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公開日 : 2020.6.6
最終更新日 : 2020.10.15

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三井不動産に転職する!転職成功の3つの方法と口コミから分かる実態

あなたは、

三井不動産に転職したい! 何からやれば良いのだろう?」

三井不動産の年収や仕事内容、やりがい などの実態が知りたい」

などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?

三井不動産は、不動産業界の最大手であり、また三井グループの御三家の一角でもある人気企業です。

年収も高く、規模の大きな仕事にも関わる機会が多いため、転職希望者も多いです。

そのため、三井不動産への転職を成功させるためには、ポイントを押さえて情報を集め、行動していくことが大事です。

そこでこの記事では、まずは三井不動産の特徴や転職のポイントを1章で説明し、2章では詳しい事業内容、事業計画について解説します。

次に3章では、三井不動産の待遇や残業、やりがいの実態について口コミを紹介し、4章では求人情報をピックアップして紹介します。

さらに5章では転職を成功させるための具体的なポイント、6章ではおすすめの転職エージェントをピックアップして紹介します。

興味のあるところから読んで、すぐに行動に移していきましょう。

この記事のもくじ

1章:三井不動産の特徴と転職のポイント

それではまずは、三井不動産の特徴と転職のポイントから説明します。

具体的な事業内容から知りたい場合は、2章からお読みください。

1-1:三井不動産の特徴

三井不動産は、国内最大手の不動産ディベロッパーです。

これから、三井不動産の特徴を一部紹介します。

■三井不動産の従業員数

三井不動産は単体で、「1577人」の従業員がおり、内訳は下記の通りです。

  • 賃貸:876人
  • 分譲:126人
  • マネジメント:91人
  • その他:131人
  • 全社(共通):353人

合計:1577人

特に賃貸部門の従業員数が多いことが分かります。

また、平均年齢は「40.7歳」平均勤続年数は「11.3年」となっています。

(いずれも2019年度の有価証券報告書のデータ)

■事業内容

三井不動産は「ららぽーと」をはじめとする商業施設、「霞が関ビルディング」「東京ミッドタウン」などのオフィスビル、「三井ガーデンホテルズ」などのホテルやリゾート施設の開発、運営事業を行っています。

また、不動産事業以外にも、ベンチャー企業への投資やライフサイエンス事業など、多角的な事業を経営しています。

■待遇

三井不動産は不動産業界では最大手であり、平均年収は約1200万円と好待遇です。

また、「人の三井」と言われるように、社風や人間関係が良く、働きやすいという評判も高い人気企業です。

それぞれ詳しくは後ほど解説します。

1-2:三井不動産への転職のポイント

三井不動産は人気企業ですので、転職する上では、いくつかのポイントを押さえておくことが大事です。

簡単にまとめると、主に以下の点です。

■三井不動産への転職のポイント

  • 信頼できる転職エージェントを見つける
  • 転職エージェントを積極的に活用する
  • リアルな実態を調べておく

転職のポイントについて、詳しくは5章で解説します。

転職を成功させるためには、三井不動産の事業について、詳しく知っておくことも大事です。

そこで次に、三井不動産の事業内容や計画について解説します。

2章:三井不動産の企業情報

三井不動産は、不動産ディベロッパーとして知られていますが、実は近年は多角的に事業を行っています。

また、デジタル技術の活用など新たな試みも行っていますので、転職活動を始める前にしっかり理解しておくことが大事です。

そこでこれから、三井不動産の事業内容とこれからの事業計画について詳しく解説します。

2-1:事業内容

それではこれから、三井不動産の事業について解説します。

三井不動産の事業は、主に以下のものがあります。

順番に解説します。

2-1-1:不動産事業

三井不動産の中核事業はもちろん不動産事業です。

主な物件に以下のものがあります。

■オフィスビル

  • 霞が関ビルディング
  • 汐留シティセンター
  • 大崎ブライトタワー
  • 大崎ブライトコア
  • 東京ミッドタウン

など

■商業施設

  • ららぽーと
  • 三井アウトレットパーク
  • 三井ショッピングパークアーバン

など

■ホテル・リゾート

  • 三井ガーデンホテルズ
  • ザ・セレスティンホテルズ
  • Sequence
  • NEMU Resort
  • はいむるぶし
  • 三井の森軽井沢カントリークラブ

