あなたは、
「
「
などとお考えではありませんか?
結論から言えば、フリーランスは、高収入や自由度の高い生活を目指せる一方で、収入が安定しにくいなどの大きなリスクが伴います。
いざ
また、収入などの「仕事面」のリスクだけでなく、「社会的信用」や「健康」のリスクについても把握しておくことも必要です。
こちらの記事では、1章でフリーランスになるリスクを紹介し、2章・3章・4章でその具体的なリスクと対策について紹介していきます。
そしてフリーランスになるリスクがわかったら、5章でフリーランスに向いている人の特徴、6章で登録必須の案件紹介サイトを紹介しているので、フリーランス転向の意思がある人はぜひ参考にしてください。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
-
■フリーランスの 大きな 3つのリスク- 仕事面のリスク
- 社会的信用面のリスク
- 健康面のリスク
■思わぬトラブルを避けるためには、専門サイトを仲介して仕事を獲得する 【リスクを避けるサポート充実サイト】
【おすすめの転職エージェント】
【フリーランス志望の人におすすめのサイト】
【フリーランスに必須の案件紹介サイト】
- Midworks
- チェンジアップ(CHANGEUP!)
- フューチャリズム
- tech tree
- レバテックフリーランス
- Hajimari (ITプロパートナーズ)
- ギークスジョブ
- フォスターフリーランス
- PE-BANK
- クラウドテック(crowdtech)
- この記事のもくじ
-
- 第1章:フリーランスには大きく3つのリスクがある
- 第2章:仕事関係のリスクと対策
- 2-1:収入に関するリスクと対策
- 2-1-1:仕事を受注できない
- 2-1-2:突然発注を打ち切られる
- 2-1-3:仕事の単価が安くなりやすい
- 2-1-4:病気や事故で休んだら収入が途絶える
- 2-2:契約に関するリスクと対策
- 2-2-1:不利な契約を結ばされることがある
- 2-2-2:損害賠償を請求される可能性がある
- 2-2-3:トラブル発生時は自力で解決する必要があり大変
- 2-2-4:【サポート充実】おすすめサイト2選
- 2-3:その他のリスクと対策
- 第3章:社会的信用面のリスクと対策
- 3-1:新規のクレジットカードの審査が通りにくい
- 3-2:各種ローンの審査が通りにくい
- 3-3:賃貸契約の審査が通りにくい
- 第4章:健康面のリスクと対策
- 4-1:心身の健康維持が重要
- 4-2:ワーカホリックになる人がいる
- 第5章:フリーランスに向いている人の6つの特徴
- 5-1:常にリスクヘッジの感覚を持っている
- 5-2:責任感がある
- 5-3:仕事と生活のバランスをマネジメントできる
- 5-4:仕事の効率化が得意
- 5-5:コミュニケーションが得意
- 5-6:仕事において明確な軸を持っている
- 第6章:フリーランスに必須の案件紹介サイト10選
- 第7章:フリーランスへ向けた準備をきちんとしよう
- まとめ
第1章:フリーランスには大きく3つのリスクがある
大きく分けて、フリーランスには以下3つのリスクがあります。
- 仕事面のリスク
- 社会的信用面のリスク
- 健康面のリスク
このように、フリーランスのリスクは、何も仕事面だけではありません。
健康診断などが義務化されていない上に、体調を崩せば仕事がストップするため、会社員よりも健康に気遣う必要があります。
特にフリーランスエンジニアなど、クライアントワークで生計を立てるフリーランスは、体調不良による収入への影響は非常に大きいです。
またそのほかにも、
