【30代でも転職可能】プログラミングスクール選びの6つのポイント

あなたは、

「30代未経験でもエンジニアになれる？ 」

「プログラミングスクール ってどこを選べば良いの？」

などとお考えではありませんか？

30代の未経験者が、そもそも転職できるのか不安ですよね？

結論から言えば、30代の未経験者でもプログラミングスクールに通えば、IT業界に転職することは可能です。

なぜならIT業界は、これから人材不足が加速することが予測され、多くのプログラミングスクールでは、転職支援のサポートまで行なっているためです。

こちらの記事では、1章で、30代未経験者でもプログラミングスクールを使えば、転職が可能な理由について説明し、2章で、プログラミングスクール選びに失敗しないための6つのポイントについて紹介していきます。

そして、スクールの選び方が分かったら、3章でオススメのプログラミングスクールを3社紹介し、4章でエンジニアになる前に重要なポイントを2つ解説します。

5章では、プログラミングスクールへの入校を考えている人の、よくある質問に5つ回答していくので、是非こちらの記事を参考にしてください。

１章：30代未経験者でもプログラミングスクールを使えば転職・独立が可能

30代の未経験者でも、プログラミングスクールを利用すれば、エンジニアへの転職・独立が可能です。

この章では、その理由として「IT業界のエンジニア不足」について解説します。

さらに「30代」のスキル習得と転職活動の注意点として「時間の問題」を解説します。

そして、おすすめの方法としてプログラミングスクールについて軽く紹介します。

1-1：IT業界はエンジニア不足なので不可能ではない

IT業界は現在人材不足となっており、今後もその人材不足が加速すると予測されています。

経済産業省が平成31年に行なった調査「ＩＴ人材需給に関する調査（概要） 」によれば、日本のIT人材の不足は、リーマン・ショック以降、急速に拡大していることが明らかになりました。

また、同調査では、2018年時点で約22万人のIT人材が不足、そして2030年には約45万人程度までIT人材の不足が拡大すると予想されています。

※参考文献：ＩＴ人材需給に関する調査（概要）｜経済産業省

このことから、IT業界の人材不足の拡大によってエンジニアの需要は高まり、30代未経験者でもエンジニアへの転職は可能と言えるでしょう。

とはいえ、同じ未経験者でも20代の方が転職に有利なため、30代未経験者がエンジニアとして転職・独立するのは簡単ではありません。

IT業界へキャリアチェンジを目指すのなら、プログラミングスクールに通うのが効率的です。

ここからは、30代のIT業界未経験者がプログラミングスクールに通うべき理由について解説していきます。

1-2：30代の転職はスキル習得と転職活動に時間をかけていられない

プログラミングスクールに通うべき理由の一つが、「30代はスキル習得や就職活動に時間をかけていられない」という点です。

20代なら転職に備えて、独学でプログラミングを勉強する時間がありますが、30代はそうはいきません。

特に家族を持つ人は、勉強にかける時間が少なく、独学に時間がかかってしまって気づけば数年経っていたということもよくあるケースです。

そのため、30代は「時間をお金で買う感覚」が必要です。

プログラミングスクールに通うにはお金がかかりますが、その分、独学で学ぶよりも何倍ものスピードでプログラミングのスキルを身につけられ、たった数ヶ月で転職も望めます。

このように、30代はスキル習得と転職活動に時間をかけていられないため、将来への自己投資として、プログラミングスクールに通うことがおすすめなのです。

1-3：プログラミングスクールでプロから習うと同時に転職サポートを受けるのがベスト

30代の未経験者が、プログラミングスクールに通うべきもう一つの理由が、プログラミングを学べると同時に転職のサポートも受けられる点です。

プログラミングスクールでは、プログラミング学習と転職のサポートを行なっているところも多いため、未経験者でもそのままエンジニアに転職しやすいというメリットがあります。

