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公開日 : 2020.6.24
最終更新日 : 2021.5.25

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【保存版】転職すべきか5つの判断基準と失敗しないポイントを解説

【保存版】転職すべきか5つの判断基準と失敗しないポイントを解説

あなたは、

自分の状況だと、転職すべきかどうか判断できず迷っている。

転職に興味はあるけど、転職して仕事が嫌になるのは避けたい。

このようにお考えではありませんか?

今の仕事に明らかな不満があれば転職を考えるべきですが、そうでない場合は転職すべきか迷うことがあります。

この記事では、転職すべきでない人の特徴を紹介することで、転職してもよいのかどうか判断できるようになります。

また、転職を決断した後にどのように動けばよいか紹介するので、転職する場合もしない場合も後悔しないように取り組みましょう。

記事の目次

この記事のもくじ

1章:これらに当てはまる人は転職すべきではない

まずはじめに、転職すべきではない人の特徴を解説します。

転職すべきか迷っている人は、まず当てはまっていないことを確認しましょう。

もしこれらの特徴に当てはまっていないのであれば、転職するかどうか決断し、まずは2章以降を確認してください。

1-1:転職の目的が明確でない

転職すべきでない人にもっとも多いのは、転職の目的が明確でない人です。

特に第二新卒層に多く、周りに流されて転職を考えていることもあります。

転職をする際には、福利厚生や仕事内容、労働環境を変えたいという目的がある場合がほとんどです。

周りに流されて目的が明確でない状態で転職をする場合、面接も上手くいかず転職できても何となくまた転職したくなります。

まずは「なぜ転職したいのか?」という自分の気持ちの棚卸をすることで、転職する目的が明確になったり、転職活動を辞めたりという判断ができるでしょう。

転職の目的が明確でない場合には、転職を失敗する可能性が高いため、転職すべきではありません。

1-2:希望内容と自身の市場価値にギャップがある

転職の目的が待遇面と明確であっても、自身の希望と市場価値にギャップがある場合には、転職すべきではありません。

なぜなら、希望の条件で応募をしても内定を獲得することができず、転職活動が長期化する可能性が高いからです。

もし入社できたとしても、社内で求められているスキルを持っていないため、仕事も上手くいかず不満が溜まっていくでしょう。

自身のスキルや経験を整理し、転職できる範囲とその他の希望条件が合致しているか確認する必要があります。

1-3:不満を会社のせいにして改善努力をしていない

何とか今の状況を変えたくても、会社や上司、同僚の不満ばかりで、現状を変える努力をしていない場合も転職は上手くいきません。

なぜなら、転職したい理由がネガティブなものが多いため、面接で見極められてしまい、高い評価を得ることは難しいからです。

どこに転職しても同じように文句ばかり言うことになるので、転職先でも同じように会社に対して不満が溜まっていくでしょう。

まずは、現状の不満を解決するために、自分を変えたり改善できることがないか、落ち着いて考えてみるとよいでしょう。

1-4:転職のリスクやデメリットを理解していない

転職について安易に考え、リスクやデメリットを理解していない人も転職すべきではありません。

なぜなら、仕事をしながらの転職活動はかなり大変であり、覚悟を持って取り組まないと成果が出ないからです。

仮に転職を実現したとしても、以下のようなリスクやデメリットがあります。

  • 労働時間が長くブラック
  • 合わない上司がいる
  • 仕事内容がつまらない
  • 昇進が期待できない

転職の成功談ばかりを聞くと、リスクやデメリットがないように感じてしまうかもしれませんが、そういう人ばかりではありません。

きちんとリスクやデメリットを理解し、しっかり準備をして臨みましょう。

1-5:今の仕事に明確な不満があるわけでなく、仕事だと思えば割り切れる

仕事に明確な不満がなく仕事だと割り切れる人も、転職に失敗してしまう可能性が高いため、避けておきべきでしょう。

なぜなら、明確な不満があるわけではない状態で迷う場合には、転職の目的が明確でない場合がほとんどです。

転職先の企業で新たに不満が生まれ、転職したことを後悔する可能性も十分に考えられます。

安易に転職という選択肢を取るのではなく、現職で環境を改善していくことも考えていきましょう。

【コラム】このような場合は、我慢せずに転職すべき

ここまで、転職すべきでない人の特徴について解説してきました。

