あなたは、
「
「失敗しないように準備を念入りにしたい」
などとお考えではありませんか?
会社員からフリーランスになると、環境が大きく変わるのでとても不安ですよね?
結論から言えば、フリーランスになる前に準備するものは、大きく3つあります。
- お金や収入面に対する準備
- 仕事で使うツールの準備
- 役所・銀行での手続き系の準備
こちらの記事では、1章でフリーランスになる前に準備すべきものを大きく分けて紹介し、2章・3章・4章でそれぞれの準備すべきことについて細かく解説しています。
フリーランスになる前に準備すべき事がよく分からないという人は、是非この記事を参考にしてください。
また、フリーランスになるために準備すべきことを全てまとめたチェックリストを以下に作成したので、まずはこれらのリストを見てからこの記事を読み進めていってください。
【チェックリスト】
- 貯金をする
- 案件を確保しておく
- 事業シミュレーションを行う
- 審査が必要な手続きは済ませておく
- 印鑑を用意する
- 名刺を用意する
- メールアドレス・ビジネス系チャットアプリを用意する
- 書類作成のテンプレートを用意する
- ポートフォリオを用意する
- SNSアカウントを用意する
- 保険・年金の切り替え手続きの準備をする
- 開業届提出の準備をする
- 仕事用の銀行口座を用意する
では、ここからそれぞれの準備について詳しくみていきます。
- この記事のもくじ
-
- 第1章:フリーランスへ向けての準備は大きく3つある
- 第2章:お金や収入面に対する準備【会社員のうちに準備しよう】
- 2-1:貯金をしておこう
- 2-2:副業から始めて、案件を確保しておこう
- 2-3:簡単な事業シミュレーションを作ろう
- 2-4:各種審査が必要なものは、審査を済ませておこう
- 2-2-1:各種ローンの審査
- 2-2-2:新規のクレジットカード作成
- 2-2-3:物件の賃貸契約
- 2-2-4:融資の審査
- 第3章:仕事で使うツールの準備【できれば会社員のうちに準備しよう】
- 3-1:印鑑を用意する
- 3-2:名刺を用意する
- 3-3:メールアドレス・ビジネス系チャットアプリを用意する
- 3-4:よく使う書類のテンプレートを用意する
- 3-5:ポートフォリオやスキルシートを用意する
- 3-6:SNSアカウントを用意する
- 第4章:役所関係の手続きの準備【独立後】
- 4-1:保険・年金の継続・切り替えの手続き
- 4-1-1:厚生年金から国民年金への切り替え
- 4-1-2:健康保険の切り替え・継続手続き
- 4-2:開業届提出の手続き
- 4-3:仕事用の銀行口座を用意する
- 第5章:フリーランスに必須の案件紹介サイト10選
- 5-1:Midworks
- 5-2:フューチャリズム
- 5-3:tech tree
- 5-4:レバテックフリーランス
- 5-5:CHANGE UP!
