あなたは、
「
「
このようにお考えではありませんか?
今後のキャリアプランを考える中で、エンジニアを選択肢の1つとして考える方も多いと思います。
しかし、エンジニアに将来性がなければ選択する価値はありません。
また
これらは何となく仕事をしているだけでは身に着きません。
積極的に情報を収集し、市場価値を高めるための取り組みが必要です。
この記事では、以下の内容を解説します。
- エンジニアの市場価値(将来性)
- 自身の市場価値を分析する方法
- 市場価値を高めるためのポイント
- 高めた市場価値で転職ためのポイント
エンジニアの将来性や市場価値を見極め、自身の市場価値を高めることで、後悔のない転職を実現しましょう。
- この記事のもくじ
-
- 1章:エンジニアの市場価値はどうなる?
- 2章:市場価値の考え方
- 2-1:自分を商品として客観視しよう
- 2-2:スペシャリスト・マネジメントどちらでもOK
- 2-3:言語・サービスは今後伸びる分野を選ぶべき
- 3章:自分の市場価値を客観的に分析しよう
- 3-1:定期的にエージェントと面談しよう
- 3-2:年収診断も活用しよう
- 4章:自分の市場価値を上げるための4つのポイント
- 4-1:キャリアを考えないと市場価値は上がりにくい
- 4-2:常に最新の情報を集めよう
- 4-3:スキルを習得して価値のある人材になろう
- 4-3-1:得意なスキルを複数持つ
- 4-3-2:本業でスキルアップ&出世
- 4-3-2:副業
- 4-4:転職でキャリアアップしよう
- 5章:自分の市場価値を知るために転職エージェントに登録しよう
- 5-1:マイナビIT AGENT
- 5-2:レバテックキャリア
- 5-3:ギークリー
- まとめ
1章:エンジニアの市場価値はどうなる?
現在、エンジニアのニーズは高い状態で推移しており、今後さらに拡大していくと考えられています。
ニーズの拡大に伴い、エンジニアの市場価値も高まっています。
なぜなら、団塊世代の経験豊富な現役エンジニアが退職し、さらに人工知能や機械学習の需要が高まりエンジニアの不足は顕著だからです。
エンジニアの仕事は、AIに奪われるため仕事がなくなると言われることもあります。
しかし、AIを開発・保守・運用するためには、エンジニアが必要不可欠です。
そのため、
2章:市場価値の考え方
エンジニアとしての市場価値に対する考え方は、複数あります。
この記事では、次の3つについて解説します。
- 自分を商品として客観視する
- スペシャリスト・マネジメントのどちらがよいか
- スキルを身につける際に選ぶべき分野
市場価値の考え方が、一般的なものとずれていると、いくら市場価値を高めようと努力しても無駄になります。
2-1:自分を商品として客観視しよう
転職市場で高い評価を得るためには、大前提として自分が売上(利益)をどの程度上げられるか?という視点が重要です。
なぜなら、企業が存続していくためには利益を出し続ける必要があり、給料よりも多くの利益を出さなければ赤字になってしまうからです。
具体的には、企業の中でもらっている給料や雇用するために必要な費用に対して、何倍の利益を上げられるか?確認する必要があります。
2-2:スペシャリスト・マネジメントどちらでもOK
市場価値を高める方向性としては、スペシャリストとマネジメントのどちらでも問題ありません。
企業は、両方の人材を求めています。
なぜなら、スペシャリストであってもマネジメントであっても、売上(利益)を上げる方法はあり、自分が向いている方を目指すべきです。
若手のうちは、運用保守業務を行いながら資格取得など、自己研鑽に時間を使います。
30代になると、全体の設計をしながら徐々にビジネススキルを身につけていきましょう。
30代後半からは、開発の上流工程である要件定義や、プロジェクトを推進するリーダーやマネージャを担います。
インフラエンジニアとして必要な業務の幅をすべて経験することで、全体を見れる希少なスペシャリストとなります。
若手のうちから自己研鑽に力を入れながらも、積極的にリーダーの素養を周囲にアピールしましょう。
20代のうちから、マネジメント経験を積み始めると良いです。
30代からは、ビジネススキルのさらなる向上に加え、要件定義やお客様との折衝を経験します。
さらに、管理するプロジェクト数を増やし、経営に関しての知識も身につけましょう。
40代以降は、プロジェクトにつくよりも、技術部全体のマネジメントや経営に力を入れることで、マネジメントに強いエンジニアになれます。
2-3:言語・サービスは今後伸びる分野を選ぶべき
ITエンジニアとして、自分の市場価値を高めていきたいのであれば、身につけるべきなのは、今後伸びる言語やサービスです。
なぜなら、
例えば、ディープラーニングの発展によって注目を集めるビッグデータの活用やIoTなどの分野は、今後も成長を続ける見込みです。
