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公開日 : 2020.6.6
最終更新日 : 2020.10.13

フリーランス

【副業フリーランスで収入UP】おすすめの仕事5つと始め方を解説

あなたは、

副業をフリーランスでやる ってどういうことだろう?」

副業して収入を増やしたい

「副業したいが、会社にばれないか、自分にできる副業は何か分からない」

といった悩み、疑問をお持ちではありませんか?

結論から言えば、会社員でもフリーランスとして「エンジニア」「デザイナー」「ライター」「編集者」などを副業にして、収入を得ることが可能です。

実際に、「フリーランス実態調査2018」(※)によると、副業ワーカーの経済規模は4年で3倍になっており、実践する人もとても増えているのです。

マクロミルによる調査

また、フリーランスとして副業すると収入UP、知識やスキルの向上といったメリットもあります。

ただし、注意すべきなのが会社にばれるリスクや休息時間が減る、といったデメリットもあることです。

そこでこの記事では、フリーランスとして副業することに興味のある方に向けて、まずフリーランスとして副業するということについて、そのメリット・デメリットについて解説し、おすすめの仕事や仕事の探し方、また副業フリーランスに関するよくある疑問にまとめて答えていきます。

興味のあるところから読んで、ぜひチャレンジを始めてみてください。

全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点

すぐに副業フリーランスとして活動を開始したい場合は、以下のことを実践してください。

■クラウドソーシングで仕事を探す

クラウドソーシングは、自分で副業案件を探すことができるマッチングサービスです。

まずは登録して探してみましょう。

 

■案件紹介エージェント

エンジニア・プログラマーの場合、エージェントが仕事の営業、契約、支払い等のサポートをしてくれます。

以下のサービスがおすすめですので登録してみてください。

この記事のもくじ

1章:「フリーランスとして副業する」とはどういうことなのか?

それではまずは、「フリーランスとして副業するってどういうこと?」という疑問から答えていきます。

副業フリーランスのメリット・デメリットから知りたい場合は、2章からお読みください。

そもそも、副業とは「収入を得るために携わる本業以外の仕事」という意味です。

そのため、さまざまな働き方が副業には含まれ、

  • フリーランス
  • アルバイト
  • 日雇い派遣

なども、あなたが本業以外の仕事として取り組むのであれば副業です。

次にフリーランスとは、会社と雇用契約を結ばず、業務委託契約等で個人事業主として契約し、仕事を行うことを言います。

そのため、「フリーランスとして副業する」というのは、アルバイトや派遣労働ではなく、本業以外に会社とフリーランスとして契約をし、仕事をもらって収入を得ることを言います。

したがって、平日昼間はフルタイムで会社員をしつつ、終業後の夜間や土日の時間を活用して、フリーランスとして仕事をするような人が副業フリーランスです。

より具体的には、

「クラウドソーシングを活用して土日にWEBサイト制作の案件を受ける」

「平日、仕事が終わった後に、知人の会社からライティングの案件を引き受けて執筆する」

などといった働き方をイメージしてください。

こうした新しい働き方が、ここ数年で増えているのです。

※この記事ではこれから、フリーランスとして副業する人のことを「副業フリーランス」と言います。

「副業フリーランスのイメージはできたけど、どんなメリットやデメリットがあるんだろう?」

という疑問も出てきたかもしれません。

そこで次に、副業フリーランスのメリット・デメリットをまとめます。

【コラム】フリーランスという働き方は4種類に分類される

大手クラウドソーシングサービスのLancersは、フリーランスを以下の4つに分類しています。

  • 副業系:本業と並行してフリーランスとして仕事をする人
  • 複業系:複数の仕事を並行して行う人
  • 自由業系:特定の勤務先はないが、独立して働くプロフェッショナル
  • 自営業系:個人事業主や経営者として、資格や専門性で長く自営しているプロフェッショナル

