あなたは、
「
「早く仕事を見つけたいけど、待遇が悪化するのは仕方ないかな。」
このようにお考えではありませんか?
リストラをされると気持ちが落ち込み、再就職に向けて焦ってしまいがちですが、焦りは禁物です。
なぜなら、焦ってしまうことでさらに悪循環にはまってしまう可能性があるからです。
知名度の高い企業でも、早期退職制度という名目でリストラが行われており、かなり大規模になっています。
- シャープ:7,000人(2016年)
- ソニー:1,500人(2015年)
- 東芝:1,410人(2019年)
- 日産:12,500人(2019年計画)
- 富士通:2,850人(2019年)
- ルネサス:1,500人(2019年)
特に40代、50代の世代が早期退職制度の対象となる場合が多く、そのほとんどが転職を余儀なくされています。
この記事では、リストラとなった後の再就職について、注意点や上手く転職するためのコツを紹介しています。
焦って自ら待遇の悪い条件で再就職してしまうことは避け、今回紹介するポイントを参考に、リスクの少ない就職活動に取り組みましょう。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
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■リストラの対象になりやすい40代~50代は、20代~30代の若手と比べて、再就職の道は厳しい
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- 求人数が少ない
- 書類選考が通りにくい
- 面接で落ちやすい
- 転職活動が長引きやすい
- 年収が下がりやすい
■リストラ後の再就職を成功させるための考え方
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- 大企業や業界・職種などへのこだわりを捨てる
- 失業保険を待たずに積極的に転職活動を行う
- 転職エージェントなどを活用する
■転職エージェントの利用が必須である理由
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- 書類選考の通過率を上げやすくなるから
- 非公開求人もカバーしているため、数を確保しやすいから
- 転職のプロであるエージェントのサポートが受けられるから
- 「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
【50代におすすめの転職エージェント】
【40代におすすめの転職エージェント】
【30代におすすめの転職エージェント】
【20代におすすめの転職エージェント】
【記事内で紹介した転職サイト】
- リクナビNEXT
- doda即戦力ミドルの転職
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- この記事のもくじ
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- 1章:リストラ後の再就職の特徴
- 1-1:求人数が少ない
- 1-2:書類選考が通りにくい
- 1-3:面接で落ちやすい
- 1-4:転職活動が長引きやすい
- 1-5:年収が下がりやすい
- 2章:リストラ後の再就職を成功させるための考え方
- 2-1:大企業や業界・職種などへのこだわりを捨てる
- 2-2:失業保険を待たずに積極的に転職活動を行う
- 2-3:専門家の力を借りる
- 3章:不景気・不況時の転職では「転職エージェントの利用」が必須
- 3-1:転職エージェント・転職サイト・再就職支援会社との違い
- 3-2:転職エージェントの利用が必須である理由
- 3-2-1:転職エージェントを使うことで、書類選考の通過率を上げやすくなるから
- 3-2-2:非公開求人もカバーしているため、数を確保しやすいから
- 3-2-3:転職のプロであるエージェントのサポートが受けられるから
- 3-2-4:「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
- 3-3:転職エージェントは必ず「複数登録して比較検討」すべき
- 4章:おすすめの転職エージェント
- 4-1:50代向けの転職エージェント
- 4-2:40代向けの転職エージェント
- 4-3:30代向けの転職エージェント
- 4-4:20代向けの転職エージェント
- 5章:転職エージェントで上手く行かなかった場合の選択肢
- 5-1:求人掲載サイト(転職サイト)
- 5-2:公的支援サービス
- 5-3:出身校のキャリアセンター
- 6章:リストラの体験談やブログを読むのも頭の整理に役立つ
- 7章:リストラ後の再就職に関するQ&A
- 7-1:職務経歴書にはどのように書くべきか?
- 7-2:面接でリストラされたことを正直に言うべきか?