もしかすると、自分は転職すべきではないと感じた人もいるかもしれません。

一方で、次のような場合には、我慢せずにすぐにでも転職すべきです。

人間関係のストレスが耐えられないほど大きい場合には、精神障害を発症する可能性もあるため、異動や転職をするべきです。

また、ひどい言葉を浴びせられたり明らかなパワハラをされたりしている場合にも、精神障害に繋がる可能性があります。

経営状況が悪く給料の未払いなどが合った場合には、社会情勢の変化で倒産してしまうリスクがあります。

すでに、うつ病のような傾向がある場合には、迷っている場合ではなく一刻も早く転職しましょう。

このように、我慢して仕事を続けていくべきではない状況もありますので、冷静に今の環境を分析・判断していきましょう。

2章:転職すると決めた後にやるべきことの流れ

転職すべきではない人の特徴に当てはまらず、転職することを決断したら、ここで紹介することに取り組んでいきましょう。

転職の準備は時間がかかりますが、求人は自分のことを待ってくれませんので、早めの取り組みが重要です。

2-1:転職目的や自分の強みなどを整理する

転職活動を始める際には、「なぜ転職したいのか?」という転職の目的や、自分の強みを整理しましょう。

なぜなら、転職目的や自分の強みを把握することで、転職先企業を選んだり転職に必要な書類を作成するのに役立つからです。

また転職する際に転職先企業に求めることには、必ず優先順位を付けておきましょう。

希望条件をすべて満たすような会社は存在せず、必ず希望に合わない条件が出てきます。

そのときに優先順位を付けておけば判断しやすくなります。

また、自分の強みを把握すれば書類作成だけではなく、面接での回答準備もスムーズに行きます。

まずは転職目的や自分の強みを整理し、転職活動の準備をしっかり時間をかけてしておきましょう。

2-2:転職エージェントに登録する

自己分析や希望条件の優先順位付けができたら、転職エージェントに登録しましょう。

なぜなら、転職市場は相対評価で決まります。

転職エージェントを活用していないだけで、活用している人とは次のような差が生まれます。

転職エージェントを利用

  • 企業情報や非公開求人の紹介
  • 書類、面接対策のサポート
  • エージェントからの推薦

もし転職エージェントを活用しない場合には、最初から不利な状態でスタートすることになってしまうため、必要不可欠です。

転職エージェントの詳細は、3章以降で解説します。

転職エージェントは、自己分析のサポートから内定後の待遇交渉まで、転職活動全般をサポートしてくれます。

転職活動の成否は、転職エージェントの協力を得る場合と出ない場合では、大きく変わります。

少しでも良い条件で、後悔しない転職を実現するためには、必ず転職エージェントに登録しましょう。

2-3:履歴書・職務経歴書の作成や面接対策を行う

実際に採用試験を受けていくにあたって、履歴書や職務経歴書の作成が必要となります。

また、面接対策もしっかり行いましょう。

新卒採用のときと中途採用とでは、書類の書き方や面接で求められる回答が大きく異なります。

例えば新卒採用では、自分のポテンシャルをアピールすればよいですが、転職の面接ではどんな経験やスキルを持っているかをアピールする必要があります。

はじめての転職の場合には、よくわからずに希望の企業で失敗してしまう可能性もあるため、転職エージェントに相談しながら進めましょう。

2-4:内定後、今の会社に退職の意思を伝える

内定が決まったら、今働いている会社に退職の意思を伝え、残務処理や引継ぎを進めていく必要があります。

退職後に転職先が決まらないリスクをなくすために、退職を伝えるタイミングは必ず内定後にしましょう。

社会人の最低限のマナーとして、残務処理や引継ぎが十分にできる退職タイミングを設定することが重要です。

また、転職先の入社日に影響しないように、引き留めにあってもしっかり自分の意見を貫きましょう。

3章:転職サイトよりも転職エージェントを使うのがおすすめ

転職を考えた際には、転職サイトと転職エージェントのサービスを使用するのが一般的です。

転職エージェントを活用するのがおすすめですが、それぞれどのような特徴があり、転職エージェントを利用する際にはどう進めていけばよいかも解説します。

3-1:転職サイトと転職エージェントの違い

転職サイトと転職エージェントは、いずれも転職のサポートをするサービスですが、その内容や役割は大きく異なります。

転職サイト・エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントは、このようにメリットが大きく、デメリットはほとんどありませんので、必ず登録しておくべきです。

