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「
「楽天って転職先としてどうなんだろう? 待遇や残業の実態が知りたい」
等の疑問をお持ちではありませんか?
楽天はEC(Electronic Commerce)から金融サービスその他さまざまないインターネットサービスを提供しており、ECでは日本最大手の企業です。
従業員は連結で2万人以上もいますが、転職市場でも人気でしっかりと対策しなければ転職を成功させることは難しいです。
そこでこの記事では、楽天の特徴や業務内容、給与や年収の実態・口コミ、募集職種の詳細、具体的な転職のポイント、おすすめ転職エージェントについて詳しく解説しています。
読みたいところから読んで、これからの転職活動に活用してください。
- この記事のもくじ
-
- 1章:楽天の特徴と転職のポイント
- 1-1:楽天の特徴
- 1-2:楽天への転職のポイント
- 2章:楽天の企業情報
- 2-1:事業内容
- 2-1-1:コマースカンパニー
- 2-1-2:メディア&スポーツカンパニー
- 2-1-3:コミュニケーションズ&エナジーカンパニー
- 2-1-4:インベストメント&インキュベーションカンパニー
- 2-1-5:フィンテックグループカンパニー
- 2-2:事業計画
- 3章:楽天に関する口コミまとめ
- 3-1:給与・福利厚生(待遇)
- 3-2:平均残業時間
- 3-3:仕事のやりがい・成長
- 3-4:人間関係・社員の雰囲気
- 4章:楽天の中途採用情報
- 4-1:採用職種
- 4-1-1:ビジネス
- 4-1-2:エンジニア
- 4-1-3:クリエイティブ
- 4-1-4:コーポレート
- 4-2:平均年収
- 5章:楽天への転職を成功させる3つのポイント
- 5-1:【ポイント①】転職エージェントを活用する
- 5-1-1:理由① 非公開求人を紹介してもらえる
- 5-1-2:理由② 企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 5-1-3:理由③ 年収アップや働き方など待遇の交渉も可能
- 5-1-4:理由④ 配属候補の部署について詳しい情報を教えてもらえる
- 5-2:【ポイント②】転職エージェントは複数登録する
- 5-2-1:理由① 転職は情報収集が最重要
- 5-2-2:理由② 担当エージェントの見極めも重要
- 5-3:【ポイント③】転職エージェントとの信頼関係を築く
- 5-3-1:理由① 担当エージェントから楽天への推薦が重要
- 5-3-2:理由② 良い条件の非公開案件を優先的に連絡してもらうことが重要
- 6章:楽天転職で必ず登録すべき転職エージェント
- 6-1:まずは登録すべき転職エージェント
- 6-1-1:リクルートエージェント
- 6-1-2:マイナビエージェント
- 6-2:年収600万円以上を狙う人におすすめの転職エージェント
- 6-2-1:キャリアカーバー
- 6-2-2:ビズリーチ
- 7章:転職エージェントを使いこなすための8つのポイント
- まとめ
1章:楽天の特徴と転職のポイント
それでは、まずは楽天の特徴と転職のポイントから解説していきます。
具体的な事業内容や事業戦略から知りたい場合は、2章からお読みください。
1-1:楽天の特徴
楽天はインターネットサービスの提供を主な事業とするグローバル企業です。
1997年に三木谷社長が創業して以来大きく成長し、現在では、
- 世界30か国・地域に展開
- 国内の楽天ID数:1億以上
- 業績:売上高11兆円、営業利益1704億円(2018年)
- グローバル流通総額:19兆円
という巨大企業となっています。
■楽天の事業
楽天が提供するサービスは70以上と多岐に渡りますが、以下の領域にまとめられています。
- コマースカンパニー:買い物、生活、レジャー等日々の生活を便利にするインターネットサービス
- メディア&スポーツカンパニー:動画配信、電子書籍等のデジタルコンテンツ、オンラインメディア、スポーツビジネス等
- コミュニケーションズ&エナジーカンパニー:携帯事業や電力・エネルギー関連サービス等
- インベストメント&インキュベーションカンパニー:国内外のコーポレート・キャピタル・インベストメント事業(投資)等
- フィンテックグループカンパニー:クレジットカード等の各種決済サービス、ポイントプログラム、ネット銀行・証券・保険等
また、こうした事業領域が「楽天エコシステム(楽天経済圏)」として連携しているのも特徴です。
詳しい事業内容については2章で解説します。
■楽天の従業員
楽天は2019年12月時点で、2万53名(連結)の従業員が在籍しています。
また、従業員の内訳を見ると、
- 国籍:70か国超
- 女性管理職:約20%
- 女性社員:約40%
と多国籍で女性も多いことが分かります。
1-2:楽天への転職のポイント
楽天は大手のインターネットサービス企業であり、募集求人数も多いですが転職希望者もとても多いです。
また、様々な業界、領域、専門性と関わる仕事があるため、あなたが希望する職種に合わせた対策をすることがとても大事です。
なぜなら、転職エージェントによって扱われている非公開求人の種類が異なり、複数登録することでより多くの求人に応募できるためです。
また、楽天への転職に成功し、理想のキャリアを歩んでいくためには、今後長くパートナーとなってくれるような信頼できるコンサルタントを見つけることも大事です。
そのためにも、エージェントに複数登録して比較検討することが大事なのです。
おすすめなのは以下の転職エージェントです。
- 【おすすめの転職エージェント】
-
それぞれ詳しくは6章で紹介します。
また、楽天への転職を成功させるためには、楽天の事業内容や今後の計画、文化等についてよく理解し、対策した上で転職活動することが大事です。
