あなたは、
「
などとお考えではありませんか?
結論から言えば、SIerからフリーランスエンジニアになることは十分可能です。
会社によっても異なりますが、SIerで勤めていればエンジニアとしての基礎的なスキルは身についていることが多いため、フリーランスエンジニアとして働き続けられると考えられます。
では、具体的にSIerからフリーランスエンジニアになるためにはどうすれば良いのか?
こちらの記事では、1章でSIerからフリーランスエンジニアになれる理由を紹介し、2章と3章でフリーランスエンジニアになるメリット・デメリットについて紹介していきます。
そしてメリット・デメリットがわかったら、4章でフリーランスエンジニアになって失敗しないためのポイントを紹介し、5章でフリーランスエンジニアになるためのステップについて解説しています。
最後の6章ではフリーランスエンジニアに必須の案件紹介サイトを8つ紹介しているので、是非最後まで読み進めていって、フリーランスエンジニアへの一歩を踏み出してください。
- この記事のもくじ
-
- 第1章:SIerからフリーランスエンジニアになるのは十分可能
- 第2章:SIerからフリーランスエンジニアになる5つのメリット
- 2-1:収入アップが期待できる
- 2-2:働く時間や場所を選ぶことができる
- 2-3:仕事内容や関係者を選ぶことができる
- 2-4:自分で意思決定して仕事を進めることができる
- 2-5:支払ったお金は経費として計上できる
- 第3章:SIerがフリーランスエンジニアになるデメリット
- 3-1:収入面でのデメリット
- 3-1-1:自分で仕事を探す必要がある
- 3-1-2:病気や事故で休んでも誰もフォローしてくれない
- 3-2:社会的信用面のデメリット
- 3-2-1:ローンが組みにくくなる
- 3-2-2:新規にクレジットカードが作りにくくなる
- 3-2-3:賃貸契約が結びにくくなる
- 3-3:福利厚生面のデメリット(社会保険が無い)
- 第4章:フリーランスエンジニアになって失敗しないための3つのポイント
- 4-1:スキルを身につけてから独立する
- 4-2:常に案件を獲得できるように紹介サービスにはすべて登録しておく
- 4-3:リスクヘッジの感覚をもつ
- 第5章:フリーランスエンジニアになるための4つのステップ
- 5-1:独学もしくはプログラミングスクールでスキルを磨く
- テックキャンプ(TECH::CAMP)【エンジニアスクール】
- テックアカデミー(TechAcademy)
- 5-2:副業から始める
- ITプロパートナーズ
- シューマツワーカー
- 5-3:フリーランスエンジニアになるための準備をする
- 5-4:会社に退職届けを出してフリーランス生活スタート
- 第6章:フリーランスエンジニアに必須の案件紹介サイト8選
- 6-1:MidWorks
- 6-2:ギークスジョブ
- 6-3:レバテックフリーランス
- 6-4:tech tree
- 6-5:チェンジアップ
- 6-6:フューチャリズム
- 6-7:フォスターフリーランス
- 6-8:PE-BANK
- まとめ
第1章:SIerからフリーランスエンジニアになるのは十分可能
SIerからフリーランスエンジニアになることは、十分可能です。
その理由には以下の2点があります。
- SIerとしての経験が案件獲得時に有利に働く
- エンジニアの業界は人手不足
SIerは上流工程を担うことが多いため、案件の営業から受注、開発、納品までの流れを把握することができます。
SIerでの経験は、フリ―ランスエンジニアになってから有利に働くケースがほとんどです。
また、エンジニアの業界は人手不足な傾向にあり、外部委託としてフリーランスと契約を結ぶ企業も少なくありません。
つまり、
