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公開日 : 2020.6.6
最終更新日 : 2021.4.14

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キャリアカーバーとビズリーチを徹底比較!おすすめな方の特徴も紹介

キャリアカーバーとビズリーチってなにが違うの?

 「キャリアカーバーとビズリーチのどちらが自分に合っているのだろう?」

ヘッドハンティングサービスやハイクラス転職サービスの利用を考えている方は、そんなことをお考えではないでしょうか。

年収600万円以上の求人や役職付きのハイキャリア求人に出会いたい方に、おすすめのハイクラス転職サービス

その代表格であるキャリアカーバーとビズリーチは、どちらも一見似たようなサービスですが特徴が異なります。

より自分に合ったサービスを活用して転職し、キャリアアップを成功させたいですよね。

この記事では、キャリアカーバーとビズリーチの詳細について紹介するとともに、「ハイクラス転職」をどうやって成功させるか、有効なサービス利用法や、どういった方におすすめかなどの特徴を紹介します。

この記事のもくじ

1章:キャリアカーバーとビズリーチはハイクラス転職サービス

キャリアカーバーとビズリーチは、どちらもハイクラス人材に向けた転職サービスです。

経験豊富な経営層や実績を持つ方、年収の高い管理職や技術者などのハイキャリア層、またはそうした求人を探している方に向けて転職サポートを行います。

両者ともハイクラス転職サービスですが、運営会社やサービスの内容、紹介できる求人などに違いがあります。

 ハイクラス人材&ヘッドハンター&企業のプラットフォーム

上記の図で示したように、キャリアカーバー、ビズリーチは共に、「ハイクラス人材」と「ヘッドハンター」と「企業」の3者を繋ぐプラットフォームの役割を果たしています。

あなたのような「求職者」が高収入で経験を積める求人情報を探したり、優秀な人材が欲しい「企業」や、その情報を持つ「ヘッドハンター」が、適した人材をマッチングさせるサービスとして活用されています。

2章:キャリアカーバーとビズリーチの特徴・比較

キャリアカーバーとビズリーチ、どちらもハイクラス層に向けた転職サービスということはわかりましたが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、運営母体やサービス内容などに焦点を当てて比較していきます。

2-1:キャリアカーバーとビズリーチの運営会社を比較

これから、キャリアカーバーとビズリーチの運営会社を比較していきます。

2-1-1:キャリアカーバー

キャリアカーバー

リクルートのハイクラス転職・求人サービス

キャリアカーバー
キャリアカーバーの特徴
  • あなたに合った求人を丁寧にご提案!
  • 年収800万〜2000万円の求人多数!
  • 登録後はスカウトを待つだけ!

会社名:株式会社 リクルート

所在地:〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 

グラントウキョウサウスタワー

資本金:6億4,335万円

代表者:代表取締役社長 小林大三

創立:1977年11月28日

(商号変更2012年10月1日)

サービス開始時期:2014年6月

キャリアカーバーは、リクルートが運営しているサービスです。

リクルートは、人材サービスを幅広く手がけており新卒向け就職情報サイトや若手向け転職サイト、エージェントサービスなどを展開しています。

歴史が長く知名度も高いため、企業が採用関連のサービス利用を考えた際に第一想起される企業といえるでしょう。

2-1-2:ビズリーチ

ビズリーチ

選ばれた人だけのハイクラス転職サイト

ビズリーチ
ビズリーチの特徴
  • 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く!
  • 企業の中核を担うハイクラス求人に出会える!
  • 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上!

会社名:株式会社ビズリーチ

所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1

資本金:1億3,000万円

代表者:代表取締役社長 多田 洋祐

創立:2007年8月

サービス開始時期:2009年4月

ビズリーチは株式会社ビズリーチが運営しています。

創業は2007年と比較的新しい企業ですが、積極的な広報活動、TVCMなどで認知度が上がり近年注目されています。

社名にもなっているハイクラス層の転職サービス「ビズリーチ」をはじめ、20代に層を絞った「キャリトレ」、経営者や人事担当者に向けた人材管理サービス「ハーモス」など、特徴的なサービスを展開しており、後発ですが他企業にない強みを見せています。