では、具体的にどのようなリスクがあり、どうやって対策していけばいいのか。
以下では、それぞれのリスクを深掘りして解説していきます。
第2章:仕事関係のリスクと対策
仕事関係のリスクとして具体的に考えられるのが以下2つのリスクです。
- 収入に関するリスク
- 契約に関するリスク
フリーランスとして仕事をこなしていくためには、収入や契約について自分自身でリスク管理していく必要があります。
フリーランスエンジニアとなれば、どのくらいの収入を得るのか、またどんな内容の仕事を受けるのかは全て自分次第です。
そこでここからは、上記2つとそのほかに考えられるリスクについて、それぞれ注意点と対処方法を解説していきます。
2-1:収入に関するリスクと対策
フリーランスの収入は景気に左右されやすいことが特徴で、また企業という後ろ盾がないため、以下のようなリスクが発生します。
- 仕事を受注できない
- 突然発注を打ち切られる
- 仕事の単価が安くなりやすい
- 病気や事故で休んだら収入が途絶える
- 収入が頭打ちになりやすい
ひとつひとつ注意点と対策まで紹介していきます。
2-1-1:仕事を受注できない
フリーランスは、
会社員のようにある程度やるべきことが用意されていないため、収入を得るためには、仕事を自分で受注する必要があります。
安定的に仕事を受注する方法は、次の3つです。
- 案件の獲得経路を複数持つ
- 人脈を広げておく
- 営業力をつける
案件の獲得経路を複数持ち、人脈を広げることで、仕事受注の窓口を増やし、営業力をつけて仕事を掴み取ることが大切です。
特に年齢が若い人は、「スキルが成熟していない」と思われやすいため、
なお、フリーランスエンジニア向けの案件を獲得するためには、以下エージェントの登録をおすすめします。
- 【おすすめの転職エージェント】
-
フリーランスのエンジニアとしてやっていけるか不安な人は、まずはこれらに登録して、どんなレベル・報酬額の案件があるのか確認してからスタートしましょう。
6章では、上記3つ以外にも、合計10サイトを詳しく解説しています。
2-1-2:突然発注を打ち切られる
フリーランスは、急に発注が打ち切られるリスクがあります。
長期継続していた案件が急に打ち切られると、仕事の減少に伴って結果的に収入も減少することとなります。
特に一社に依存して受注していると、その一社に打ち切られた時に、収入がなくなってしまうリスクが高いです。
そのため、
2-1-3:仕事の単価が安くなりやすい
フリーランスの仕事は、単価が安くなる傾向があります。
個人の信用度やスキルの問題もあるため仕方ないことかもしれませんが、安い仕事ばかりを受けても収入を増やすことはできません。
そんな仕事の単価が安くなるリスクを避けるためには、以下3つの対策が必要です。
- 市場の価格相場を把握する
- 交渉力・営業力で単価アップを目指す
- 専門性を高めたりスキルアップしたりして付加価値をつける
クライアントによっても異なりますが、契約初期にあえて安い単価で発注している場合があります。
しかし、市場の価格相場を知らないフリーランスは、その単価の安さに気づけず、ずっと安い単価のまま受注し続ける人もいるのです。
フリーランスエンジニアも例外ではなく、足元を見られて安い単価で取引し続ければ、独立に失敗する可能性があります。
そのため単価の安い仕事を避けるために、まずは
はじめは安い単価で受注していた仕事でも、交渉次第では単価アップも狙えます。
2-1-4:病気や事故で休んだら収入が途絶える
フリーランスは、自分自身のスキルや時間などの、リソースを切り売りする働き方です。
病気や事故でそのリソースの切り売りができなくなれば、収入も途絶えてしまいます。
