エグゼクティブ転職を成功させる全知識とおすすめエージェント10選

JACリクルートメントは、年収1000万円以上の求人も多数取り扱っており、公開されているだけでも1000件以上があります。

もちろん非公開求人も多数あり、外資系・海外転職にも強いです。

利用者の70％以上がエグゼクティブ・専門職・管理職なので、1000万以上の高い年収を目指すなら活用することをおすすめします。

3-4-2：キャリアカーバー

キャリアカーバーは、求人全体でも転職決定年収が900万円以上とハイクラス求人に特化している転職エージェントです。

年収1000万円以上の求人も1万件以上ありますので、高条件で転職したいなら必ず登録するべきです。

ヘッドハンティング型ですので、とりあえず登録してスカウトを待ってみることをおすすめします。

3-4-3：ビズリーチ

ビズリーチは公開求人が12万7000件、登録ヘッドハンターは3900人と圧倒的な規模の転職エージェントです。

求人の3分の1以上は年収1000万円を超えており、管理職や経営幹部など企業の中核を担うハイクラス求人に強いです。

高条件のたくさんの求人と出会える可能性があるため、年収1000万円以上を目指すなら、まずは登録しておくことをおすすめします。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

3-5：20〜30代に強い転職エージェント

20～30代の方はこれから紹介する転職エージェントがおすすめです。

3-5-1：JACリクルートメント（JAC Recruitment）

JACリクルートメントは、25歳未満から39歳までの転職実績が50％近くにもなります。

そのため、20代、30代でエグゼクティブ転職を成功させたい場合は、JACリクルートメントを利用することをおすすめします。

3-6：40代に強い転職エージェント

40代に強い転職エージェントを紹介します。

3-6-1：JACリクルートメント（JAC Recruitment）

JACリクルートメントは、転職決定者の4分の1ほどが40代前半（40～44歳）で、40代後半以上の年齢層の利用者が全体の4分の1程度を占めています。

つまり40代の利用者が多くの割合を占めているのです。

JACリクルートメントは、エグゼクティブ向けの求人が多いため、すでにある程度の年収や役職を持っている40代の方は必ず登録しておくべきです。

3-6-2：キャリアカーバー

キャリアカーバーは年収800万円～2000万円の求人が多数ある、ヘッドハンティング型のエージェントです。

40代の方は会社内でも役職がついていて忙しく、転職したくても時間がないという方も少なくないと思います。

ヘッドハンティング型は自分で動く手間が少ないため、忙しい40代の方でもっと高い役職、年収を目指したいという方におすすめです。

3-6-3：ビズリーチ

3-1でも紹介しましたが、ビズリーチは「年収1000万円以上の求人が全体の3分の1以上」「企業の中核を担うハイクラス求人に出会える」という特徴を持った転職エージェントです。

そのため、求人の多くは30代や40代の、会社内ですでに活躍している人材に向けたものです。

したがって、40代で「より高い役職を目指したい」「もっと年収を上げたい」という方におすすめです。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

3-7：外資系企業に強い転職エージェント

外資系企業への転職を検討している場合は、これから紹介する転職エージェントを利用することをおすすめします。

3-7-1：JACリクルートメント（JAC Recruitment）

JACリクルートメントはロンドン発祥の転職エージェントで、イギリス、ドイツ、アジア8カ国に独自のネットワークを持っています。

外資系・海外進出する企業の転職実績が多数あるため、コンサルタントから英文レジュメの添削などの独自のサポートを受けることもできます。

外資系企業への転職や海外への転職など、グローバルにキャリアアップを検討している人は必ず登録するべきです。

3-7-2：ビズリーチ

ビズリーチには外資系の求人情報が多数あり、公開されている求人のうち、外資系の求人は2000件以上、存在します。

また、英語を必要とする求人は、公開されているうちの2万件を超えており、公開求人の3割を超えています。

ビズリーチは求人情報の数が非常に多いため、外資系の転職を検討しているなら、こちらも必ず登録することをおすすめします。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