そこでまずは、楽天の事業内容について詳しく解説しますので、しっかり理解しましょう。
2章:楽天の企業情報
繰り返しになりますが、楽天への転職を成功させるためには、事業内容や事業計画についてよく理解しておくことが大事です。
楽天の事業内容から詳しく説明していきます。
2-1:事業内容
1章でも簡単に解説しましたが、現在楽天が提供している事業は非常に多岐に渡ります。
現在の楽天は、以下の5つのカンパニーによって成り立っています。
- コマースカンパニー:買い物、生活、レジャー等日々の生活を便利にするインターネットサービス
- メディア&スポーツカンパニー:動画配信、電子書籍等のデジタルコンテンツ、オンラインメディア、スポーツビジネス等
- コミュニケーションズ&エナジーカンパニー:携帯事業や電力・エネルギー関連サービス等
- インベストメント&インキュベーションカンパニー:国内外のコーポレート・キャピタル・インベストメント事業(投資)等
- フィンテックグループカンパニー:クレジットカード等の各種決済サービス、ポイントプログラム、ネット銀行・証券・保険等
これらが主なサービスの区分です。
このサービスグループごとに、これから具体的な事業内容を解説していきます。
2-1-1:コマースカンパニー
コマースカンパニーは、楽天の最も中核的事業であるECプラットフォーム「楽天市場」や等のオンラインサービスを行う領域です。
具体的には、主に下記のサービスを運営しています。
- 楽天市場:オンラインショッピングモール
- 楽天トラベル:宿泊施設等のオンライン旅行予約サービス
- 楽天ブックス:オンライン書籍等販売サイト
- 楽天GORA:オンラインのゴルフ予約サイト
- 楽天ラクマ:フリマアプリ
- 楽天ファッション:人気ブランドのファッション公式販売サイト
- 楽天STAY:民泊向けの部屋ブランド
コマースカンパニーでは、消費者の日常的な生活を豊かにするためのサービスが運営されています。
楽天の業績の57.8%はインターネットサービスの売り上げであり、「楽天市場」をはじめとするコマースカンパニーの売り上げが、楽天グループを支えていると言えるでしょう。
また、コマースカンパニーでは他にもスポーツクラブの運営も行っています。
- ヴィッセル神戸:プロサッカークラブ
- 東北楽天ゴールデンイーグルス
2-1-2:メディア&スポーツカンパニー
メディア&スポーツカンパニーでは、スポーツやエンタメ領域のサービスを提供しています。
具体的には主に以下のようなサービスがあります。
- 楽天TV:動画配信サービス
- 楽天Infoseek:検索機能を備えたポータルサイト
- 楽天チケット:オンラインでの各種チケット販売
- 楽天レシピ:料理レシピ投稿・検索サイト
- 楽天みん就:就活情報サイト
- 楽天Music:定額制音楽聞き放題サービス
楽天はもともとECを中心に拡大してきた企業です。
そのため、同じインターネットサービスでもメディア&スポーツカンパニーの領域は、比較的新しく最近になって始められたサービスも多いです。
2-1-3:コミュニケーションズ&エナジーカンパニー
コミュニケーションズ&エナジーカンパニーでは、国内において下記のサービスを提供しています。
- 楽天モバイル:携帯事業
- 楽天エナジー:電力、エネルギー関連のサービス
- 楽天コミュニケーションズ:中継電話サービス、IP加入電話サービス等
特に近年注目を集めているのは、携帯事業である楽天モバイルです。
モバイル領域だけで楽天グループにおける売り上げの9.1%を占めています。
2020年4月からは、楽天が回線を提供する「Rakuten UN-LIMIT」を開始するなど、携帯業界に変革を起こそうと大きく動いている真っ最中です。
2-1-4:インベストメント&インキュベーションカンパニー
インベストメント&インキュベーションカンパニーは、簡単に言えばベンチャー企業への投資やサポート、新規事業の開発を行う領域です。
具体的には、以下のサービスが提供されています。
- 楽天キャピタル:スタートアップへの投資、支援を行うベンチャーキャピタル
- 楽天Ragri:農業分野のプラットフォーム提供や新規就農支援
- 楽天SuperEnglsh:総合英語学習サービス
- 楽天AerMap:無人航空機管制プラットフォームの開発、提供
もともと、旧体制におけるインベストメントカンパニー、新サービス開発カンパニーが合体されたもので、投資等を通じてイノベーションを生み出すことに特化した領域です。
楽天は、全社的なミッションとして「イノベーションを通じて人々と社会をエンパワーメントする」、ビジョンとして「グローバルイノベーションカンパニー」を掲げています。
2-1-5:フィンテックグループカンパニー
フィンテックカンパニーは、下記のような金融関連サービスを多数提供する領域です。
- 楽天ペイ:楽天IDを利用したオフライン支払いサービス
- 楽天ポイントカード:ポイントサービス
- 楽天Edy:プリペイド型電子マネー事業
- 楽天チェック:来店ポイントサービス
- 楽天ウォレット:暗号資産取引サービス
- 楽天カード:クレジットカード
- 楽天銀行:インターネットバンキング
- 楽天証券:オンライン証券
- 楽天保険:インターネット総合保険サイト
楽天はオンラインでの金融サービスにも力を入れており、フィンテックカンパニーの売り上げは、全体の33.1%を占めます(2019年度第4四半期)。
さらに、こうした事業部門とは別に、グループ全体に広く関わる「グループヘッドクオーター」という業務があります。
具体的には以下のものです。
- 開発部門
- RIT楽天技術研究所
- 戦略・経営企画
- 楽天キャピタル
- 顧客戦略統括部
- 財務、経理、法務人事などのバックオフィス
バックオフィスは当然ですが、それ以外にも開発や研究、戦略、投資といった楽天の中核的な事業と関わるのが、これらの部門の特徴です。
2-2:事業計画