など

これらのように、その地域のランドマークとなるような大型オフィスビルや、誰もが知る商業施設、全国にあるホテルやリゾートの開発が、三井不動産の主な事業です。

さらに、こうした開発以外にも、下記の事業を行っています。

■すまいとくらし(住まい、暮らしの総合サービス)

三井不動産は、グループでさまざまな「住まい」「暮らし」に関する事業を提供してきました。

このように住まい、暮らしに対して総合的にサービスを提供できるのは、三井不動産の強みの一つです。

  • 新築注文:三井ホーム
  • リフォーム:三井不動産リフォーム(三井のリフォーム)
  • 住宅管理:三井不動産レジデンシャルサービス
  • 賃貸住宅:三井不動産レジデンシャルリース
  • 仲介:三井不動産リアルティ(三井のリハウス)
  • 新築分譲:三井不動産レジデンシャル

https://www.mitsuifudosan.co.jp/sumai/?id=global

■不動産ソリューション

不動産ソリューションとは、法人の経営における不動産戦略の立案や、個人の不動産ビジネス、不動産の活用、相続対策などのサポートをする事業のことです。

三井不動産はこれまであらゆる不動産事業と関わってきたノウハウを保有しているため、そのノウハウを活かして企業や個人に戦略を提供しているのです。

こうした不動産事業に加えて、他にもこれから紹介するような事業も行っています。

2-1-2:ロジスティクス

近年は、EC市場の拡大や製造の効率の追求等の要因から、より効率的な物流(ロジスティクス)が必要とされるようになっています。

そこで、三井不動産は、効率的な物流施設を開発、提供する事業も行っています。

これが、三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)という事業です。

首都圏だけで20以上の物流拠点を保有しており、多数の企業の物流効率向上のためにサービスを提供しています。

2-1-3:ベンチャー共創

三井不動産は、アーリーステージやグロースステージのベンチャー企業に対する投資も行っています。

※アーリーステージとは、ベンチャー企業が事業を立ち上げてから軌道に乗るまでの間のことです。

グロースステージとは、収益モデルを確立し、事業をさらに拡大させる時期のことです。

具体的には、下記のような事業を行っています。

  • 31Ventures
    成長スピードに対応したオフィスの提供、ベンチャーコミュニティ運営、経営の総合的なサポート、ベンチャー企業への投資を目的としたファンドの運営
  • BASE Q
    ベンチャー企業や企業内の新規事業担当者、NPOなど様々な人が集めるスペースの運営

こうした取り組みから、大企業ではなかなか難しい新しいビジネス創出のサポートを行っているのです。

2-1-4:ライフサイエンス

三井不動産は、様々なベンチャー企業、大学、医療機関などと連携しながら、ライフサイエンス分野の事業も行っています。

具体的には下記のような事業を行っています。

  • LINK-J
    ライフサイエンス分野に従事する人、情報が交流する場となるコミュニティの構築
  • 資金の提供
    ライフサイエンス系ベンチャーへの投資
  • 場の整備
    シェアラボの整備、東大アントプレナーラボの管理運営など

このように、近年三井不動産は物流拠点の開発やベンチャー投資など、多角的に事業を行っているのが特徴です。

2-2:事業計画

三井不動産への転職を成功させるためには、三井不動産が行っている事業について理解しておくだけではまだ不十分です。

これから行おうとしている事業計画についても理解し、自分なりの考えを持っておくことも必要です。

三井不動産は、2018年に長期的な経営方針「VISION 2025」を策定しました。

VISION 2025は、

  • 街づくりを通して、持続可能な社会の構築を実現
  • テクノロジーを活用し、不動産業そのものをイノベーション
  • グローバルカンパニーへの進化

という事業における3つの方向性のことです。

具体的な取り組みとしては、下記の方針が掲げられています。

■「街づくりの一層の進化」

「街づくり」を通して様々な社会課題の解決に取り組む。またSociety5.0の場となるスマートシティの実現を目指す。

■「リアルエステートテック活用によるビジネスモデルの革新」

既存の事業において、より一層ICTを活用し、顧客満足度を高める。また、不動産事業ならではのICT活用によって、新しい市場や価値を創造していく。

■「海外事業の飛躍的な成長」

国内事業で培った三井不動産の強みやビジネスモデルを海外事業に展開することで、大きな営業利益を生み出す事業とする。

整理すると、デジタル技術の活用によってスマートシティやICTの活用といったことを目指すこと、さらに海外展開に力を入れることが2025年までの方針であるということです。