ただし、フリーランスエンジニアは、スキルを重要視されやすいため、SIerでエンジニアとしてのスキルを高めておく必要があります。
第2章:SIerからフリーランスエンジニアになる5つのメリット
SIerからフリーランスエンジニアになると、主に以下5つのメリットがあります。
- 収入アップが期待できる
- 働く時間や場所を選ぶことができる
- 仕事内容や関係者を選ぶことができる
- 自分で意思決定して仕事を進めることができる
- 支払ったお金は経費として計上できる
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
2-1:収入アップが期待できる
SIerからフリーランスエンジニアになれば、収入アップが期待できます。
SIerをはじめ、サラリーマンは、業務に見合った報酬を得ていない可能性が高いです。
なぜなら、売上を上げても会社が中抜きしていて、社員に十分に還元されていないためです。
SIerの会社には、システムエンジニアの他に、営業部や経理部、人事部など、エンジニア以外にさまざまな業務を行う従業員がいます。
会社というチームで売上をあげて、その利益をチームで分配されるため、SIerとしてどれだけ頑張っても、収入が急増する可能性は低いです。
一方で、フリーランスエンジニアの場合は、営業から経理まで全ての業務を自分でこなすため、事業の売り上げが全て自分のものになります。
要するに
2-2:働く時間や場所を選ぶことができる
働く時間や場所を選べるのも、フリーランスエンジニアのメリットの一つです。
一般的なSIerのように、企業に常駐して開発等を行う必要がなく、パソコンなど働ける環境さえ整っていれば、働く場所も時間も自由です。
それによって、たとえば子育てに参加しやすくなりますし、また両親の介護にも従事しやすくなります。
2-3:仕事内容や関係者を選ぶことができる
仕事内容や関係者を選ぶことができるのも、フリーランスエンジニアになるメリットの一つです。
SIerで働いている場合、会社から与えられた仕事を行う必要がありますし、その仕事で関わる人と付き合っていかなければいけません。
つまり、やりたい仕事とやりたくない仕事を自分で選ぶことはできませんし、苦手な人や関わりたくない人とも付き合わないといけないのがSIerの仕事です。
しかし、フリーランスエンジニアになれば、どんな仕事をするのかは自分の自由ですし、関わりたくない人とも自分の意思で縁を切ることができます。
そのため、
2-4:自分で意思決定して仕事を進めることができる
SIerからフリーランスエンジニアになると、自分で意思決定して仕事を進められるというメリットもあります。
上述したように、SIerのエンジニアは基本的に会社から与えられた仕事をこなす必要があり、自分で仕事を選ぶことができません。
さらに、仕事をする中で「こうした方が良いのでは?」「こっちのやり方の方が良い」と思っても、すでに決められた仕事に対して自分の意思を通すのは困難な場合がほとんどです。
一方で、フリーランスエンジニアになれば、上司がいないので、何か意思を通す時に上司の承認を得る必要がありません。
たとえば取引先の受注金額や納期、納品物をはじめとしたさまざまな意思決定の事項を自分で行えます。
会社の方針等もないので、
2-5:支払ったお金は経費として計上できる
フリーランスエンジニアは、支払ったお金を経費として計上できるメリットがあります。
会社員として働いている場合、仕事で使う道具は自費で購入しなければならず、会社の経費として落とすことはできません。
正しく言えば、会社員は経費の代わりに「給与所得控除」があるため、給与から天引きされる税金が抑えられているものの、たとえば仕事で使う文房具を購入する場合は給与から支払うことになります。
一方で、フリーランスエンジニアの場合は、経費として計上できるため、仕事をするために使った分の金額は税金の対象にはなりません。
