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このようにお考えではありませんか?
外資系SIerとは、企業の情報システムの更新などを通して、各企業が持つ課題を解決する外資系企業を主に指します。
この記事では、外資系SIerに関して知っておくべきことや、外資系SIerに転職を目指す際のポイントを詳しく解説します。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
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外資系SIerは、忙しくハードなイメージがありますが、個人の裁量でメリハリをつけた働き方が可能です。
【外資系SIerの代表的な会社】
- 日本Oracle
- SAPジャパン
- アクセンチュア
- 日本IBM
- 日本HP
【外資系SIerに転職するための5つのステップ】
- 自己分析し自分の強みや実績を言語化する
- 複数の転職エージェントに登録し、多くの非公開求人を紹介してもらう
- キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つける
- プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
- 面接後もエージェントにフォローしてもらう
【外資系SIerに強い転職エージェント】
- この記事のもくじ
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- 1章:外資系SIerとは
- 1-1:そもそもSIerとは
- 1-2:外資系SIerの特徴
- 1-3:外資系SIerが向いている人
- 2章:外資系SIerの代表的な会社と求人情報の一例
- 2-1:日本Oracle
- 2-2:SAPジャパン
- 2-3:アクセンチュア
- 2-4:日本IBM
- 2-5:日本HP
- 3章:外資系SIerに転職するための5つのステップ
- 3-1:自己分析し自分の強みや実績を言語化する
- 3-2:複数の転職エージェントに登録し、なるべく多くの非公開求人を紹介してもらう
- 3-3:キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つける
- 3-4:プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
- 3-5:面接後もエージェントにフォローしてもらう
- 4章:外資系SIerに強い転職エージェント
- 4-1:エンワールドジャパン
- 4-2:ランスタッド
- 4-3:レバテックキャリア
- まとめ
1章:外資系SIerとは
外資系SIerは、転職先として人気がある印象ですが、具体的にどのような企業で、どのような特徴があるのでしょうか?
まずSIerが、どのような企業を指すのかという点を明確にし、日系と比較して外資系SIerの特徴や外資系SIerが向いているのはどのような人か解説します。
1-1:そもそもSIerとは
そもそもSIerとは、どのような企業のことを指すのでしょうか?
SIerは、システムインテグレーターの略語で、「エスアイアー」と読みます。
SIerが担うのは、システムの開発・導入から保守管理まで幅広く、具体的には次のような工程に分割されます。
- 必要なシステムの明確化
- システムの設計
- システムを構築するプログラムの開発
- ハードウェアの選定・設置
- OSやデータベースなどのミドルウェア選定・設置
- マニュアル作成や現場支援などシステムの導入サポート
- 導入したシステムの保守管理
このような幅広い業務を一社で完結させたり、他の会社に外注したりしながら完結させます。
日本では、以下のような企業が、大手SIerとして代表的です。
- 野村総研
- 日本Oracle
- NEC
- オービック
- 富士通
1-2:外資系SIerの特徴
SIerは、さらにメーカ系、ユーザー系、コンサル系、独立系、外資系に分類できます。
外資系SIerは、忙しくハードなイメージがありますが、個人の裁量でメリハリをつけた働き方が可能です。
日系企業では、残業をしていることが頑張っていると考えられる傾向がありますが、外資系企業では、時間内に仕事が終わらなかったとマイナス評価になる場合もあります。
また、上司と部下とのコミュニケーションも活発で、風通しがよいのも外資系SIerの特徴といえます。
人事制度や待遇面では、給与形態が日系SIerとは大きく異なります。
そのため、転職1年目でも大きな成果を残すとベースの給与に加えて、大きなインセンティブが受け取れることもあります。
このように、日本を拠点とする企業であったとしても、外資系SIerは日系SIerと比べると、文化が大きく異なります。
1-3:外資系SIerが向いている人
1-2で紹介した外資系SIerの特徴から、外資系SIerで働くのは誰にでも向いているわけではありません。
以下のような考えを持っている人は、外資系SIerで働くのが向いているでしょう。
- 早くスキルアップしていきたい
- 若手でも活躍したい
- 高い収入が欲しい
- グローバルなプロジェクトに関わりたい
- 年功序列に納得がいかない
なぜなら
一方で成果主義が好きではなかったり、個人の裁量が大きくなると仕事がうまく回せない人には、外資系SIerは向いていません。
成果が出ない期間が続くと、仕事を失ってしまう可能性もあるため、よいイメージがあるからといって何となく転職するのは避けましょう。
2章:外資系SIerの代表的な会社と求人情報の一例
外資系SIerの代表的な会社として、どのような会社があるのか、それぞれの求人情報を紹介します。
平均年収は、一般職も含めていると考えれます。
※カイシャの評判より引用 https://en-hyouban.com/search/?