「VISION 2025」は、非常に重要な経営方針ですので、面接時にも話に出る可能性があります。

上記のポイントを押さえて、しっかり情報収集しておきましょう。

三井不動産の事業内容や計画をお伝えしましたが、「実際に入社した場合の待遇、残業などの実態が知りたい」という疑問もあると思います。

そこでこれから、口コミをから分かる実態を紹介します。

3章:待遇や残業時間は?三井不動産に関する口コミまとめ

転職活動するときには、待遇や残業、社風、業務内容などのリアルな実態について、口コミサイトを活用して情報収集することもおすすめします。

そこでここでは、三井不動産の「給与・待遇」「残業時間」「やりがい」「社風・人間関係」などについて、口コミをもとに紹介します。

3-1:給与・待遇

三井不動産の給与について、四季報では「1128万円」という結果が出ています。

また、口コミサイト「カイシャの評判」では営業系は590万円、企画、事務、管理系は588万円という結果が出ています。

大きくデータに乖離がありますが、口コミサイトの方は、30代前半の若手の口コミが多いこと、また非正社員の口コミが多いことから乖離が生まれていると思われます。

したがって、正社員の総合職や技術職として転職する場合は、もっと年収は高額になるはずです。

給与の口コミとして以下のようなものがありました。

■良い口コミ

①30代、女性、企画・事務・管理系

業績もよく社風がよいのはよい。

お休みがとりやすく、みんなよくお休みをとっている。

人間ドックが手厚く、2日の休みとほぼ全額補助がもらえる。

会社のお金で豪華ランチ会、飲み会がひんぱんにあるのでとてもうれしい。

②30代、女性、企画・事務・管理系

同年代と比較しても給与水準は高いほうだと思います。

残業や休日出勤が多いけれどサービス残業にせず、残業も働いた分はしっかり残業代が出ます。

ボーナスも多く出ます。

接待交際費も使用しやすいので、自己負担が少なく済むことが多い。

■悪い口コミ

30代、女性、営業系

総合職のハードな仕事に対して、楽すぎる事務職が高すぎる給料。

とくに数少ない女性総合職は、男性より事務職がフォローしてくれず負担が倍増で給料の割合あわない。

女性総合職の待遇をあげるべき。

基本給と能力給をあげるべき。

残業代がしっかり出ること、ボーナスが多いこと、福利厚生が充実していることなど、業績が良い大企業ならではのメリットが多く口コミされています。

一方、総合職の女性はハードであるという口コミもありました。

3-2:平均残業時間

三井不動産の残業時間は、口コミサイト「Open Work」によると「月28.3時間」という結果が出ています。

また、口コミサイト「カイシャの評判」によると営業系や企画、事務、管理系の職は、月20-40時間程度という結果が出ています。

したがって、おおむね残業は月に20-40時間程度と考えられます。

さらに、残業時間に関する口コミには下記のようなものがあります。

■良い口コミ

①30代、女性、企画・事務・管理系

比較的に休暇は取り易い。

入社月によるが、始めから有給が付与され使用する事が可能。

また、夏季休暇、・フレッシュ休暇等の付与あり。

(正社員はその他休暇あり)

