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このようにお考えではありませんか?
SEとして働いていると、サービス残業や深夜残業が当たり前のようにあり、日々辛いと感じている人も多いでしょう。
この記事では、すぐに辞めるべき会社や、SEを辞める際の転職で失敗しないためのポイントや、転職を成功させるための4ステップもあわせて紹介します。
【SEをやめたい理由は大きく6つ】 【今すぐにSEを辞めるべき会社の3つの特徴】 【転職で失敗しないための4つのポイントが重要】 【おすすめの転職エージェント】
- この記事のもくじ
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- 1章:SEをやめたい理由は大きく6つ
- 1-1:納期がきつく残業が多い
- 1-2:仕事量と給与のバランスがおかしい
- 1-3:仕事が面白くない
- 1-4:癖のある人が多く人間関係がつらい
- 1-5:求められる成長スピードについていけない
- 1-6:出会いがない
- 2章:今すぐにSEを辞めるべき会社の3つの特徴
- 2-1:特殊なプログラミング言語を使っている会社
- 2-2:人材派遣(SES)の会社
- 2-3:SNSの使用禁止の会社
- 3章:転職で失敗しないために重要な4つのポイント
- 3-1:自己分析をして希望を明確化しよう
- 3-2:SEを辞めた後の仕事の選び方
- 3-3:転職サイトだけでなく転職エージェントを活用しよう
- 3-4:転職エージェントは複数活用しよう
- 4章:転職を成功させる5つのステップ
- 4-1:転職サイトに登録する
- 4-2:転職サイトで求人情報を検索する
- 4-3:職種に適した転職エージェントに登録する
- 4-3-1:【IT系職種向け】おすすめ転職エージェント
- 4-3-2:【IT系営業向け】おすすめの転職エージェント
- 4-3-3:【SIer向け】転職エージェント
- 4-4:気になった求人を転職エージェントに伝える
- 4-5:転職エージェントから推薦状付きで応募する
- まとめ
1章:SEをやめたい理由は大きく6つ
SEを辞めたいと思っている人や、SEを辞めて転職した人がSEを辞めたいと思った理由は、大きく次の6つに分けられます。
- 納期がきつく残業が多い
- 仕事量と給与のバランスがおかしい
- 仕事が面白くない
- 癖のある人が多く人間関係がつらい
- 求められる成長スピードについていけない
- 出会いがない
それぞれ、具体的に確認します。
1-1:納期がきつく残業が多い
なぜなら、業務内容の変更が頻繁にあったり、そもそも開発スケジュールが、最初からタイトな仕事であったりすることが多いからです。
また、裁量労働制によって、実際の労働時間とは関係なく、限られた期間で仕事を終えなければいけない人もいます。
納期が厳しいと長時間労働が常態化しますし、それでも終わらずに納期が遅れてしまうと怒られるということが続きます。
そもそも納期が短すぎるのがおかしいと感じますが、それでも変わらない状況には嫌気がさし、辞めたいと感じる人が多いです。
1-2:仕事量と給与のバランスがおかしい
SEはプログラミングスキルに加えて、サーバーに関する知識など専門的な知識が必要で、誰にでもできるわけではありません。
ごく一部の大手SIerなどは、給与が高い場合もありますが、自社開発をしていないSEの場合には、競争が激しいため受注単価が低くなりがちです。
結果的に人件費を下げながら仕事を受注するため、仕事を受けて忙しい状況でも給与は上がりません。
また、裁量労働制の場合、どれだけ働いても給与は増えない場合もあります。
せっかく一生懸命働いてもそれが報われないのであれば、生活も楽になりませんし、いっそ同じ給与をもらえる楽な仕事に転職したくなる人も多いです。
1-3:仕事が面白くない
SEと一括りに表現することもありますが、その仕事内容は多岐に渡ります。
また、保守管理の場合には、何かトラブルが起きるとすぐに対応が必要になります。
元々開発希望だったのに保守管理を担当することになった場合には、当初の期待とは違う仕事で、しかも面白くないので辞めたくなってしまいます。
異動を希望しても、そもそも社内に保守管理の仕事が多かったり、開発の仕事があっても人気があって異動希望が叶わない場合も多いでしょう。
いくらお金のためとは言っても、長く働くのであれば、多少は面白さを感じなければ継続するのは難しいです。
1-4:癖のある人が多く人間関係がつらい