このようにフリーランスにもいろいろなスタイルがありますが、この記事で扱うのは「副業系」です。

(参考:https://www.lancers.jp/magazine/31221

2章:副業フリーランスのメリットとデメリット

フリーランスとして副業してみたい、という場合は、そのメリットとデメリットを知った上で行動することをおすすめします。

まずは、副業フリーランスのメリットから紹介します。

2-1:副業フリーランスの4つのメリット

副業フリーランスのメリットは、以下の4つです。

  • 高収入を目指しやすい
  • 知識やスキルが身につく
  • 経費が使えるので節税効果がある
  • フリーランスとして独立する準備になる

順番に解説します。

2-1-1:高収入を目指しやすい

副業すると、当然ですが、収入源が増えるため、総収入が増えます。

しかし、それだけではありません。

フリーランスとして副業する場合、会社と直接契約するため売り上げがすべて自分のものになるため、高単価で効率よく収入をアップできるメリットもあります。

フリーランスの場合、たとえばエンジニアで、「月の稼働が60時間くらいの案件を40万円で引き受ける」という契約も一般的にあります。

この場合、自給換算すれば「6,600円」にもなり、会社から得る給与と比べて、高収入を目指しやすいのです。

給与とあわせれば、月の収入が2倍になる、ということもあり得ます。

2-1-2:知識やスキルが身につく

副業フリーランスとして仕事をすれば、その分、今の会社からだけでは得られない知識やスキルを身に付けることができます。

たとえば、

  • まったく違う分野の仕事を副業とし、今までとまったく違う経験ができる
  • 営業、経理、進捗管理、取引先とのコミュニケーション等、業務の全工程を自分1人で行う知識が身に付く
  • 自分で勉強だけしていたが、本業ではできなかった案件を獲得し、実践することができる

といったことが可能です。

副業で得た知識やスキルを本業で活用することで、本業でもさらに活躍できるようになるでしょう。

2-1-3:経費が使えるので節税効果がある

副業のために使ったお金は経費にできるため、節税することも可能です。

会社員の場合、基本的に自分で確定申告しないため、自分の出費を経費にすることはできません。

しかし、フリーランスであれば、たとえば、

  • 副業のためのPCやカメラといった機器の購入
  • 取引先との打ち合わせの食費
  • 取引先への移動交通費
  • 副業の勉強のための書籍やセミナー代
  • 自宅で仕事するために新規契約したインターネットプロバイダの契約、通信費

といった費用の全額もしくは一部を、経費とすることができます。

そのため、たとえば1年間の副業の売上が60万円で、経費に20万円使っていたとすれば、

60万円-20万円=40万円

と、課税される金額を減らすことができます。

したがって、副業で大幅に収入が増えても、副業のための自己投資等をすることで節税することも可能です。

2-1-4:フリーランスとして独立する準備になる

副業フリーランスとして働くことは、独立の準備になります。

副業で仕事をするうちに、独立する上で必要となる下記のような知識やスキルを、身に付けることができるからです。

  • 仕事を得るための営業や取引先とのコミュニケーション
  • 税金、確定申告、経理等のお金の知識
  • 収支や仕事量の増減に対応するスキル、計画力、リスク管理
  • 1人で契約から納品まで行う責任感、やり遂げる力

副業を通して、こうした独立に繋がる知識・スキルを身に付けておけば、いつでも独立できる自信がつくはずです。

そのため、いずれは独立したい、フリーランスとして働きたいと考えている場合は、まずは副業からはじめることに大きなメリットがあるのです。

2-2:副業フリーランスの3つのデメリット

副業フリーランスには、デメリットになり得る以下のこともあります。

  • 会社にバレるリスク(副業禁止の会社の場合)
  • 休息の時間が減る
  • 確定申告など手続きが必要

順番に説明します。

2-2-1:会社にバレるリスク(副業禁止の会社の場合)

フリーランスとして副業で収入を得ると、会社に副業していることがバレる可能性があります。

なぜなら、副業があると給与から天引きされる住民税の金額が、変わってしまうからです。

簡単に説明します。

■副業がバレる理由

そもそも、副業で収入を得た場合、その収入に対して所得税と住民税の納付義務が発生します。

そのため、確定申告することで、自分で税金を計算して納税しなければなりません。

そして、所得税については自分で税金を計算して納付すれば、会社にバレる可能性は低いです。

つまり、副業分の所得税の納税は、会社の収入とは分離して行えるわけです。

しかし、住民税の方は、会社が住民税の全額をまとめて給与から天引きして納税します。

なぜなら、住民税は所得税と違って以下の仕組みになっているからです。

  • 確定申告すると、あなたの所得が市町村役場に送付される
  • あなたの勤務先から、市町村役場に給与の源泉徴収票が送付される
  • 確定申告による副業の所得と、給与所得が合算され、その計算結果が勤務先に送付される
  • 勤務先はその合算された計算結果に基づき、住民税を給与から差し引く