ディープラーニングを含む人工知能(AI)の普及により、エンジニアの仕事が奪われるという話もあり脅威ですが、使いこなす側にまわることで市場価値を高められます。
取り組む分野を間違えると、仕事を失うこともあるので、今後も需要が増え伸びていく分野を選択しましょう。
3章:自分の市場価値を客観的に分析しよう
そこで、定期的に定点観測することが重要です。
定点観測の手段として、以下の2つについて解説します。
- エージェントとの定期的な面談
- 年収診断の活用
それぞれ具体的に、どのような観点で取り組めばよいのか見ていきます。
3-1:定期的にエージェントと面談しよう
もし、エンジニアとして働いているのに待遇が良いと感じない場合には、市場価値よりも待遇が悪い可能性があります。
市場価値を客観的に測るには、転職市場における自分の価値を、転職エージェントを通して確認するのがもっともおすすめです。
転職エージェントにも得意不得意や担当者のばらつきがあるので、市場価値をより客観的に測るためには、複数の転職エージェントに登録に登録する必要があります。
3-2:年収診断も活用しよう
年収診断は、必要な情報を入力すると概算年収を算出してくれるサービスです。
今の待遇に不満を持っている場合はもちろんですが、不満がなくても市場価値を気軽に測ることができるサービスといえます。
ミイダスに無料ユーザー登録することで、経歴や経験・スキル情報から市場価値をデータ分析できます。
その結果に対して、企業から直接オファーが届くサービスです。
また、paiza転職では、経歴や経験年数では分かりにくいプログラミングスキルを、コーディング問題の結果によって、S~Eの6段階にランク付けします。
その上で、取得ランクと年齢・経験を考慮し、適正年収を算出してくれます。
これらのサービスを用いて年収診断を実施することで、今の待遇と市場価値を比較できるためおすすめです。
4章:自分の市場価値を上げるための4つのポイント
現在の客観的な市場価値を把握できたら、次はどのように市場価値を上げていけばよいか気になる人も多いでしょう。
市場価値を上げるためには、次のような4つのポイントに注意が必要です。
- 市場価値を上げるためのキャリアを考える
- 常に最新の情報を集める
- 市場価値の高いスキルを身につける
- 転職でキャリアアップする
市場価値を高めることができれば、会社での待遇も上がり、魅力的な仕事に挑戦したり、収入アップを実現したりが可能です。
4-1:キャリアを考えないと市場価値は上がりにくい
市場価値の高いエンジニアになるには、キャリアを考える必要があります。
無計画に仕事に取り組んでいても、成果には繋がりません。
なぜなら、
無計画に仕事に取り組んでも組み合わせられるスキルは身につけられず、企業から必要とされる希少価値の高いエンジニアにはなれません。
また、キャリアを考えずに仕事に取り組む場合よりも、仕事を通して得られる知識や経験が明確なため、成果も出やすくなります。
市場価値を高めるためには、将来どのようなキャリアを描いていくか、考えておくことが重要です。
4-2:常に最新の情報を集めよう
常に最新の情報を集め、自分から発信することで市場価値を高めることに繋がります。
新しいスキルを身につけていたり、最新の情報を持っている人の所には人が集まります。
そういう人と仲良くなったり、自分がそうなったりすることでできる人脈は重要です。
今は、SNSでのコミュニケーションも取りやすい環境ですし、社内だけではなく社外の人と人間関係を構築しておくのがおすすめです。
4-3:スキルを習得して価値のある人材になろう
新たなスキルを身につけることで、市場価値を高めることも可能です。
具体的には、どのようなスキルの身につけ方があるか紹介します。
- 得意なスキルを複数持つ
- 本業でスキルアップし出世する
- 副業で新たなスキルを身につける
スキルの身につけ方はさまざまですが、それぞれ具体的に解説しましょう。
4-3-1:得意なスキルを複数持つ
エンジニアに求められるスキルはさまざまであり、得意なスキルを複数持っていることは大きな強みです。
なぜなら、2章で紹介したように自分を商品として考えた場合、一人でもできることが多い点を高く評価してもらえるからです。
得意なスキルを複数持つためには、同じスキル・同じレベル感でできる仕事を継続してはいけません。
今までに身につけていないスキルや、さらにレベルの高いスキルを必要とする仕事に積極的に取り組むことで、新たなスキルを身につけていけます。
4-3-2:本業でスキルアップ&出世
特に、個人で仕事をしても身につけられないスキルを身につけるためには、本業でスキルアップし、出世するということも重要です。
例えば、チームをまとめるリーダーや、個人ではできない大きなプロジェクトの立ち上げを経験することで、大きくスキルの幅を広げられます。
また、特にITエンジニアの場合には、より考える範囲が広い上流工程に携わることも大切です。