3-7-3：ランスタッド

ランスタッドは、世界39カ国、4700拠点を持つ総合人材サービスの外資系企業です。

巨大なネットワークを持っていることから、外資系のエグゼクティブ転職にも強みを持っています。

公開されている求人だけでも、年収800万円以上の外資系企業の求人が500件以上あります。

ぜひまずは登録し、どのような求人があるか確かめてみてください。

3-8：女性に強い転職エージェント

女性でエグゼクティブ転職を検討している場合は、これから紹介する転職エージェントがおすすめです。

3-8-1：パソナキャリア

パソナキャリアは、以下の特徴を持つ転職エージェントです。

• 総合人材サービス大手のパソナが運営する転職エージェント
• 公開求人が4万件以上と多い
• 女性の転職へのサポートが手厚い

特に、パソナキャリアは女性管理職の転職に強みを持っていることが特徴です。

パソナキャリアは、「管理職経験のある女性キャリアアドバイザーチームがサポート」「転職後のキャリアアップのサポートのために、勉強会、研修などがある」ということを行っています。

そのため、キャリアアップを目指す女性ならではの悩みやニーズにより沿ったサポートを受けることが可能なのです。

3-8-2：リブズキャリア

リブズキャリアは以下の特徴を持つ総合型転職エージェントです。

• 年収400万円以上の女性に特化した転職エージェント
• 「フレックス」「時短勤務」「育休の復職」「リモート」など女性ならではの条件で求人が探せる

リブズキャリアは女性に特化しているため、キャリアアップを目指す女性が利用しやすいです。

エグゼクティブとして転職したいけれど、家庭も大事にしたいという方なら必ず登録することをおすすめします。

3-8-3：JACリクルートメント（JAC Recruitment）

JACリクルートメントは、社内の40％以上が女性で女性管理職も20％以上と多く、女性の活躍を重視している会社です。

そのため、女性でエグゼクティブ転職を目指す方にも悩みや求める条件を理解して、転職のサポートをしてくれる可能性が高いです。

女性でエグゼクティブ転職を成功させたいなら、JACリクルートメントも登録しておいた方が良いでしょう。

3-9：IT業界に強い転職エージェント

IT業界でエグゼクティブ転職を成功させたいなら、これから紹介する転職エージェントがおすすめです。

3-9-1：ビズリーチ

ビズリーチは、公開求人の5万8000件のうち2万3000件以上、つまり約40％が「IT・インターネット」の求人情報です。

IT業界に特化した転職エージェントは他にもありますが、ビズリーチは幅広い求人を取り扱っており、しかもエグゼクティブ向けの求人が多数あります。

そのため、IT業界でのエグゼクティブ転職を検討している方は必ず登録することをおすすめします。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

また、ビズリーチはエンジニアに特化した『BINAR』というサービスも運営しています。

BINARは1000万円以上のスカウトが届く転職エージェントですので、高い条件で転職したいエンジニアは登録しておくべきです。

3-9-2：キャリアカーバー

キャリアカーバーは公開求人の約5万9000件のうちIT・インターネット業界の求人が1万4000件以上あります。

もちろんすべてハイクラス（年収600万円以上）の求人です。IT業界の幅広い求人を取り扱っていますので、ぜひ登録して求人を探してみてください。

3-10：海外勤務に強い転職エージェント

海外勤務も検討しているなら、これから紹介する転職エージェントがおすすめです。

3-10-1：ランスタッド

ランスタッドは世界39カ国にネットワークを持つ巨大人材企業ですので、海外勤務の求人と出会える可能性が高いです。

ランスタッドには公開されているハイクラス（年収600万円以上）の1200件の求人のうち、海外勤務の求人が200件以上あります。

海外勤務を目指すならぜひ登録して求人を探してみてください。

3-10-2：ビズリーチ

これまで何度か紹介したように、ビズリーチは外資系の転職エージェントで、海外にもネットワークを持っています。そのため、海外勤務の求人も、公開求人だけでも900件以上あります。