病気や事故で休んで仕事・収入がストップする前に、以下3つの対策を行いましょう。
- 健康診断を自分で受ける
- 日々の健康管理に注意する
- 保険に加入しておく
フリーランスは、自身の健康管理・体調管理も仕事のうちです。
病気を防ぐためには、日々の健康管理に注意し、年に1〜2回は健康診断を受けることをおすすめします。
自分がいつ病気・事故にあうかわからないので、万が一のためにできる限り保険には加入しておきましょう。
なお、
※クラウドテックの詳細については、6章で詳しく解説しています。
2-2:契約に関するリスクと対策
フリーランスは個人で受注する必要があるため、会社員よりも
契約に関するリスクには、具体的に以下の3つが考えられます。
- 不利な契約を結ばされることがある
- 損害賠償を請求される可能性がある
- トラブル発生時は自力で解決する必要がある
ここからは、それぞれのリスクと対策、そして契約に関わるリスクを避けられるオススメのサイトまで紹介していきます。
2-2-1:不利な契約を結ばされることがある
フリーランスで仕事を受注する際、度々
不利な契約のまま仕事を受注すれば、トラブルに発展する可能性が高いです。
たとえば、成果物 が納期に間に合わず、損害賠償を請求されたり、成果物に対して何度も修正を求められたりなどが考えられます。
不利な契約を避けるために、以下3つの対策を行いましょう。
- 仲介業者を利用して先払いしてもらう
- クライアントの企業HPをチェックする
- 契約の内容を漏れなく確認する
世の中には悪質な会社も存在し、場合によっては報酬を踏み倒すような会社もあるので、信用できる会社かどうかはきちんと調べることが大切です。
具体的には、クラウドソーシングやフリーランス向け案件の紹介エージェントを利用したり、クライアントの企業HPをチェックしたりなど、契約前の確認は必ず行いましょう。
また、契約時は、契約形態や業務内容、支払いタイミングなど、契約書の内容を漏れなく確認することでミスマッチを防ぐことができます。
悪質なクライアントからの不利な契約によって消耗しないように、仕事選び・会社選びには常に気をつけましょう。
2-2-2:損害賠償を請求される可能性がある
フリーランスの契約に関するリスクのひとつが、損害賠償の請求です。
損害賠償を請求されるケースとして、個人情報や機密情報の漏洩、瑕疵担保責任などがあります。
たとえばフリーランスエンジニアなら、成果物として納品したソースコードの著作権はクライアントに帰属するため、特別な許可がない限りは他へ提供することはできません。
そんな損害賠償を請求されるトラブルを避けるためには、以下2つの対策が有効です。
- 契約書の内容を漏れなく確認する
- 保険に加入する
2-2-3:トラブル発生時は自力で解決する必要があり大変
フリーランスは、いかなるトラブルも個人で解決する必要があります。
仮に損害賠償を請求された場合、会社員なら会社が責任を取ってくれることもありますが、フリーランスは損害賠償を請求されたら個人で対処するしかありません。
一度トラブルに巻き込まれると、仕事が手につかなくなることがあるので注意しましょう。
以下では、サポートが充実しているフリーランスエンジニアにおすすめの専門サイトを紹介します。
2-2-4:【サポート充実】おすすめサイト2選
フリーランスエンジニアの契約におけるリスクを避けるためには、以下2つのサイトの利用がおすすめです。
同様に、
フリーランスとして仕事を安定的にこなしていくためにも、上記2つのサイトに登録しておくことをおすすめします。
- 【コラム】フリーランスエンジニアは客先常駐型に注意!