出産休暇・育児休暇・介護休暇などの取得も可能。

➁30代、男性、ITエンジニア

残業はしたい人がすればよい。

したくなければ帰ればいいし、やることがあって残業しなければならないならすればいい。

というイメージで、すべての管理は自己に任されていた。

当然、法的に問題のある時間を超えそうになれば指導はある。

■悪い口コミ

①20代、女性、企画・事務・管理系

部署によるが、季節的に業務が集中したりする場合には、かなり残業時間を費やす時期もある。

でも、それは仕方の無いことだと思える。

労働時間については自由度が高く、残業が多すぎるということではない、という口コミが多いです。

とはいえ、時期によっては残業が多いこともあるようです。

3-3:仕事のやりがい・成長

仕事のやりがいや成長については、下記のような口コミがありました。

■良い口コミ

①30代、女性、企画・事務・管理系

三井ならではの大きなプロジェクトに触れることができ、その一助になれることは貴重な経験である。

②10代、その他

現地販売でのアシスタントに携わっています。

沢山のお客様が見えて、物件に対しての沢山の質問をされて成約に至までのプロセスを見守りお手伝いする仕事です。

担当営業の方が成約すると物凄く嬉しくまた私も物凄い達成感を味わえます。

■悪い口コミ

①30代、女性、企画・事務・管理系

【身に付くスキル、知識】自ら率先して学ぶ意欲がなければ、身につくスキル・知識はない。

他部署との円滑なコミュニケーションや根回しなど、歴史ある会社ならではの立ち回りは勉強になるが…

②30代、女性、企画・事務・管理系

【やりがいに感じる点・厳しさを感じる点】達成は感じませんでしたが着実に仕事を進めている感はあります。

大きなプロジェクトに関わることができる職や、直接顧客と関わる仕事にはやりがいがあるという口コミが多かったです。

一方で、良くも悪くも伝統的な日本企業であり、風通しの悪さを感じる口コミもありました。

3-4:人間関係・社員の雰囲気

働く上で非常に重要なのが、人間関係・社員の雰囲気ですが、下記のような口コミがありました。

■良い口コミ

①30代、女性、企画・事務・管理系

【働きやすい環境か】個人的には、とても働きやすかったので文句のつけようがありません。

個人的な理由で辞めざるを得なかったのですが、働き続けたかったと思うくらいです。

②30代、女性、企画・事務・管理系

【働きやすい環境か】とても働きやすい環境だったと思う。

人の三井と言われるだけあって、穏やかで人情味のある人が多かったと思う。

仕事もやるべきこと、目標がわかりやすく、やりがいや達成感など感じることができた。

■悪い口コミ

①30代、女性、企画・事務・管理系

【職場の雰囲気】高学歴の方が多いのはもちろんだが、一部、学閥を感じる時があった。

だが、そんなに嫌な感じではない。

②30代、女性、企画・事務・管理系

企業理念を叶えていく上でも、他社との連携や社内での人材活用など、様々な個性ある人を活かす必要があると思うが、似たようなタイプの社員が多く、競合他社に差をつけられていると感じる。

様々な個性の社員を採用し、社会へのコネクションの幅を広げると良いのでは。

人間関係や社風については、不満があるような口コミはなく非常に良好なようです。

悪い点があるとすれば、穏やかな人が多く競合と競う上で弱点になるのではないか、といってものでした。

人間関係や社風が良いというのは、これから転職する人にとって非常に良い情報ですね。

それでは、三井不動産にはどのような求人があるのでしょうか。

これから、実際に募集されている求人をピックアップし、待遇や仕事内容を解説していきます。

4章:三井不動産の採用情報

2020年3月現在、三井不動産の公式採用サイトでは求人募集がなされていません。

そこで転職エージェントのサイトに掲載されている求人情報から、ピックアップして一部を紹介します。

ただし、注意して頂きたいのが、転職エージェントでは、より高い待遇、役職が付く求人は非公開になっていることが多いということです。

したがって、これから紹介する求人より、さらに良い求人が見たい場合は登録してみる必要があります。

詳しくは5章で紹介しますので、まずは求人を見てみましょう。

4-1:採用職種

三井不動産では、大きく「総合職」「一般職(業務職)」「技術職」の求人が募集されています。

転職者向けの求人を一部紹介します。

4-1-1:三井不動産グループのオフィスビル管理技術者

オフィスビル管理技術者とは、三井不動産グループの施設の管理、工事管理等の業務全般を統括する仕事です。

具体的には、施設の運営管理を担当するグループカイシャの統括管理、危機管理、建物管理における新技術の導入などが業務になります。

■必須スキル

  • メーカー、自社工場での設備保全、生産技術の経験
  • メーカーでの自社製品の電気系の設計、メンテナンスの経験
  • ゼネコンでの設備関連の施工管理経験

など

■歓迎スキル(資格)