繰り返しになりますが、楽天は非常に多岐に渡るサービスを提供していますので、当然カンパニーごと、会社ごとに計画が立案されています。
そのため、転職活動する場合は全社的な壮大なビジョンよりも、あなたが目指す領域の具体的な計画をしっかり理解しておくことをおすすめします。
主な領域における事業計画を簡単に紹介します。
楽天モバイルは、国内MNOサービスからグローバルMNOプラットフォームサービスを目指す戦略を立てています。
※MNOとは自社ブランドで通信サービスを提供する事業者のことです。
すでに報道で知る方も多いと思いますが、楽天モバイルは第4のキャリアとなるためにサービスを展開しており、今後は以下の施策を取ることが計画されています。
- 生態認証の活用によるeKYCの導入
- 顔認証、ID認証による遠隔の本人確認
- ユーザー自身によるオンボーディングに加え、対人によるやり取りなしでのアクティベーションを可能に
- 本籍地への送付物を不要に
楽天の中核的事業であるECを中心としたコマースカンパニーでは、既存のサービスの改善だけでなく、新たなサービスを収益化することも目指されています。
具体的には、投資段階にある
- 楽天ダイレクト
- ラクマ
- 楽天ブックス
- 楽天ファッション
などです。
これらの収益化と、既存の収益事業である楽天市場や楽天トラベル等をより良いサービスにしていくことが、今後の計画とされています。
2-1で紹介したように、フィンテックカンパニーは様々な金融サービスを提供しており、現在の計画としてはこれらの事業をより安定化させることとされています。
近年は金融市場環境の変化や自然災害による保険事業の落ち込み等から、既存事業での収益拡大が課題となっています。
とはいえ投資を縮小するのではなく、あくまで事業拡大のために投資は継続していくようです。
今後はキャッシュレス市場が2倍以上になる可能性があり、楽天カードや楽天Pay、楽天ポイント等のペイメントサービスの成長が期待されています。
楽天の事業や今後の計画について、理解できたでしょうか。
「事業は分かったけれど、実際に入社したら待遇や残業等はどのような感じなんだろう?」
という疑問もあるかもしれませんので、これから楽天の実態を詳しく紹介します。
3章:楽天に関する口コミまとめ
それではこれから、楽天の待遇、残業、社員の年齢や勤続年数、人材への取り組み、人間関係ややりがいなどを、口コミや公式サイトの情報をもとに紹介します。
口コミについては、良いものだけでなく悪いものも含めて、できるだけ正確な情報を紹介できるようにピックアップしました。
3-1:給与・福利厚生(待遇)
口コミサイト「カイシャの評判」の口コミによると、楽天で働いた経験のある人が実際にもらえた給与の平均は下記の通りです。
平均年収:603万円
■職種別平均年収
- 営業系:552万円
- 企画・事務・管理系:621万円
- 販売・サービス系:693万円
- 専門サービス系:550万円
- クリエイティブ系:532万円
- IT系エンジニア:710万円
- 電気・電子・機械系エンジニア:650万円
- その他:593万円
※上記の職種は口コミサイトにおける区別ですので、参考程度にしてください。
また、口コミサイトOpenWorksによると、平均年収は以下の通りです。
平均年収:672万円
楽天と言えばインターネットサービス大手で高給のイメージもあるかもしれませんが、平均年収は603~672万円程度だと言えます。
ただし、これはSEやバックオフィスまで含めた給与であるため、あなたが希望する職種の平均給与とは異なる可能性があるため注意してください。
高い待遇で転職できれば、平均年収を大きく上回る年収を得ることも可能です。
それでは、これから待遇に関する実際の口コミを紹介します。
■良い口コミ
①20代、女性、営業系
良い点は、自分の実績などにより給与が大幅には変わらないこと。安定している点。半期に一度の査定があるので、よっぽどでない限りは昇給するかと思います。昇給幅は5000円から数万円かな?周りの話を聞く限りそんな感じだと思います。手当ては最低限はほぼ揃っていますが、なにを申請するにもシステムが英語であるためとても使いにくい、申請しにくいというデメリットもあります。ただ、総合的には手当てはとても満足しています。
②20代、女性、企画・事務・管理系
学部卒入社で新卒3年目で額面530万円ほどである。残業時間は毎月20時間に満たないほどである。給与の金額については、平均とくらべて高い方だと思われる。一般職のOLさんや、CAさんと比べて給与は1年目の頃から高かったように感じる。満足しない点としては、半年ごとの昇給で給与がそれぞれ1万ほどしか上がらないことである。もっも月収給与の昇給額を高くして欲しいと心から思う。実力主義のため、ボーナス額も人によって様々である。
■悪い口コミ
①30代、男性、クリエイティブ系
当たり前だが事業部の業績も影響するので個人でどうにもならない分もある。評価の標語は返ってくるが、それが相対的にどの程度のものなのか分からない。また標準支給額に対して+-どのくらいの係数が掛かっているのか分からない。
②40代、男性、営業系
27万/月で入社したが、ボーナス査定や年2回の昇給などは、上司との面談および評価による。評価項目の中で、営業成績やアクション数も問われるが、同一部署内であっても、担当顧客の性質が大幅に違う中で、KPI設定自体に不公平感を感じる。インセンティブもあるが、年間で100万までいかない。中途入社の契約社員は年収300万後半~500万程度と思われる。
※「カイシャの評判」からの引用(https://en-hyouban.com/company/00005633930/)
このように、口コミサイトでは給与が安定している、待遇が手厚く満足しているという良いものが多い一方、評価基準が不明確などの悪い口コミもありました。
3-2:平均残業時間