- 5-6:ITプロパートナーズ
- 5-7:ギークスジョブ
- 5-8:フォスターフリーランス
- 5-9:PE-BANK
- 5-10:クラウドテック
- まとめ
第1章:フリーランスへ向けての準備は大きく3つある
フリーランス転向前に準備しておくべきものは、大きく分けて以下の3つがあります。
- お金や収入面に対する準備
- 仕事で使うツールの準備
- 役所・銀行での手続き系の準備
会社員のうちに何も準備せずに、いきなりフリーランスになるのはおすすめできません。
そのため、フリーランス転向時に必要な手続きや案件確保などをしないまま、いきなりフリーランスになると、最初に大きくつまずいてしまう可能性があります。
そのため、上記3つの準備をきちんと行って、フリーランスとしてスムーズなスタートを切りましょう。
ここからは、それぞれ準備することについて詳しく紹介していきます。
第2章:お金や収入面に対する準備【会社員のうちに準備しよう】
お金や収入面に対して準備すべきことには以下の4つがあります。
- 貯金をしておく
- 案件を先に確保しておく
- 簡単な事業シミュレーションをする
- 審査が必要なものは、審査を済ませておく
たとえば、フリーランスになると信用の関係から各種ローンの審査通過が難しくなるので、会社に在籍しているうちに、審査が必要なものはあらかじめ申し込んでおくなどの準備が大切です。
ここからは、会社員のうちに進めておきたい「お金や収入面に関する準備」について解説していきます。
2-1:貯金をしておこう
フリーランスになる前に、まずは貯金をしておきましょう。
フリーランスに転向後、すぐに収入が安定するとは限りません。
独立当初はあまり収入が得られない可能性もありますし、収入が安定せず月によってはほとんど収入がないという事態も考えられます。
万が一収入がほとんどない状況になり、さらに貯金もないとなれば生活していけないだけでなく、税金や保険を滞納するリスクもあります。
なお、貯金もない状態で独立して、収入もないなど最悪の場合は、失業手当を受給するという方法もあります。
過去2年間に、雇用保険(失業保険)に加入している期間が12ヶ月以上あるなど、その他条件を満たせば受給資格があり、3ヶ月間は最低水準の生活ができるお金を受給できます。
ただし、失業手当はあくまでも就職活動している人への支援を目的としているため、就職活動ではないフリーランスは、受給できないこともあるので注意が必要です。
2-2:副業から始めて、案件を確保しておこう
フリーランスになる前に、まずは
フリーランスとして働く以上、仕事がない状態は、絶対的に避けなければいけません。
しかし、まだ案件が何もない状態から、いきなりフリーラスになってしまえば、仕事がない時期を過ごしてしまう場合があります。
そのため、まずは、会社員の時に副業から始め、ある程度の実績や経験を重ねつつ、案件を確保しておくことが非常に重要です。
また、継続的なオファーがある状況なら、急に仕事がなくなるリスクが少ないので、多くの案件を抱えて新規のオファーは断るような状態が理想です。
詳しくは5章で解説しますが、
2-3:簡単な事業シミュレーションを作ろう
簡単な、事業シミュレーションを行いましょう。
事業シミュレーションとは、要するに事業に関わる売上やコストを試算することをいいます。
フリーランスとして活躍し続ける根拠・ビジョンもないまま、何も計画せず、いきなりフリーランスになるのは危険です。
たとえば、
- 開業に必要な資金はいくらか
- どこから案件を獲得するのか
- 月に何件の仕事をこなすのか
- 月の売上はいくらか
- 月の支出はいくらか
- 着金するまでどのくらい時間がかかるか
- 着金するまでの間の支出はどうするのか
- どこからどこまでを経費として計上できるか
など
1ヶ月単位ではなく、半年〜1年の期間でシミュレートしましょう。
このように、シミュレーションをきちんと行い、シミュレーション通りに行動することで、資金繰りなどに失敗するリスクを抑えることができます。
2-4:各種審査が必要なものは、審査を済ませておこう
各種審査が必要なものは、会社員のうちに審査を済ませておきましょう。
フリーランスの社会的信用は低いため、会社員なら通過できるような審査でも、フリーランスの場合は通過が難しくなることが少なくありません。
審査が必要な手続きには主に以下のものがあります。
- 各種ローンの審査
- 新規のクレジットカード作成