  • 第2種、3種電気主任技術者
  • 1級、2級電気工事施工管理技士
  • 建築物環境衛生管理技術者

■待遇

  • 年収:500万円~900万円
  • 出張:なし
  • 転勤:場合によりあり

4-1-2:三井不動産グループの技術職

三井不動産グループのオフィスビルの運営管理技術部門の中核的な立場で統括する仕事です。

管理業務の統括者として、入居テナントに安全を提供するための施策の企画立案が主な役割になります。

具体的には、

  • ビル全体の管理業務の統括
  • ビルの危機管理
  • 業務品質管理

などが業務内容になります。

■必須スキル

  • 電気設備の経験
  • インフラ系企業、海運会社、プラント建設会社等での経験

など

■歓迎スキル

  • 第3種電気主任技術者
  • 建物環境衛生管理技術者

■待遇

  • 年収:500万円~850万円

これらの求人は管理系の技術職の一部です。

近年は2章でも説明したように、デジタル技術を積極的に取り入れていることから、ITエンジニアの求人も多いようです。

ITスキルや経験を持つ場合、比較的転職しやすい状況にあります。

4-2:平均年収

三井不動産への転職希望者が気になるのは平均年収だと思います。

3章では口コミから紹介しましたが、ここでは三井不動産が出している有価証券報告書から見てみましょう。

年度 平均年収
2019年度 1263万4000円
2018年度 1112万5000円
2017年度 1141万6000円

これは、年齢40歳程度、平均勤続年数11~12年程度の、平均的な社員の平均年収です。

総合職や技術職として転職する場合は、年齢にもよりますが、この程度の年収を得られる可能性があります。

口コミを見ると、

「20代後半で1000万円を超える」

「30代後半で1500万円以上」

「部下のいる管理職は2000万円超え」

という情報もあり、不動産業界ではトップクラスの待遇が得られることが分かります。

このように待遇も良いため、三井不動産は転職先として人気企業です。

そのため、ただ実績がある、スキルや資格に自信があるというだけでは転職に失敗する可能性があります。

そのため、転職を成功させるためにはこれから紹介する転職のポイントを知った上で行動することをおすすめします。

5章:三井不動産への転職を成功させる3つのポイント

三井不動産への転職を成功させるためには、以下のポイントを知った上で行動することが大事です。

  • 【ポイント①】転職エージェントを活用する
  • 【ポイント②】転職エージェントは複数登録する
  • 【ポイント③】転職エージェントとの信頼関係を築く

順番に解説します。

5-1:【ポイント①】転職エージェントを活用する

まず、三井不動産への転職を成功させるためには、転職エージェントを利用することをおすすめします。

その理由は以下の4つです。

  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップや働き方など待遇の交渉も可能
  • 配属候補の部署について詳しい情報を教えてもらえる

順番に説明します。

5-1-1:【理由①】非公開求人を紹介してもらえる

そもそも、転職エージェントとは転職サイトとは違い、登録後に転職エージェントと面談し、転職活動について全面的にサポートしてもらえるサービスのことです。

転職エージェントは、転職サイトに公開されていない非公開求人を紹介してくれる点に特徴があります。

繰り返しになりますが三井不動産は人気企業ですので、倍率が非常に高くなることがあります。

そのため、公開求人から募集しようとすると高い倍率を勝ち抜かなければならなくなります。

そうなれば、あなたの魅力も企業側に十分伝わらないまま転職活動に失敗する可能性もあるのです。

また、会社側は有力な人材を選考する前に、転職エージェントに絞って欲しいと考えます。

そのため、良い待遇、良い役職の仕事ほど、転職エージェントが非公開求人で募集することが多いのです。

非公開求人は、エージェントが条件に一致すると考えた人のみ提案してもらえるため、公開求人から募集するより企業側からも注目してもらえやすいです。

そのため、非公開求人を見られる転職エージェントを利用するメリットが大きいのです。

5-1-2:【理由②】企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは、企業や職種に特化して転職活動をサポートしてくれます。

