【20代向け】プログラミングスクール5選と失敗しない選び方を解説

あなたは、

「20代におすすめの、プログラミングスクールはどれ？ 」

「プログラミングスクールの選び方が知りたい 」

などとお考えではありませんか？

プログラミングスクールは数多くあり、それぞれサービス内容や費用が大きく異なるため、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。

しかし、自分で選んだプログラミングスクールを、いざ受講してみたら合わなかったという失敗はしたくないですよね。

そこでこの記事では、20代の方に向けて

• 失敗しないプログラミングスクールの選び方
• 無料のプログラミングスクール
• 返金保証付きのプログラミングスクール
• 未経験者がエンジニアになるための重要なポイント

などを解説しています。

これから、エンジニアとしてのキャリアチェンジを考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1章：20代のプログラミングスクール選びで失敗しない3つのポイント

プログラミングスクールに通う前に、まずはその選び方を知ることが大切です。

20代のプログラミングスクール選びで失敗しないポイントには、以下の3つがあります。

• 無料スクールと有料スクールの違いを把握
• サポート体制の充実度を確認
• 受講形式を確認

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

1-1：無料スクールと有料スクールの違いを把握しよう

プログラミングスクールには、無料のところと有料のところがあります。

プログラミングスクールが、無料で運営できるのには理由があり、それはスクール側が特定の企業に求職者を紹介し、転職させることでその企業から報酬を受け取っているためです。

企業は、プログラミングスクールで学んだ人材を確保でき、スクールは人材を紹介することで利益を生めるため、生徒は無料で受けられる仕組みとなっています。

ただし、無料のプログラミングスクールは、就職の選択肢が狭まる点に注意しなければいけません。

一方で、有料のプログラミングスクールは費用がかかるものの、無料のスクールよりも比較的質の高い学習・サービスを受けられるところが多いです。

さらに、転職サポートも充実しているスクールに通えば、多くの求人の中から自分にマッチした企業へ就職することができます。

無料のスクールは、短期的に考えると、プログラミングも学べて就職できるといったメリットがありますが、3〜5年後を見据えた時にメリットが大きいのは、就職先を選べる有料のスクールでしょう。

そのため、個人の目的によっても異なりますが、特に20代の方でプログラマーやエンジニアとして働く就職先を自由に選びたいなら、有料のプログラミングスクールがおすすめです。

また、有料のプログラミンスクールには、返金制度を設けているところもあるので、どうしても講義やサービスが合わなければ、解約することもできます。

1-2：サポート体制が充実しているか確認しよう

続いて、プログラミングスクール選びに失敗しない2つ目のポイントが、サポート体制の充実度を確認する ことです。

なぜなら、プログラミングスクールによって、教材や講師、サポートの質が異なるからです。

例えば、スクールによっては、実務経験のない人がサポートや講師を務めている場合もあるので、特に有料で学ぶ場合は、注意しなければいけません。

他にも、教材だけ渡して独学に近いサービスを行っているスクールもあり、一人での学習にモチベーションを保てない人にとっては、そのようなスクールは向いていないので注意しましょう。

また、スクール選びにおいて、どのプログラミング言語を学ぶかも大切です。

入会したいスクールを絞っても、自分が学びたい言語を取り扱っていない場合もあるため、まずは自分がどんな言語を学びたいかを考える必要があります。

なお、これからプログラミングを学ぼうと考えている方は、案件の数が多く需要の高いWEB系がおすすめです。

WEB系の言語には、「HTML」「CSS」「JavaScript」などがあります。

1-3：受講形式は、できれば通学形式がおすすめ

受講形式には、オンライン形式と通学形式の2種類があります。

オンライン形式のみまたは通学形式のみで開講しているところもあれば、中には、両方の受講形式を採用しているスクールもあります。

20代という年齢に関わらず、基本的には通学形式のみ、あるいはオンライン形式と通学形式の両方で対応しているスクールがおすすめです。

なぜなら、直接プログラミングスクールで学ぶ通学形式は、プログラミング学習において分からない部分をすぐに質問できるためです。

さらに、スクールへ行けば一緒に学ぶ仲間がいるため、モチベーションが上がるといったメリットもあります。

もちろん、オンライン形式は全国どこにいても学べるという大きなメリットがありますが、モチベーション維持が難しく、通学形式と比べて挫折しやすいといったデメリットに、注意しなければいけません。

仮に、オンライン形式のプログラミングスクールに通う場合は、きちんとモチベーション維持などサポート体制が整っているのか、スクールのサービスを確認することが大切です。