なお、給与所得控除の最低控除額が65万円なので、年間で経費に65万円以上かかる人にとっては、フリーランスエンジニアになることで高い恩恵を受けられるでしょう。
第3章:SIerがフリーランスエンジニアになるデメリット
SIerがフリーランスエンジニアになるデメリットには、大きく分けて以下の3つがあります。
- 収入面でのデメリット
- 社会的信用面のデメリット
- 福利厚生面のデメリット
ここからは、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
3-1:収入面でのデメリット
SIerがフリーランスエンジニアになる1つ目のデメリットが、収入面に関することです。
具体的には、以下2つがデメリットとして考えられます。
- 自分で仕事を探す必要がある
- 病気や事故で休んでも誰もフォローしてくれない
ここからは、2点のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
3-1-1:自分で仕事を探す必要がある
フリーランスエンジニアは、自分で仕事を探す必要があり、仕事が取れなければ収入がない点がフリーランスのデメリットです。
SIerなど企業に勤めるエンジニアの場合、会社から仕事を与えられるため、自分から営業活動をしなくても仕事ができ、収入も安定的に得ることができます。
その点、フリーランスエンジニアは、仕事と収入が不安定になりやすいです。
さらにフリーランスエンジニアは、景気変動に弱く、継続の案件が突然打ち切られる可能性があるなど、営業以外にも仕事・収入におけるリスクがあります。
常に複数の取引先と仕事を行うようにすれば、一件が打ち切られても、収入的なダメージも減らすことができます。
仮に営業力に自信がなく、人脈もほとんどないエンジニアは、「クラウドテック」などのフリーランス向けの案件紹介サイトの利用がおすすめです。
クラウドテックは、フリーランスの案件を紹介してくれるだけでなく、怪我や病気などで収入が途絶えるリスクをサポートしてくれるサービスです。
これから、SIerからフリーランスエンジニアになろうと考えている人は、是非登録してみてください。
その他にも、第6章でおすすめの案件紹介サービス8つを紹介しているので、リスクヘッジのためにもぜひチェックしてみてください。
3-1-2:病気や事故で休んでも誰もフォローしてくれない
フリーランスエンジニアの収入面におけるデメリットの2つ目が、病気や事故で休むと誰もフォローしてくれないことです。
会社員のエンジニアとして働いている場合、病気や怪我などで仕事ができなくなれば、労災保険が適用されたり、有給休暇を利用できたりして収入に大きな影響が出ることはあまりありません。
しかし、フリーランスエンジニアとなれば、病気や怪我をして働けなくなれば、収入に大きなダメージを受けてしまいます。
そのため、
また、万が一のために、保険に加入しておくのも選択肢の一つです。
フリーランスの保険が充実している、案件紹介サイトを2つ以下で紹介します。
【サポート充実】おすすめサイト2選
◼️MidWorks
- Midworks
-
正社員でフリーランスな エンジニアライフを Midworksで実現しませんか?
Midworksの特徴 - 保有案件数は業界最大級!
- フリーランスでも正社員並みの保障付き!
- 業界を熟知したコンサルタントによるフォロー!
MidWorksは、フリーランス向けに手厚い保険・保証を設けていることが特徴の案件紹介サイトです。
手厚い保険を受けつつ、フリーランスエンジニアとして働きたい人は是非登録してみてください。
◼️フリーナンス
- フリーナンス
-
フリーランス・個人事業主を支えるお金と保険のサービス
フリーナンスの特徴 - アカウント維持費:0円!
- フリーランス特化型補償:0円!