三井不動産は不動産業界のトップに君臨する企業ですので、他の会社を受ける時と同じような方法で受けても、受かる可能性は低いでしょう。

転職エージェントを利用すれば、三井不動産のことをよく知っているエージェントが、三井不動産に合わせて、

  • 職務経歴書の作成のアドバイス
  • 面接対策
  • 選考の日程調整
  • 面接後の企業に対するフォロー

等も行ってくれます。

転職エージェントは、転職が成功した場合に企業から「年収の〇%」といった形で報酬を受け取るため、あなたのことを全力でサポートしてくれるのです。

5-1-3:【理由③】年収アップや働き方など待遇の交渉も可能

転職サイトから応募する場合、あなたの待遇はほぼ決まっていますし、もし待遇に不満がある場合も、あなた自ら企業と交渉しなければなりません。

交渉に慣れていない場合は、なかなか交渉して待遇を上げるのは難しいです。

しかし、転職エージェントを利用すれば、あなたの代わりに会社と交渉をしてくれます。

そのため、「年収を上げたい」「こういうポジションが良い」といったあなたの要望を、企業に通しやすくなります。

転職エージェントは転職のプロであり、企業側とも信頼関係を築いています。

そのため、あなたが自分だけで交渉するより、ずっとスムーズに交渉可能なのです。

三井不動産の場合、専門的な経験やスキル、実績が求められることも多いです。

そのため、あなたの強みを正しく評価してもらうためにも、転職エージェントを利用してそれに見合った待遇にしてもらうメリットがあるのです。

5-1-4:【理由④】配属候補の部署について詳しい情報を教えてもらえる

転職活動時に重要なのが、配属候補の職種やポジションにおける

  • 実際の仕事内容
  • 残業時間
  • 実際の立場

等の情報を集めることです。

しかし、転職サイト等を通じて、自分だけで転職活動をする場合、面接時に尋ねる等の方法しかなく、情報を集めることが難しいです。

しかし、転職エージェントは特定の企業と継続的に取引していることも多いため、その会社のリアルな実態まで詳しく知っている場合も多いです。

そのため、転職エージェントを使って転職活動することで、配属候補の部署について詳しい情報を知ることが可能なのです。

さらに重要なのが、転職エージェントは複数登録するべき、ということです。

その理由をこれから解説します。

5-2:【ポイント②】転職エージェントは複数登録する

三井不動産に転職するために、転職エージェントを複数登録すべき理由は、以下の2つです。

  • 理由① 転職は情報収集が最重要
  • 理由② 担当エージェントの見極めも重要

順番に説明します。

5-2-1:【理由①】転職は情報収集が最重要

転職活動において最も重要なのが、情報収集です。

そのため、転職エージェントを選ぶときにも、複数登録して比較検討し、転職エージェントを選ぶことをおすすめします。

なぜなら、転職エージェントによって持っている非公開求人が異なるためです。

転職エージェントに登録しても、三井不動産の求人を持っていなかったり、競合企業の求人を持っておらず、比較検討することができない場合もあり得ます。

転職エージェントがどのような求人情報を持っているかは、企業とエージェントの信頼関係によって決まります。

そのため、転職エージェントを比較検討し、もっとも企業から信頼されていると思われる転職エージェントを見つけ、活用することをおすすめします。

5-2-2:【理由②】担当エージェントの見極めも重要

転職エージェントに複数登録し、あなたを担当するエージェントが信頼できるかどうか見極めることもとても大事です。

なぜなら、エージェントの中には自分の成績を上げるために、強引に転職させようとしてくる人もいるからです。

転職エージェントは転職を成功させると「転職者の年収の○%」という形で企業から手数料をもらいます。

その手数料で成り立つビジネスであるため、転職者は無料で利用できるのです。

そのため、中には、

「やたらとオファーを出している」

「こちらの意向より転職させることを重視している」

といった質の低い転職エージェントも存在するのです。

このような転職エージェントに当たってしまうと、転職を成功できない可能性が高まります。