- まとめ
1章:リストラ後の再就職の特徴
まず初めに、リストラ後の再就職の特徴について確認します。
就職の難易度がどの程度厳しいのかは、再就職の活動を始める前に確認しておきましょう。
1-1:求人数が少ない
就職の難易度は、求人数に対して求職者がどの程度いるのかという比率である、求人倍率によって表現されます。
求人倍率が小さいほど求人の難易度は上がりますが、リーマンショック後の2009年は0.47で、景気が回復してきた2019年には1.60です。
このように、
また、年代別のデータを見ると、20代~30代に比べて45歳以上の求人倍率は半分程度であり、仕事探しが困難だと分かります。
1-2:書類選考が通りにくい
現在の法律では、求人票に対して年齢制限をすることができませんが、企業としては想定している年齢幅があります。
仮に求人票に記載のスキルを保有していたとしても、希望年齢幅から外れていると書類選考を通過しにくいのが現状です。
実際に求人サイトが行った調査によると、50代で転職成功者が応募した会社の数は、10社以上が50%以上を占めています。
求人票の内容に自分のスキルや経験が合致していたとしても、書類選考の通過率が著しく低いことは、十分に把握しておきましょう。
1-3:面接で落ちやすい
数多くの企業に応募し、何とか書類選考を通過したとしても、
20代30代と40代以上では、企業が転職者に求める内容が大きく変わります。
若いうちは経験やスキルも必要ですが、ポテンシャルを見込んで採用することも多いです。
一方で、40代以降の場合には、即戦力として特化した専門的なスキルやマネジメント能力が必要とされます。
また、面接の中で聞かれる質問も、厳しいものが増えてきます。
特に、転職理由がネガティブなものではないか?という確認をされる可能性が大きいです。
実質リストラに近い早期退職制度による転職の場合には、前職での評価も低めに見積もられる可能性が高く、厳しい面接になるでしょう。
1-4:転職活動が長引きやすい
ここまで紹介してきたように、高年齢でリストラ後の再就職を希望する場合、書類選考も面接も通過率が30代までに比べると大幅に悪化します。
この実情は、転職コンサルタント向けに行われた、転職活動期間に関する調査結果でも明確に示されています。
求職者の年代ごとに、転職が決まるまでに必要だった期間に関する調査が行われ、その結果が公表されました。
より高齢の60代以上の場合には、7ヵ月以上が過半数を占めるなど、年齢を重ねるごとに不利になっていくことが分かります。
1-5:年収が下がりやすい
このように中高年(40代~50代)に関するリストラ後の再就職は厳しく、年収などの待遇面の条件を諦めても、就職を優先する人が多いです。
そのため、
中高年のリストラ後の再就職を成功させるためには、転職に対する正しい知識が必要であり、情報なしでの活動はおすすめできません。
それでは、本記事の2章以降で解説する内容をよく確認し、実践していきましょう。
2章:リストラ後の再就職を成功させるための考え方
リストラ後の再就職を成功させるためには、リストラ前と同じ考え方では上手くいきません。
2章では、どのような考え方で就職活動に臨むべきかを、下記3点について解説していきます。
- 大企業や業界・職種などへのこだわりを捨てる
- 失業保険を待たずに積極的に転職活動を行う
- 専門家の力を借りる
考え方の違いが命取りになるため、確実に内容を理解し実践していきましょう。
2-1:大企業や業界・職種などへのこだわりを捨てる
大企業からの早期退職やリストラの場合には、次の会社も大企業ばかりを狙ったり、問題なく転職できるだろうと安易に考えたりしてはいけません。
また、同じ業界だけに再就職先を限定したり、役員や部長などの肩書にこだわったりすることも、スムーズな再就職を妨げてしまいます。
リストラされたときと同じ心持ちでは、再就職もなかなか決まりません。
腹をくくって中小企業やベンチャー企業、新しい業界にチャレンジしましょう。
同じ業界、同レベルの役職にこだわることで仕事が見つからなかったとしても、過去を捨てることで好条件のチャンスを得る確率が高まります。
2-2:失業保険を待たずに積極的に転職活動を行う
会社都合での退職となれば、失業保険は1年程度受給できますが、受給期間満了後に働いていない場合無収入となります。
1-4で解説した通り、中高年がリストラ後の再就職を目指す場合には、多くの場合6ヶ月程度の時間がかかります。
場合によっては、それ以上の期間がかかってしまうので、失業保険受給期間に再就職できないかもしれません。
生活に大きな影響が出てくると、焦って悪条件での転職になってしまいますので、転職活動は早めに始めることを心がけましょう。