- 物件の賃貸契約
- 融資の審査
ここからは、それぞれ会社員のうちに進めておきたい審査について紹介していきます。
2-2-1:各種ローンの審査
会社員のうちに、必要な
主なローンには以下のものがあります。
- マイカーローン
- 住宅ローン
- カードローン
- ショッピングローン
- ローンの見直し・借り換え
など
たとえば、これから車を購入する予定があるならマイカーローンを申し込む必要がありますし、複数のローンを一本化したいと考えているのならローンの見直しをしなければいけません。
そのほかにも、事業で使うための高価なパソコンや備品などを、分割で購入する予定があるのなら、フリーランスになってから申し込むよりも、会社員のうちに申し込んだ方が、審査に通過する可能性が高いです。
そのため、これから事業で必要なもの、もしくはプライベートで欲しいものをピックアップし、ローン契約が必要なものに関しては、フリーランスになる前に申し込んでしまいましょう。
2-2-2:新規のクレジットカード作成
特に、クレジットカードを一枚も持っていない人や、事業用のカードを持っていない人は、フリーランスになる前に用意しておくことをおすすめします。
また、仮にクレジットカードを使う予定がないのなら、年会費無料のものだけでも持っておきましょう。
2-2-3:物件の賃貸契約
フリーランス転向後に引越しを予定している人は、会社員のうちに
物件を借りるときにも審査が必要で、会社に勤めていないとなると、賃貸物件の管理会社から「毎月家賃を払えるのかな?」と思われてしまいます。
そのため、引越しの予定がある人は会社員のうちに物件を契約しておくことをおすすめします。
2-2-4:融資の審査
プライベートで現金が必要な場合などは、会社員のうちに融資を申し込んでおくことをおすすめします。
銀行や消費者金融などの
特に銀行は融資の審査が比較的厳しいので、少額の融資でもフリーランスでは審査が通らないことも少なくありません。
金融機関からの融資を受けようと考えている人は、会社員のうちに申し込んでおきましょう。
- 【コラム】自己管理能力を高めておく
-
フリーランスに転向する際は、各準備のほかに自己管理能力も高めておきましょう。
フリーランスは会社員よりも、仕事面・健康面における自己管理能力が求められます。
たとえば、フリーランスエンジニアが健康を害して1週間働けなくなった場合、誰も助けてはくれないので、その間は仕事が回らなくなります。
そのため、会社員のうちから健康管理やお金の管理を意識するなど、自己管理能力を高めておきましょう。
第3章:仕事で使うツールの準備【できれば会社員のうちに準備しよう】
続いて、仕事で使うツールの準備をしましょう。
フリーランスの仕事で使うツールには以下のものがあります。
- 印鑑
- 名刺
- メールアドレス・チャットアプリ
- よく使う書類のテンプレート
- ポートフォリオ・スキルシート
- SNSアカウント
フリーランスになればこれらを利用する機会が多いです。
会社員のうちに副業を始めれば自然と準備できる項目でもありますが、副業せずにフリーランスに転向する人も会社員のうちに準備しておきましょう。
以下では、それぞれのツールについて詳しく解説していきます。
3-1:印鑑を用意する
まずは事業用の印鑑を準備しましょう。
事業用の印鑑とは屋号や事務所の住所が入った印鑑のことで、たとえば封筒を送付する際などに住所の入った印鑑を押せば、事務所の住所を手書きする必要がなくなります。
フリーランスの必需品というわけではありませんが、あると便利なので会社員のうちに用意しておくことをおすすめします。
3-2:名刺を用意する
フリーランスになる前に、名刺も準備しておくことをおすすめします。
フリーランスにとって営業や人脈づくりも仕事の一つですが、いつどこで人脈が作られ、仕事が生まれるかわかりません。
どんな時でも、自分のことを知ってもらうためにも、名刺は大切なツールです。
フリーランスになってすぐに名刺を渡せるように、会社員のうちから名刺を作っておきましょう。
3-3:メールアドレス・ビジネス系チャットアプリを用意する
事業用のメールアドレスには、Gmailを使われることが多いですが、独自ドメインを取得して、オリジナルのメールアドレスを作成するのもおすすめです。
ドメインを取得したメールアドレスは、費用がかかりますが、その分クライアントからは「事業がうまくいっているきちんとしたフリーランス」と思ってもらえ、信用性が高いです。