SEは、他のエンジニア職と比較しても、採用におけるスキルの重要度が高い職種です。
そのため、癖のある人が多い職場もあります。
顧客と積極的にかかわる職種であれば、コミュニケーション能力が採用の際にチェックされますが、SEの場合には重視されないことが多いです。
そのため、
人間関係が円滑でないと仕事も円滑に進みませんし、精神的にも辛くなってきてSEを辞めたいと思うようになってしまいます。
1-5:求められる成長スピードについていけない
Web業界は、新しい技術や言語が次々に生まれ、SEは生まれた技術や言語を仕事で求められるようになります。
ただでさえ残業が多く忙しい中で、新しい技術を身につけ成長していくことが求められますが、このスピードについていけない人も多いです。
勉強の時間は、業務時間に含まれないことが多いため、休日を潰して勉強する必要があり、給料の低さもありモチベーション低下に繋がります。
このように、
1-6:出会いがない
SEは、職場での出会いが他の職種に比べると少ない点も、辞めたい理由として挙げられます。
なぜなら、リモートワークで仕事を完結できる場合が多く、さらにそもそも男性社員に比率が多いからです。
職場以外で出会いを求めようと思っても、長時間労働や新しいスキルの習得でプライベートの時間も確保できません。
このように、
- 【コラム】
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ここまで紹介してきたように、SEを辞めたい理由は6種類に分けることができ多岐にわたります。
しかし、本当にSEを辞めて転職すべきでしょうか?
安易に転職を決断してしまうと、今よりも環境の悪い所で働かざるを得なくなり、後悔する可能性もあります。 SEを辞めたいと感じた場合には、勢いで辞めて転職をするのではなく、今一度落ち着いて考えてみることをおすすめします。
転職することのメリットとデメリットを改めて明確にし、それでも転職した方が良いと考えれば転職活動を進めましょう。
2章:今すぐにSEを辞めるべき会社の3つの特徴
SEの中にもさまざまな職場がありますが、すぐに辞めるべき職場には、わかりやすい特徴があります。
- 特殊なプログラミング言語を使っている会社
- 人材派遣(SES)の会社
- SNSの使用禁止の会社
これらの会社は、すぐに辞めることをオススメしますが、その理由を解説します。
2-1:特殊なプログラミング言語を使っている会社
プログラミング言語は多くの種類がありますが、
古い言語だったり特殊な言語は、仮に身につけたとしても汎用性がないため、今後需要が無くなっていきます。
転職を考えた際にもアピールできる材料にならないので、早めに他の企業でよく使われる需要のある言語を身につけるべきです。
また使用している言語の需要が大きいかどうかは、転職サイトで転職案件を確認することで明確になります。
2-2:人材派遣(SES)の会社
なぜなら客先常駐が多く、開発に携わることはほとんどないので仕事自体が面白くありません。
さらに、スキルも身に付かない場合がほとんどです。
客先では、客先独自の仕事の進め方やルールを守る必要があり、それは他の企業では使用できないことが多いため、汎用性のある能力は身に着きません。
常駐先の大企業から支払われる費用の多くは、会社の経費や間接部門の給料になるため、きつい割に給料も高くないため、避けておくべきでしょう。
2-3:SNSの使用禁止の会社
SEの仕事では、自社だけでなく客先の機密となる情報を持っているため、SNSが禁止されている会社も少なくありません。
しかし、SNSを運営することでプライベートを充実させたり、仕事にも生きる情報収集をできるため、SNSを禁止されると困る人も多いです。
SNSを一律で厳しく禁止している企業は、社員のことを信用しておらず、さらに厳しい労働環境に社員が気づくのを恐れている可能性があります。
3章:転職で失敗しないために重要な4つのポイント
SEを辞めたいと思って転職活動を始めても、
まずは、すぐにでも転職しないといけない余裕がない状態になる前に、少しでも余裕があるうちに情報収集などの準備を進めておきましょう。
また、転職で失敗しないためには、次の4つのポイントが重要です。
- 自己分析をして希望を明確にする
- SEを辞めた後の職種候補を整理する
- 転職サイトではなく転職エージェントを活用する
- 転職エージェントは複数活用する
それでは、順番に解説しますので、しっかり確認して失敗しないようにしましょう。
