビズリーチが運営する、ヘッドハンティング型の転職支援サービスです。

ビズリーチには、以下のような特徴があります。

• ハイクラス求人をメインに取り扱っている
• 有料会員のプランがある
• 無料会員でできることが限られる

ハイクラス向けの求人を多数取り扱っており、管理職や役員といったエグゼクティブ転職にはビズリーチの利用が適しています。

さらに、ビズリーチは、月額2,980円（税別）の「タレント会員」と、月額4,980円（税別）の「ハイクラス会員」の２種類の有料プランがあることが特徴です。

無料会員でもヘッドハンティングでの転職が可能ですが、有料会員になればヘッドハンターを自分で選んだり、求人に直接応募したりできるようになります。

タレント会員は、年収1,000万円未満の求人へ応募駅、ハイクラス会員は全ての求人へ応募することが可能です。

ヘッドハンティング型の転職支援サービスでありながら、ハイクラス向けの求人を自ら応募していきたいという方は、ビズリーチの登録が必須です。

7-3:JACリクルートメント

JACリクルートメントとは、株式会社JACリクルートメントが運営する、管理職・専門職に特化した総合型の転職エージェントです。

JACリクルートメントの特徴には、以下のものがあります。

• 30代〜40代向けの求人が豊富
• コンサルタントの質が高い
• 市場価値が低いと案件を紹介されない

30代〜40代に適したハイクラス求人の豊富さが、JACリクルートメントの大きな特徴です。

営業職や管理職・専門職をはじめ、役員や幹部人材の求人が多く、他の転職エージェントでは出会えないような求人を見つけることができます。

さらに、JACリクルートメントには、800名以上ものコンサルタントが在籍しており、それぞれのコンサルタントの質も高いため、レベルの高いキャリア相談も可能です。

ただし、現在の年収が500万円未満など、市場価値が低い人材には、あまり案件を紹介されない場合があります。

すでに年収500万円以上を超え、さらにキャリアアップ、年収アップを目指している30代の方は、JACリクルートメントにぜひ登録してみてください。

第8章：転職エージェントの利用の流れ【30代向け】

ここまで、30代が登録しておくべき転職エージェントについて紹介してきましたが、ここからは転職エージェントの利用方法について見ていきましょう。

各社によって若干の違いはありますが、大まかな転職エージェントの利用の流れは、次の通りです。

1. HPから会員登録
2. 電話やメールで面談の日程調整
3. 担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
4. 複数社の求人提案を受ける
5. 書類の添削を受けて候補企業に応募
6. 面接対策を受けた後に企業との面接
7. 内定をもらい，退職から入社までのサポートを受ける

一つずつ解説していきます。

8-1:HPから会員登録

まずは、転職エージェントの公式ページで会員登録を行います。

転職エージェントの登録時は、同じ運営会社の別サービスに登録しないように注意が必要です。

たとえば、「マイナビエージェント」を、「マイナビ転職」や「マイナビジョブ」などと間違えないように気をつけましょう。

8-2:電話やメールで面談の日程調整

登録後、電話やメールで連絡が届き、以下の質問をされます。

• 転職希望の動機について
• 希望する職種や業種について
• 希望の年収について
• 面談の日時について

電話やメール等では簡単な質疑応答が行われ、面談の日程を調整するといった流れが一般的です。

具体的なキャリアカウンセリングは、面談時に行われます。

8-3:担当エージェントと面談・キャリアカウンセリグ

担当エージェントと、面談・キャリアカウンセリングを行います。

面談場所は、転職エージェントのオフィスで行われることが一般的ですが、日程や場所の都合が合わない場合は電話面談となります。

なお、初回の面談で行われるカウセリングの主な内容は、次の通りです。

• キャリアの棚卸し
• 希望の業種・職種
• 転職の動機
• 強みや弱みの洗い出し
• 転職するべきか
• どんな求人があるか
• 職務経歴書の書き方

など

キャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングを受けることで、気づけることが多くあります。

できる限り多くの転職エージェントに登録し、多くのキャリアアドバイザーと面談しましょう。

8-4:複数社の求人提案を受ける

次に、担当のキャリアアドバイザーから、複数社の求人を提案してもらえます。

転職エージェントや人材価値にもよりますが、総合型で求人数の多いエージェントであれば、一気に10〜20件提案してもらえる場合もあります。

中には、名前を聞いたことのある有名な大手企業や、全く知らなかった優良企業に出会えることも少なくありません。

選択肢の幅が広がれば広がるほど転職が有利になるので、できる限り複数の転職エージェントから求人の紹介を受けましょう。

8-5:書類の添削を受けて候補企業に応募

提案してもらった求人のうち、応募したい企業を決めたら、書類を作成して応募します。

職務経歴書や履歴書などの書類作成については、担当のキャリアアドバイザーが添削してくれます。

採用を有利に進めるためにも、質の高い書類を担当者と一緒に作成しましょう。

8-6:面接対策を受けた後に企業との面接

求人へ応募後は、採用面接の前に、まずは面接対策が行われます。

面接の基本的な受け答えをはじめ、転職エージェントによっては、企業ごとの対策を教えてもらえる場合もあります。

8-7:内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける

面接後、企業から採用・内定をもらえたら、退職から入社までのサポートを受けられます。

上司に退職を報告する方法や流れから、退職後に必要な手続きまで教えてもらえるので、退職手続きについて不安な方でも安心して転職を進めることが可能です。

さらに、内定が出た後に、担当のキャリアアドバイザーが、給与の交渉や入社日の調整もしてくれます。

第9章：30代が転職エージェントをうまく活用するための注意点

転職を成功させるためには、ただ転職エージェントに登録するだけでなく、うまく活用することが大切です。

30代が、転職エージェントをうまく活用する注意点には、以下の8つがあります。

1. 複数の転職エージェントを利用していることを伝える
2. 学歴・経歴・スキルは、嘘をつかず正直に伝える
3. 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
4. 2週間に1回は転職エージェントに連絡して、転職意欲を見せる
5. 転職エージェントには、素早い返信を心がける
6. 推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
7. 担当者との相性が合わない場合は、担当者を変更してもらう
8. 同じ案件に、複数の転職エージェントから応募しない