また、ビジネス系のチャットアプリは、多くの企業・フリーランスの間で利用されているため、1対1はもちろん複数人とも円滑なコミュニケーションを取ることができます。
よく使われているビジネス系のチャットアプリには、以下の2つがあります。
- Chatwork https://go.chatwork.com/ja/
- Slack https://slack.com/intl/ja-jp/
これらは無料で利用できるプランもあるので、会社員のうちに登録して使い方に慣れておきましょう。
なお、
3-4:よく使う書類のテンプレートを用意する
続いて、よく利用する可能性の高い書類のテンプレートを用意しておきましょう。
フリーランスは専門の業務以外にも事務処理を自分で行わなければいけません。
仕事でよく使われる書類には以下のものがあります。
- 見積書
- 納品書
- 請求書
- 契約書
など
これらの書類を事前に用意しておけば、いざ書類作成が必要な時に時短でできるほか、書類を多く必要とする時に生産性を高めることができます。
なお、以下のWEBサイトでは、各種書類の無料テンプレートが公開されているので、参考にしてみてください。
https://template.the-board.jp/
3-5:ポートフォリオやスキルシートを用意する
フリーランスへ転向する前に、ポートフォリオなど実績のわかるものを用意しておきましょう。
WEBサイトを立ち上げたり、フリーランスエンジニアならスキルシートを作成したり、ポートフォリオを持っておくことで、案件の受注率が上がります。
口頭や文章で自分の実績や経験を伝えるよりも、ポートフォリオで証明することによって、より明確に実績と経験を伝えることができます。
フリーランス転向後に、ポートフォリオを作成することがはできますが、後回しになってしまう可能性が高いです。
そのため、フリーランスになるなら、独立前にポートフォリオを準備しておきましょう。
3-6:SNSアカウントを用意する
フリーランスとして本格的に活動する前に、
フリーランスは、自分で営業して自分で案件を受注していかなければいけません。
SNSアカウントは、自分を売り出す一つのツールでもあり、ブランディングにも効果的です。
うまくいけば、SNSを運用することによって、自分から営業しなくても仕事が舞い込んでくる状況を作り上げられます。
またそのほかにも、業界の最先端の情報を取得できたり、同業者のコミュニティに参加できたりします。
そのため、TwitterやFacebookをはじめとしたSNSのアカウントを開設し、情報発信していきましょう。
第4章:役所関係の手続きの準備【独立後】
フリーランスになる前に必要な、仕事面、収入面の準備を行ったら、次は役所関係の手続きを進める準備を行いましょう。
フリーランス転向時に必要な役所関係の手続きには、以下のものがあります。
- 保険・年金の継続・切り替えの手続き
- 開業届提出の手続き
- 仕事用の銀行口座を用意する
ここからは、それぞれの手続きの準備について詳しく開設していきます。
4-1:保険・年金の継続・切り替えの手続き
現在の職場を退職して、フリーランスとして働き始めるためには、保険と年金の切り替えが必要です。
フリーランスは、企業と雇用関係がないので、基本的に厚生年金を国民年金に切り替え、社会保険を国民健康保険に切り替えなければいけません。
また、手続きには、期日が決められています。
この記事で、独立時に必要な手続きとその期日を把握したら
以下ではそれぞれの手続きについて詳しく開設していきます。
4-1-1:厚生年金から国民年金への切り替え
手続きを行う場所は、市区町村の役場の年金窓口で期日は退職日から14日以内です。
14日を過ぎてもペナルティがあるわけではありませんが、手続きを早めに済ませておくことで、気持ち的に余裕を持ってフリーランスを始めることができます。
また、手続きに必要な書類は、身分証明書と年金手帳など基礎年金番号がわかるものの2つです。
ただし、市区町村によって必要書類は異なる場合があるので、自宅近くの役場のホームページなどからチェックしておきましょう。
4-1-2:健康保険の切り替え・継続手続き
しかしそのほかにも、任意で社会保険を継続したり、扶養家族に入ったりする方法もあります。
それぞれの手続きとその特徴は以下の通りです。
フリーランスに独立したら、社会保険から国民健康保険へ切り替えるのが一般的です。