2-3:専門家の力を借りる
リストラ後の転職活動を、自分の力だけで成功に繋げることは簡単ではありません。
専門家の力を借りて進めていきましょう。
例えば前職からの転職理由を説明する場合、キャリアアップの転職であれば、ポジティブな転職と捉えてもらえます。
一方で、リストラ後の再就職の場合には、リストラに至った経緯などをどのように話せばネガティブにならないか、個人での判断は困難です。
リストラ後の再就職に対して実績があり、経験豊富な専門家に協力を得る必要があります。
3章以降で紹介する、
- 【コラム】失業保険は「会社都合退職」として手続きすべき
-
退職には自己都合退職と会社都合退職がありますが、
失業保険の手続きを見越して会社都合退職にできるよう動いておきましょう。 細かい説明は割愛しますが、自己都合退職の場合には、失業保険の受給開始までに3ヵ月の制限期間がありますが、会社都合の場合には7日後には受給できます。
また、受給できる期間も大きく異なります。
ここでは、勤続20年以上の45歳~60歳の方を例にして確認しましょう。
自己都合退職の場合には、受給期間は150日です。
一方で会社都合退職の場合には、330日と倍以上の差が付きます。
自己都合か会社都合かを判断するのは、会社や離職者ではなくハローワークです。
会社都合と認定してもらえるように、必要な書類は準備することをおすすめします。
3章:不景気・不況時の転職では「転職エージェントの利用」が必須
2章で紹介したように、
信頼できる転職エージェントに協力をしてもらいながら、転職活動を成功させましょう。
ここで注意しておきたいのは、コラムで紹介した失業保険の申請は「退職後」に実施しますが、転職エージェントへの登録は「退職前」からしておくべき」という点です。
それでは、転職エージェントの利用が必須である理由を確認していきます。
3-1:転職エージェント・転職サイト・再就職支援会社との違い
まず初めに、転職エージェント・転職サイト・再就職支援会社のメリット・デメリットについて確認します。
ここで、再就職支援会社は、個人が登録するのではなく、企業がお金を払って契約する就職支援をしてくれる会社です。
もし、退職する会社が契約している場合には、選択肢の1つとして利用するのも良いでしょう。
しかし実態として、多くの企業では契約をされていません。
3-2:転職エージェントの利用が必須である理由
転職エージェントを活用することで、下記4つのような理由で、個人では難しく競争率の高い転職を成功させる可能性が高まります。
- 書類選考の通過率を上げやすくなるから
- 非公開求人もカバーしているため、数を確保しやすいから
- 転職のプロであるエージェントのサポートが受けられるから
- 「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
それでは1つずつ解説します。
3-2-1:転職エージェントを使うことで、書類選考の通過率を上げやすくなるから
一般的に、転職サイトから応募するよりも、
なぜなら、転職サイトでは学歴フィルターや転職回数フィルターによって、足切りとなることがあるからです。
一方、転職エージェントからの応募では、担当のキャリアコンサルタントからの推薦があり、あなたの強みをPRしてくれるため書類選考の通過率が上がります。
3-2-2:非公開求人もカバーしているため、数を確保しやすいから
転職エージェントを活用することで、応募する求人の数を確保しやすくなります。
なぜなら、
具体的には、企業が転職サイトには公開しない求人の条件としては、次のようなものがあります。
- 新規事業など、広く知られたくないもの
- 高待遇の条件で、転職サイト経由では採用対象のレベルに達しない応募が殺到するもの
- 求人人数が少ないもの
このような案件の場合には、転職サイトに掲載することが望ましくないので、非公開求人として転職エージェントに依頼します。
そのため、非公開求人に上手く応募をすることで、専門性や今までの経験を活かして好条件の転職が実現できる可能性があります。
3-2-3:転職のプロであるエージェントのサポートが受けられるから
転職エージェントを使う事で、転職のプロとしてのサポートを受けられます。
なぜなら、転職エージェントは企業と交渉をしたり、さまざまな企業に数多くの人材を転職させており経験が豊富だからです。
具体的には、求職者の経験やスキルをどう生かせばよいのか、どんな企業が合っているのかなど、効果的な転職のサポートをしてくれます。
また、転職決定後には、待遇面や仕事内容に関しても交渉をしてくれます。
そのため、転職エージェントのサポートを得て交渉してもらうことで、好条件を引き出せる可能性が高まります。