-
フリーランスエンジニアの場合、常駐型で働くというのも選択肢のひとつです。
しかし、常駐型のフリーランスエンジニアは、企業の即戦力として契約することが多く、正社員よりも成果を求められやすい 点に注意しなければいけません。
場合によっては、常駐先企業の社員から高圧的な態度を取られることもあります。
常駐型の場合、基本的に契約期間が満たない限りやめることができないので、高圧的な社員には我慢するしかありません。
フリーランスエンジニアとして生活する際は、常駐型か在宅型かに十分注意し、常駐型なら企業選びは念入りに行いましょう。
2-3:その他のリスクと対策
フリーランスは、収入面や契約面のほか、
フリーランスになったはじめのころは、自分で仕事を受注してこなすといったスキルアップが期待できますが、仕事が安定してくると自分から意識しない限り、スキルアップしにくくなる場合もあります
また、会社などの組織に属さないため会社員よりも孤独を感じやすく、退職金などがないため老後が不安に感じる人も多いです。
これらのリスクを避けるためには、以下3つの対策をおすすめします。
- 常に最新の情報を収集する
- セミナーや勉強会に参加する時間を作る
- 同業者が集まるコミュニティに属する
また、オンラインサロンなど同業者が集まるコミュニティに属して孤独感を無くしつつ、情報収集するのも一つの方法です。
第3章:社会的信用面のリスクと対策
続いてのフリーランスのリスクは、社会的信用に関わるものです。
フリーランスは、
そのことが原因で、具体的に以下のような欠点があります。
- 新規のクレジットカードの審査が通りにくい
- 各種ローンの審査が通りにくい
- 賃貸契約の審査が通りにくい
ここからは、それぞれの欠点の対策について解説していきます。
3-1:新規のクレジットカードの審査が通りにくい
フリーランスは、
クレジットカードは、貸したお金を確実に返してもらう必要があるため、収入が不安定なフリーランスは、返済が滞る可能性があると判断されてしまいます。
特に、独立初期のフリーランスはこれまでの実績が少ないため、多くの場合は新規でクレジットカードを発行することができません。
これからフリーランスになることを考えているサラリーマンは、会社員のうちに複数のクレジットカードを作っておくことをオススメします。
3-2:各種ローンの審査が通りにくい
フリーランスは、
各種ローンには、たとえば以下のものがあります。
- 住宅ローン
- マイカーローン
- カードローン
- 教育ローン
など
このように、フリーランスになると、家を建てたり車を購入したりするのに苦労する点に、注意が必要です。
これから車を購入する予定など、ローンの利用を考えている人は、できる限り会社員のうちに申し込んでおくことをおすすめします。
3-3:賃貸契約の審査が通りにくい
賃貸契約の審査に、通らない可能性があります。
部屋を借りるときの入居審査では、収入や職業、そして連帯保証人の身分が審査結果に影響します。
フリーランスとしての経歴が短かったり、過去1〜3年の間の収入に大きなブレがあったりすれば審査はやや不利です。
そのため、
第4章:健康面のリスクと対策
フリーランスの3つ目のリスクが、健康に関わる部分です。
労働集約型のフリーランスは、病気で仕事ができなくなると収入がストップするリスクが常にあるので、安定的な収入を得るためには、健康であることが大前提となります。
フリーランスエンジニアなら、病気やケガが原因で一定期間コードが書けない状態になる前に、普段から食事・運動・睡眠を心がけ、健康に気を使っておく必要があります。
フリーランスは、会社員のように健康診断が義務付けられていないため、健康な体づくりはすべて自分次第です。
4-1:心身の健康維持が重要
フリーランスは、心身の健康維持が非常に大切です。
1章でもお伝えした通り、体が資本のフリーランスは、病気になって仕事ができなくなれば収入が途絶えてしまいます。
仕事だけに集中するのではなく、睡眠・食事・運動など健康的な体づくりを行うのも仕事のうちです。
4-2:ワーカホリックになる人がいる
フリーランスの中には、ワーカホリックになる人がいます。
ワーカホリックとは、仕事にのめり込みすぎてそればかりになっている人のことで、健康に大きな悪影響を及ぼします。
特にエンジニアなど、受注ベースのクライアントワークをやっている人は、労働集約型になりやすいため、収入を伸ばすためにはとにかく働くしかありません。
第5章:フリーランスに向いている人の6つの特徴
ここまで、フリーランスにおけるリスクについて詳しく説明してきました。
では、そのようなリスクがあるのにも関わらず、長い間フリーランスとして働き続けている人には、どのような共通点があるのでしょうか。
結論を言えば、フリーランスに向いている人には、以下6つの特徴があります。
- 常にリスクヘッジの感覚を持っている
- 責任感がある