国民健康保険への切り替えは、近くの役場の保険窓口から行い、期日は退職日から14日以内となっています。
また、手続きをする際に必要な書類は、身分証明書と健康保険資格喪失証明書など、退職したことがわかるものの2つです。
健康保険は、国民健康保険へ切り替えず、退職した会社の健康保険を継続するという方法もあります。
社会保険を継続するメリットとしては、保険料が継続時から変動しない上に、扶養家族を保険料の負担なしで加入させられることです。
これまで会社が負担していた分は、自身で負担する必要はありますが、そもそもの保険料は変わらないので、フリーランスとしての収入が高ければその分保険料を安く抑えることができます。
一方で、継続するデメリットは、フリーランスとしての収入が低ければかえって保険料が高くついてしまうことです。
任意継続の条件は、退職までに2ヶ月以上保険に加入していることで、退職してから20日以内に、退職時に加入していた健康保険組合または協会けんぽに申請する必要があります。
退職から20日を過ぎれば申請することはできず、また継続中に1日でも保険料を滞納すると強制的に脱退させられる可能性があるので注意しましょう。
なお、社会保険を利用できるのは、最長で2年間です。
フリーランスに転向したら、配偶者や親族の健康保険の扶養に入るというのも一つの手段です。
被保険者の親族の会社で手続きを行えば、扶養家族として保険料がタダになります。
ただし、フリーランスとしての税込年収が、130万円未満でなければならないなど、いくつかの条件があるので、誰もが扶養に入れるわけではありません。
フリーランスとして月の売り上げが11万円を超えるようなら、国民健康保険への切り替えか、社会保険任意継続が必要です。
4-2:開業届提出の手続き
続いて、今後フリーランスとして働いていくのなら開業届を提出しましょう。
開業届を提出すれば、フリーランスの仕事を事業として認めてもらえるほか、会社のように個人事業に名前をつけられる「屋号」も任意で取得できます。
会社員のうちに副業をしているのなら、会社員でも手続き可能です。
また、支払う税金を抑えたいのなら、青色申告承認申請書も同時に提出しましょう。
確定申告では、白色申告か青色申告の2種類を選ぶことができ、書類の作成が難しい青色申告には節税効果があります。
開業届と青色申告承認申請書の提出を行う際は、どちらも同時に作成できる開業freeeを利用しましょう。
それぞれの書類が完成したら、印刷して自宅近くの税務署へ提出しましょう。
4-3:仕事用の銀行口座を用意する
フリーランスとして働くのなら、仕事用の銀行口座を必ず用意しましょう。
仕事用とプライベート用の銀行口座を使い分けることで、会計処理の手間を減らすことができます。
また、開業届で屋号を取得している人は、屋号付きの銀行口座を開設することが可能です。
屋号を取得している人は,屋号入り名義での口座開設も検討してはいかがでしょうか。
口座開設のために銀行窓口へ行く時間がない人は、ネット銀行がオススメです。
- 【コラム】確定申告や会計関係の準備
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フリーランス転向時、もしくは副業としてすでに案件を受注している人は、会計関係の準備をしておきましょう。
フリーランスになると、自分で確定申告しなければならず、そのために日々の会計処理が必要です。
事業を営むために使ったお金は、常に帳簿付けし、領収書を保存する癖をつけましょう。
フリーランスとして会計処理をするなら、以下2つの会計ソフトの利用がおすすめです。
第5章:フリーランスに必須の案件紹介サイト10選
ここまで、フリーランスになるために必要な準備を、大きく分けて3つ紹介してきましたが、2−2でもお伝えした通り、
ここからは、フリーランスエンジニアに必須の、案件紹介サイト10選を紹介していきます。
退職後、フリーランスとしてのスタートダッシュにつまずかないためにも、まずはこれらのサイト全てに登録して、いつでも複数の案件を確保できる状態にしておきましょう。
5-1:Midworks
- Midworks
-
正社員でフリーランスな エンジニアライフを Midworksで実現しませんか?
Midworksの特徴 - 保有案件数は業界最大級!
- フリーランスでも正社員並みの保障付き!
- 業界を熟知したコンサルタントによるフォロー!