そのため、あなたを担当する転職エージェントが、

  1. 業界・職種に詳しいかどうか
  2. 転職エージェント経験がどのくらいあるか
  3. 波長は合うか

といった条件を満たすかどうか、比較検討してみてください。

もしあなたに合わなければ、担当を変更することも可能です。

5-3:【ポイント③】転職エージェントとの信頼関係を築く

良い転職エージェントを見つけても、それですべて丸投げすればOKというわけにはいきません。

転職エージェントと信頼関係を築き、うまく活用することも大事です。

その理由には以下の2点があります。

  • 【理由①】担当エージェントから三井不動産への推薦が重要
  • 【理由②】良い条件の非公開案件を優先的に連絡してもらうことが重要

順番に説明します。

5-3-1:【理由①】担当エージェントから三井不動産への推薦が重要

転職エージェントは、企業に対してあなたを「こんなに良い人材がいますよ」と推薦状を書いてくれます。

推薦状とは、転職エージェントがあなたの強みや経験、人柄などを文章にして会社にPRする文章のことです。

企業に応募するときに履歴書等と共に送付されます。

しかし、転職エージェントは常に複数の転職者の相手をしているため、あなたとの信頼関係が築けていなければ、テンプレート通りの推薦状しか書いてくれないことがあります。

その場合は、企業側に対するPRにはなりません。

三井不動産への転職にチャレンジするなら、転職エージェントとの間で信頼関係を築き、しっかりと推薦状を書いてもらうことが大事なのです。

信頼関係を築くためには、

  • 転職エージェントとの面談時に自分の要望や経験等をしっかり伝える
  • エージェントとはマメに連絡を取り合う

といったことをするのが大事です。

5-3-2:【理由】 良い条件の非公開案件を優先的に連絡してもらうことが重要

転職エージェントには、常に非公開求人の情報が入ってきます。

しかし、エージェントはどのような求人でも転職者に紹介するわけではありません。

「この人なら転職に成功しそうだ」

「この人は信頼できるから、紹介してあげたい」

と思った人に、優先的に求人を紹介します。

そのため、日ごろから転職エージェントと信頼関係を作っておいて、三井不動産の求人を優先的に応募させてもらうことが大事なのです。

転職エージェントを活用する上でのポイントが理解できたでしょうか?

次に、三井不動産に転職するために、必ず登録しておくべき転職エージェントを紹介します。

6章:三井不動産への転職で必ず登録すべき転職エージェント

三井不動産への転職を成功させるためには、信頼できる転職エージェントを見つけること、そのために転職エージェントを複数登録しておくことが大事です。

そこでこれから、三井不動産に転職したい人が登録しておくべき転職エージェントを紹介します。

6-1:中途採用の場合

中途採用で転職する場合、以下の転職エージェントをおすすめします。

【中途採用におすすめの転職エージェント】

順番に解説します。

6-1-1:リクルートエージェント|求人数No.1の超優良エージェント

リクルートエージェント

\転職支援実績NO.1/ 転職支援実績は累計41万1,000名以上(2017年3月期時点)

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
  • 業界最大級の非公開求人数!
  • 実績豊富なアドバイザー!
  • 充実した転職サポート!

リクルートエージェントは、求人情報数が圧倒的に多いため、転職活動をする場合は、必ず登録しておくことをおすすめします。

実際、公開求人の中にリクルートエージェントのグループ会社の求人も多数あります。

転職エージェントでは、公開求人より非公開求人の方が多いため、登録すればさらに多くの求人にアクセスできます。

特により良い待遇、役職の求人ほど非公開求人で募集される傾向があるため、まずは登録してあなたの希望の求人がないかチェックしてみることをおすすめします。

6-1-2:パソナキャリア|サポート体制が最高ランク

パソナキャリア

求人数は業界トップクラス、40,000件以上!

