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このようにお考えではありませんか?
外資系メーカーというと、英語ができないと入社できず、給料はいいけど成果主義で結果を残せないとクビになってしまう、ドライな会社と考えている人が多いでしょう。
憧れて転職したいと思っても、なかなか身近に外資系メーカーで働いている人がおらず、情報収集をするのは簡単ではありません。
この記事では、外資系メーカーの特徴や、業種別でどのような企業があるのか解説します。
また、外資系メーカーへ転職を目指す際に、失敗しないポイントとおすすめの転職エージェントを紹介するので、ぜひ活用してください。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
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- 外資系メーカーは成果主義で、メリハリをつけた仕事のスタイルが特徴
- 消費財系、電気系などに分けて、業種別に外資系メーカーを紹介
- 人気があり競争倍率の高い外資系メーカーへの転職を、有利に進めるためには、
転職エージェントの活用が効果的 - 案件紹介だけでなく、準備から面接後のフォローまで転職エージェントに協力してもらう
【外資系メーカーに強い転職エージェント】
- この記事のもくじ
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- 1章:外資系メーカーとは
- 1-1:そもそも外資系メーカーとは
- 1-2:外資系メーカーの特徴
- 2章:【消費財系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
- 2-1:P&G
- 2-2:ユニリーバ
- 3章:【電気系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
- 3-1:GEジャパン
- 3-2:日本HP
- 4章:【製薬系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
- 4-1:ジョンソンエンドジョンソン
- 4-2:ファイザー
- 5章:【化学系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
- 5-1:デュポン
- 5-2:ダウ・ケミカル
- 6章:外資系メーカーへの転職で失敗しない方法
- 6-1:複数の転職エージェントに登録し、キャリアアップのパートナーを見つける
- 6-2:転職エージェントから非公開求人を紹介してもらう
- 6-3:プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
- 6-4:面接後もエージェントにフォローしてもらう
- 7章:外資系メーカーに強い転職エージェント
- 7-1:エンワールドジャパン
- 7-2:JACリクルートメント
- 7-3:ランスタッド
- まとめ
1章:外資系メーカーとは
まず初めに、外資系メーカーにはどのような会社があり、制度や社風など外資系メーカーの持つ特徴を紹介します。
また、外資系メーカーが向いている人に関しても合わせて解説します。
1-1:そもそも外資系メーカーとは
外資系メーカーとは、本社が日本以外のメーカーのことで、日常的に目にする機会の多い企業としては、生活用品を扱うP&Gや、製薬会社のジョンソンエンドジョンソンなどが挙げられます。
具体的な業種としては、日系メーカーとそれほど大きな違いはなく、営業や製品開発、消費者調査、生産管理、品質管理などがあります。
外資系メーカーとひとまとめでいっても、実際には、本社がある国や企業が持つ文化は、その企業ごとに異なります。
次は、外資系メーカーが共通して持つ特徴について解説します。
1-2:外資系メーカーの特徴
外資系メーカーは、実力主義や成果が出ないとすぐにリストラされてしまう、また常に忙しいといったイメージがあります。
実際には、どのような特徴があるのでしょうか。
会社によって違いはありますが、多くの外資系メーカーに共通する点としては、次のような点が挙げられます。
成果主義(終身雇用ではない) 職種が変わりにくい フランクな人間関係 ON/OFFの切り替えがはっきりしている
これらはいずれも、多くの日系メーカーとは異なる特徴といえます。
日系メーカーでは、成果よりも年功序列が重視され、在籍しているだけで昇給していますが、外資系メーカーは異なります。
また、日系メーカーでは、異動で職種が変わることはありますが、それには教育的な意味合いが強いです。