3-2-4:「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
転職エージェントを活用することで、
なぜなら転職エージェントが間に入ることで、採用企業の希望と求職者の経験やスキルにずれがないか確認できるからです。
転職先企業の希望と、求職者の希望がずれた状態で転職が実現してしまうと、双方にとって不幸です。
ミスマッチが生じてしまうと、求職者側の後悔に繋がります。
また、企業としても多額の費用をかけたのに、希望通りの人材ではなかったと感じてしまいます。
転職をしない方が良かったと思うような状況にならないためにも、転職エージェントの活用を検討しましょう。
3-3:転職エージェントは必ず「複数登録して比較検討」すべき
転職エージェントのメリットについては、ここまで紹介してきましたが、
複数登録しておくべき理由は、転職エージェントや担当者によって以下のようなことがあるからです。
- 求職者を第一に考えない場合がある
- 相性が悪い場合がある
- 持っている非公開求人案件が異なる
特に不景気の場合には、転職実績を積み上げる為に多少ミスマッチがあったり、条件がずれていたりしても、転職させることを優先させるエージェントがいます。
また、リストラ後の焦りを煽るようにして、悪い条件での転職を実現させようとする転職エージェントも中にはいるでしょう。
複数のエージェントと話をすることで、信頼できるかどうかを見極め、他のエージェントのペースを確認しながら進めていきましょう。
また、求職者も転職エージェントも人間なので、相性が合わない場合があります。
この場合、エージェントごと変える事も選択肢の1つですが、担当者を変えてもらうことも可能です。
上手くコミュニケーションを取りながら進められる担当者に、変更してもらいましょう。
転職エージェントにも得意不得意がありますので、特に経験や保有しているスキルを重視した企業に強い、中高年に強いエージェントに依頼しましょう。
4章:おすすめの転職エージェント
ここからは、各年代ごとにおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
転職エージェントには、それぞれ特徴がありますので、適切なエージェントを選ばないと狙い通りの転職の実現はできません。
20代~50代に分けて解説しますので、それぞれの年代に合ったおすすめ転職エージェントを確認しましょう。
4-1:50代向けの転職エージェント
リストラをされる確率が高いのは、給料も高く実務として活躍することの少なくなった50代です。
多くの案件と自身の経験を照らし合わせ、マッチした求人を得るためには、転職エージェントの活用が重要です。
ここでは、50代向けの転職エージェントを、3社に絞って紹介していきます。
ランスタッドは、世界の派遣会社でアデコに次ぐ第2位の規模を誇っています。
派遣会社として培った経験を、転職にも生かしています。
IT業界では、No.1の非公開求人とも言われています。
IT業界は比較的若い人材が多いため、中には長い社会人経験を必要としている企業もあると考えられます。
求人案件が豊富で幅広く、セミナーがイベントが充実しています。
総合型の大手転職エージェントなので、間口を広げ可能性を広げることが可能です。
さまざまな業界に精通した転職エージェントを、次の記事で解説しています。
50代におすすめの転職エージェント6選!失敗しないノウハウを解説
ぜひ確認しておきましょう。
4-2:40代向けの転職エージェント
40代になると転職先の企業からは、転職者に対して積み上げてきた豊富な経験や専門性、もしくはマネジメント能力が求められます。
未経験や異業種への転職を強みとするエージェントは、向いていないので注意しましょう。
ここでは、40代向けの転職エージェントを3社に絞って紹介していきます。
知名度はそれほど高くありませんが、専門性の高い求人に強いのが特徴です。
各職種のプロフェッショナルが、コンサルタントとして転職をサポートしてくれるため、積極的な転職活動を始める準備や相談にも的確な対応を期待できます。
また、
外資系や海外進出に積極的な企業への転職を希望する場合には、魅力的なエージェントといえます。
独自の求人を数多く保有している点も魅力的です。
最後に紹介するのは、
IT関係の専門的なスキルを活かし、年収アップが期待できます。
今後も拡大が期待されるIT業界で活躍をしていきたいなら、一度相談してみると良いでしょう。
以下の記事では、40代向けの転職エージェントについて、女性向けなどさらに細かく紹介をしています。