- 仕事と生活のバランスをマネジメントできる
- 仕事の効率化が得意
- コミュニケーションが得意
- 仕事において明確な軸を持っている
長年フリーランスとして生活している人は、例外なく常にリスクヘッジしていますし、責任を持って仕事をしています。
ここからは、それぞれの特徴について深掘りして解説していきます。
5-1:常にリスクヘッジの感覚を持っている
フリーランスとして長く働き続けるためには、常にリスクヘッジの感覚を持っておくことが大切です。
収入や契約におけるリスク、また健康に関するリスクを極力抑え、なおかつ収入につながる自分にとってベストな選択を行なっています。
中でも収入に関するリスクが重要で、フリーランスなら収入が途絶えるリスクを避けなければいけません。
たとえば、長い間フリーランスとして生活している人は、リスクヘッジのために、いつ案件が途切れても大丈夫なよう、新規案件の受注につながる動きをしています。
具体的に言えば、長期的にクライアントと付き合う中で自分を信頼してくれる人が増え、人からの紹介によって仕事が入ってくるような状態が理想です。
フリーランスにとって仕事がない、クライアントがいないというのは死活問題で、長期的に付き合っているクライアントからいつ案件が打ち切られるのかはわかりません。
そのため、
5-2:責任感がある
責任感の強い人は、フリーランスに向いているといえます。
なぜなら、フリーランスは、クライアントと付き合いながら安定的に仕事をもらう必要があり、責任感のないフリーランスは、いくらスキルが高くてもクライアント側から仕事を発注したいと思われないからです。
自分自身がフリーランスに案件を発注する側の立場と考えて、毎回納期を守らなかったり、報告・連絡・相談なく勝手に仕事を進めたりするフリーランスに対して継続的に付き合いたいと思えるでしょうか。
きっと、長期的には付き合いたくないと思うはずです。
ただスキルに長けたフリーランスになるのではなく、
5-3:仕事と生活のバランスをマネジメントできる
長くフリーランスとして働き続けている人は、仕事生活のバランスをきちんとマネジメントできていることが多いです。
第4章でもお伝えしたように、フリーランスは仕事だけでなく健康も大切にしなければいけません。
日々の健康管理や仕事管理など、自分が使える時間を徹底的にマネジメントする力が、フリーランスには求められます。
その日の気分で仕事をしたり、健康に気を使わなかったり、適当な時間の使い方をすればフリーランスとして失敗する可能性が高いです。
フリーランスエンジニアとして在宅型で働くのなら、特に時間の使い方には注意しなければいけません。
そのため、
5-4:仕事の効率化が得意
仕事の効率化が得意な人は、フリーランスに向いています。
フリーランスは、24時間を自由に使える分、その時間をどう使い分けるかが、うまくフリーランスとして活動し続けられるかどうかの分かれ目です。
たとえば、本来は1時間で終わらせられるコーディングの仕事も、ダラダラして3時間かかってしまえば、生産性が3分の1になってしまいます。
フリーランスは、生産性が収入に直結するため、このように自分の時間単価を意識していない人は、単純計算で本来の3分の1しか収入を得られないことになります。
そのため、フリーランスとして長く働き続けるためには、常に生産性と効率を重視しなければいけません。
また、
5-5:コミュニケーションが得意
コミュニケーションが得意な人は、フリーランスに向いています。
どんな仕事も必ず人と人との関わりがあるので、そのコミュニケーションがうまければあらゆる面で有利です。
たとえば、契約時の交渉がうまくいけば好条件で仕事ができますし、トラブル発生時のやり取りなどがスムーズにできれば、トラブルが大きく発展しないうちに早い段階で問題解決できます。
5-6:仕事において明確な軸を持っている
長い間フリーランスを続けていくためには、仕事において明確な軸を持っておく必要があります。
会社員は、ある程度やるべき仕事が与えられていますが、フリーランスは自分で仕事を選び、受注しなければいけません。
しかし仕事選びに軸を持たない人は、本来やるべきではない仕事まで引き受けてしまい、優先度の低い仕事に消耗してしまう可能性があります。
周りに頼られてなんでも「イエス」というのではなく、自分に必要ないと思ったものはしっかり「ノー」と断れるようになりましょう。
- 【コラム】フリーランスは事務作業の仕事も必要
-
フリーランスは受注した仕事に専念するだけではなく、事務作業も自分でしなければいけません。
やるべき事務作業には、以下のものがあります。
- 会計処理
- 確定申告
- 税金・保険の手続きと納付
- その他各種手続き
サラリーマンの場合は、税金や保険に関わる事務作業を会社の会計担当者が行なっていました。