MidworksはIT・web系に特化したフリーランス独立支援サービスです。
Midworksには以下3つの特徴があります。
- 契約時の発注金額がわかる
- マージン率が低い
- 保証や保険が手厚い
通常、案件紹介サイトから受けた仕事は、マージン率と発注金額がわからないことがほとんどですが、Midworksで受注した案件はその契約金額がわかる特徴があります。
さらにマージン率は10〜15%と低い水準なので、契約金額の9割近くを受け取ることが可能です。
そのほか、Midworksは正社員と同等の補償が受けられ、各種保険を半額負担してくれるため、フリーランスとはいえ安定した働き方を目指したい人はMidworksの利用がオススメです。
5-2:フューチャリズム
- フューチャリズム
-
フリーエンジニア専門の案件紹介サービス
フューチャリズムの特徴 - 最高月収120万円!
- 支払いサイト最短15日!
- 業務開始まで最短1週間
フューチャリズムは、ポート株式会社が運営するITエンジニア向けのフリーランス案件紹介エージェントです。
フューチャリズムの特徴は以下の3つです。
- 支払いが最短15日
- スキルアップを狙える
- 報酬の高い案件が多い
フューチャリズムは、支払いが最短15日と業界の中でも特に早いことが特徴で、特にフリーランス独立初期で、キャッシュフローに困っている時に非常に助かるサービスとなっています。
さらにフューチャリズムの紹介する案件は、スキルアップが狙え、なおかつ報酬額の高い案件が多いことが特徴です。
これからフリーランスエンジニアへ転向する人はぜひ登録してみてください。
5-3:tech tree
- tech tree
-
ITエンジニア・フリーランスの求人案内サービス
tech treeの特徴 - 業界大手企業群と優良直請け案件が多数あり!
- 開発会社ならではの独自教育及びサポートシステム!
- 専任のキャリアパートナーによる安心のフォロー体制!
tech treeは、株式会社レイハウオリが運営するフリーランス案件紹介エージェントです。
tech treeには以下3つの特徴があります。
- 登録から案件紹介までが最短当日
- 独占案件を多数保有
- 独自の手厚いサポートを行なっている
tech treeは、登録してから最短で当日に案件の紹介を受けられるため、急いで案件を確保したいときにオススメです。
また、「確定申告代行」や「正社員登用制度」などといった、独自の手厚いサポートを行なっているため、フリーランス転向初期で不安な人には特にオススメです。
5-4:レバテックフリーランス
- レバテックフリーランス
-
業務委託・常駐フリーランス専門エージェント!
レバテックフリーランスの特徴 - あなたのスキルがダイレクトに収入へとつながる!
- 独自案件で発注額が高い!圧倒的な低マージン!
- まだフリーになるか決めていない方や 情報収集したいだけの方もお気軽に!
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するIT・WEB関係に特化したフリーランス案件紹介エージェントです。
レバテックフリーランスには以下3つの特徴があります。
- 独自の福利厚生
- 報酬の支払いが早い(末締め翌月15日支払)
- 幅広い業務内容の案件を保有
レバテックフリーランスは、独自の福利厚生を備えており、たとえば条件を満たした人は、レバテックフリーランス提携の宿泊施設が格安で利用できたりします。
また、レバテックフリーランスで紹介される案件には、ソーシャルゲーム案件やインフラエンジニア案件、アプリ案件などその業務内容の幅広さが特徴です。
そのため、さまざまなジャンルから自分にあった案件を選びたいと考えているフリーランスエンジニアはオススメです。
5-5:CHANGE UP!
- チェンジアップ(CHANGEUP!)
-
転職×フリーランス|エンジニアの仕事探しなら
チェンジアップ(CHANGEUP!)の特徴 - 業界初!?転職とフリーランスどちらでも情報収集ができる!
- しっかりとしたヒアリングであなたのスキルを無駄なく活かせる!
- 仕事が決定した後も専任のスタッフが継続的にサポート!