- 請求書の現金化(即日払い):手数料3%~
フリーナンスは案件紹介サイトではありませんが、フリーランスの事故や健康を保証してくれるサイトです。
フリーナンスのサービス 「あんしん補償」では、仕事中の事故で最大5,000万円の補償がおりるだけでなく、著作権侵害などによる事故に最大500万円の補償がおります。
これから
3-2:社会的信用面のデメリット
続いて、2つ目のフリーランスエンジニアのデメリットが、会社員と比べて社会的信用が低いことです。
具体的には以下のようなデメリットがあります。
- ローンが組みにくくなる
- 新規にクレジットカードが作りにくくなる
- 賃貸契約が結びにくくなる
ここからは、社会的信用面におけるこれら3つのデメリットについて詳しく紹介していきます。
3-2-1:ローンが組みにくくなる
フリーランスエンジニアになれば、SIerの時よりも社会的信用が低いため、ローンが組みにくくなります。
たとえば以下のような各種ローンを組むのが基本的に難しくなります。
- マイカーローン
- 住宅ローン
- カードローン
- 教育ローン
など
なぜなら、会社員は毎月安定した収入が得られる一方で、フリーランスは収入が不安定になりやすいため、毎月確実に返済できる可能性が比較的低いことが原因です。
そのため、
3-2-2:新規にクレジットカードが作りにくくなる
続いて、フリーランスエンジニアになれば、新規のクレジットカードが作りにくくなります。
ローンが組みにくいのと同様に、クレジットカードで利用した額を確実に返済できる見込みが低いことが原因です。
そのため
3-2-3:賃貸契約が結びにくくなる
続いて社会的信用における3つ目のデメリットが、賃貸契約が結びにくくなることです。
フリーランスだからといって、賃貸契約ができなくなるわけではありません。
しかし、管理会社や不動産のオーナーによっては、フリーランスの家賃の支払い能力に対して不安に思われることも多いです。
保証会社の審査に通らないなど、場合によっては賃貸の契約ができないこともありえます。
そのため、
3-3:福利厚生面のデメリット(社会保険が無い)
最後、3つ目のフリーランスエンジニアのデメリットが、福利厚生面によるものです。
福利厚生面においては、具体的に以下のようなデメリットがあります。
- 厚生年金から国民年金になる
- 社会保険から国民健康保険になる
厚生年金や社会保険や労使折半となっているため、会社員の場合はそれぞれにかかる保険金を半額会社が負担してくれています。
しかし、フリーランスエンジニアになることで全額自己負担になるため、その分支払う保険料も高くなる点に注意が必要です。
また、年金保険において老後に受給できる金額は厚生年金に加入していた人の方が多くなることが一般的です。
そのため、フリーランスエンジニアになって国民年金に切り替わると、老後の受給額が減る可能性が高くなることに注意しなければいけません。
このように、フリーランスエンジニアになるとSIerの時よりも福利厚生が弱くなってしまいます。
第4章:フリーランスエンジニアになって失敗しないための3つのポイント
フリーランスエンジニアになって失敗しないためには以下3つのポイントが大切です。
- スキルを身につけてから独立する
- 常に案件を獲得できるように紹介サービスにはすべて登録しておく
- リスクヘッジの感覚を持つ
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
4-1:スキルを身につけてから独立する
SIerからフリーランスエンジニアになって失敗しないよう、スキルを身につけてから独立することをおすすめします。
エンジニアスキルが高ければ、フリーランスエンジニアとして成立するというわけではありませんが、ある程度のスキルレベルがなければ案件を受注するのは難しいです。
たとえばエンジニアの勉強をしていて、知識はあるけど実務経験がないという人は、フリーランスエンジニアとして活躍するのは難しいでしょう。
最低でも2〜3年の実務経験は有している方が良いですし、エンジニアのスキルは高いに越したことはありません。
スキルレベルが低いと、いざフリーランスとして独立しても案件がなかなか受注できずに、結局社員に戻ってしまうことが考えられます。
そのため、
「5-1」では短期間でスキル習得が可能なプログラミングスクールを紹介していますので、参考にしてみてください。
4-2:常に案件を獲得できるように紹介サービスにはすべて登録しておく
常に案件を獲得できるように、
フリーランスエンジニアとして長く働き続けるためには、常に案件を受注している状態でなければいけません。
国内には、フリーランスエンジニアを対象とした案件紹介サービスがいくつかあるので、それらに登録すると常に案件を獲得できる状況を作ることができます。
6章で、フリーランスエンジニアが登録必須の案件紹介サイトを8つ紹介しているので、是非チェックしてみてください。
4-3:リスクヘッジの感覚をもつ
フリーランスエンジニアになって失敗しないために、リスクヘッジの感覚を持つことも大切です。