フリーランスは、事務作業を外部委託しない限り自分で行わなければいけないため、会社員よりもやるべきことが増える点に注意しましょう。
第6章:フリーランスに必須の案件紹介サイト10選
フリーランスになったら、以下10個の案件紹介サイトに登録しましょう。
なぜなら第2章で解説した通り、フリーランスの収入面に関するリスクヘッジには、案件獲得経路の分散化が必要だからです。
現在サラリーマンエンジニアなら、フリーランスになる前に、まずはこれらのサイトに登録してどんな案件があり、どの程度のレベルなのかを把握してから、副業としてスタートさせることをおすすめします。
- Midworks
-
正社員でフリーランスな エンジニアライフを Midworksで実現しませんか?
Midworksの特徴 - 保有案件数は業界最大級!
- フリーランスでも正社員並みの保障付き!
- 業界を熟知したコンサルタントによるフォロー!
Midworksは、Branding Engineerが運営するIT・ウェブ系フリーランスの独立支援サービスです。
関東を中心に案件を取り扱い、中でも最新のIT技術を積極的に導入する企業の案件を、多数有していることが特徴です。
Midworksの強みは、以下の4点です。
- 契約時の発注金額を公開している
- 案件のマージン率が低い
- 保証が手厚い
- 法律関係のトラブル保険がある
Midworksは、契約時の発注金額を公開しているため、自分の市場価値に適した案件を受注できる上に、案件のマージン率が10〜15%と低いので高い収入を得ることができます。
ぜひ登録してみてください。
- チェンジアップ(CHANGEUP!)
-
転職×フリーランス|エンジニアの仕事探しなら
チェンジアップ(CHANGEUP!)の特徴 - 業界初!?転職とフリーランスどちらでも情報収集ができる!
- しっかりとしたヒアリングであなたのスキルを無駄なく活かせる!
- 仕事が決定した後も専任のスタッフが継続的にサポート!
チェンジアップ(CHANGEUP!)は、株式会社ユナイテッドウィルが運用するフリーランスエンジニア向けの案件紹介エージェントです。
チェンジアップには、以下3つの特徴があります。
- 正社員の求人も取り扱っている
- スタッフがエンジニア業界に詳しい
- 首都圏を中心に対応
エンジニアの実情に詳しいスタッフがヒアリングを行って、正社員が適しているのかそれともフリーランスが適しているのかを提案してくれます。
フリーランスか転職か迷っている人は、ぜひ登録してみてください。
フリーエンジニア専門の案件紹介サービス
フューチャリズムの特徴
フューチャリズムは、上場企業のポート株式会社が運営している、ITエンジニア向けのフリーランス案件紹介エージェントです。
フューチャリズムの特徴は、以下の3つです。
- スキルアップに特化した案件が強み
- 高報酬の案件が豊富
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その一方で、高報酬の案件も充実しているため、単価とスキルアップの両方のいいとこ取りが目指せます。
また、報酬の支払いは最短15日と、他の支払いサイトと比較しても非常に早く報酬を受け取れるため、特にフリーランスへ転向したばかりの時期は初動を早められる点が大きな強みです。
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また、独自のサポートが手厚いことが特徴で、他にはないサポートとしてたとえば「確定申告代行」や「正社員登用制度」があります。
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レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するIT・WEB系のフリーランス案件紹介エージェントです。
レバテックフリーランスの特徴は、以下の3点です。
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- 独自の福利厚生が受けられる
- 報酬の支払いが早い(末締め翌月15日支払)
レバテックフリーランスは、案件内容が幅広く、たとえばソーシャルゲーム案件やアプリ案件、インフラエンジニア案件などさまざまです。
独自のサポート体制を取っており、レバテックフリーランス経由での参画に限り、宿泊施設の格安利用ができるほか、無料で税理士を紹介してもらえ、さらに通常の約半額で確定申告代行などを依頼できます。
また、報酬の支払いもほかエージェントよりも早いことが特徴です。
- Hajimari (ITプロパートナーズ)
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IT起業家・フリーランスの自立を支えるお仕事紹介サービス
Hajimari (ITプロパートナーズ)の特徴 - 週2日からの案件紹介!