パソナキャリア
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パソナキャリアは、人材大手パソナが運営する総合型の転職エージェントサービスです。

公開の求人が4万件以上あり、しかも公開求人は求人全体の20%にすぎずさらに多くの非公開求人があります。

求人数が多いことから、さまざまな求人を比較検討できるのが魅力です。

三井不動産のグループ会社の求人も多数登録されており、非公開求人にはもっと多くの求人がある可能性があります。

また、パソナキャリアはサポート体制が充実していて丁寧な対応が受けられることで評価が高いです。

そのため、パソナキャリアは、これからはじめて転職エージェントを利用する場合におすすめです。

ぜひ登録してみてください。

6-2:ハイクラス(年収800万以上)を目指す場合

「転職エージェントって何が違うの?」

と疑問がある場合もあるかもしれませんが、ハイクラス(年収800万円以上)を目指すなら、ハイクラス向けの転職エージェントに登録することが重要です。

なぜなら、転職エージェントはそれぞれ一般向け、ハイクラス向けなど、異なるターゲットを設定しており、ハイクラスを狙うならハイクラスが得意なエージェントに登録した方が有利だからです。

ハイクラス(年収800万円以上)を目指す場合は、下記の転職エージェントをおすすめします。

【ハイクラスにおすすめの転職エージェント】

順番に説明します。

6-2-1:キャリアカーバー|実際にHPにも掲載事例あり

キャリアカーバー

リクルートのハイクラス転職・求人サービス

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キャリアカーバーの特徴
  • あなたに合った求人を丁寧にご提案!
  • 年収800万〜2000万円の求人多数!
  • 登録後はスカウトを待つだけ!

キャリアカーバーは、以下の特徴を持つヘッドハンティング型の転職エージェントです。

  • 年収800万円~2000万円の求人が多数のハイクラス向けで、年収800万円以上の求人が5万件以上ある
  • 600名のコンサルタントの中から、自分に合う人を選べる
  • 業界最大手のリクルートが運営

キャリアカーバーの大きな特徴は、自分でコンサルタントが選べる点です。

自分で選べるため、得意な業界や経歴を見た上で、自分と相性が良さそうなコンサルタントを選べます。

三井不動産を希望する場合、不動産業界に強いコンサルタントを選ぶべきです。

キャリアカーバーは、公式サイトでも三井不動産の転職インタビューが掲載されており、三井不動産側もキャリアカーバーを活用していることが分かります。

三井不動産が積極的に活用しているのですから、必ず登録しておくことをおすすめします。

6-2-2:ビズリーチ|求人数やエージェント数が豊富

ビズリーチ

選ばれた人だけのハイクラス転職サイト

ビズリーチ
ビズリーチの特徴
  • 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く!
  • 企業の中核を担うハイクラス求人に出会える!
  • 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上!

ビズリーチは、ヘッドハンティング型の転職エージェントです。

審査をクリアしたヘッドハンターが3900人所属しており、あなたは無料登録することで、

  • プラチナスカウトの閲覧、返信
  • 公募や特集求人などの一部の求人への応募

が可能です。

また、有料会員登録(30日で3278円~)をすると、

  • すべてのスカウトの閲覧、返信
  • すべての求人の閲覧、応募
  • ヘッドハンターへの直接の相談

が可能です。

通常、多くの転職サービスは無料で利用可能ですが、ビズリーチは一部の機能を有料にすることで、ハイクラス(年収800万円以上など)の求人を持つ、良質なヘッドハンターを集めることに成功しています。

1000万円以上の求人が3分の1とハイクラス向けの求人が多いのも特徴です。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

なお、3章でも説明した通り、三井不動産の平均年収は1000万円を超えています。

したがって、ハイクラス向けの転職エージェントの方が活用しやすいかもしれません。

ぜひ登録しておくことをおすすめします。

まとめ

最後にこの記事の内容をまとめます。

【三井不動産の事業】

  • 不動産事業(オフィスビル、商業施設、ホテル・リゾート、住まい、不動産ソリューション、都市開発)
  • ロジスティクス
  • ベンチャー共創
  • ライフサイエンス

【三井不動産の計画(VISION 2025)】

  • 街づくりを通して、持続可能な社会の構築を実現
  • テクノロジーを活用し、不動産業そのものをイノベーション
  • グローバルカンパニーへの進化

【三井不動産の実態】

  • 平均年収:1263万4000円(2019年)
  • 平均残業時間:20-40時間程度

この記事の内容を参考に、すぐに行動を開始していきましょう。

三井不動産に転職する!転職成功の3つの方法と口コミから分かる実態

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