楽天の平均残業時間について、口コミサイト「カイシャの評判」では月平均20-40時間程度というのが最も多く、OpenWorksによると月平均35.7時間という結果が出ています。
もちろん業務部門や職種によって残業実態は大きく変わると思われますが、月平均20-40時間程度と考えられます。
それではこれから、残業に関する口コミを見てみましょう。
■良い口コミ
①20代、女性、企画・事務・管理系
給与には見込み残業40時間分が含まれているが40時間行くことはほとんどない。月に10~15時間ほど。個人の仕事のやり方次第で早くも遅くも帰れる。またマネージャーたちが残っていても、メンバーが早く帰って悪い雰囲気もなければ、マネージャーたちも割と早く帰宅したりもするので心理的に安心して自分の時間で帰れる。もちろん部署や仕事内容によるので一概にはいえないが、自分の場合はちょうどいい塩梅で残業できる環境、早く帰れる環境にあるので仕事しやすい。
②30代、男性、IT系エンジニア
カレンダー通りに休みあり。家族の病気や、妻の妊娠出産のときにはかなり配慮してもらえて感謝している。年に数回、セール時期などに休日出勤はあるが代休がある。半年に一回ほど午前1時ぐらいまでの半夜勤みたいな深夜残業があるが、半休などで考慮してもらえる。子供達の行事や病院のつきそい、免許の更新などで半休をとっても嫌な顔をされることもなく、そこら辺は自由な雰囲気で気楽です。これだけ自由だと、だらけてしまいそうだが賞与査定に響くのでどうしてもの時以外は有給とりません。
■悪い口コミ
①20代、女性、営業系
基本的に土日祝日は休めます。場所や仕事の状況によっては必要な場合もありますが。ただ休日だろうと有給をとっていようと容赦なく連絡してくる上司が必ずいますし、対応しないと電話を何度もしてきたりもします。自分でも仕事が不安で落ち着かない、とかの人であれば向いていると思いますが、オンとオフをしっかりしたい人には向いていないかもしれないです。その場で確認しないと後から相当詰められることが多いのでみんな休日でも連絡を随時確認しています。
②20代、女性、営業系
本社であれば勤務時間や勤務形態に柔軟だったり、部署にもよりますが定時帰社は可能です。地方の支社だと無駄な残業を強いられたりすることが多いです。上司にもよりますが、体育科系の風土が地方にはかなりあります。朝の出勤時間も早い人だと1時間前にはきていますし、帰社時間も10時が平均といった印象です。部署によると言えばそうなのですが、会社で一番大きい楽天市場の地方支社は間違いなくその形です。他の場所でも休日はあります。
※「カイシャの評判」からの引用(https://en-hyouban.com/company/00005633930/)
良い口コミとしては、みなし残業時間があるが実際の残業時間はみなし残業時間よりも少ない場合が多い、休日は取りやすいといったことがありました。
一方で、部門によっては残業があったり休日でも対応を迫られることがある、というものがありました。
3-3:仕事のやりがい・成長
楽天への転職を目指す方は、成長欲の高い場合が多いかもしれません。
実際に在籍していた方のやりがい、成長についての口コミを見てみましょう。
■良い口コミ
①20代、男性、営業系
【一番やりがいを感じる点】B2B全般に言えることですが先方から感謝された時は非常にやりがいが持てます。また、販促などのイベントに合わせた仕込みを行うのでそこが成功した際は大きな喜びややりがいを感じます。
②20代、男性、営業系
先方も会社の看板で信頼を持ってくださるので、その点気持ちよく営業できることが多いです。また、手取り足取り教えて貰えるカルチャーが無いため自発的に動く力は着きます。
■悪い口コミ
①40代、女性、企画・事務・管理系
会社の方針に左右される。前提条件が当初とは異なった場合、かなりのスピードで修整をかけないといけない。
②20代、男性、営業系
自社プロダクトやシステムについて何の研修もなく、分からなければ聞くを繰り返すため新人はおろか中堅でも先方の質問に答えられない等があります。また、自社看板に自惚れてる部分も多く、効果検証データも出せない販促を曖昧な売り文句で売ってこいと言われることも多く短期的に見れば益な一方で会社信用を切り売りしてるだけでは?と思うこともありました。
※「カイシャの評判」からの引用(https://en-hyouban.com/company/00005633930/)
3-4:人間関係・社員の雰囲気
次に、楽天の人間関係、社員の雰囲気に関する口コミを見てみましょう。
■良い口コミ
①20代、女性、企画・事務・管理系
社内全体的にフレンドリーな環境なため、仕事終わりの飲み会や、お昼のランチ、休日の交流などはとても楽しく過ごせます。ランチはカフェテリアがあるので気軽にメンバーでランチすることができます。また、社員、契約社員、派遣社員の隔たりがあまりないので、派遣社員にとってはとても助かる環境でした。夜の飲み会なども社内のレストランも利用できるので、仕事終わりからのお店の移動の手間も省けて、交流するにはとても良い環境でした。
②30代、女性、企画・事務・管理系
年齢層が近い人が多いので、友達ができやすい。仕事もプライベートも付き合える一生の仲間が出来ると思います。
■悪い口コミ
①30代、女性、クリエイティブ系
【仕事中の休憩時間】会社内での公用語が基本英語なので抵抗のある人は初めは大変かと思う。ビル内で働く人が多いため朝の出社時のエレベーターがすごく混雑するので注意がいる。エレベーター数も沢山あるのと、停まる階のルールなどが時間によってあり、初めは行き先にたどり着くまでが大変だと思う。階段もよく使うしビル内広い為よく歩く事になる。レストラン、カフェテリアも昼の時間はとても混雑するが、席数も多く回転する。
②40代、男性、営業系
スピードと数字を重視する、ベンチャー系営業会社の社風で、新卒入社正社員が20代後半から管理職となる傾向がある一方で、営業職は地方採用の契約社員が多く、管理能力・マネージメント能力が十分ないまま、実績のみを追いかける管理がなされていると感じた。