【タイプ別】40代におすすめの転職エージェント14選!活用の注意点も解説
合わせてご確認ください。
- 【40代向けの転職エージェント】
-
4-3:30代向けの転職エージェント
30代になると、求職者の状況もそれぞれ異なります。
そのため、総合型のエージェントに加えて、より強みに特化したエージェントの活用がおすすめです。
ここでは、30代向けの転職エージェントを、3社に絞って紹介していきます。
特に首都圏や関西圏での転職では必須です。
求人案件が豊富なのでさまざまな案件に触れられますが、高収入・キャリアアップを目指す案件は多くありません。
求人が1都3県に絞られるなど成約はありますが、キャリアアップにつながる優良求人が多いです。
また、サポートに定評があるため首都圏で正社員の仕事を探している人は活用しましょう。
在籍するヘッドハンターが、優秀な点が魅力的です。
案件の多くが、年収800万円以上と魅力的な案件が多い一方で、年収500万円以下の人は、求人を紹介してもらえない可能性もあります。
また、ヘッドハンティング形式なので、転職活動が長期化しやすい点にも注意しましょう。
以下の記事では、30代の転職エージェント活用に関して、IT系や女性向けなど細かく分類し、おすすめの転職エージェントを紹介しています。
【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選!選び方も解説
- 【30代向けの転職エージェント】
-
4-4:20代向けの転職エージェント
20代はさらに20代前半と後半で、企業が転職者に求める能力が異なる傾向にあります。
ここでは、正社員ではない人、20代前半、20代後半におすすめの転職エージェントを、3社紹介します。
ビジネスマナーを学べる2週間の独自研修の受講が必須ですが、書類選考不要で面接から採用試験を受けられます。
まずは営業職として、正社員を目指したい20代に対して、おすすめの転職エージェントです。
次に、
既卒者や第二新卒者向けに、特に強みを持っています。
規模は大きくありませんが、独自の基準でブラック企業を排除し、求職者側の支援が手厚い点が魅力的です。
新卒時に、リクナビを活用した人も多いのではないでしょうか。
求人数が圧倒的に多く、幅広い求人の中からポテンシャルを活かす求人に、出会える可能性を高められます。
ある程度能力に自信がある場合には、経験職でも未経験職でも、ステップアップが期待できます。
こちらの記事では、女性向け、IT向け、キャリアアップ目的などより細かく分類して、転職エージェントを紹介しています。
目的に合わせたエージェントがわかるので、ご確認ください。
【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説
- 【20代向けの転職エージェント】
-
5章:転職エージェントで上手く行かなかった場合の選択肢
もし転職エージェントを複数活用しても、希望する企業を見つけられないこともあるでしょう。
また、転職エージェント側の条件に合わず、求人案件を紹介してもらえない場合もあります。
上手くいかない場合には、他のサービスを活用することが可能です。
転職エージェント以外に、転職に活用できるサービスを紹介します。
- 求人掲載サイト(転職サイト)
- 公的支援サービス
- 出身校のキャリアセンター
それぞれの特徴や活用法を紹介します。
5-1:求人掲載サイト(転職サイト)
転職エージェントで紹介してもらうのが難しい場合には、求人掲載サイト・転職サイトを活用していきましょう。
- リクナビNEXT
- doda即戦力ミドルの転職
会員数600万人程度と圧倒的に多いので、その分求人案件も多く集まっています。
また、30代以上などある程度のスキルを持っている場合には、「doda即戦力ミドルの転職」がおすすめです。
ミドル層の即戦力人材を積極的に採用する企業が登録していますので、上手くスキルが合えば転職の可能性が高くなります。
5-2:公的支援サービス
転職を希望する際には公的支援サービスも活用できます。
代表的なのはハローワークです。
厚生労働省が運営している就職支援・雇用促進をするためのサイトなので、信頼性は高いです。
特に第二新卒なら、確実に応募ができるでしょう。
転職エージェントに比べると案件の質は落ちてしまいますが、それでも紹介してもらえないよりはずっと良いですね。
まずは公的支援サービスを活用して転職し、その次のタイミングで転職エージェントを活用することも考えられます。
5-3:出身校のキャリアセンター
多くの人が思いつかないのが、出身校のキャリアセンターです。
ある程度の規模がある大学なら、確実にあるでしょう。
ただし利用できるのは、20代までと思っておいた方が良いでしょう。