特に、今すぐに転職をする予定がなかったとしても、今後の不況に備えて転職エージェントを、キャリアデザインを相談するパートナーとして探しておきましょう。

また、不況による業績悪化などでリストラ候補になった場合も、そこから動くのではなく早めに転職エージェントに相談して活動の準備をしておくのがおすすめです。

今すぐ転職しなかったとしても、自分の価値を把握することもできますので、登録しておくべきでしょう。

3-2:転職エージェントは複数登録して比較検討すべき

転職エージェントは一社だけでなく、必ず複数登録して比較検討すべきです。

なぜなら転職エージェントにも、各社の特徴や担当コンサルタントの能力のばらつき、自分との相性があるからです。

相性が悪いとコミュニケーションを取るだけでストレスになりますし、希望に合わない求人が紹介されることもあります。

複数の転職エージェントに登録することで、相性の良いエージェントからサポートを受け、希望に近い求人を紹介してもらうことが可能です。

3-3:転職エージェント利用の流れ

転職エージェントは、各社特徴がありますので、年代や職種など自分の希望する転職の条件を得意とするエージェントに登録します。

一通り登録したら、面談や電話相談などでコミュニケーションの取りやすさや、コンサルタントの能力を把握し、信頼できるコンサルタントを絞り込みましょう。

最終的には、一人のキャリアコンサルタントをパートナーとして転職活動を進めていくことで、時間効率のよい転職活動を実現可能です。

各年代ごとのより詳しい転職エージェントの活用方法については、以下の記事を確認するのがおすすめです。

【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説

【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選!選び方も解説

4章:20代・30代におすすめの転職エージェント

20代・30代におすすめの転職エージェントを、年代や希望条件ごとに紹介します。

まずはここで紹介する転職エージェントに登録して、相性の良いコンサルタントを探していきましょう。

4-1:20代におすすめの転職エージェント

20代全員におすすめなのは、dodaエージェントサービスです。

総合型のエージェントで、キャリアアドバイザーの質が高いので、良い条件での転職に繋がるでしょう。

情報収集目的だけでも登録しておくべきです。

20代前半におすすめの転職エージェントとしては、次のような転職エージェントがおすすめです。

マイナビジョブ20’sは、20代向けで関東・関西圏の求人に強く、第二新卒や未経験者採用にも強みを持っています。

ハタラクティブは、経歴や学歴不問の求人が多いため、未経験職種へのキャリアチェンジを目指す場合におすすめです。

ウズキャリは、独自の基準でブラック企業を排除しており、安心して転職できます。

ただし、サービス提供地域が狭いのが難点です。

20代後半におすすめの転職エージェントは、次の2つです。

リクルートエージェントは、圧倒的な求人数を誇ります。

一定以上のスキルが必要な案件もあるため、経験やスキルをいかしたい人におすすめです。

マイナビエージェントも求人案件が豊富で、特に首都圏や関西圏の求人を探している人は必ず登録しておきましょう。

IT系や女性向けなど以下の記事では、他の切り口でもおすすめの転職エージェントを紹介していますので、合わせて確認しておきましょう。

【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説

4-2:30代におすすめの転職エージェント

30代全員におすすめの転職エージェントは、20代後半と同じく次の2社です。

いずれも総合型で、案件数も豊富なエージェントなので、まずはこの2社に登録しておきましょう。

求人数が増えている30IT系の転職を実現したい場合には、次の3社がおすすめです。

レバテックキャリアは、IT関係の専門的なスキルを活かして、年収アップが期待できます。

マイナビIT AGENTは、豊富なノウハウを持っているマイナビが運営しているIT系に特化した転職エージェントです。