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ITプロパートナーズは、株式会社ITプロパートナーズが運営する案件紹介エージェントで、エンジニアのほかにデザイナーやディレクター、マーケター向けの案件も取り扱っています。
ITプロパートナーズの特徴は、以下の2点です。
- 週2〜3日から可能
- ベンチャー起業の案件がやや多め
ITプロパートナーズの大きな特徴は、週2〜3日からの案件受注が可能なことです。
通常、エージェントから紹介された案件は、週5日前後のフルコミットのものがほとんどですが、
また、ベンチャー企業やスタートアップの企業が多いため、早い段階からプロジェクトに参画したり、面白いと思った事業に関われやすかったりするのも特徴の一つです。
ぜひ登録してみてください。
- ギークスジョブ
-
日本最大級のITフリーランス専門エージェント!
ギークスジョブの特徴 - 高額予算の独占案件を保有!
- 保有案件が多いから仕事がない期間がない!
- キャリアアップにつながるコンサルティングあり!
ギークスジョブは、15年以上の歴史がある老舗のエージェントで、取引実績は1,000社以上もあります。
ギークスジョブの特徴は、以下の2点です。
- WEB・スマホアプリ開発の案件に強い
- サポートが充実している
主なサポート内容としてセミナーの開催や会社員と同等の福利厚生、そして営業活動や請求書の発行など事務作業などがあります。
さらに、常に最新の市場ニーズを分析しているため、今後フリーランスとして長く働いていけるようなキャリアアップサポートも受けられます。
ぜひ登録してみてください。
- フォスターフリーランス
-
フリーランスITエンジニアの案件・求人サイト
フォスターフリーランスの特徴 - 案件の半数以上が直取引で高単価!
- 利用者満足度90%以上!
- 20年のノウハウでサポートに自信あり!
フォスターフリーランスは、フリーランスエンジニア向けの案件紹介エージェントで、20年以上もの歴史があり、登録者数は約17,000人、案件数は常時5,000件以上もあります。
フォスターフリーランスの特徴は、以下の4点です。
- 専門知識のあるコーディネーターがスキルを評価する
- 常駐型の案件が中心
- 営業力に定評がある
- 都心部に集中している
そのため自分には適さない安価な仕事の、ミスマッチを回避することができます。
ただし、フォスターフリーランスの案件は、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県の常駐型のみなので、地方のフリーランスには適さない点に注意が必要です。
とはいえ、フリーランスエンジニアを目指す人にはおすすめのエージェントなのでぜひ登録してみてください。
- PE-BANK
-
設立から四半世紀!フリーランスエンジニアの独立をサポート!
PE-BANKの特徴 - 平均年収800万円以上 ※関東エリア
- 取扱案件数は常時5万件超!
- ITエンジニアの方へ総合的なサポート!