各企業の業務内容や必要とされるスキル、募集されている求人情報の一例を解説します。
2-1:日本Oracle
日本Oracleは、米国のOracleが1985年に日本で設立した法人で、情報システム構築を目的としたソフト・ハードウェア製品に加え、コンサルティングやサポートも提供しています。
買収戦略での決断力の速さとフットワークの軽さから、世界トップクラスのソフトウェアベンダーとなっており、さらにハードウェア事業にも力を入れています。
顧客の役員クラスと会話することが多く、技術の話だけではなく時事情報などを、日常的に学び勉強し続けるスキルが必要とされます。
また、日本オラクル公式サイトでは、以下のようなスキルが求められています。
- 新たな環境の変化や技術に対し、積極的にチャレンジする姿勢
- お客様の課題を的確に聞き出せるコミュニケーション能力
- チームワークを大切にしつつ、主体的に行動できる
業種は幅広いので、ソフトウェアエンジニアからハードウェアエンジニアまで、幅広く活躍可能です。
特にSaas、IaaS、Paasなどの導入支援経験や、コンサルファームでの経験が重宝され、初年度の年収は400万円~850万円です。
2-2:SAPジャパン
SAPは、企業向け基盤システムのパッケージなどを提供する、欧州最大級のソフトウェア会社です。
その日本法人であるSAPジャパンは、1992年に設立され、ソフトウェア製品の販売・導入支援・テクニカルサポートなどを提供しています。
SAPジャパンの公式サイトでは、次のような人材が求められています。
- 広い視野と大きな夢を持つ
- 活力にあふれ、仕事に真摯に向き合う
- 協調性と独創性を兼ね備えている
- ビジネス、世界をより良いものにしたい
具体的な採用案件としては、次のようなものが公開されています。
コンサルタント業務で募集要件としては、Procurementやコンサル経験が求められています。
想定年収は、公開されていません。
現在、SAPジャパンは、公開求人が多くないようなので、転職エージェント経由など非公開求人を確認する必要がありそうです。
2-3:アクセンチュア
アクセンチュアは、世界最大のコンサルティングファームで、戦略コンサルティングからITシステムの設計導入、運用管理まで手掛けています。
1989年に、アメリカの監査法人のコンサルティング部門が分社化し、発展してきたグローバル企業です。
さまざまな部門がありますが、その中でもテクノロジー領域は、SIerのような業務を行っています。
具体的な求人としては、ITインフラの管理方法を提案するスペシャリストがあり、次のようなスキルが求められています。
- インフラの運用もしくは構築の経験3年以上
- インフラのプリセールス、コンサルティング経験3年以上
予定年収は、650万円~1,000万円で、各種手当なども用意されています。
2-4:日本IBM
日本IBMは、米国IBMの孫会社で1937年に創立されたコンピュータ関連サービス企業です。
かつては、日本IBMで開発された製品が世界中で展開されており、世界のIBMの中でもその技術は先行していたと言われています。
近年は、コンサルティング事業にも力をいれており、転職市場ではアクセンチュアと双璧をなすほどの人気を誇っています。
求められるスキルとしては、次のようなものが挙げられています。
- コンサルティングファーム、SIerなどの経験者
- 開発経験
- チームマネジメント経験
- コンサルティング経験
年俸制で、経験・能力を考慮し支給額が決まりますが、1,000万円~2,000万円と高額です。
年間休日も121日間確保されていますし、魅力的です。
2-5:日本HP
日本HPは、米国企業であるHPの子会社として生まれました。
PCなど、ユーザーが使用する製品を製造販売しているイメージがありますが、SIer事業も行っています。
複数回の合併などを繰り返してきた背景もあり、外資系の中では社員同士の距離感や協力関係は日系企業に近い傾向です。
日本ヒューレット・パッカードの公開求人は、現在どの転職サイトにも掲載されていませんが、過去には企画営業などの職種で求人がありました。
転職エージェントを活用することで、日本HPの非公開求人を確認できる場合もありますので、登録してみることをおすすめします。
3章:外資系SIerに転職するための5つのステップ
転職市場でも人気のある、外資系SIerに転職することは簡単ではありません。
転職する際には、次の5ステップが重要です。
- 自己分析し自分の強みや実績を言語化する
- 複数の転職エージェントに登録し、多くの非公開求人を紹介してもらう
- キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つける
- プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
- 面接後もエージェントにフォローしてもらう
それぞれ具体的に解説します。
3-1:自己分析し自分の強みや実績を言語化する
なぜなら、自己分析をすることで、希望する業界や職種、条件など転職先を選ぶ際の基準が定まり、転職を効率よく進められるからです。
希望条件を整理する際には、それぞれの条件に優先順位をつけることが重要です。
すべての条件を満たすことは多くないため、迷った際にもスムーズに決断可能です。
すぐに転職先の企業を探すのではなく、まずは自己分析をすることが重要です。
3-2:複数の転職エージェントに登録し、なるべく多くの非公開求人を紹介してもらう
転職エージェントを利用することで、具体的に以下3つの点で利用しない人に差をつけることができます。
- 企業情報、非公開求人の紹介
- 書類、面接対策のサポート
- エージェントからの水栓