※「カイシャの評判」からの引用(https://en-hyouban.com/company/00005633930/)
ここまでを整理すると、
- ある程度安定した待遇、労働時間で働きたい
- 自分で仕事を吸収して成長していきたい
- フレンドリー、ベンチャー気質な社風が向いている
という人は楽天への転職が向いていると言えるでしょう。
それではこれから、実際にはどのような職種が募集されているのか紹介していきます。
4章:楽天の中途採用情報
楽天では非常に多くの求人が募集されています。
募集されている求人は、楽天の求人募集の公式の求人サイト「Rakuten Careers」で見ることができます。
しかし先に結論を言えば、求人に募集するのは公式サイトではなく転職エージェントを利用することをおすすめします。
なぜなら、繰り返しになりますが楽天は競争率が高い企業であり、特化した対策をしなければ受かりにくいからです。
詳しいポイントは5章で解説しますので、ここでは募集されている職種の一部を紹介します。
4-1:採用職種
楽天の求人は、
- ビジネス
- エンジニア
- クリエイティブ
- コーポレート
の大きく4つの職種で募集されています。
それぞれの職種で募集されている求人を紹介します。
4-1-1:ビジネス
ビジネス職種では、70以上ある楽天グループのサービス・事業において、ビジネス戦略を企画実行することです。
2章で紹介した各カンパニー内の各事業組織内で、もしくは各カンパニーをサポートする本社の中で活躍できます。
本社におけるビジネス職は、以下の組織に所属することになります。
- グローバルディビジョン
- オペレーティング&マーケティングディビジョン
- 顧客戦略統括部
- 事業開発ディビジョン
ビジネス職では、以下の職種が募集されています。
- 戦略・経営企画
- 新規事業企画・サービス企画
- 営業・コンサルタント
- マーケティング・PR
- データサイエンティスト・データアナリスト
- 金融専門職
- 物流・SCM・その他
- カスタマーサポート・運用管理
すべてを紹介することはできませんので、一部の求人をピックアップして紹介します。
個の求人は、コマースカンパニーにおけるテック関連の意思決定のために、情報のレポート、クライアントとの情報共有、意思決定の場の運営など、重要なコミュニケーションに関わる仕事です。
具体的な業務の内容は以下の通りです。
- 各種重要意思決定会議の運営
- 各種KPI情報のとりまとめや分析・レポート作成
- 今後の開発戦略やロードマップなどの討議の場の運営及び組織内への共有
- 円滑な開発業務を促進できるようなプロセスの作成・改善・周知など
応募する上での必須条件は以下の通りです。
- 大規模な会議運営および多様なステークホルダーとのコミュニケーション経験
- 基本的なWeb開発業務プロセスの理解
- 業務フローの策定および改善活動経験
- PowerPointを使った企画書類、報告書類の作成
- 簡単なマクロを含むExcelでのデータ操作
- TOEIC 800点以上
待遇は経験や能力から決まります。
4-1-2:エンジニア
エンジニア職は、本社内の組織(テクノロジーディビジョン)や各カンパニー内で、サービスの開発、運営などを行う職です。
楽天は様々なインターネットサービスを運営しているため、開発職は非常に重要な存在です。
具体的には、以下の職種が募集されています。
- プロダクトマネージャー
- アプリケーションエンジニア
- インフラエンジニア
- セキュリティーエンジニア
- データサイエンティスト
- リサーチャー
- テクノロジーマネジメント
- 開発サポート
一部の求人をピックアップして紹介します。
この職種は、AI技術を使って楽天グループ全社の変革をリードする部署(DSAID)のプロジェクトを管理するマネージャー職です。
新しい技術を使って全社的な変革をリードできるため、独自の経験を積むことが可能です。
具体的には、AI技術の導入推進プロジェクトにおける、
- 技術の理解
- 企画・提案
- 社内外のステークスホルダー調整
- サービス要件定義
- プロジェクト管理
- サービス管理
などを担当します。
必須スキルは以下の通りです。
- ソフトウェア/システム開発3年以上のプロジェクト管理経験
- 1年以上のソフトウェアエンジニア経験
- スクラム・アジャイルまたはウォーターフォールソフトウェア開発プロセス1年以上の実戦経験
- プロジェクト管理の概念を理解している
- 最新のプロジェクト管理ツールの業務経験
- 英語での優れたコミュニケーション能力(口頭および書面)
等
システム開発や英語力など様々なスキル、経験が求められます。
待遇は経験や能力から決まります。
4-1-3:クリエイティブ
クリエイティブは、楽天内のあらゆるサービスのデザイン、UX設計、ブランディング等の業務を専門的に行う職種です。
各カンパニーの事業部内もしくは本社の以下の組織内に所属します。
- 顧客戦略統括部
- マーケティング&デザイン統括部
- グローバルマーケティング統括部
具体的には、以下の職種が募集されています。
- プロダクトマネージャー/プロデューサー
- プロジェクトマネージャー/ディレクター
- UX
- デザイナー
- フロントエンドエンジニア
一部の求人をピックアップして紹介します。
この求人は、楽天グループのクリエイティブ戦略を統括する削市区で、社内外のクリエイター・メディアと協働してプロジェクトの企画から実行までを担当するプランナー・マネージャー職です。
具体的には以下のような業務を行います。
- コーポレートサイト、採用サイト、全社イベントなど重要タッチポイントでのコミュニケーション設計、コンテンツ企画、制作ディレクション
- 「楽天デザインラボ」のクリエイティブ戦略検討、各デザイナーの制作物進行管理