なぜならフリーランスとして働く以上、さまざまなリスクがあり、突然起こるトラブルも最小限に抑える必要があるためです。
具体的に言えば、フリーランスエンジニアには以下のようなリスクがあります。
- 案件が急に打ち切られるリスク
- 病気や怪我をして仕事ができなくなるリスク
- クレジットカードやローンが通らなくなるリスク
など
このように、フリーランスエンジニアとして長く働き続けるために、常にリスクヘッジの感覚を持っておきましょう。
第5章:フリーランスエンジニアになるための4つのステップ
SIerからフリーランスエンジニアになるためには、次の4つのステップが大切です。
- 独学もしくはプログラミングスクールでスキルを磨く
- 副業から始める
- フリーランスエンジニアになるための準備をする
- 会社に退職届けを出してフリーランス生活スタート
ここからは、それぞれのステップについて1から解説していきます。
5-1:独学もしくはプログラミングスクールでスキルを磨く
まずは独学あるいはプログラミングスクールで、スキルを磨くことが大切です。
すでにプログラマーとしてのスキルが高ければ必要ありませんが、エンジニア未経験からSIerに入社した人や、入社してまだ2〜3年目の人は、独学あるいはスクールに通って知識とスキルを上げることをおすすめします。
先述したように、フリーランスエンジニアになるためには、ある一定以上のスキルレベルが必要です。
なお、スキルが足りなければ独学でスキルを身につけるのも手段の一つですが、独学には時間がかかってしまうデメリットがあります。
独学にかかる時間をお金で買う感覚で自己投資したら、早い段階でフリーランスエンジニアになって収入を伸ばし、プログラミングスクールにかかった費用を素早く回収しましょう。
ここからは、おすすめのプログラミングスクールを、2社紹介していきます。
テックキャンプ(TECH::CAMP)【エンジニアスクール】
- TECH::CAMP(エンジニアスクール)
-
業界最大級!未経験者対象のプログラミングスクール!
TECH::CAMP(エンジニアスクール)の特徴 - あらゆるテクノロジースキルが学び放題!
- マンツーマンで最適な学習プランを提案!
- 全国に6教室。オンライン受講も可能!
テックキャンプは、株式会社divが運営するプログラミングスクールです。
テックキャンプには以下3つの特徴があります。
- 転職成功率99%以上
- 通学形式(東京・大阪・名古屋・福岡)またはオンライン形式
- 専属のキャリアアドバイザーがキャリア形成をサポート
テックキャンプは全国4ヶ所にスクールを作っており、スクール近辺に居住している人は通学しながら学ぶことができます。
スクールに通えない人も、オンライン形式で受講が可能です。
さらに、専属のキャリアアドバイザーがキャリア形成をサポートしてくれるため、高い確率で転職できるだけでなく、フリーランス志望者向けのサービスも提供しています。
そのため、
テックアカデミー(TechAcademy)
- TechAcademy(テックアカデミー)
-
自宅で学べるオンラインのプログラミングスクール
TechAcademy(テックアカデミー)の特徴 - 受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく!
- チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる!
- オリジナルサービスやオリジナルアプリなどの開発までサポート!
TechAcademyはキラメックス株式会社が運営するプログラミングスクールです。
TechAcademyには、以下3つの特徴があります。
- 料金は129、800円から
- オンライン形式のみ
- 全18コース
TechAcademyは、他のプログラミングスクールと比べて、多くのプログラムコースを設けており、自分が身につけたスキルに特化した学習を行えることが特徴です。
SIerで働いて最低限のエンジニアスキルが身についている人は、TechAcademyを利用して自分の足りないスキル・知識を補うことができます。
5-2:副業から始める
ある程度エンジニアとしてのスキルが高くなった人は、いきなりフリーランスになるのではなく副業から始めましょう。
あらかじめ副業から始めることで、固定の顧客と収入を得ることができ、それによってスムーズにフリーランスとして働き始めることができます。
逆に、いきなりフリーランスになると、まずは顧客を探して案件を受注し、収入を安定させることから始めないといけないので、そこでつまずく可能性が出てきます。
そのため、
可能であれば、副業で給料の半分以上稼いでおくのが理想です。
また、副業として案件を取得する際は、案件紹介サイトを利用しましょう。
以下では、副業案件に向いている案件紹介サイトを2つ紹介していきます。
【副業案件向け】おすすめサイト2選
ITプロパートナーズ
- Hajimari (ITプロパートナーズ)
-
IT起業家・フリーランスの自立を支えるお仕事紹介サービス
Hajimari (ITプロパートナーズ)の特徴 - 週2日からの案件紹介!