2-2:キャリアカーバーとビズリーチの登録審査と費用を比較

キャリアカーバーは、登録審査がなく誰でも登録が可能で、全てのサービス利用にお金がかかりません。

会員登録時に個人情報や学歴・職歴などを記入し、それをもとにヘッドハンターからスカウトや連絡が届きます。

登録自体は簡単な記入で問題ありませんが、より詳細な内容を記載することでヘッドハンターの目に留まりやすく、適した求人を紹介してくれる可能性が上がります。

一方、ビズリーチは、サービス登録にあたり審査が必要になります。

会員登録時に個人情報の他、職歴や年収、保有資格などを記入して申請します。

この際に記入した内容は、登録後に変更することが可能ですが、審査中は変更することができません。

適当に記入したり事実ではないことを記入して審査に落ちてしまう可能性もあるので、申請前に詳細まで記入する必要があります。

登録審査に落ちてしまうケースとしては、年収が基準より低い、転職回数が極めて多い、経験・スキル・資格が不足している、勤務期間が短すぎるなどがあるようです。

また、普遍的ではない職業(芸能関係・自営業・文筆業など)や、社会人経験がない場合などがあるようです。

また、「スタンダードステージ」という無料会員と「プレミアムステージ」という有料会員に分かれており、有料会員にはさらに2つのクラスに分かれています。

全ての機能を使うためには有料会員になる必要があり、無料会員では面談確定の「プラチナスカウト」のみ閲覧・返信が可能、特別な求人のみ応募可能などの制約があります。

有料会員のクラス分けは、登録者の選択制ではなく年収によって振り分けられます。

基準は、登録時の年収額が750万円未満が「タレント会員」、750万円以上が「ハイクラス会員」となっており、会員属性に応じて支払額が変わります。

2-3:キャリアカーバーとビズリーチの公開求人とヘッドハンターの比較

公開求人数、ヘッドハンター数を比較すると、ビズリーチの方が豊富なようです。

多数の求人にアプローチできることで、自分の希望や能力に合った求人に出会える可能性は高いといえるでしょう。

しかし、有料会員に登録しなければ、希望の求人が見つかってもヘッドハンターや企業から面談確約のスカウトが届かない限り応募はできません。

一方、キャリアカーバーでは、求人検索や応募が無料でできるため、ヘッドハンターからのアプローチがなくとも、自分から応募してアピールする機会を無料で手にすることができます。

ヘッドハンターへの相談が無料なので、自分に合うヘッドハンターと出会えるまで相談を繰り返すなど、期間・予算に限られず比較的気軽に活用することができます。

2-4:キャリアカーバーとビズリーチのスカウト方法を比較

キャリアカーバーとビズリーチの一番大きな違いは、企業が登録者のデータに直接アクセスできるかどうかでしょう。

キャリアカーバーでは、企業が直接データベースにアクセスして登録者をサーチしたりスカウトすることはできません。

一方、ビズリーチではそれが可能なので、ヘッドハンターを経ずに、企業から直接スカウトが届くことがあります。

キャリアカーバー特有のスカウト方法としては、顧問求人スカウトがあります。

顧問求人スカウトとは、企業が経験豊富な人材に知識・経験をもとにしたアドバイスや経営支援などを求めて、企業顧問を探しているケースです。

ビズリーチ特有のスカウト方法は、面談確約のスカウトです。

スカウトが届いた時点で書類審査は通過したものとみなし、登録者が希望すれば面談日程の調整に移ります。

企業が直接アプローチできる点も大きいでしょう。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

2-5:転職活動がバレにくいのはキャリアカーバー

登録を考えている方の中には、転職活動をしていることを今の会社に知られたくない方も多いでしょう。

ハイクラスの転職であれば、なおさら上司に引き留められたり、昇進やキャリアに影響を与える可能性もあります。

それでは、転職活動が今の会社にバレにくいのはどちらの転職サービスでしょうか。

2-5-1:企業への情報公開の範囲が異なる

バレにくさという点では、キャリアカーバーに分があります。

基本的にどちらのサービスも、「氏名」「メールアドレス」「電話番号」「生年月日」を除いたレジュメの情報が公開されます。

あくまでも匿名の情報ではありますが、ハイクラス人材はキャリアや職歴から絞られたり、業界特有の資格などで所属企業や競合企業の人間が見れば特定できてしまうケースがあります。