求人にはアジア勤務のものが多いですが、北米、ヨーロッパやそれ以外の地域の求人も多く存在します。

ビズリーチには幅広いエグゼクティブ向け求人情報がありますので、海外勤務を目指すならぜひ登録してください。

※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。

3-10-3：パソナキャリア 

パソナキャリアは業界大手の転職エージェントで、幅広いエグゼクティブ向けの求人があります。

公開求人は全体の一部ですが、それでも海外勤務の求人が270件以上あります。

外資系企業はもちろん、日系企業の海外進出なども数多くあります。

ランスタッドやビズリーチほど海外に特化しているわけではありませんが、国内と海外でまだ迷われている場合は、どちらも多くの求人を持つパソナキャリアをおすすめします。

ここまでさまざまな転職エージェントを紹介しましたが、エグゼクティブ・ハイクラスの転職させるためには、注意すべきポイントがあります。

次に詳しく解説します。

4章：エグゼクティブ・ハイクラス転職時に注意すべき2つのポイント

エグゼクティブ・ハイクラスの転職を成功させるためには、受け身でコンサルタントからの連絡を待つだけでは不十分です。

これから紹介するポイントを押さえて行動してみてください。

4-1：自分でも積極的に調査・分析を行う

転職を成功させるためにまず重要なのが、自分で積極的に調査・分析を行うことです。
そのために、まずは複数のエージェントに登録した上で、下記のポイントに注意して行動しましょう。

• まずは自己分析して、自分の強みや適正年収などを把握する
• 複数の転職エージェントに登録して比較検討する
• クチコミサイトを調査して、転職先候補の会社の実態を知る

順番に解説します。

4-1-1：まずは自己分析して、自分の強みや適正年収などを把握する

まず最初にやるべきなのが、自己分析によって自分の強みや適正年収などを把握することです。

転職活動において自己分析が大事なのは、これまでのあなたの実績、経歴からあなたの「市場価値」がどのくらいなのか明らかにするためです。

自己分析する上でおすすめなのが、「ミイダス（MIIDAS）」というアプリです。

「ミイダス」はあなたの経歴、経験、スキルなどの情報からデータ分析し、あなたの市場価値を明らかにすることができます。

必要な情報の入力は5分程度しかかかりません。

入力後には、以下のことを知ることができます。

• あなたの強みやストレス要因など、ビジネスマンとしての「行動特性（コンピテンシー）」
• 生まれ持った構成や心の状態などの「パーソナリティ」
• 企業からのオファーの年収相場 まずは自分自身の市場価値を知るために活用してみてください。

まずは自分自身の市場価値を知るために活用してみてください。

4-1-2：複数の転職エージェントに登録して比較検討する

転職エージェントを利用する上で重要なのが、複数の転職エージェントに登録することです。

理由は主に以下の2つです。

以上の理由から、複数の転職エージェントに登録し、自分に合う人を探すことが重要なのです。

4-1-3：クチコミサイトを調査して、転職先候補の会社の実態を知る

ビズリーチやキャリアカーバーのようなヘッドハンティングが前提のエージェントを利用していると、自分から企業の情報を調べるきっかけが少ないです。

しかし、企業の実態を知らずに入社すると、入ってみてから「やっぱり自分とこの会社は合わない」と離職の原因を作ってしまいます。

特に「社風」などは相性の合う、合わないが大きい要素である一方で、入社前に調べにくいものです。

また、日系企業から外資系企業への転職も検討している場合、日系企業とは異なる特徴があるため、その点も調査が必要です。

そこで、クチコミサイトを調査して、転職先候補の会社のリアルな実態を調べてみることをおすすめします。

クチコミサイトとしておすすめなのが以下のサイトです。

・OpenWork（旧Vorkers）　

これらのサイトでは、実際にその会社に在籍した社員がクチコミを投稿しており、その会社の実態を詳しく知ることができます。

特に一定以上の規模の企業ならたくさんのクチコミが投稿されていて、さまざまな視点からその企業のことを知ることができます。

登録しなければ詳しいクチコミ内容を見ることができないため、まずは登録してみてください。

4-2：転職エージェントを上手く活用する

4-1で紹介したことを行ったら、実際に転職エージェントに登録して、エージェントをうまく活用して行動していくことが大事です。

転職エージェントをうまく活用する上で大事なポイントは以下の点です。

• 複数の転職エージェントを利用していることを伝える
• 学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える
• 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
• 2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる
• 転職エージェントには素早い返信を心がける
• 推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
• 担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう
• 同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない

順番に説明していきます。

4-2-1：複数の転職エージェントを利用していることを伝える

転職エージェントに登録したら、コンサルタントに「複数の転職エージェントを利用している」ことを伝えましょう。

複数利用していることを伝えることで、コンサルタントは、「うちで転職させたい」と考えるはずです。

なぜなら、転職エージェントは、紹介した会社から紹介報酬をもらうためです。

そのため、複数エージェントを利用していることを伝えることで、コンサルタントがより丁寧にサポートしてくれる可能性が高まります。

4-2-2：学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える

言うまでもないことですが、「学歴」「経歴」「スキル」は、嘘をつかず正直に伝えるようにしましょう。

あなたがコンサルタントに伝えた情報や、サイトから登録した情報は、登録情報として記録されます。

もし嘘の情報を伝えると、それが記録として残りますので、後ほど矛盾が生じて嘘がばれると求人が紹介してもらえなくなる可能性があるのです。

4-2-3：転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく

転職希望時期は、実際よりも早めの時期をコンサルタントに伝えるようにしましょう。

なぜなら、コンサルタントは多数の転職者の相手を並行しているため、早い時期を伝えるとあなたの対応の優先度を上げてくれる可能性があるからです。

「良い会社があればすぐにでも転職したい」というように伝えておけば、よりスピーディーに転職活動が進むはずです。

4-2-4：2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる

転職エージェントには、2週間に1回以上のペースで連絡することをおすすめします。

なぜなら、頻繁なペースで連絡を取ることで、エージェントは「転職意欲が高い人だ」と考え、あなたのサポートの優先度を上げるからです。

連絡の頻度が少ないと、「この人はそこまで真剣じゃないのかもしれない」と思われ、あなたの対応が後回しになり、転職活動が円滑に進まなくなる可能性があるため注意しましょう。

4-2-5：転職エージェントには素早い返信を心がける

エージェントに登録し実際に転職活動をはじめると、コンサルタントと連絡を取り合うようになります。

この時の注意点は、コンサルタントへは素早い返信を心がける ことです。

特に、面接日程等を調整してもらっているタイミングや面接が終わった後などは、素早く連絡することが大事です。

その理由は以下の通りです。

• 面接日程の調整中に返信が遅くなってしまうと、希望の求人が埋まってしまう可能性がある
• 面接が終わった後には、コンサルタントが企業の担当者と連絡を取るため、あなたがアピールできなかった点をフォローしてくれる

したがって、大事なタイミングでは必ず素早くコンサルタントに連絡することが大事です。

4-2-6：推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する

エージェントを利用して企業に応募する場合、コンサルタントは、あなたの履歴書、職務経歴書とあわせて「推薦文」を作成し、企業に送ります。

推薦文とは、あなたがどのような人物で、どういった理由で推薦できるのか書いたものです。

つまり、あなたを売り込むための大事な文章が推薦文なのです。

しかし、駄目なコンサルタントにあたってしまうと、あなたの経歴をそのまま書いただけの推薦文を企業に送っている場合があります。

それでは、企業にあなたの魅力が伝わりませんし、企業の印象も良くありません。

そこで、企業に応募するときには、コンサルタントに「推薦文を見せてもらえませんか？」と聞いてみましょう。

丁寧なコンサルタントなら見せてくれるはずですので、確認してみましょう。

4-2-7：担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう

転職エージェントのコンサルタントと対応する中で、「相性が合わない」「信頼できない」などの違和感がある場合、コンサルタントの変更を依頼することをおすすめします。

連絡を取るうちに断りにくくなるかもしれませんが、違和感を感じながらでは転職を成功させることができません。

コンサルタントの変更が難しい場合は、他の転職エージェントに切り替えてしまうのも一つの手段です。

また、複数のエージェントと連絡を取り合えば、どのコンサルタントと一番相性が良いか見極められますので、最初の段階から複数登録しておくことをおすすめします。

参考までに、担当者の変更をお願いする場合のメール文を紹介します。

4-2-8：同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない

ここまで、複数の転職エージェントを利用することをおすすめしてきましたが、同じ案件に複数のエージェントから応募することは絶対やめましょう。

複数のエージェントから応募しても企業側からすれば一人の応募でしかなく、意味がありません。

また、企業からエージェントに連絡が行って、企業にもエージェントにも不信感を与えることになります。

そうなれば、その企業の選考を受けることも、そのエージェントを利用し続けることも難しくなってしまいます。

そのため、複数のエージェントから故意に応募することはもちろん、間違って同じ案件に応募することがないように注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか？

最後にこの記事のポイントを振り返ります。

今回紹介したおすすめの転職エージェントは以下の通りです。

まずは登録してみて、あなたに合う転職エージェントを探してみてください。