- 海外含む楽天グループ内の様々なサービスでのクリエイティブ事例を収集、整理し外部に発信
- 社内外の知見や事例を収集し、社内のクリエイター、事業担当者 などに提供
下記の条件が必須とされています。
- クリエイティブディレクター・プランナー/事業会社でのプロジェクトマネジャー等のいずれかの3年以上の経験
- インターネットビジネス、Web制作、クリエイティブ、UXなどの領域の一般的知識、興味関心、案件を進められるコミュニケーション力
- 様々な年代、国と地域、業界、カルチャーなどへのトレンド感度
- ロジカル思考をベースとしつつ常識にとらわれないアイディアを出せる
- 英語(応募時点で出来なくても、TOEICはがんばれるくらいの意欲、レベル)
クリエイティブ特有の経験が求められます。
待遇は経験や能力に応じて決められます。
4-1-4:コーポレート
コーポレートは、楽天グループのサービスを支える職種であり、各カンパニー内の組織もしくは、本社の「経理・総務・広報・IR・グループ人事」の組織に配属されます。
具体的には以下の職種があります。
- 人事・総務・コーポレート・コミュニケーション
- 法務・知的財産・内部監査
- 財務・経理
直接楽天の事業に関わる職種ではありませんが、楽天を支える非常に重要な職種です。
したがって、それぞれの職種における業務経験が必要とされます。
さて、次に楽天の平均給与について説明します。
4-2:平均年収
3章でも説明したように、楽天の平均年収は603~672万円程度だと言えます。
ただしこれは様々な職種全体の平均ですので、あなたの能力や実績、役職によってはこれを大きく上回る給与がもらえる可能性もあります。
現在、転職エージェントDODAで募集されている求人を見ると、下記の年収で募集されています。
- 商品開発(広告プロダクト):年収700万円~1500万円
- [マーケットプレイス事業] 店舗戦略プランナー (楽天市場):年収700万円~1500万円
- Service Planner/UI/UX ストラテジスト(DPD):年収700万円~1500万円
- 【コーポレート】人事部:570万円~850万円
これを見て分かるように、
あなたが専門的な能力や経験を持っていれば、1000万円以上を狙うこともできるでしょう。
ただし、そのためにはより有利な待遇で転職できるようにポイントを押さえて行動することが大事です。
そこで次に、楽天への転職を成功させるための3つのポイントを解説します。
5章:楽天への転職を成功させる3つのポイント
楽天への転職を成功させるためには、以下のポイントを押さえて行動することが大事です。
- 【ポイント①】転職エージェントを活用する
- 【ポイント②】転職エージェントは複数登録する
- 【ポイント③】転職エージェントとの信頼関係を築く
順番に解説します。
5-1:【ポイント①】転職エージェントを活用する
まず、楽天への転職を成功させるためには、転職エージェントを利用することをおすすめします。
その理由は以下の4つです。
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップや働き方など待遇の交渉も可能
- 配属候補の部署について詳しい情報を教えてもらえる
順番に説明します。
5-1-1:理由① 非公開求人を紹介してもらえる
そもそも、転職エージェントとは転職サイトとは違い、登録後に転職エージェントと面談し、転職活動について全面的にサポートしてもらえるサービスのことです。
転職エージェントは、転職サイトに公開されていない非公開求人を紹介してくれる点に特徴があります。
この記事で説明してきたように、楽天は人気企業であるため、様々な業界からたくさんの転職希望者が選考を受けます。
そのため、公開求人から募集しようとすると高い倍率を勝ち抜かなければならなくなりません。
そうなれば、あなたの魅力も企業側に十分伝わらないまま転職活動に失敗する可能性があるのです。
非公開求人は、エージェントが条件に一致すると考えた人のみ提案してもらえるため、公開求人から募集するより企業側からも注目してもらえやすいです。
そのため、
5-1-2:理由② 企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは、企業や職種に特化して転職活動をサポートしてくれます。
楽天も独自の文化を持っていますし、しかも要求される能力や経験は職種によって異なります。
そのため、楽天への転職を成功させるためには、あなたが転職したい職種やポジションに合わせて職務経歴書や面接の対策をする必要があるのです。
特に楽天の場合は、
- 業務に応じた英語力(TOEIC800以上、ビジネス英語等)
- ロジカルシンキングやアイディア力
- 特定の業界での経験、オンラインサービスの知識、技術力など職種に応じた専門能力
等が問われます。
そのため、楽天に特化した対策をしっかりと行っておかなければ、他の転職者にポジションを奪われてしまうでしょう。
転職エージェントを利用すれば、楽天のことをよく知っているエージェントが、楽天に合わせて、
- 職務経歴書の作成のアドバイス
- 面接対策
- 選考の日程調整
- 面接後の企業に対するフォロー
等も行ってくれます。
5-1-3:理由③ 年収アップや働き方など待遇の交渉も可能
転職サイトから応募する場合、あなたの待遇はほぼ決まっていますし、もし待遇に不満がある場合も、あなた自ら企業と交渉しなければなりません。
交渉に慣れていない場合は、なかなか交渉して待遇を上げるのは難しいです。
しかし、転職エージェントを利用すれば、あなたの代わりに会社と交渉をしてくれます。
そのため、「年収を上げたい」「こういうポジションが良い」といったあなたの要望を、企業に通しやすくなります。
そのため、あなたが自分だけで交渉するより、ずっとスムーズに交渉可能なのです。
楽天は、専門的な経験やスキルが求められることが多いです。