さらに、ビズリーチは企業が登録者のデータベースにアクセスすることが可能なので、比較的バレやすくなるのです。

2-5-2:今の会社にバレないための対策

ビズリーチに登録する場合、所属企業に転職活動していることがバレない対策として、公開設定を変更することができます。

職務経歴書を非公開にする、特定の企業のみ、特定のヘッドハンターのみ非公開にするなどの設定が可能です。

バレたくない企業を事前に登録した上でレジュメを公開することで所属企業に公開されることを防げます。

一方、キャリアカーバーでは、特定のスカウトのみ非公開の設定はありませんが、元々企業は人材データベースにアクセスできないため、バレるリスクが少ないのです。

3章:キャリアカーバーのメリットとおすすめな人の特徴

ここまで、キャリアカーバーの特徴をビズリーチと比較してきました。

キャリアカーバーを選ぶメリットは、下記の通りです。

  • ハイクラス向けなのに全機能無料
  • 審査なしで利用可
  • 担当コンサルタントを自分で選択可能
  • 顧問求人の掲載

そしてキャリアカーバーがおすすめな人は、「ヘッドハンティングサービスを利用したことがなく、まずは自分の市場価値や求人状況を知りたい方」です。

キャリアカーバーは、全ての機能を無料で使うことができるので、サービスの使い方やどのような求人が公開されているかを確認することができます。

また、スカウトの量や求人内容を見ることで、自身の市場価値の理解にも繋がります。

審査もなく数分で登録できるので、まずやってみるといいでしょう。

また、顧問求人のスカウトという特徴的な内容もあるため、比較的年齢層の高いハイクラス求人やリタイア後の職探しをしている方にもおすすめです。

なによりも完全無料でサービスを利用することができるので、ハイクラス転職に少しでも興味を持ったら登録してみることがおすすめです。

4章:ビズリーチのメリットとおすすめな人の特徴

ビズリーチのメリットは、下記の通りです。

  • 非公開求人数が豊富
  • ヘッドハンター数が豊富
  • 企業からのスカウト機能
  • 求人を検索して自ら応募も可能(有料)

の4点が大きな魅力です。

ビズリーチがおすすめな人は、「時間をかけて自分にあった求人を探し出し、企業に自らアプローチしたい現在年収600万以上の方」です。

一部有料にはなりますが,比較的時間があり能動的に転職活動を行いたい方には、多数の求人にアプローチできて、自分から応募することができる点は大きな魅力です。

他のエージェントやヘッドハンティングサービスを利用してみた結果、満足がいかなかったり希望の求人に出会えなかった、ヘッドハンターと相性が合わなかったという方も、求人案件数やヘッドハンター数が多いビズリーチであれば出会える可能性があります。