- エンド直なので高単価!
- トレンド技術を取り入れた魅力的な案件多数!
ITプロパートナーズは、週2〜3日から稼働可能な案件を多く取り扱っていることが特徴の案件紹介サイトです。
通常、エンジニア案件の契約は、週5日程度のフルタイムが多いですが、週2〜3日程度なら副業から始めるには最適です。
また、
これから、副業を始める人は、是非ITプロパートナーズに登録してみてください。
シューマツワーカー
- シューマツワーカー
-
エンジニア・デザイナーの副業・複業案件紹介
シューマツワーカーの特徴 - 週10時間からスタートアップに参画できる!
- 月10万円(平均)の副収入をGET!
- 専属コンシェルジュによる充実のサポートあり!
シューマツワーカーは、ベンチャー企業やスタートアップの企業からの案件が多い、案件紹介サイトです。
ただし、まだ新しいサイトなので認知度が低くく、案件の数も多くはないため、シューマツワーカーと別で他の案件紹介サイトも登録することをおすすめします。
5-3:フリーランスエンジニアになるための準備をする
続いて、副業での収入や案件が安定してきたら、フリーランスになるための準備をしましょう。
無計画にフリーランスになってしまうと、金銭的に続けられなかったり、手続きや事務処理などが後回しになったりなど、失敗につながることが考えられます。
フリーランスになる前の必要な準備には、大きく分けて以下の3つがあります。
- お金や収入に対する準備
- 仕事で使うツールの準備
- 役所関係の手続きの準備
フリーランスの準備については、以下の記事で詳しく解説しているので、これからフリーランスエンジニアになる予定の方は、是非チェックしてみてください。
フリーランスになる前に必要な3つの準備とは?今からでもできること
5-4:会社に退職届けを出してフリーランス生活スタート
フリーランスとしての土台が整ったら、会社に退職届を出してフリーランス生活をスタートさせましょう。
フリーランスを始める時期は自由なので、退職したその日からフリーランスエンジニアとして働くことができます。
ただし、
法律上、2週間前までに退職届を提出すれば会社を辞めることはできますが、仕事の引き継ぎ等で1ヶ月は余裕を持っておく必要があります。
また、会社との仲がこじれて退職すると、退職に際する書類の作成が遅れるなどのトラブルになる可能性もあるため、気持ちよくフリーランスを始めるためにもできる限り円満退社を目指しましょう。
第6章:フリーランスエンジニアに必須の案件紹介サイト8選
フリーランスエンジニアになったら、案件紹介サイトを利用して、常に案件を確保できる状況を作っておくことが大切です。
中でもおすすめの案件紹介サイトには、以下の8つがあります。
- MidWorks
- ギークスジョブ
- レバテックフリーランス
- tech tree
- チェンジアップ
- フューチャリズム
- フォスターフリーランス
- PE-BANK
フリーランスエンジニアになれるか不安な人は、これらのサイトに登録して、どんなレベルや報酬額の案件があるのかを確認し、副業からスタートするのも手段の一つです。
ここからは8つの案件紹介サイトについて詳しく解説していきます。
6-1:MidWorks
- Midworks
-
正社員でフリーランスな エンジニアライフを Midworksで実現しませんか?
Midworksの特徴 - 保有案件数は業界最大級!
- フリーランスでも正社員並みの保障付き!
- 業界を熟知したコンサルタントによるフォロー!