そのため、あなたの強みを正しく評価してもらうためにも、転職エージェントを利用してそれに見合った待遇にしてもらうメリットがあるのです。
5-1-4:理由④ 配属候補の部署について詳しい情報を教えてもらえる
転職活動時に重要なのが、配属候補の職種やポジションにおける
- 実際の仕事内容
- 残業時間
- 実際の立場
等の情報を集めることです。
しかし、転職サイト等を通じて、自分だけで転職活動をする場合、面接時に尋ねる等の方法しかなく、情報を集めることが難しいです。
一方、転職エージェントは特定の企業と継続的に取引していることも多いため、その会社のリアルな実態まで詳しく知っている場合も多いです。
そのため、
さらに重要なのが、転職エージェントは複数登録するべき、ということです。
その理由をこれから解説します。
5-2:【ポイント②】転職エージェントは複数登録する
楽天に転職するために、転職エージェントを複数登録すべき理由は、以下の2つです。
理由① 転職は情報収集が最重要
理由② 担当エージェントの見極めも重要
順番に説明します。
5-2-1:理由① 転職は情報収集が最重要
転職活動において最も重要なのが、情報収集です。
そのため、転職エージェントを選ぶときにも、複数登録して比較検討し、転職エージェントを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、転職エージェントによって持っている非公開求人が異なるためです。
転職エージェントに登録しても、
- 楽天の求人を持っていない
- あなたの希望するポジションの求人がない
- 競合企業の求人を持っておらず、比較検討することができない
といった場合があるのです。
転職エージェントがどのような求人情報を持っているかは、企業とエージェントの信頼関係によって決まります。
そのため、
5-2-2:理由② 担当エージェントの見極めも重要
転職エージェントに複数登録し、あなたを担当するエージェントが信頼できるかどうか見極めることもとても大事です。
なぜなら、エージェントの中には自分の成績を上げるために、強引に転職させようとしてくる人もいるからです。
それだけではありません。
楽天に転職するだけでなく、その先も理想のキャリアを構築していくためには、あなたのキャリア設計の「パートナー」となってくれる転職エージェントを見つけることが大事です。
なぜなら、高い専門性や実績を持ち、高い待遇で働くようになるほどキャリアは独自のものになり、あなた個人の経験だけでは、キャリア設計していくことが難しくなるからです。
そのため、あなたのキャリア形成を何年もサポートしてくれる転職のプロの手を見つけることが大事なのです。
プロの手を借りることで、
「自分のキャリアに必要な能力や実績はどのようなことか」
「理想のキャリア実現のために、どのような会社、ポジション、職種が最適なのか」
「具体的に、いつまでにどんな行動をしていくべきか」
といったことが明確になり、転職やキャリアアップに成功しやすくなります。
そのため、あなたを担当する転職エージェントが、
①業界・職種に詳しいかどうか
②転職エージェント経験がどのくらいあるか
③波長は合うか
といった条件を満たすかどうか、比較検討してみてください。
もしあなたに合わなければ、担当を変更することも可能です。
キャリアアップしてより高い待遇に転職していきたい場合、以下の記事も参考にしてください。
エグゼクティブ転職を成功させる全知識とおすすめエージェント10選
5-3:【ポイント③】転職エージェントとの信頼関係を築く
良い転職エージェントを見つけても、それですべて丸投げすればOKというわけにはいきません。
転職エージェントと信頼関係を築き、うまく活用することも大事です。
その理由には以下の2点があります。
理由① 担当エージェントから楽天への推薦が重要
理由② 良い条件の非公開案件を優先的に連絡してもらうことが重要
順番に説明します。
5-3-1:理由① 担当エージェントから楽天への推薦が重要
転職エージェントは、企業に対してあなたを「こんなに良い人材がいますよ」と推薦状を書いてくれます。
推薦状とは、転職エージェントがあなたの強みや経験、人柄などを文章にして会社にPRする文章のことで、企業に応募するときに履歴書等と共に送付するものです。
しかし、転職エージェントは常に複数の転職者の相手をしているため、あなたとの信頼関係が築けていなければ、テンプレート通りの推薦状しか書いてくれないことがあります。
その場合は、企業側に対するPRにはなりません。
そのため、
信頼関係を築くためには、転職エージェントとの面談時に自分の要望や経験等をしっかり伝える、エージェントとはマメに連絡を取り合う、といったことをするのが大事です。
5-3-2:理由② 良い条件の非公開案件を優先的に連絡してもらうことが重要
転職エージェントには、常に非公開求人の情報が入ってきます。
しかし、エージェントはどのような求人でも転職者に紹介するわけではありません。
「この人なら転職に成功しそうだ」「この人は信頼できるから、紹介してあげたい」と思った人に、優先的に求人を紹介します。
そのため、
転職エージェントを活用する上でのポイントが理解できたでしょうか?
次に、楽天に転職するために、必ず登録しておくべき転職エージェントを紹介します。
6章:楽天転職で必ず登録すべき転職エージェント
それではこれから、楽天への転職を成功させるために必ず登録しておくべき転職エージェントを紹介します。
6-1:まずは登録すべき転職エージェント
まず転職活動するすべての人が登録すべきなのが、以下のエージェントです。
6-1-1:リクルートエージェント
- リクルートエージェント
-
\転職支援実績NO.1/ 転職支援実績は累計41万1,000名以上(2017年3月期時点)
リクルートエージェントの特徴 - 業界最大級の非公開求人数!
- 実績豊富なアドバイザー!
- 充実した転職サポート!