一方、外資系メーカーの場合には、成果主義なので教育目的の異動はほとんどありません。
希望をすれば異動できる可能性もありますが、きっちり異動先で成果を出せなければ待遇は悪くなってしまいます。
成果主義なので、年下の上司や年上の部下も一般的であり、
また、常に忙しいイメージがありますが、ONとOFFの切り替えがはっきりしており、
ある程度
外資系メーカーへの転職は、キャリアアップや成長するためにおすすめですが、さまざまな企業があるため、2章以降で業種別に紹介します。
2章:【消費財系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
日常生活で目にすることの多い消費財メーカーでは、次の2社を紹介します。
- P&G
- ユニリーバ
2-1:P&G
P&Gは、プロクター・アンド・ギャンブルという会社で、パンパースやレノア、ファブリーズ、ジレット、パンテーンなど多くの消費財を扱っています。
正社員の平均年収は843万円で、月間残業時間は40時間程度です。
日本法人の場合、営業職は日本人がほとんどなので、
具体的な求人としては、次のようなものが掲載されています。
大学卒以上でTOEIC800点以上の英語力が必要とされ、2年以上の人事業務経験が必須です。
年収は経験やスキルに応じて500万円~750万円と幅があり、その後は成果に応じて昇給します。
他にも、品質保証や製品開発などの求人が募集されています。
2-2:ユニリーバ
ユニリーバは、400以上のブランドを持つ消費財メーカーで、日本ではLiptonやmod’s hair、LUXなどが有名です。
正社員の平均年収は730万円で月間残業時間は20時間程度です。
P&Gより年収は低く見えますが、月間残業時間も少ないため、時間あたりの給与はそれほど大きな差はないでしょう。
口コミで目立つのは、コミュニケーションの中心が英語である点と、
現在掲載されているユニリーバの求人は、主力製品の製造オペレーターで、実際に製品を作り上げていく業務を担います。
学歴は高等学校以上で、強い意欲があればそれ以上の条件は求められていません。
公開求人では、大卒以上向けの案件は掲載されていませんでしたが、
3章:【電気系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
次の2社について紹介します。
- GEジャパン
- 日本HP
3-1:GEジャパン
ゼネラル・エレクトリック・カンパニーの日本法人が、GEジャパンです。
プラントやエネルギーに加え、ヘルスケアやデジタル分野にも進出しています。
正社員の平均年収は770万円で月間残業時間は35時間程度です。
企業理念の浸透度合いが強いため、全体で信念を持って取り組んでいく傾向にありますが、そういう状況が苦手な方もいます。
現在GEジャパンではヘルスケア関連の子会社で事務などの求人はありますが、大卒以上の総合職や開発職の公開求人はありませんでした。
規模の大きい企業なので、公開求人はなくとも
興味がある方は、転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
3-2:日本HP
日本HPは、ヒューレットパッカードの日本法人で、一般的にはPCが有名です。
他にも、プリンターやビジネスソリューションの提供も行っています。
正社員の平均年収は775万円で月間残業時間は43時間程度です。
ビジネスをする上で必要不可欠なPCを扱っていることもあり、業界を問わず幅広い企業との付き合いがあります。
また日常的に目に触れやすい製品を扱うので、モチベーションも保ちやすいです。
日本HPも、現在求人案件として公開されているものはありませんでした。
コロナウイルスの影響もあるかもしれません。
どうしても今すぐ転職が必要でなければ、転職先で必要になる可能性の高いスキルを身につけたり、今の企業でアピールできる実績を積んでいきましょう。
4章:【製薬系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
一部の方以外は、目にする機会がないため、ご存知でない方が多いと思いますが、
外資系メーカーとして、次の2社を紹介します。
- ジョンソンエンドジョンソン
- ファイザー
4-1:ジョンソンエンドジョンソン
ジョンソンエンドジョンソンは、バンドエイドやコンタクトレンズが有名ですが、
最近では、コロナウイルスのワクチン開発で名前が挙がっており、期待が集まっています。
正社員の平均年収は793万円で月間残業時間は38時間程度です。
男性の育児休暇に力を入れるなど働き方に対する評価は高く、また社内応募制度で幅広い職種へ異動するチャンスがあるのは魅力的です。
公開されている求人としては、法人向けの営業・企画営業として医療機器の営業が募集されています。