MidworksはBranding Engineerが運営する
Midworksの特徴には以下のものがあります。
- 契約時の発注金額を公開している
- 案件のマージン率が低い
- 保証や保険が手厚い
Midworksは、契約時の発注金額を公開している案件紹介サイトで、自分のスキルレベルに適した案件を見つけやすいことが特徴的です。
案件のマージン率が10%〜15%と低いので、発生した報酬額のほとんどを受け取ることができます、
さらに、
是非登録してみてください。
6-2:ギークスジョブ
- ギークスジョブ
-
日本最大級のITフリーランス専門エージェント!
ギークスジョブの特徴 - 高額予算の独占案件を保有!
- 保有案件が多いから仕事がない期間がない!
- キャリアアップにつながるコンサルティングあり!
ギークスジョブは取引実績は1、000社以上で、15年以上の歴史がある
ギークスジョブの特徴は以下の2点です。
- WEB・スマホアプリ開発の案件に強い
- サポートが充実している
また、各種サポートが充実している特徴があり、たとえばフリーランスエンジニア向けにセミナーを開催したり、会社員と同等の福利厚生を設けたりしています。
さらに、常に最新の市場ニーズを独自に分析しているため、今後フリーランスとして長く働いていけるようなキャリアアップサポートも受けられます。
ぜひ登録してみてください。
6-3:レバテックフリーランス
- レバテックフリーランス
-
業務委託・常駐フリーランス専門エージェント!
レバテックフリーランスの特徴 - あなたのスキルがダイレクトに収入へとつながる!
- 独自案件で発注額が高い!圧倒的な低マージン!
- まだフリーになるか決めていない方や 情報収集したいだけの方もお気軽に!
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営する
レバテックフリーランスの特徴には、以下の3つがあります。
- 案件の種類が幅広い
- 独自の福利厚生がある
- 報酬の支払いが早い(末締め翌月15日支払)
レバテックフリーランスは、案件の種類が幅広いことが特徴で、たとえばソーシャルゲーム案件 や、インフラエンジニアの案件 など多種多様です。
独自のサポート体制を取っており、レバテックフリーランス経由でプロジェクトに参加すれば、宿泊施設の格安利用ができる など独自の福利厚生があるのも特徴の一つです。
また、報酬の支払いがほかエージェントよりも早く、月末締めで翌月15日に支払われるので、資金繰りがしやすいといったメリットがあります。
6-4:tech tree
- tech tree
-
ITエンジニア・フリーランスの求人案内サービス
tech treeの特徴 - 業界大手企業群と優良直請け案件が多数あり!
- 開発会社ならではの独自教育及びサポートシステム!
- 専任のキャリアパートナーによる安心のフォロー体制!
tech treeは、株式会社レイハウオリが提供するサービスで、サービス開始が2018年とまだ
tech treeの特徴には、以下の3つがあります。
- 好条件の独占案件を保有
- 独自のサポートが手厚い
- 登録から案件紹介までが最短で当日中
tech treeは、独自のネットワークで得られた
また、独自のサポートが手厚く、他にはないサポートとしてたとえば「確定申告代行」や「正社員登用制度」があります。
ぜひ登録してみてください。
6-5:チェンジアップ
- チェンジアップ(CHANGEUP!)
-
転職×フリーランス|エンジニアの仕事探しなら
チェンジアップ(CHANGEUP!)の特徴 - 業界初!?転職とフリーランスどちらでも情報収集ができる!
- しっかりとしたヒアリングであなたのスキルを無駄なく活かせる!
- 仕事が決定した後も専任のスタッフが継続的にサポート!
チェンジアップ(CHANGEUP!)は、株式会社ユナイテッドウィルが運用する
チェンジアップには、以下3つの特徴があります。
- 正社員の求人も取り扱っている
- スタッフがエンジニア業界に詳しい
- 首都圏を中心に対応
チェンジアップは、フリーランスの案件だけでなく、正社員の求人も取り扱っている案件紹介サイトです。
スタッフがエンジニアの業界に詳しいため、登録者とのヒアリングを行って、その人に最適な案件を紹介してくれます。
6-6:フューチャリズム
- フューチャリズム
-
フリーエンジニア専門の案件紹介サービス
フューチャリズムの特徴 - 最高月収120万円!