なるべく早く早くスキルを習得し、転職も決定してキャリアチェンジしてしまえば、スクール費用もすぐに回収することができます。

また、中には転職に成功すれば受講費用を全額返金してくれるスクールや、逆に転職できなければ全額返金してくれるスクールもあります。

自分に合ったスクールを見つけて、ぜひIT業界へのキャリアチェンジを実現させてください。

2章：30代のプログラミングスクール選びで失敗しない6つのポイント

30代のプログラミングスクール選びで、失敗しないポイントには、以下の6つがあります。

• 転職サポートが充実している
• スキル習得のサポートが充実している
• 有料で行なっている
• 通学形式で行なっている
• オリジナルの成果物が作れる
• 実際に30代未経験の転職が成功している

プログラミングスクールは数多く存在し、それぞれ学習の質やサポート体制なども大きく異なるため、どのスクールで学ぶかが非常に大切です。

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

2-1：転職サポートが充実しているか

プログラミングスクールを選ぶ際は、転職サポートが充実しているかを確認しましょう。

多くのスクールでは、転職のサポートまで行なっていますが、中には転職サポートに力を入れておらず、スクールからは転職できないというところもあります。

その場合は、自身で転職エージェントなどを利用して、転職先を見つける必要がありますが、転職エージェントの求人は即戦力を求められることが多いため、スキルがあっても30代未経験者が転職するのは難しくなります。

そのため、スクールを選ぶ際は、転職サポートの質が高いかはチェックしておきましょう。

2-2：スキル習得のサポートが充実しているか

プログラミングスクールを選ぶ際は、スキル習得のサポートの充実度をチェックしましょう。

スクールによって得意としている言語は異なりますし、どんなエンジニア・プログラマになりたいかで学ぶ言語も変わってきます。

たとえば、スマホアプリのエンジニアになるならJavaやObject-c、ゲームを作るならJavaScriptやPHP、またWebアプリ・Webサービスを作るならRubyなどが一般的です。

身につけたいスキルや言語に応じて、スクールを選ぶことはもちろん、そのスキル習得のサポートの充実度もきちんと調べることが大切です。

2-3：無料のスクールもあるが有料の方がおすすめ

プログラミンスクールには、無料で受講できるところもありますが、基本的に有料の方がオススメです。

なぜなら、費用がかかる分学習やサポートの質が高いためです。

無料のプログラミングスクールでは、転職先が絞られたり、身につくスキルレベルが低かったりする可能性があります。

一方で、有料のプログラミングスクールは、転職先が充実しているケースがほとんどです。

有名・優良企業への転職を目指したい人や、自分に合った企業を選ぶためにも、転職先の選択肢を増やしたい人は、有料のプログラミングスクールがおすすめです。

2-4：受講形式はできれば通学形式がおすすめ

プログラミングスクールの受講形式には、オンライン形式と通学形式の2種類がありますが、中でも通学形式のスクールがオススメです。

なぜなら、通学形式のスクールは学習に集中できる環境が整っており、さらに疑問などをその場で解決できて、モチベーションを保ちながら学べるためです。

一方で、オンラインタイプで学習する場合、モチベーションが続かずになかなかスキルが身に付かなかったり、挫折したりしやすいデメリットがあります。

もちろん通学形式の場合は、場所や時間に制約があるため、たとえば地方在住で近くにスクールがなければ、受講することが難しいです。

通学できる範囲にあり、講義が行われている時間帯に通えることが条件にはなりますが、受講形式は通学形式にすることをおすすめします。

2-5：オリジナルの成果物が作れるか

オリジナルの成果物が作れるかどうかも、プログラミングスクール選びで大切なポイントの一つです。

なぜなら、オリジナルの成果物が一つの実績となり、転職活動で有利に働くためです。

スクール修了時の課題が決まったものだと、独自性がないため転職時の実績としてはあまり評価されません。

エンジニア転職を目的としてプログラミングスクールに通うのであれば、オリジナルの成果物が作れるところを選んだ方が、転職を有利に進めやすいです。

2-6：30代未経験の転職が成功しているかを確認

最後に、スクール選びのポイントとして、30代未経験の転職が実際に成功しているかどうかを確認しましょう。

プログラミングスクールには、20代を対象としているところが多く、そもそも30代は、受講できない場合があります。

仮に、30代でも受講できるプログラミングスクールだったとしても、30代で実際転職した人がいなかったり、30代の転職成功率が低かったりすれば、結局プログラミングのスキルを身につけただけで転職できないことも考えられます。