年収は580万円~620万円と平均には届きませんが、大学卒で普通自動車免許を持っていれば、応募の条件は厳しくありません。
全国各地で募集されているので、引っ越しをしたくない場合には魅力的な求人といえます。
特に働く女性を応援するメッセージが強く打ち出されており、
他の職種を狙いたい場合には、非公開求人がないか転職エージェントに確認するのが良いでしょう。
4-2:ファイザー
ファイザーは、
市販薬で出会うことはないので、知らない人も多いのではないでしょうか。
日本でも65年以上にわたって、ファイザーの医薬品が幅広い疾患領域で使用されています。
正社員の平均年収は834万円で月間残業時間は36時間程度です。
公開されているファイザーの求人は、品質関係のものが多いです。
主に生産工場の改善や品質の向上、外部視察への対応などを主業務とする案件が掲載されており、大卒以上が応募可能です。
また必須条件としては、GMP下での
年収は500万~とそれほど高くはありません。
より待遇のよい求人は、非公開求人とされている可能性が高いです。
5章:【化学系】外資系メーカーの代表的な会社と求人情報の一例
化学系メーカーといっても、あまりイメージがつかないかもしれませんが、化学繊維や化合物などを主に製造・販売している企業を指します。
例えば日系メーカーでいうと、住友化学や旭化成、カネカなどが該当します。
外資系メーカーとして、次の2社を紹介します。
- デュポン
- ダウ・ケミカル
5-1:デュポン
デュポンは、
アメリカでは、三大財閥と呼ばれることもあり、200年以上の歴史ある企業です。
正社員の平均年収は922万円で月間残業時間は28時間程度です。
他の外資系メーカーと比べると、
現在、デュポンの日本法人であるデュポン株式会社からは、公開されている求人案件はありません。
魅力的な企業であるため、採用の効率化を図るために広く募集はせずに、非公開求人で受験者を厳選している可能性もあります。
転職エージェントを活用することで、このような非公開求人にアプローチできる可能性もあります。
5-2:ダウ・ケミカル
ダウ・ケミカルは、
また日本の代表的な企業である東レとの合弁会社、「ダウ・東レ株式会社」を設立しており、品質の良い高機能素材を提供しています。
正社員の平均年収は841万円で月間残業時間は18時間程度です。
デュポン同様にダウ・ケミカルも他の業種に比べると、
ダウ・ケミカルの求人に関して調べてみると、新卒採用の募集はあるものの、キャリア採用に関しては公開案件がありませんでした。
デュポン同様に、非公開求人として入り口を狭くしている可能性がありますので、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。
外資系メーカーは、ここまで紹介してきたように、
転職を目指す場合には、きちんと準備をしないと転職活動に失敗する可能性があります。
そこで、ここからは転職のポイントについて具体的に解説します。
6章:外資系メーカーへの転職で失敗しない方法
人気も競争倍率も高い、外資系メーカーへの転職を失敗しないためには、次の4ステップが重要です。
複数の転職エージェントに登録し、パートナーを見つける - 非公開求人を紹介してもらう
- 履歴書作成・面接練習のサポートをしてもらう
- 面接後にフォローしてもらう
それでは順番に、詳しく解説します。
6-1:複数の転職エージェントに登録し、キャリアアップのパートナーを見つける
外資系のようなハイクラスを目指す場合には、複数の転職エージェントに登録しその中から
転職エージェントにも得意不得意がありますし、担当者も人それぞれ特徴が異なります。
そのため、
1社しか登録しなかった場合、たまたま相性の悪いエージェントだったり、希望業界に強くなかったりすると、失敗の確率が高まります。
複数の転職エージェントに登録しておけば、そのリスクを最大限減らし、相性の良いエージェントに出会うことで、成功の確率を高められます。
また、転職エージェントは、独自の非公開案件を持っていることがほとんどです。
希望企業の非公開求人に出会う確率を高めるために、複数の転職エージェントを活用しましょう。
6-2:転職エージェントから非公開求人を紹介してもらう
相性の良い転職エージェントが決まったら、次は非公開の求人案件を紹介してもらいましょう。
企業は求人情報の中でも、応募者が殺到してしまいそうな案件や、機密性の高い案件などは一般に公開せず、非公開求人としています。
6-3:プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
応募する際の履歴書作成や面接練習は、転職のプロである転職エージェントの協力を得ながら進めていきましょう。