2章：20代におすすめの【無料】プログラミングスクール2選

20代におすすめのプログラミングスクールは、「GEEK JOB」と「プログラマカレッジ」の2つです。

それぞれの違いは、次の通りです。

• GEEK JOB（ギークジョブ）
• プログラマカレッジ

GEEK JOBは、最短1ヶ月でプログラミングのスキルを身につけて、就職することができるスクールです。

一方で、プログラマカレッジは、提携先の企業へ有給インターンを受けられるため、就職する前からプログラマーやエンジニアの働き方を知れる点が大きな特徴です。

また、どちらのスクールも求人数が多く就職率も高いため、有料のプログラミングスクール並みの就職・転職サポートを受けられます。

ここからは、それぞれのプログラミングスクールの特徴について、詳しく解説していきます。

2-1：GEEK JOB【通学型】

GEEK JOBは、プログラミング学習から就職支援まで、全て無料で受けられるスクールです。

GEEK JOBが無料で受講できるのは、企業から人材紹介の報酬を受けているためです。

プログラミング受講生を企業へ紹介することにより、その企業から報酬が支払われる仕組みのため、受講生は無料でプログラミング学習を受けることができます。

GEEK JOBは、本格的なプログラミングスキルを、最短1ヶ月から習得できることが特徴で、未経験からでも、短い期間でプログラマーやエンジニアへの就職が目指せます。

GEEK JOBで学べるスキルは、以下の3つです。

• PHP
• Java
• Ruby

さらに、令和2年4月現在の就職率は97.8%と高く、求人数も500件以上と多いため、手厚い就職支援を受けることができます。

GEEK JOBでは、無料体験・説明会を随時行ってます。

受講できるのは18〜29歳までなので、20代の方はぜひ無料体験を受けてみてください。

2-2：プログラマカレッジ【通学型】

プログラマカレッジも、プログラミング学習から就職支援まで、全て無料で受けられるスクールです。

GEEK JOBとは異なり、提携している各企業からの協賛金を得ることによって、受講生は無料で受講できる仕組みとなっています。

プログラマカレッジで習得できるスキルは、次の4つです。

• PHP
• Java
• HTML
• CSS

このように、WEB開発系の言語を習得することができます。

また、プログラマカレッジは、提携企業へのインターンが体験できることが特徴で、就職する前にプログラマーやエンジニアとして働いてみることができるのも大きな強みです。

プログラマカレッジでは、無料見学を受け付けており、実際の講義の様子などを体験することができます。

GEEK JOBと同じく20代を対象としているサービスなので、20代の方はぜひ一度無料見学を受けてみてください。

3章：20代におすすめの【有料】プログラミングスクール3選

20代におすすめのプログラミングスクールは、「テックキャンプ（TECH::CAMP）」と「侍エンジニア塾（Samurai Engineer）」と「テックアカデミー（TechAcademy）」の3つです。

それぞれの違いは、次の通りです。

テックキャンプは、数あるプログラミングスクールの中でもトップクラスで、サポートが充実していることが特徴です。

料金は高価であるものの、専門性の高いスキルを習得でき、優良企業への就職・転職も目指せます。

侍エンジニア塾は、マンツーマンレッスンに特化したプログラミングスクールです。

返金保証制度はありませんが、転職に成功すれば全額返金されるコースもあります。

一方で、TechAcademyは、受講形式がオンライン形式のみのプログラミングスクールです。

オンラインのみですが、受講者のモチベーションを維持する仕組みが整っているため、地方在住などで教室に通えない方にはおすすめです。

ここからは、それぞれのプログラミングスクールについて、深掘りして解説していきます。

3-1：テックキャンプ（エンジニア転職）【通学型】

テックキャンプ（エンジニア転職）は、未経験からエンジニアへの転職・就職、あるいは、フリーランスエンジニアへキャリアチェンジすることを目的としたプログラミングスクールです。