基本的には新卒向けの案件なので、第二新卒くらいまでがおすすめです。
リストラが多いのは中高年の世代なので、リストラ後の再就職を目指す際に活用することはあまりないかもしれません。
6章:リストラの体験談やブログを読むのも頭の整理に役立つ
リストラされてから再就職に至るまでの間に、不安に思うことや困ることがあれば、体験談やブログを読むのもおすすめです。
知り合いに経験者がいなかったり、気軽に相談できる相手がいなかったとしても、経験者はどう感じてどう動いたのかを知ることができます。
頭の整理をする目的として、確認してみることをおすすめします。
こちらの記事は、リストラ後の転職で年収100万円UPした40代の体験談を紹介しています。
【40代リストラ体験談】絶望から年収100万円UPで転職した方法
また、リストラの対象は40代以上が多いため、20代の経験談はあまり多くありません。
こちらの記事では、20代でリストラ後に転職・昇進を実現した方の体験談を紹介していますので、確認しておきましょう。
【20代のリストラ体験談】失業後100社応募し転職、昇進に成功した話
7章:リストラ後の再就職に関するQ&A
リストラ後の再就職は気軽に相談できる相手も限られるため、さまざまな疑問が生じてくるでしょう。
そこで、よくある質問2つに対して、例文や解答を紹介していきます。
上手く活用して、再就職を実現していきましょう。
7-1:職務経歴書にはどのように書くべきか?
再就職の際には職務経歴書や履歴書が必要になりますが、リストラされたことを書くのは、ネガティブなイメージを与えないか心配に感じる人もいるでしょう。
結論から言うと、書類審査を通過するために簡潔に以下のように簡潔に記載するのがおすすめです。
虚偽の記載にはならないように気を付けましょう。
- 会社倒産により退職
- 会社都合により退職
退職理由の詳細は面接で聞かれますので、そこまでは簡潔に書いておいた方が、余計な懸念を抱かせずに済みます。
書類の段階では、簡潔な記載に留めておきましょう。
7-2:面接でリストラされたことを正直に言うべきか?
書類選考を無事通過したら面接ですが、面接では確実に退職に至って経緯を確認されます。
この場合、リストラされたことを正直に言うべきでしょうか?
結論としては、リストラされたことは正直に伝えて問題ありません。
隠そうとして対応が曖昧になったり、辻褄が合わなかったりする方が悪影響があります。
企業の採用担当としても、リストラに至った経緯よりも、人物や採用した際に戦力になってくれるか?という点を重視しています。
リストラされたことを伝えた上で、「今の状況やこの先どう頑張っていくか?」といった点をきちんと伝えられるように準備を進めておきましょう。
注意が必要なのは、リストラされた会社についての不満を長々と話さない事です。
過ぎたことは過ぎたこととして、そこから得た経験をどう今後に生かすかを伝えるのがおすすめです。
まとめ
リストラされてしまうと頭が真っ白になり、なかなか次に向けて前向きな活動ができなかったり、逆に焦ってしまったりする人が多いでしょう。
また、失業保険をもらえるからと就職活動の再開が遅くなってしまう人もいます。
しかし、リストラ後の再就職には時間がかかるので、早めの行動が必要です。
実際リストラ後の再就職は、通常の転職に比べると、厳しい条件になることが多いです。
できるだけ良い条件で転職するには、経験豊富な転職エージェントを活用しましょう。
大企業や役職へのこだわりを捨て、転職エージェントに協力してもらいながら準備を進めることで、リストラ後でも好条件の転職を実現する可能性が高くなります。
一人で悩み、焦って悪い条件での再就職をするのではなく、早めに相談して良い条件での転職を実現しましょう。
ここで、記事内で紹介した案件やサービスを紹介していきます。
記事内で紹介した転職エージェントは以下の通りです。
- 【50代におすすめの転職エージェント】
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- 【40代におすすめの転職エージェント】
-
- 【30代におすすめの転職エージェント】
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- 【20代におすすめの転職エージェント】
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記事内で紹介した転職サイトは、以下の通りです。
- doda即戦力ミドルの転職
これらのエージェントやサービスを上手く活用して、リストラ後の再就職を有利に進めていきましょう。