転職活動の評価は、他の応募者との相対評価という軸でも行われるため、
また、客観的に判断してもらうことで実績の言語化もスムーズに進み、効率のよい準備ができます。
履歴書作成や面接練習に協力してもらうことで、他の応募者に対して差をつけ、選考通過率を高めることが可能です。
6-4:面接後もエージェントにフォローしてもらう
入念な準備をしたとしても、緊張する面接の中で自分のことを十分にアピールしきれなかったり、予想外の質問に詰まったりすることもあるでしょう。
うまく伝えられなかった部分を、同席していた転職エージェントが企業側にアピールしてくれます。
これによって、面接の中で生じた誤解が解消され、
転職エージェントには準備までだけでなく、面接終了後にも十分に協力してもらうのがおすすめです。
7章:外資系メーカーに強い転職エージェント
転職エージェントの中でも、外資系メーカーに強みを持っているエージェントを、3社紹介します。
もし、どの転職エージェントに登録するか迷ったら、今回紹介するエージェントに登録しておけば間違いないでしょう。
7-1:エンワールドジャパン
- エンワールド・ジャパン
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外資系・グローバル企業の転職なら
エンワールド・ジャパンの特徴 - 大手外資系、日系グローバル企業多数!
- 幅広い業界と好条件!
- 入社後の活躍と長期的なキャリア構築!
エンワールドジャパンは、
日本人が外資系のメーカーで活躍するための、的確なアドバイスをもらえるため、希少なエージェントです。
特にテクノロジーやデジタル分野の外資系メーカーに強く、
案件ごとに扱っているコンサルタントが異なるため、
7-2:JACリクルートメント
- JACリクルートメント
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管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの 高年収層に特化した転職エージェント
JACリクルートメントの特徴 - 年収800万円以上の求人多数!
- 外資・グローバル転職に強い!
- 各業界・職種に精通した約800名のコンサルタント!
海外で創業されたJACリクルートメントは、日系企業でありながら、海外の文化を企業内に取り入れている転職エージェントです。
企業ごとに各企業担当のエージェントがついており、定期的に企業と面談することで独自の情報を入手しています。
求人案件の字面だけでなく、会社の雰囲気も把握しているので、
「思っていたのと違った。」
という転職のミスマッチが生じる可能性を下げられますので、気になる部分は積極的に確認しましょう。
実際に利用した転職者からの評判が良く、相談にも親身に乗ってくれますのでまずは登録し、面談を済ませておくと良いでしょう。
7-3:ランスタッド
- ランスタッド
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外資転職・ハイキャリアの転職なら
ランスタッドの特徴 - 外資・国内優良企業の独占求人が豊富!
- グローバル企業なので外資系企業には特に強い!
- 業界専属のコンサルタントがサポート!
ランスタッドは、世界39ヶ国で4700拠点以上を展開している
巨大なネットワークを構築しているため、外資系メーカーの日本法人だけでなく、本社とも繋がっている場合が多いです。
本社の動向を踏まえたアドバイスをしてもらえるので、転職者の強みや経験を効果的にアピールできます。
国内大手の転職エージェントと差別化することを意識しているため、
特に年収800万円以上の案件を狙う場合には、必ず登録しておきましょう。
まとめ
外資系メーカーは、年功序列で長く働けば給料が上がるという、日本的な文化はありません。
その分
年中忙しいイメージがありますが、オンとオフの切り替えがはっきりしており、メリハリをつけている社員が多いのが特徴です。
年収の高さが魅力なので転職市場でも人気があり、その競争倍率はとても高いため、
非公開求人となっている場合が多いので、登録しないと応募すらできない可能性もあります。
転職エージェントをうまく活用することで、他の転職者と差別化できるため、今回紹介したように協力してもらいながら転職活動を成功に繋げていきましょう。
ここで、記事内で紹介した転職エージェントを紹介していきます。
記事内で紹介した転職エージェントは以下の通りです。
- 【外資系メーカーに強い転職エージェント】
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これらの転職エージェントを上手く活用して、転職を実現しましょう。