3-1:自己分析をして希望を明確化しよう
100%希望を満たす転職先に出会うことは困難なので、優先順位をつけないと、いつまでも決断ができなくなってしまいます。
希望を付ける条件としては、次のようなものがあります。
- 職種
- 希望の待遇(年収・役職)
- ワークライフバランス
- 勤務地
自己分析を通して、このような観点で希望を明確にしておきましょう。
3-2:SEを辞めた後の仕事の選び方
希望を明確にした後は、転職先の業界と職種を選択します。
特にIT業界は、職種を明確にすることで、どのような働き方になるかある程度予想ができます。
SEを辞めた人の職種候補としては、次のようなものがあります。
おすすめ順に紹介します。
観点としては、「職種」と「業種」があり、転職前と同じ職種もしくは業種を絡めることで転職を成功させやすくなります。
異職種・異業種への転職は、リスクが高いので注意しましょう。
①同職種×異業種
専門職であるSEは、身につけたスキルを活かして転職するのがおすすめです。
SEとして働くのが嫌になっている場合は、異業種への転職がよいでしょう。
②異職種×同業種
同じ業種でありながら、異なる職種に転職するのもおすすめです。
具体的には、IT系の営業など社内転職の選択も考えられます。
職種はSEから異なりますが、もともと社内で関わっていたり、仕事ぶりを目にすることが多かったりするので、馴染みやすいでしょう。
今までの人脈を、上手く活用できる可能性もあります。
③同職種×同業種
SEと同じ職種で魅力的な職種としては、SIerが転職先として有力です。
今までは川下の保守・管理ばかりやっていた人は、より上流の要件定義や開発を経験することで、仕事の楽しさを感じる可能性があります。
また、上流工程を担当することで、今までよりも年収が上がる可能性もあり、魅力的な転職先の1つです。
④異職種×異業種
今までの経験や培ってきた人脈が、まったく使えずにリスクが高いからです。
もし元々活かせるようなスキル・経験・人脈を持っていたり、目的や目標がはっきりしていたりする場合には、選択の余地があります。
どうしても実現したい目標がある場合には、チャレンジしてみても良いでしょう。
3-3:転職サイトだけでなく転職エージェントを活用しよう
SEから転職を目指す場合には、
なぜなら、転職エージェントを活用することで、活用していない人と比べて次のような差が生まれ有利な状態でスタートできるからです。
- 企業情報や非公開求人の紹介
- 書類、面接対策のサポート
- エージェントからの推薦
転職サイトは、自分で案件を見つけて動く必要があるので、人から干渉されない自由さはありますがサポートはほとんどありません。
転職エージェントを活用することで、さまざまなサポートを得られる上に、キャリアアップのパートナーともなる存在です。
3-4:転職エージェントは複数活用しよう
転職エージェントに登録する際は、次のような理由から一社ではなく複数登録するのがおすすめです。
- 担当エージェントとの相性が重要
- エージェントによって得意な職種・案件が異なる(非公開求人の保有状況が異なる)
相性が良ければ、自分の魅力を引き出すようなサポートをしてもらえるので、転職活動もスムーズに進むでしょう。
一方で相性が良くないと転職活動に悪影響を与え、失敗に繋がることもあります。
複数登録した中から、やり取りをする中で見極めましょう。
また、転職エージェントも会社や担当者によって得意な職種・案件が異なります。
4章:転職を成功させる5つのステップ
転職を成功させるためには、ここで紹介する5つのステップを踏んでいくと良いでしょう。
- 転職サイトに登録する
- 転職サイトで求人情報を検索する
- 職種に適した転職エージェントに登録する
- 気になった求人を転職エージェントに伝える
- 転職エージェントから推薦状付きで応募する
多くの企業は転職サイトからの応募に対して、学歴や転職元、転職回数などでフィルターをかけているため、機械的に落とされる可能性があります。
ここで紹介する方法を使えば、
また、担当エージェントとの面談を自己分析に上手く活用しながら、一緒に転職活動を進めていけます。
それでは、おすすめの紹介も含めて順番に解説します。
4-1:転職サイトに登録する
まずは、大手の転職サイトに登録しましょう。
転職者の8割が登録しているため、求人数も多く全国を網羅しているので、希望に合った求人が見つかりやすいのが特徴です。
転職サイトには、気になるリストやレコメンド機能、転職仲間機能など、転職をスムーズに進めるための豊富な機能が用意されています。