価格は、648,000円と非常に高価ですが、分割に対応しており、最大24ヶ月で、月々35,000円の費用で受講することができます。

テックキャンプは、高価であるものの、サポートは非常に充実しており、いつでも講師に質問し放題となっています。

また、専属のライフコーチが対面でカウンセリングを行い、日々の学習スケジュールのアドバイス等を行っているため、短期間でのスキル習得も可能です。

テックキャンプで習得できるプログラミング言語は、以下のものがあります。

• Unity
• C#
• HTML
• CSS
• Sketch
• Python
• Swift
• JavaScript
• SQL
• Git

など

さらに、2019年8月末時点の転職成功率は、99.0%と非常に高く、万が一転職できなかった場合は返金保証も受けられます。

テックキャンプ（エンジニア転職）では、申し込みを迷っている方に向けて、無料カウンセリングを行っています。

無理な勧誘等は一切行われないため、気になる方は一度カウンセリングを受けてみましょう。

3-2：侍エンジニア塾【通学型】

侍エンジニア塾は、専任講師によるマンツーマンでの学習方法に特化したプログラミングスクールです。

侍エンジニア塾には複数のコースがあり、中でもエンジニアへの転職を目的とした「転職コース」は、転職に成功すれば、初期費用及び受講料が無料になるサービスが特徴です。

転職成功率は、94%以上となっており、転職を目的とする方は、侍エンジニア塾の転職コースを受講することで、実質無料でプログラミング学習が行えます。

侍エンジニア塾で習得できるプログラミング言語には、以下のものがあります。

• Swift
• HTML
• CSS
• Ruby
• PHP
• Python
• Java
• C++
• C#
• Unity
• Python

など

侍エンジニア塾では、無料体験レッスンを行っており、プログラミングに関する悩みだけでなく、将来的なキャリアに関する悩み等も相談できます。

オンラインでの体験も行っているため、まずは一度無料体験レッスンでキャリアの相談などをしてみましょう。

3-3：TechAcademy【オンライン型】

TechAcademyは、オンライン完結型の受講形式が特徴なプログラミングスクールです。

オンラインのみのプログラミングスクールの中では、特にサービスが手厚いです。

回数無制限で課題のレビューを受けられるほか、即回答のチャットサポートを行っており、オンラインでもモチベーションを保ちやすいサービス内容となっています。

TechAcademyにはさまざまなコースがあり、中でも「エンジニア転職保証コース」は、未経験からIT企業を目指す方に特におすすめのコースです。

転職支援に特化しているため、好条件の優良企業への転職を望めるだけでなく、受講終了後に転職が決まらなければ、受講料を全額返金する保証もあります。

また、TechAcademyで習得できるプログラミング言語は、以下の通りです。

• Ruby
• Ruby on Rails
• Swift
• PHP
• Laravel
• JavaScript
• jQuery
• Git
• GitHub
• HTML
• CSS
• SQL
• Java
• Unity
• C#
• Python

など

TechAcademyでは、現役のエンジニアが個別の無料カウンセリングを行っています。

TechAcademyについて気になる方は、まずは無料カウンセリングに申し込んでみましょう。

4章：未経験からエンジニアになるために重要な2つのポイント

未経験からエンジニアになるためには、以下の2つのポイントが重要です。

• IT業界や職種の特徴を事前に調査しておく
• キャリアイメージを作る

ここからは、それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

4-1：IT業界や職種の特徴を事前に調査しよう

まずは、IT業界の構造や職種について理解しておきましょう。

IT企業には、一次請けから三次請けまであり、それぞれの企業によってエンジニアの業務内容は大きく異なります。

たとえば、一次請けに該当する「ベンダー」や「SIer」と呼ばれる企業は、主に発注者から直接システム開発の依頼を受け、二次請けへ発注する業務を行っています。

そのため、一次請け企業に勤めるエンジニアの具体的な業務内容は、発注者のヒアリングを行いながらシステムの設計書を作成したり、二次請け企業のマネジメントをしたりなどが一般的です。

一方、二次請け・三次請けの企業は、ベンダーやSIerからシステム開発の仕事を受注し、コーディングを行ってシステムを組み立てるといった業務内容がほとんどです。

このように、企業によって受ける仕事の種類が異なり、どの企業に勤めるかによってエンジニアの業務内容が大きく違います。

20代で、これからエンジニアとしてのキャリアを築きたいと考えている方は、まずは自分の目指すエンジニア像を想像し、それに沿って学ぶ言語とスキルを決めましょう。

4-2：キャアリアイメージを作ろう

未経験からエンジニアになるための2つ目のポイントが、キャリアイメージを作ることです。

上述したように、プログラミングの勉強を始める前に、まずは自分がどういうエンジニアになりたいのかを想像することが大切です。

そして、その上で、具体的にどういうシナリオでキャリア形成していくのかを、考えなければいけません。

たとえば、エンジニアの上流工程で、設計書の作成から下流工程のマネジメントの仕事がしたいと考えても、未経験から上流工程の企業に就職できるのは困難です。

まずは、コーダーやプログラマーなど、システムをコツコツ組み立てる仕事ができる企業へ勤め、数年の実績を積んで、上流工程の企業へ転職するといった流れが一般的です。

しかし、プログラミング未経験者が、キャリア形成を具体的に想像することは簡単ではないでしょう。

キャリアイメージを作る際は、プログラミングスクールのキャリアアドバイザーの相談を受けることをおすすめします。

また、以下の記事ではエンジニア未経験者に向けて、エンジニアになるまでの流れを詳しく解説しているので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

未経験からエンジニアに！3つのステップと失敗しないポイントを解説

まとめ

いかがでしたか？

最後に、この記事のポイントを振り返ります。

エンジニアになりたい20代の方は、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。

ただし、プログラミングスクールは数多くあり、それぞれサービス内容や費用が大きく異なるので注意しなければいけません。

プログラミングスクール選びに迷ったら、ぜひこの記事を参考にして、エンジニアへのキャリアチェンジを成功させてください。