- 支払いサイト最短15日!
- 業務開始まで最短1週間
フューチャリズムは、上場企業のポート株式会社が運営している、
フューチャリズムの特徴には、以下の3つがあります。
- スキルアップに特化した案件が強み
- 高報酬の案件が豊富
- 支払いが最短15日
フューチャリズムは、高単価でスキルアップにも特化した案件が豊富な紹介サイトです。
また、報酬の支払いは最短15日と、他の支払いサイトと比較しても早く報酬を受け取れるため、特にフリーランスエンジニアになりたての時期は、資金繰りがしやすくて初動を早められる点が魅力です。
これからフリーランスエンジニアを目指す人は、登録必須です。
6-7:フォスターフリーランス
- フォスターフリーランス
-
フリーランスITエンジニアの案件・求人サイト
フォスターフリーランスの特徴 - 案件の半数以上が直取引で高単価!
- 利用者満足度90%以上!
- 20年のノウハウでサポートに自信あり!
フォスターフリーランスは、20年以上もの
フォスターフリーランスには、以下4つの特徴があります。
- 専門のコーディネーターがスキルを評価
- 営業力に定評がある
- 常駐型の案件が中心
- 都心部に集中している
フォスターフリーランスは、IT業界を熟知したコーディネーターによってエンジニアとしてのスキルを正しく評価し、その人に最適な案件を紹介してもらえます。
営業力に定評があり、さまざまな好条件の案件を多数取り扱っているため、フリーランスエンジニアとして収入アップ・スキルアップが可能です。
ただし、フォスターフリーランスの案件は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県の常駐型のみなので、地方のフリーランスには適さない点に注意が必要です。
6-8:PE-BANK
- PE-BANK
-
設立から四半世紀!フリーランスエンジニアの独立をサポート!
PE-BANKの特徴 - 平均年収800万円以上 ※関東エリア
- 取扱案件数は常時5万件超!
- ITエンジニアの方へ総合的なサポート!
PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営する
PE-BANKの特徴は、以下の3つがあります。
- 確定申告のサポートがある
- マージン率が低い
- 地方エンジニアにコミット
PE-BANKは、フリーランスの確定申告をサポートしているほか、マージン率が低いため、報酬額の多くを受け取ることができます。
また、
まとめ
いかがでしたか?
最後にこの記事のポイントを振り返ります。
- 【SIerからフリーランスエンジニアになる5つのメリット】
-
- 収入アップが期待できる
- 働く時間や場所を選ぶことができる
- 仕事内容や関係者を選ぶことができる
- 自分で意思決定して仕事を進めることができる
- 支払ったお金は経費として計上できる
- 【SIerからフリーランスエンジニアになるデメリット】
-
- 収入面でのデメリット
- 社会的信用面のデメリット
- 福利厚生面のデメリット
- 【フリーランスエンジニアになって失敗しないための3つのポイント】
-
- スキルを身につけてから独立する
- 常に案件を獲得できるように紹介サービスにはすべて登録しておく
- リスクヘッジの感覚を持つ
- 【フリーランスエンジニアになるための4つのステップ】
-
- 独学もしくはプログラミングスクールでスキルを磨く
- 副業から始める
- フリーランスエンジニアになるための準備をする
- 会社に退職届けを出してフリーランス生活スタート
- 【フリーランスエンジニアに必須の案件紹介サイト8選】
-
SIerからフリーランスエンジニアになることは十分可能で、それによって多くのメリットを得られます。
ただし、フリーランスになることでさまざまなデメリットも存在し、たとえば収入が高くなりやすい一方で、不安定になりやすいことが懸念すべき点です。
また、6章で紹介したフリーランス向けの案件紹介サイトのほかにも、本文中で以下4つの案件紹介サイトもおすすめしています。
- 【おすすめの案件紹介サイト】
-
これら案件紹介サイト全てに登録して、フリーランスエンジニアとして長く働き続けましょう。