まずは、リクナビNEXTに登録しておきましょう。
4-2:転職サイトで求人情報を検索する
次に、登録した転職サイトで求人情報を検索します。
今回は、リクナビNEXTで検索していくと、案件が豊富でリスト登録もできるのでおすすめです。
3章で紹介したように、自己分析をして希望を明確にし、どのような職種・業種を選ぶか決まっている人はその条件で検索します。
転職エージェントに相談できるように、検索結果で気になる求人案件は、会社や職種だけでなく条件も含め整理しておきましょう。
4-3:職種に適した転職エージェントに登録する
転職サイトで転職先の求人を探すのと並行して、職種ごとに適した転職エージェントに登録します。
複数登録しておくのが、おすすめです。
ここでは、次の3つに分けて紹介します。
- IT系職種向け
- IT系営業向け
- SIer向け
それぞれ順番に解説します。
4-3-1:【IT系職種向け】おすすめ転職エージェント
WEBエンジニアや社内SE、フリーランス(個人事業主)へ転職、独立したい場合には、次の3社がおすすめです。
- 【IT系職種向け】おすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENTは、求人大手のマイナビが運営しているためノウハウが豊富で、
また、レバテックキャリアは、プログラマーだけではなく、
ギークリーは、関東圏に限定されますがゲーム業界に強く、
4-3-2:【IT系営業向け】おすすめの転職エージェント
IT系の営業職へ転職を考えている場合には、少なくとも次の2社の登録をおすすめします。
- 【IT系営業向け】おすすめの転職エージェント
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どちらの企業も幅広い求人案件を保有していますが、特に営業系の求人に強みを持っており、
4-3-3:【SIer向け】転職エージェント
SEと同職種×同業種ではありますが、SIerへの転職を考える場合には、次の2社に登録しておきましょう。
- 【SIer向け】転職エージェント
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いずれも大手人材関連の運営しているエージェントサービスなので、大手SIerをはじめ多くの企業と繋がりがあります。
4-4:気になった求人を転職エージェントに伝える
複数の転職エージェントに登録が完了したら、
転職者の経験やスキルにもよりますが、可能性がある場合には、転職の成功に向けて自己分析や書類作成などを進めていきます。
また、あらかじめ転職エージェントの協力を得て、面接の準備なども実施しましょう。
この間のやり取りで、担当エージェントとの相性を確認し、パートナーにできるエージェントを絞っておくのも効果的です。
4-5:転職エージェントから推薦状付きで応募する
転職サイトからでは、フィルタにかかって機械的に落ちていた案件でも、書類選考の通過率を高めることが可能です。
書類選考を通過したら転職成功を目指して、面接の準備を協力を得ながら進めていきましょう。
まとめ
SEは、労働時間が長くなりがちで仕事の環境も楽ではありません。
その上給与が、きつさの割に多くなく、仕事内容によってはつまらないと感じる人も多いでしょう。
SEからの転職を成功させるためには、今回紹介した失敗しないための4つのポイントを理解し、5つのステップに従って活動するのがおすすめです。
自分で転職サイトを使って転職するだけでは実現できなかった転職を、成功に導いてくれる可能性があります。
上手く活用して、後悔のない転職を実現しましょう。
ここで、記事内で紹介した転職サイトや転職エージェントを紹介していきます。
記事内で紹介した転職サイトは、以下の通りです。
記事内で紹介した転職エージェントは以下の通りです。
- 【IT系職種向け】おすすめ転職エージェント
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- 【IT系営業向け】おすすめ転職エージェント
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- 【SIer向け】おすすめ転職エージェント
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これらの転職サイトや転職エージェントを上手く活用して、転職を実現しましょう。