そして、すでに高年収をもらっていて、評価されるスキルや経験を豊富に積んでいる方であれば、「面談確約スカウト」など熱烈なスカウトを受けることも可能でしょう。

なによりも、求人数の多さが魅力なので、ハイクラス転職を考え始めたのであれば、情報収集や転職成功率を上げるためにも必ず登録しておきたいサービスです。

5章:失敗しないためのハイクラス転職サービスの使い方

ハイクラス転職サービスを利用する上で、適切な転職サービスを選ぶべきですが、その他にも重要なポイントとして下記の3つが挙げられます。

  • 複数の転職サービスを活用しよう
  • ヘッドハンターを見極めよう
  • 外資系や海外転職したいなら別のサービスを使おう

それでは順番に解説していきます。

5-1:複数の転職サービスを活用しよう

転職活動では、いかに多くの情報を集め、自分に適した求人に出会えるかが重要です。

特に、ハイクラス求人は企業の新規プロジェクトや組織改革などに伴って募集されることが多く、競合他社に知られたくないセンシティブな情報も多分に含まれます。

そのため多くの案件が非公開求人となり、少数のヘッドハンターや転職サービスにしか提供されていないことが多いのです。

そのため、転職サービスによってヘッドハンターや持っている求人案件が異なるので、複数登録してなるべく多くの情報を集めましょう。

5-2:ヘッドハンターを見極めよう

ヘッドハンターにも優秀な人、相性の合う人、サポートが手厚い人など様々な特徴があります。

またヘッドハンター自身が精通している業界や職種も違います。

自分が望む業界に明るくないヘッドハンターは、求人情報を豊富に持っている可能性は低いですし、詳しくない場合、求人内容自体が曖昧で面談時に企業の求人と自分の能力が大きくかけ離れてしまう可能性もあります。

ヘッドハンターを見極めるには、実際に会うのが一番ですが、メールでもヘッドハンターの経歴や得意とする業界情報を確認しましょう。

反対に、自分の登録しているレジュメと紹介された求人とに親和性を感じなかった場合は、一度疑ってみる必要があります。

5-3:外資系や海外転職したいなら別のサービスを使おう

ハイクラス人材で転職サービスの利用を考えている方の中には、グローバルに展開している外資系企業や海外勤務を望む方も多いでしょう。

そうした方には、外資系や海外転職に強い転職サービスを利用することをおすすめします。

ここまで見てきたように、ハイクラス転職サービスはサービスごとに特徴があり、自分の希望にあったサービスを見つけること、複数登録することが重要だとお伝えしてきました。

しかし、キャリアカーバーとビズリーチは、どちらかというと国内企業向けの転職サービスです。

海外志向の強い方は、下記のサービスがおすすめです。

5-3-1:JACリクルートメント|外資系に強く実績多数

JACリクルートメント

管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの 高年収層に特化した転職エージェント

JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴
  • 年収800万円以上の求人多数!
  • 外資・グローバル転職に強い!
  • 各業界・職種に精通した約800名のコンサルタント!

JACリクルートメントは、ロンドン発の転職エージェントで、独自のグローバルネットワークを活用した外資系に強い転職エージェントです。

JACリクルートメントには以下の特徴があります。

  • 年収600万円~2000万円のハイクラス向け
  • マネジメント・専門職の転職に強い
  • 業界・職種に特化したコンサルタントが1200名在籍
  • 外資系・海外転職に強い

誰もが知る大企業の求人もあるため、より良い待遇を希望する方、グローバルに活躍したい方は、ぜひ登録してみてください。

5-3-2 :ランスタッド

ランスタッド

外資転職・ハイキャリアの転職なら

ランスタッド
ランスタッドの特徴
  • 外資・国内優良企業の独占求人が豊富!
  • グローバル企業なので外資系企業には特に強い!
  • 業界専属のコンサルタントがサポート!

ランスタッドは、オランダで設立されたグローバルな総合人材サービス会社です。

世界39か国に4500の拠点を持ち、ヘッドハンティングのサービスも展開しています。

日本におけるヘッドハンティングサービスについて、ランスタッドはハイクラスの人材に限定して展開しており、求人の年収は800万円以上が8割、1000万円以上が5割です。

グローバルネットワークを活かした、外資系転職への強さが売りで、

  • 大手外資企業のエグゼクティブ求人
  • 大手日本企業の海外採用

に特化しています。

そのため、外資転職を希望する場合は、必ず登録しておくことをおすすめします。

まとめ

ここまでキャリアカーバーとビズリーチの特徴を比較しながら、おすすめな方の特徴や「ハイクラス転職」の成功のさせ方についてみてきました。

ハイクラス転職は、企業の重要なポストになることが多いため基本的には非公開求人です。

またキャリアカーバーとビズリーチそれぞれにしか登録されていない独自案件も多いため、より良い案件をタイミング良く獲得するためにも、両方のサービスに登録することが重要です。

また登録さえしておけば、ヘッドハンターからスカウトが届くので、仕事が忙しくじっくり転職活動をしたい方にもおすすめです。

最後に、今回紹介したサービスの一覧を記載しておきます。

この記事を参考に年収をアップし、キャリアをワンランク上げる転職を成功させましょう。

キャリアカーバーとビズリーチを徹底比較!おすすめな方の特徴も紹介

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