自由度が大きいため、ビジネスモデルや競合のサービスに関する知識を身につける必要があり、それが新たな仕事を生み出すことに繋がります。
4-3-2:副業
なぜなら本業では、自分が仕事をする範囲は限られていますが、多くの場合副業を個人で行うと、すべて自分で行う必要があるからです。
例えば本業であれば分業体制で触れることのない、売上やコストに対する意識などの経営的な視点も、個人ですべて管理する必要があります。
また、本業とは毛色の違うスキルを身につけたい場合にも、副業として取り組むことでリスクを抑えながら身につけられます。
エンジニアの副業については、下記の記事も参考にしてみて下さい。
エンジニアで副業?デメリット・失敗しない方法や案件の探し方を解説
4-4:転職でキャリアアップしよう
少しずつ軸をずらした転職が、おすすめです。
今の職場と同じ業種で、同じスキルが必要とされる場合には、キャリアアップは期待できません。
一方で、伸びる業界・職種で自分のスキルが希少な場合、キャリアアップできる可能性が高いです。
転職をする際には、今自分が働いている業界や職種だけでなく、できるだけ今後伸びていく業界や職種に注目しましょう。
しかし、個人で伸びる業界を見つけたり、自分のスキルを活かせる軸ずらし転職をしたりするのは、簡単ではありません。
次章でも紹介する、転職エージェントの協力を得るのが、おすすめです。
5章:自分の市場価値を知るために転職エージェントに登録しよう
3章で紹介したように転職市場では、自分の市場価値を客観的に測れます。
実際に転職を志す場合はもちろんですが、市場価値の判断にも活用しましょう。
転職エージェントも会社や担当者によって得意不得意や、向き不向きがありますので、
自分に合う転職エージェントが担当についてくれれば、コミュニケーションも円滑に取れますし、キャリアアップする際の大きな助けになってくれます。
実際に、優秀なエンジニアの中には、担当のエージェントと一生の付き合いで、キャリアアップしていく人もいます。
ITエンジニア向けに、おすすめの転職エージェントを3社紹介するので、もし迷った場合には、こちらのエージェントに登録しましょう。
5-1:マイナビIT AGENT
- マイナビIT AGENT
-
IT・WEB業界の エンジニアの転職に +AGENT
マイナビIT AGENTの特徴 - 20~30代に転職サポートに強い!
- 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート!
- 独占求人・非公開求人も多数!
日本を代表するIT企業から、勢いのあるベンチャー企業まで豊富な案件を持っており、マイナビで培ったノウハウで転職支援をしてくれます。
転職エージェントが、IT業界に対する専門知識を持っているため、安心して任せられます。
IT・WEB業界への転職を目指すのであれば、登録しておいて間違いのない転職エージェントです。
5-2:レバテックキャリア
- レバテックキャリア
-
IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス
レバテックキャリアの特徴 - エンジニア特化で15年!
- 初回の提案での内定率は90%!
- 最速1週間での内定実績!
こちらも、大手からベンチャー企業まで5,000件以上の求人を保有しており、専門知識のあるキャリアアドバイザーからサポートを受けられます。
特に、年収アップ率平均60%、平均年収アップ額50万円など実績も十分なので、社内の待遇に不満を持っているエンジニアにおすすめです。
収入面だけでなく、仕事環境や仕事内容も変えていきたい人は、マイナビIT AGENTに加えてレバテックキャリアにも登録しておきましょう。
5-3:ギークリー
- ギークリー
-
IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介
ギークリーの特徴 - 年収がUPした割合:平均75%!
- 提案可能求人数:平均48件!
- 非公開求人数:平均10,000件以上!
ギークリーは、ゲーム業界に特化した特徴的な転職エージェントで、大手企業の案件も保有しています。
分野をゲーム業界に絞っているため、転職エージェントの業界や技術に関する知識も深く、安心して相談できるでしょう。
まとめ
エンジニアは、団塊世代の退職と人工知能の普及により、人材不足が顕著になり市場価値が今後も高まっていきます。
市場価値を高める選択肢としては、最新の情報収集や人脈の形成、得意なスキルを複数持つなどさまざまなものがあります。
また、転職エージェントの協力を得ながら軸をずらした転職で、スキルを身につけキャリアアップしていくという選択も魅力的です。
エンジニアとしての市場価値を高めるために、キャリアプランを意識してスキルを身につけていきましょう。
ここで、記事内で紹介した転職エージェントやサービスを紹介していきます。
記事内で紹介した転職エージェントは、以下の通りです。