スクールに直接問い合わせるなどして、30代でも転職がスムーズにできるか確認することが大切です。

3章：転職サポート付きのプログラミングスクール3選

転職サポート付きのプログラミグスクールの中でも特にオススメなのが以下の3校です。

• テックキャンプ
• 侍エンジニア塾
• テックアカデミー

いずれも高い転職成功率が特徴で、30代で未経験からはじめてエンジニアへ転職した実績も多数あります。

ここからは、それぞれのスクールの特徴について、実際に30代未経験者が転職に成功した事例を交えて紹介していきます。

3-1：テックキャンプ（TECH::CAMP）

テックキャンプは、30歳以上でも受講可能なプログラミングスクールです。

テックキャンプの特徴には、以下のものがあります。

• 学習時間が600時間
• 料金は598,000円
• 月々30,000円から受講可能
• 転職成功率99%以上
• 通学形式（東京・大阪・名古屋・福岡）、オンライン形式
• 専属のキャリアアドバイザーがキャリア形成をサポート

通常、エンジニア未経験から仕事ができるようになるまでに、約1000時間の学習時間が必要といわれていますが、効率的に600時間で身につけるカリキュラムが組まれています。

専属のキャリアアドバイザーが、プログラミング学習時期からキャリア形成をサポートしてくれるので、ほとんどの場合は未経験からでも転職可能です。

実際に、30代でテックキャンプを受講しはじめ、数ヶ月でエンジニアに転職した事例が以下のように公開されています。

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また、テックキャンプは返金保証の制度を設けており、転職が成功しなかった場合、あるいは2週間以内に退会の申し出を行なった場合は、受講料の全額が返金されるので、安心して始められるのもポイントの一つです。

無料カウンセリングも行なっているので、テックキャンプについて気になる方は、是非チェックしてみてください。

3-2：侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は、20代から50代と幅広い年齢層の受講生が、在籍しているプログラミングスクールです。

中でも一番多い層は30代と、30代未経験者にとって入学しやすい環境となっています。

侍エンジニア塾は、以下のような特徴があります。

• 最短1ヶ月から学習可能
• 料金は197,800円から
• 分割は月々7,000円から
• 転職成功率94%以上
• 未経験者の割合90%
• 通学形式（東京）、オンライン形式
• マンツーマンレッスン

また、侍エンジニア塾は、オリジナルサービスの開発に力を入れており、他のプログラミングスクールと比べて、オリジナルサービス開発の時間が多く、実績を作りやすい点が特徴です。

実際に、30代で侍エンジニア塾を受講しはじめて、数ヶ月でエンジニアに転職した事例が、以下のように公開されています。

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さらに、侍エンジニア塾では、転職コースに限り、転職に成功した場合は、受講料が全額返金されるため、実質無料でスクールに通うことができます。

無料体験レッスンも行なっているので、侍エンジニア塾について気になる方は、是非チェックしてみてください。

3-3：テックアカデミー（TechAcademy）

TechAcademyは、WebアプリケーションコースやPythonコースをはじめ、全部で18ものコースがあるプログラミングスクールです。

TechAcademyには、以下の特徴があります。

• 料金は129,800円から
• 分割は月々4,125円から受講可能
• オンライン形式のみ
• 全18コース
• 全コースに転職サポート対応

TechAcademyは、オンライン形式のみに対応していることから、モチベーションを自分で維持する必要があります。

また、TechAcademyは、基本的に返金保障を行なっておらず、返金を受けられるのは初回のログイン前、もしくは初回ログイン当日までに、規定の方法で解約した場合のみなので注意が必要です。

とはいえ、その分ほかのスクールと比べると、低価格から受講できるメリットがあります。

実際に、30代未経験から入塾して、Web業界に転職した事例が、以下のように公開されています。

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TechAcademyでは、プログラミングの無料体験も行なっているので、気になる方は是非チェックしてみてください。