リクルートエージェントは、
- 求人数業界ナンバーワン
- 大企業の求人多数
- 高い待遇の求人も多数
という特徴を持つ転職エージェントです。
求人情報数が圧倒的に多いため、転職活動をする場合は必ず登録しておくことをおすすめします。
求人数が圧倒的に多いため、他のインターネットサービス企業等と比較して検討したい、という人におすすめです。
6-1-2:マイナビエージェント
- マイナビエージェント
-
20~30代の転職サポートに強い!
マイナビエージェントの特徴 - 求人票だけでは分からない情報を網羅!
- 専門領域・業界に精通したキャリアアドバイザー!
- ワンランク上の応募書類・面接対策!
マイナビエージェントは、
- 連絡が速く素早い転職サポートに定評がある
- 中小企業の案件も多い
などの特徴を持つ転職エージェントです。
幅広い案件を取り扱っており、サポートも丁寧で好評です。
若手向けの求人から30代、40代の求人まで幅広く募集されています。
これからはじめて転職エージェントを利用するという場合は、ぜひ登録してください。
6-2:年収600万円以上を狙う人におすすめの転職エージェント
年収600万円以上の待遇を狙う人は、これから紹介する転職エージェントに登録してください。
6-2-1:キャリアカーバー
- キャリアカーバー
-
リクルートのハイクラス転職・求人サービス
キャリアカーバーの特徴 - あなたに合った求人を丁寧にご提案!
- 年収800万〜2000万円の求人多数!
- 登録後はスカウトを待つだけ!
キャリアカーバーは、総合人材サービスの大手リクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング会社です。
キャリアカーバーは無料で登録でき、履歴書を登録すると、下記のことが可能です。
- 1834名のヘッドハンターがあなたに合う仕事を探し、スカウトしてくる
- 求人に応募すると、ヘッドハンターが転職を全般的にサポートしてくれる
キャリアカーバーは「年収600万円以上」の人が登録対象とされており、求人情報は「年収800万円~2000万円」とハイクラスなものが集まっています。
公開求人にも楽天の経営企画で「年収800万円―1000万円」と好待遇のものもあります。
登録されているヘッドハンターは審査基準が厳しいため、質の高いヘッドハンターばかりが集まっています。
その上、キャリアカーバーはヘッドハンターをあなたが選べるため、あなたが転職したい業界やヘッドハンターの経歴を見た上で、相性が合いそうなヘッドハンターに連絡を取ることができます。
このようなサービスの信頼性と丁寧なサポートがあるため、キャリアカーバーは利用者からの評判も良いです。
「はじめてヘッドハンティング会社を利用する」「信頼できるヘッドハンターに依頼したい」という方は、ぜひ登録してください。
6-2-2:ビズリーチ
- ビズリーチ
-
選ばれた人だけのハイクラス転職サイト
ビズリーチの特徴 - 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 企業の中核を担うハイクラス求人に出会える!
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上!
ビズリーチは、ヘッドハンティング仲介サービスで、審査をクリアしたヘッドハンターが3900人所属しています。
あなたは無料登録することで、
- プラチナスカウトの閲覧、返信
- 公募や特集求人などの一部の求人への応募
が可能です。
また、有料会員登録(30日で3278円~)をすると、
- すべてのスカウトの閲覧、返信
- すべての求人の閲覧、応募
- ヘッドハンターへの直接の相談
が可能です。
楽天の求人は過去に何度も特集されており、ビズリーチは楽天と強い繋がりを持っていると考えられます。
そのため、楽天に転職したい場合は、ビズリーチも必ず登録しておくべきです。
転職者には、登録の上で「年収600万円以上」という条件が設定されています。
求人には年収600万円程度のものからありますが、1000万円以上の求人が3分の1とハイクラス向けの求人が多いです。
一部のサービスを有料にすること、登録に制限を設けることで良質な求人やヘッドハンターと出会いやすいサービスとなっていますので、キャリアアップしたい方は必ず登録すべきです。
※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。
さて、最後に転職エージェントを使いこなすためのポイントを紹介します。
7章:転職エージェントを使いこなすための8つのポイント
転職エージェントは、ただ登録して受け身で連絡を待っていれば良い、というわけではありません。
より転職活動を有利に進めるためには、下記の8つのポイントを押さえて行動することが大事です。
■転職エージェントを使いこなす8つのポイント
- 複数の転職エージェントを利用していることを伝える
- 学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える
- 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
- 2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる
- 転職エージェントには素早い返信を心がける
- 推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
- 担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう
- 同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない
詳しくは下記の記事をご覧ください。
エグゼクティブ転職を成功させる全知識とおすすめエージェント10選
まとめ
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
- 【楽天の事業】
-
- コマースカンパニー:買い物、生活、レジャー等日々の生活を便利にするインターネットサービス
- メディア&スポーツカンパニー:動画配信、電子書籍等のデジタルコンテンツ、オンラインメディア、スポーツビジネス等
- コミュニケーションズ&エナジーカンパニー:携帯事業や電力・エネルギー関連サービス等
- インベストメント&インキュベーションカンパニー:国内外のコーポレート・キャピタル・インベストメント事業(投資)等
- フィンテックグループカンパニー:クレジットカード等の各種決済サービス、ポイントプログラム、ネット銀行・証券・保険等
- 【楽天の待遇や残業実態】
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平均年収は603~672万円程度
月平均20-40時間
- 【楽天で募集されている職種】
-
- ビジネス
- エンジニア
- クリエイティブ
- コーポレート
- 【楽天への転職を成功させるポイント】
-
- 【ポイント①】転職エージェントを活用する
- 【ポイント②】転職エージェントは複数登録する
- 【ポイント③】転職エージェントとの信頼関係を築く
- 【必ず登録すべき転職エージェント】
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この記事の内容を参考に、すぐに行動を開始していきましょう。