さらに、自分なりに実施した自己分析や希望条件の優先順位付けを、転職エージェントに協力してもらい見直すのもよいでしょう。
なぜなら転職エージェントは、それぞれ独自の非公開求人を持っているため、多くの求人を得る為には複数登録するのが効果的です。
3-3:キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つける
複数の転職エージェントと、面談や電話などのやり取りをする中で、キャリアアップのパートナーとなる転職エージェントを見つけましょう。
優秀なSEは、転職エージェントをキャリアアップのパートナーとして長く付き合っていきます。
そのためには、自分に合うエージェントが必要です。
仮に転職エージェント一社とのみやり取りをしていた場合、担当者と相性が悪かった場合、転職が上手くいかない可能性があります。
一方で、
優秀な担当がついてくれることで、自分の能力を最大限アピールし、必要に応じてさまざまなサポートをしてもらえます。
3-4:プロの手を借りて履歴書作成・面接練習を行う
パートナーとなる転職エージェントを決めたら、後はその担当者と履歴書作成や面接練習を進めていきましょう。
新卒採用とは違った書類選考や面接が行われますので、中途採用に合わせた準備が必要になります。
例えば、新卒採用はポテンシャル細胞が評価されやすいですが、転職の面接では即戦力を求めるために経験やスキルが重要です。
優秀で実績のある転職エージェントは、転職者と希望企業に合わせて的確なアドバイスを提供してくれます。
特に転職が初めての場合には、転職エージェントに相談しながら転職活動を進めましょう。
3-5:面接後もエージェントにフォローしてもらう
希望企業との面接が終わった後も、次の2点で転職エージェントにフォローをしてもらうことが可能です。
- 面接で十分にアピールできなかった点を、企業に対してフォローしてもらえる
- 内定した際に、福利厚生や労働条件などを交渉してもらえる
このように、転職先の紹介や書類選考・面接のサポートだけではなく、
積極的に活用し、転職を実現していきましょう。
4章:外資系SIerに強い転職エージェント
転職エージェントの中にも、得意不得意があります。
ここでは特に、外資系SIerに強い以下の転職エージェントを紹介します。
それぞれ具体的に解説します。
4-1:エンワールドジャパン
- エンワールド・ジャパン
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外資系・グローバル企業の転職なら
エンワールド・ジャパンの特徴 - 大手外資系、日系グローバル企業多数!
- 幅広い業界と好条件!
- 入社後の活躍と長期的なキャリア構築!
転職サービスを提供しているエン・ジャパンのグループ企業が運営するサービスで、グローバル人材に特化した求人を主に取り扱っています。
外資系企業はもちろんですが、日経グローバル企業など、ミドル~ハイクラスの非公開求人を多く保有している点が魅力です。
案件ごとに、担当するコンサルタントが顔写真付きで紹介されているのも特徴の1つで、パートナーとなるエージェントを見つけやすいでしょう。
4-2:ランスタッド
- ランスタッド
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外資転職・ハイキャリアの転職なら
ランスタッドの特徴 - 外資・国内優良企業の独占求人が豊富!
- グローバル企業なので外資系企業には特に強い!
- 業界専属のコンサルタントがサポート!
ランスタッドは、世界最大級の人材サービス会社であり、グローバルな求人を幅広く扱っている点が特徴です。
外資系企業へユーザーを転職させた実績も多いので、そのノウハウや最近ではWEB面接を成功させるための秘訣など、お役立ちコンテンツも充実しています。
また、北海道から九州までさまざまな場所に拠点を構えているので、どの場所でもしっかりサポートしてもらえる点は魅力的です。
4-3:レバテックキャリア
- レバテックキャリア
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IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス
レバテックキャリアの特徴 - エンジニア特化で15年!
- 初回の提案での内定率は90%!
- 最速1週間での内定実績!
レバテックキャリアは、外資系を専門に扱っているわけではありませんが、SIerを含むIT業界に強みを持つ転職エージェントです。
転職の際に、レバテックキャリアを利用したうちの60%以上が年収UPに成功し、そのUP額は平均で50万円となっているため、キャリアアップを実現できる可能性が高いです。
担当アドバイザーが、顔写真付きで紹介されているので、コミュニケーションが取りやすい点も魅力といえます。
まとめ
SIerは、顧客の課題をシステムの導入や保守運用を通して解決する企業でした。
その中でも外資系SIerは、オープンな風土と成果主義が魅力です。
有名な企業はいくつかありますが、それぞれ自社の製品であったり、コンサルティングまで請け負ったりとそれぞれ特徴があります。
また、
難易度の高い外資系SIerへの転職ですが、今回紹介した5ステップを実践し、転職エージェントを活用することで、成功確率を高められるでしょう。
ここで、記事内で紹介した転職エージェントを紹介していきます。
記事内で紹介した転職エージェントは、以下の通りです。
- 【外資系SIerに強い転職エージェント】
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これらの転職エージェントを上手く活用して、転職を実現しましょう。