ギークリーは、特にゲーム業界に強い転職エージェントで、首都圏勤務に特化しているのが特徴です。

ゲーム系に転職を目指す場合には登録しましょう。

また、30代の中でも年収500万円以上の人には、次の3社がおすすめです。

キャリアカーバーは、ヘッドハンティング型の転職エージェントです。

年収800万円以上の魅力的な求人が多いですが、転職活動が長期化しやすいので注意が必要です。

ビズリーチは、CMでも知名度が上がっています。

有料プランに登録することで、求人に応募ができる点が特徴的なサービスです。

JACリクルートメントは、特に外資系や海外で活躍する日系の大手企業に、転職可能な案件を豊富に確保しています。

未経験職種への転職や、よりキャリアアップを目指す転職など他の切り口でおすすめの転職エージェントは、次の記事で解説しています。

【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選!選び方も解説

5章:転職で失敗しないための注意点

転職で失敗しないようにするためには、いくつか注意すべきポイントがあるので解説します。

5-1:転職先が決まる前までは退職の意思を伝えないでおく

2-6でも解説しましたが、退職の意思は、転職先が決まるまで伝えないでおきましょう。

なぜなら、退職してしまった後で、転職先が決まらないリスクをなくすためです。

転職先が決まるまでに、どの程度の期間がかかるかは人それぞれです。

思いもよらないアクシデントで、長期化する可能性があるため注意しましょう。

5-2:ありがちな転職失敗例を把握しておく

転職を失敗する理由は、大体同じようなものです。

事前に把握しておくことで、失敗するリスクを減らせるので確認しておきましょう。

  • 退職してからの転職で離職期間が長い
  • 物理的に無理な求人ばかり受けてしまう
  • たくさんの求人にエントリーする
  • 求人を厳選しすぎる
  • 仕事、会社とのミスマッチ
  • ブラック企業に転職
  • 前職に戻りたくなる

それぞれ簡単に解説します。

まずは、転職活動の最中で失敗に繋がる例です。

  • 退職してからの転職で離職期間が長い

仕事をしていない期間が長いと、何か問題があったのか疑われる可能性があり、転職が上手くいかずに希望でない条件で転職してしまう可能性があります。

  • 物理的に無理な求人ばかり受けてしまう

20代でも経験やスキルが求められる求人がありますが、選考対象にならない求人ばかり受けているとよい転職はできません。

  • たくさんの求人にエントリーする

条件に合わない求人をたくさん受けてしまい、面接が重なるなど生活や仕事に支障が出てしまうことがあります。

  • 求人を厳選しすぎる

求人を絞るのは大事ですが、求人を絞りすぎると面接に慣れず、必要なタイミングで失敗してしまう可能性があります。

続いて、実際に転職をした後に初めて失敗に気付く例です。

  • 仕事、会社とのミスマッチ

転職後に年収や職場環境などミスマッチに気付いてしまうと、後悔しすぐに退職することに繋がります。

  • ブラック企業に転職

転職がうまくいかず焦ってしまうと、希望をもって転職したのにブラック企業にあたってしまう可能性があります。

  • 前職に戻りたくなる

転職するまで気づかなかったとしても、いざ辞めて次の会社に行くと、前職の良さに気付き戻りたくなることがあります。

まとめ

現在の会社に多少の不満はあれど大きな不満はない場合、周囲とのコミュニケーションによって転職すべきか迷うこともあるでしょう。

転職すべきか迷った場合には、まず転職すべきでない人の特徴に、自分が当てはまっていないか確認しましょう。

自分の判断だけで不安であれば、転職するかどうかは別にして転職エージェントに登録し、相談することもおすすめです。

実際に転職することに決めたら、失敗例を把握しつつ転職エージェントに協力を得ながら、転職活動を進めていきましょう。

ここで、記事内で紹介した転職エージェントを紹介していきます。

    これらのエージェントを上手く活用して、転職活動をスムーズに進めていきましょう。

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