それぞれの注意点について、解説していきます。

9-1: 複数の転職エージェントを利用していることを伝える

転職エージェントの面談時、複数の転職エージェントを利用していることを伝えましょう。

なぜなら、「うちで転職させたい」と思ってもらえるためです。

転職エージェントは、人材を企業に紹介することによって、企業から報酬を得ています。

つまり、他社の転職エージェントで転職されれば、売上につながらないわけです。

複数の転職エージェントを利用していることを伝えれば、より転職に成功できる可能性が高まるでしょう。

9-2: 学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える

学歴や経験、スキルなどは、必ず正しいものを伝えましょう。

嘘の情報は必ずバレますし、情報の誤りが発覚した場合は、サービスの利用停止も考えられます。

たとえスキルや経験のない30代の方でも、転職できる企業はきっとあるはずです。

そのため、嘘の情報で登録するなど、転職エージェントが使えなくなるかもしれないリスクを犯すのは、絶対にやめましょう。

9-3: 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく

転職の希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておくのが、転職エージェントをうまく活用するコツです。

なぜなら、転職希望の時期を早めに設定することで、キャリアアドバイザーが優先して対応してくれる可能性が高い からです。

転職市場において、30代よりも20代の方が、ポテンシャルの観点から市場価値が高いとされています。

少しでもサポートの熱量を上げてもらって、20代の転職希望者より有利に転職活動するためにも、実際よりも早めの時期で、転職希望を出しておくことは大切です。

9-4: 2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる

2週間に1回は、転職エージェントに連絡して、転職する意欲を見せましょう。

キャリアアドバイザーとしても、連絡をしてこない登録者よりも、こまめに連絡をしてくれる登録者の方が、転職に対する意欲を感じられます。

転職意欲が高いと判断されれば、優先的にサポートを受けられるため、より有利に転職活動を行うことができます。

9-5:転職エージェントには素早い返信を心がける

転職エージェントには、素早い返信を心がけることも大切です。

特に、面接の日程調整時や面接後など、企業の採用試験前後は、迅速な返信を心がけましょう。

その理由は、以下の2つです。

• 面接日程の調整時に返信が遅れると、求人が埋まる可能性がある
• 面接後にキャリアアドバイザーが、企業へフォローを入れてくれる

転職活動は、ライバルとの求人の奪い合いでもあるので、ちょっと対応が遅れただけで希望の求人が埋まることも少なくありません。

そのため、キャリアアドバイザーとの連絡は、素早い返信を心がけましょう。

9-6:推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する

推薦文は、転職エージェントに任せっきりにせず、自分でも確認するようにしましょう。

推薦文とは、キャリアアドバイザーが企業に人材を紹介する際に作成する書類のことで、転職希望者がどういう人物か、またどのような理由で推薦できるのかを記しています。

しかし、キャリアアドバイザーによっては、経歴をそのまま書いただけで、転職希望者の魅力が一切伝わらない推薦文を、作成している場合もあります。

そのため、一度自分で推薦文を確認することが非常に大切なのです。

転職エージェントによっては、推薦文を非公開にしているところもありますから、本人が「確認したい」意思を示さなければ、見せてもらうことはできません。

推薦文が、企業に与える印象は小さくないので、必ず自分でも確認するようにしましょう。

9-7:担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう

担当者との相性が合わなければ、必ず担当者を変更してもらいましょう。

担当するキャリアアドバイザーは、人それぞれ違いがあり、質の良し悪しもそうですが、相性もあります。

相性が合わない状態では、連絡がうまく噛み合わなかったり、日程調整がうまくいかなかったりなど、転職が遠のいてしまうことも考えられます。

また、キャリアアドバイザーとの意思疎通がうまくいっていなければ、仮に転職できたとしても、「思っていたのとは違う」というミスマッチにもなりかねません。

転職エージェントによっては、キャリアアドバイザーの変更を受け付けていないところもありますが、その場合は転職エージェントごと変えることも手段の一つです。

相性の合うキャリアアドバイザーと出会うためにも、できる限り多くの転職エージェントに登録し、できる限り多くのキャリアアドバイザーとやりとりしてみましょう。

9-8:同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない

複数の転職エージェントへの登録は必須ですが、同じ案件に複数の転職エージェントからの応募は、絶対にやめましょう。

企業によっては、複数の転職エージェントに求人を出している場合もあります。

そこで、複数の転職エージェントから同じ求人に応募してしまえば、企業からしても転職エージェントからしてもデメリットしかありません。

そうなると、その企業の選考を受けることも、転職エージェントを利用し続けることも難しくなるでしょう。

そのため、間違っても別々の転職エージェントから、同じ企業の求人に応募しないようにしなければいけません。

まとめ

いかがでしたか？

最後にこの記事のポイントを振り返ります。

30代で転職を成功させるためには、転職エージェントの利用が必須です。

そして、登録する転職エージェントは、一社だけではなく複数社にしましょう。

転職エージェントにはさまざまな種類の求人があり、在籍するキャリアアドバイザーも人それぞれ個性があります。

自分に合った求人・キャリアアドバイザーを見つけるためにも、複数社に登録することが大切です。

今回紹介した、30代の全員が登録必須の転職エージェントをはじめ、自分に合った転職エージェントには全て登録し、相性の合う転職エージェントを一つに絞って転職活動を進めましょう。