チェンジアップ(CHANGEUP!)は、株式会社ユナイテッドウィルが運営する、フリーランスエンジニア向けの案件紹介エージェントです。
チェンジアップには以下3つの特徴があります。
- 正社員の求人もある
- エンジニアの仕事に詳しいスタッフが対応
- 案件が首都圏中心
チェンジアップの案件の中には、正社員の求人もあることが特徴で、プロのアドバイザーがフリーランスとして働いていくのと、正社員として働いていくのとでは、どちらが向いているのかアドバイスしてくれます。
また、案件を紹介してくれるスタッフは、エンジニアの仕事に熟知している人が多いので、案件のミスマッチが起こる可能性が低いです。
フリーランスエンジニアへの転向を迷っている人や、案件のミスマッチが不安な人は、ぜひ登録してみてください。
5-6:ITプロパートナーズ
- Hajimari (ITプロパートナーズ)
-
IT起業家・フリーランスの自立を支えるお仕事紹介サービス
Hajimari (ITプロパートナーズ)の特徴 - 週2日からの案件紹介!
- エンド直なので高単価!
- トレンド技術を取り入れた魅力的な案件多数!
ITプロパートナーズは、株式会社ITプロパートナーズが運営する案件紹介エージェントです。
ITプロパートナーズには、以下2つの特徴があります。
- 週2〜3日からの可動が可能
- ベンチャー企業の案件がやや多め
ITプロパートナーズの特徴は、週2〜3日の稼働から始められることで、副業から始めようと考えている人や、自分のペースで働きたいと考えている人にはおすすめです。
また、ベンチャー企業の案件がやや多いという特徴があるので、これから伸びる事業のプロジェクトに参画したいという人はITプロパートナーズを利用しましょう。
5-7:ギークスジョブ
- ギークスジョブ
-
日本最大級のITフリーランス専門エージェント!
ギークスジョブの特徴 - 高額予算の独占案件を保有!
- 保有案件が多いから仕事がない期間がない!
- キャリアアップにつながるコンサルティングあり!
ギークスジョブは、取引実績が1、000社以上にものぼる老舗の案件紹介エージェントです。
ギークスジョブ には、以下2つの特徴があります。
- WEBやスマホアプリ開発の案件が多め
- 独自のサポートが充実
ギークスジョブは、WEB開発、スマホアプリ開発の案件に強いことが特徴で、開発系のエンジニアにはおすすめのエージェントです。
さらにセミナーの開催を行うほか、会社員と同等の福利厚生を設けるなど、フリーランスのサポートにも力を入れているため、フリーランスとしての活動に少しでも不安があるのなら登録をおすすめします。
5-8:フォスターフリーランス
- フォスターフリーランス
-
フリーランスITエンジニアの案件・求人サイト
フォスターフリーランスの特徴 - 案件の半数以上が直取引で高単価!
- 利用者満足度90%以上!
- 20年のノウハウでサポートに自信あり!
フォスターフリーランスは、フリーランスエンジニア向けの案件紹介エージェントです。
フォスターフリーランスの特徴には、以下の3つがあります。
- 案件が都心部に集中
- 常駐型の案件が中心
- 利用者のスキルを評価している
フォスターフリーランスが紹介する案件は、都心部に集中しており、そのほとんどが常駐型の案件となっており、都心部に住んでいる人には最適なエージェントです。
また、IT業界を熟知したコーディネーターによるスキル評価が特徴で、フリーランス独立前後など自分のスキルがどの程度通用するのかわからない人は、フォスターフリーランスのスキル評価を是非受けてみてください。
5-9:PE-BANK
- PE-BANK
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設立から四半世紀!フリーランスエンジニアの独立をサポート!
PE-BANKの特徴 - 平均年収800万円以上 ※関東エリア
- 取扱案件数は常時5万件超!
- ITエンジニアの方へ総合的なサポート!
PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営する、フリーランスエンジニア専門の案件紹介エージェントです。
PE-BANKの特徴には、以下の3つがあります。
- 地方の案件に対応
- マージン率が低い
- 確定申告のサポートに対応
PE-BANKは、地方の案件に対応していることが大きな特徴で、北海道から福岡まで全国9か所に拠点を持っているため、地方在住のフリーランスエンジニアでもPE-BANKの利用が可能です。
また、マージン率は12%からと低いため、受注した案件の報酬のほとんどを受け取ることができます。
ぜひ登録してみてください。
5-10:クラウドテック
- クラウドテック(crowdtech)
-
リモートワークや週3日・週4日など案件多数!
クラウドテック(crowdtech)の特徴 - 専任のフリーランスキャリアアドバイザーがサポート!
- 取扱案件の33%がリモートワーク!週3日、4日OKのお仕事も多数!
- タートアップから大手企業まで!
クラウドテックは、株式会社クラウドワークスが運営している案件紹介エージェントです。
クラウドテックには、以下3つの特徴があります。
- 自分の理想とするワークスタイルを目指せる
- 支払いサイトが最短15日
- 独自の保険がある
クラウドテックは、自分の理想とするワークスタイルを目指せることが特徴で、週2〜3日からの案件や常駐型の案件など、自分の好みの案件を柔軟に紹介してくれます。
さらに、クラウドテックは、独自の保険サービスが強みで、クラウドテックの利用者かつ対象者なら誰でも加入可能な保険、「クラウドワーカーあんしん保険」は、病気やケガで仕事ができなくなった時に、毎月5万円を最長10年間支給されるといった手厚いサポートを受けられます。
クラウドテックは、案件と保険が充実しているので、すべてのフリーランスエンジニアに利用をオススメします。
- 【コラム】フリーランスの準備と同時に確認しておいた方が良いこと
-
フリーランスへの転向を考えている人は、自分が本当にフリーランスとして働いていけるのか、改めて考えてみることが大切です。
「収入が上がりそう」とか「会社に縛られず自由に働ける」といった、フリーランスの良い面だけを見てフリーランスに転向したら、「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。
きちんとフリーランスのリスクやデメリットについても理解し、その上でフリーランスは自分にとって適した働き方だと思った時に、はじめてフリーランスへの転向を検討しましょう。
以下の記事では、フリーランスエンジニアのリスクとデメリットについてそれぞれ詳しく解説しているので、気になる方は是非チェエクしてみてください。
フリーランスの3大リスクとは?失敗しない6つの要点とリスクヘッジを解説
フリーランスの3つのデメリットとは?会社員との違いを徹底解説
まとめ
最後にこの記事のポイントを振り返ります。
- 【フリーランスへ向けての準備は大きく3つある】
-
- お金や収入面に対する準備
- 仕事で使うツールの準備
- 役所・銀行での手続き系の準備
- 【お金や収入面に対する準備】
-
- 貯金をしておく
- 案件を先に確保しておく
- 簡単な事業シミュレーションをする
- 審査が必要なものの審査を済ませておく
- 【仕事で使うツールの準備】
-
- 印鑑
- 名刺
- メールアドレス・チャットアプリ
- 作成する書類のテンプレート
- ポートフォリオ・スキルシート
- SNSアカウント
- 【役所関係の手続きの準備】
-
- 保険・年金の継続・切り替えの手続き
- 開業届提出の手続き
- 仕事用の銀行口座を用意する
- 【フリーランスに必須の案件紹介サイト10選】
-
フリーランスに転向する前に、準備することはいくつもあります。
お金や収入面に関する準備のほか、仕事で使うツールの準備、また役所の手続きの準備とさまざまです。
特に、フリーランスになると、会社員時代ではやらなかった会計業務や確定申告、書類作成などを行う必要があるため、会社員のように専門の業務だけに従事すればいいというわけではありません。
そのような、フリーランスならではの業務があることを知らなかったり、そのために必要な準備等を怠ったりすれば、フリーランスとしてのスタートダッシュにつまずきやすくなってしまいます。
スムーズにフリーランスとしてのスタートを切るためにも、事前の準備をしっかりと行いましょう。