PE-BANKは、株式会社PE-BANKが運営するフリーランスエンジニア専門のエージェントで、案件数は常時5,000件以上と、業界最高水準を誇っています。
PE-BANKの特徴は、以下の3点です。
- 地方エンジニアにコミット
- マージン率が低い
- 確定申告のサポートがある
PE-BANKは、全国9か所も拠点を持っていることから、地方エンジニアにコミットしていることが大きな特徴で、地方在住のフリーランスエンジニアもPE-BANKを利用して案件を受注することができます。
さらに、マージン率が公開されている数少ないエージェントで、そのマージン率は1〜12ヶ月目は12%と非常に低いものとなっています。
- クラウドテック(crowdtech)
-
リモートワークや週3日・週4日など案件多数!
クラウドテック(crowdtech)の特徴 - 専任のフリーランスキャリアアドバイザーがサポート!
- 取扱案件の33%がリモートワーク!週3日、4日OKのお仕事も多数!
- タートアップから大手企業まで!
クラウドテックは、株式会社クラウドワークスが運営している案件紹介エージェント です。
同じように案件を受注できる、「クラウドワークス」というサービスも別で提供していますが、クラウドテックは案件を紹介してもらえる上に、比較的安定した仕事を受注できる点が大きな違いです。
クラウドテックには、以下3点の特徴があります。
- 希望のワークスタイルを汲み取ってくれる
- 支払いサイトが最短15日と短い
- 独自の保険を受けられる
クラウドテックは、希望のワークスタイルについて聞いてもらえるため、たとえば週3日からの案件からフルリモートの案件など、自分の理想とするフリーランスとしての働き方を目指せます。
中でもクラウドテックの大きな特徴は、その独自の保険サービスです。
クラウドテックの利用者かつ対象者なら誰でも入れる保険
業務に従事できない状態が90日間を超えていることが条件ですが、ケガや病気でいつ収入が途絶えるかわからないフリーランスには、非常に手厚い保険となっています。
ぜひ登録してみてください。
第7章:フリーランスへ向けた準備をきちんとしよう
会社員からフリーランスに転向すると、保険や年金の切り替えなどさまざまな手続きが必要です。
フリーランスへの転向手続きには、以下のものを準備しておきましょう。
- 資格喪失証明書
- マイナンバー
- 印鑑
- 身分証明書
- 職務経歴書
- 履歴書
など
資格喪失証明書や身分証明書などは、保険と年金の切り替えに必要です。
一方で職務経歴書や履歴書は、案件紹介エージェントを利用した際に必要になる場合があります。
フリーランスへ転向時は、これらの書類は必ず準備しておきましょう。
具体的なフリーランスとしてのスタートの切り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
フリーランスになる前に必要な3つの準備とは?今からでもできること
まとめ
いかがでしたか?
最後にこの記事のポイントを振り返ります。
- 【フリーランスの大きな3つのリスク】
-
- 仕事面のリスク
- 社会的信用面のリスク
- 健康面のリスク
- 【仕事面のリスク】
-
- 収入に関するリスク
- 契約に関するリスク
- 【社会的信用面のリスク】
-
- 新規のクレジットカードの審査が通らない
- 各種ローンの審査が通らない
- 賃貸契約の審査が通らない
- 【フリーランスに向いている人の6つの特徴】
-
- 常にリスクヘッジの感覚を持っている
- 責任感がある
- 仕事と生活のバランスをマネジメントできる
- 仕事の効率化が得意
- コミュニケーションが得意
- 仕事において明確な軸を持っている
- 【リスクを避けるサポート充実サイト】
-
- 【フリーランスに必須の案件紹介サイト10選】
-
フリーランスにはさまざまなリスクがあります。
仕事に専念すればいいと言うものではなく、日々の健康管理や時間管理、クライアントとのこまめなやりとり、そして取引するクライアント選びが非常に大切です。
どれか一つ欠けるだけでも、フリーランスとして働いていく上で大きな支障となります。
そのため、フリーランスへ転向した時にスムーズに仕事が始められ、今後収入アップとスキルアップをしていくためにも、案件紹介サイトを利用しましょう。