4章：未経験からエンジニアになるために重要な2つのポイント

未経験からエンジニアになるためには以下2つのポイントが大切です。

• IT業界や職種の特徴を事前に知ること
• キャリアイメージを作ること

これらのポイントが把握できていないと、仮にIT業界に転職できたときに「何か思っていたのと違う」と、そのキャリアに疑問を感じてしまうかも知れません。

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

4-1：IT業界や職種の特徴を事前に調査しよう

IT業界にキャリアチェンジする前に、業界のことや職種など、その特徴を事前に調査しましょう。

一言に「IT業界」と言っても、その具体的な分野や職種はさまざまです。

たとえば、IT業界の分野といえば、Webのデザインやマーケティングを行うWeb系、ソフトウェアやハードウェアを作る開発系、そしてITコンサルタントといった情報サービス系などが一般的です。

さらに、プログラミングスクールで身につけるエンジニアにもいくつか種類があり、同じ開発系でもアプリを開発するのか、Webサービスを開発するのかで、使用するプログラミング言語は異なります。

また、IT系の企業も業態はさまざまで、一次開発のSierやベンダー、二次受け・三次受けの企業、自社開発企業などがあります。

自分がどんなIT系の仕事がしたいのか、どんなエンジニアになりたいのかによって、学ぶべきスキルが変わってくるので、まずは自分に合ったエンジニア像を考えましょう。

4-2：キャリアイメージを作ろう

続いて、IT業界に転職する前に、キャリアイメージを作ることが大切です。

漠然と「エンジニアになりたい」という気持ちだけでは、30代で人生を変えようとキャリアチェンジしたのに、そのキャリアに疑問を抱いてしまう可能性が高いです。

特に、はじめはコーダーやプログラマーとして転職する場合が多いので、きちんと将来をイメージしておかなければ、キャリアアップにつまずくことが予想されます。

うまく思い浮かべられないという人は、プログラミングスクールのキャリアアップアドバイザーに、相談してみるのも手段の一つです。

以下の記事では、未経験のエンジニアに向けて、キャリア形成に大切なことを書いているので、是非チェックしてみてください。

未経験からエンジニアに！3つのステップと失敗しないポイントを解説

5章：プログラミングスクールに関するよくある質問

ここからは、プログラミングスクールへの受講を考えている人に、よくある質問に答えていきます。

5-1：プログラミングスクールの費用相場は？

プログラミングスクールの費用相場は、転職サポート付きのもので、2〜3ヶ月の受講につき18〜50万円です。

スクールやコース内容、受講する期間などによって、費用は大きく異なりますが、10万円以上かかることがほとんどです。

ただし、分割払いにも対応していることが多いので、入校のハードルはそれほど高くありません。

プログラミングスクールから転職して年収を上げ、スクールにかかった費用を回収してしまいましょう。

また、各プログラミングスクールが用意している返金制度も、活用できれば実質無料で受講が可能です。

5-2：地方でも転職支援が受けられますか？

地方だと、転職支援を受けられない可能性があります。

IT系の企業が都心部に集中していることから、地方での転職をサポートできないケースが多いです。

プログラミングスクールに入校する際に、一度確認しておきましょう。

5-3：リモートワーク（在宅勤務）の案件も受注できるようになりますか？

副業の場合なら可能ですが、正社員として就職してはじめからリモートワークで働くのは難しいです。

リモートワークが可能となるのは、企業が従業委員のスキルを認め、直接対面せずとも円滑な業務が可能となる場合となります。

特に、実務経験がない人が、リモートワーク前提で入社するケースは稀です。

そのため、まずは常駐で仕事をし、企業と信頼関係が出来上がってから、リモートワークへ移行するのが無難です。

5-4：転職しやすいプログラミング言語はありますか？

大手転職エージェント「レバテックキャリア」が行なった独自の調査によれば、求人の割合が高いプログラミング言語ベスト3は、以下の結果となりました。

1. Java
2. PHP
3. Ruby

転職目的でプログラミング言語を学ぶのであれば、上記3つの言語がおすすめです。

※参照：プログラミング言語別求人ランキング【2019年6月発表】｜レバテックキャリア

まとめ

いかがでしたか？

最後に、この記事のポイントを振り返ります。

30代の未経験者でも、プログラミングスクールに通えば、IT業界へ転職することは可能です。

IT業界は、これから人手不足になることが予測されている上、プログラミングスクールは、転職のサポートまで行なっています。

今回紹介した3つのプログラミングスクールの中から、自分に合ったものを一つ選び、ぜひIT業界への転職を成功させてください。