この仕組みを、「特別徴収」と言います。

したがって、副業収入があると、会社の経理担当が

「この人だけ住民税が高いのはなぜだろう?」

と副業の存在に気づいてしまう可能性があるのです。

■副業するなら会社に許可を取るべき

そもそも、副業することは法律で禁止されているわけではありませんが、会社の就業規則で禁止されていることも多いです。

会社で禁じられている場合、副業がバレると何らかの処分を受ける可能性があるため、隠れて副業することはおすすめしません。

ただし、「バレたくない」という人は、住民税の納付方法を「普通徴収(自分で納付)」にして、自分で支払うことで副業を知られないようにするという選択肢もあります。

詳しくは、5章で説明します。

2-2-2:休息の時間が減る

副業するデメリットとして、休息の時間が減ってしまう事もあります。

そもそも、本業でフルタイムの会社員をしていれば、毎日7時間~8時間は、最低でも労働時間が発生します。

それに加え、往復の通勤時間を加えると、起きている時間の大半が占められるでしょう。

その残りであるわずかな時間を副業に充てると、その分休息時間が減ってしまいます。

毎日帰宅後や休日の一定時間を、長期間にわたって副業のために使い続けるのは、想像以上に体力を使います。

そのため、副業する場合は、体調やストレスの管理を人一倍行うことが大事です。

2-2-3:確定申告など手続きが必要

先ほども簡単に触れましたが、副業をする場合は、

  • 開業届の提出
  • 確定申告
  • 日ごろの経理作業

といった手続きが必要です。

会社員として働いている多くの人にとって、これらの作業は最初は慣れないものだと思います。

また、慣れないために時間がかかり、最初は大変な思いをすることもあるかもしれません。

しかし、これらの知識、スキルは一度身に付ければ本業、副業ともにずっと活用できます。

また、お金について知ることは経営者としての視点を持つことにもなり、あなたにとって成長するきっかけになるはずです。

「どうしても税金系の作業は減らしたい」という場合も心配ありません。

今では、「freee」等の、経理を自動化できるサービスもあるからです。

freeeとは、個人や法人向けのクラウド会計ソフトで、

  • 日々の経理作業
  • 確定申告
  • 請求書作成

など事務作業の多くを大幅に効率化できるサービスです。

詳しくは、以下の公式サイトをご覧ください。

したがって、確定申告等の作業も、工夫すれば大きなデメリットにはならないのです。

「では、実際にフリーランスとして副業してみたいけれど、どんな仕事があるんだろう」

という新たな疑問も出てきたかもしれません。

そこで次に、副業フリーランスにおすすめの仕事を、5つ紹介します。

3章:副業フリーランスとしておすすめの仕事5選

副業フリーランスにおすすめの仕事は、以下の5つです。

  • エンジニア・プログラマー
  • Webデザイナー
  • ライター
  • 動画編集者
  • Webマーケター

それぞれの仕事内容やメリット、デメリット等について詳しく解説していきます。

3-1:エンジニア・プログラマー

エンジニア・プログラマーは、副業フリーランスの仕事としておすすめです。

エンジニア・プログラマーは、スマホアプリや企業内のシステム等について、

  • 設計書を読んだり、指示を受けてプログラミング・開発する
  • プログラムが実際に動くかテストする
  • システム・ソフトウェアを発注先に導入する
  • 導入後の運用、保守を行う

といった業務を行います。

基本的に、PCやネット環境さえあればどこでもできるため、クラウドソーシングや営業エージェント、人脈などを使って会社と契約し、自宅で開発し、納品後契約金をもらう、といったイメージで副業することが可能です。

■エンジニア・プログラマーのメリット

エンジニア・プログラマーを副業で行うことは、

  • 高単価が目指せる
  • スキルアップできる
  • 将来性が高い

等のメリットがあります。

IT業界では人材不足がまだまだ続くと考えられるため、副業でスキルアップしておくと、本業に活かしたり、独立し専業フリーランスになることも十分可能です。

■エンジニア・プログラマーのデメリット

エンジニア・プログラマーを副業で行うことには、

  • 案件をこなせる一定のレベルのスキルが必要
  • 案件を1人でこなさなければならず、問題解決能力が必要とされる

といったデメリットがあります。

つまり、案件に応じたレベルのスキル、解決力が必要とされるのです。

■勤務時間

1人で行う案件であれば、時間や場所に自由に開発を行うことができますので、本業の仕事が終わった後や休日に行えば問題ありません。

しかし、取引先や他のフリーランスとチーム・プロジェクトを組み、密接に連絡を取り合いながら行わなければならない案件の場合は、メンバーと時間を合わせる必要があります。

したがって、仕事を契約する前に十分に確認することが大事です。

ちなみに、エンジニア・プログラマーを副業フリーランスで行うのは、現役の方はもちろん、未経験の方でも、勉強すれば可能です。

副業案件には、初心者でもこなせる内容のものもあるからです。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

エンジニアで副業?デメリット・失敗しない方法や案件の探し方を解説

3-2:Webデザイナー

Webデザイナーも、副業フリーランスとしてできる仕事の1つです。

Webデザイナーとは、会社や個人から依頼されるWebサイトやアプリ等のデザインを担当する仕事です。

  • クライアントが思い描くイメージをヒアリングする
  • Webサイトやアプリ等のデザイン・設計を作り、クライアントに提案してすり合わせる
  • コーディングをする
  • 納品

というような流れで仕事をするのが一般的です。

■Webデザイナーのメリット

Webデザイナーには、下記のようなメリットがあります。

  • Web市場の拡大と共に仕事が増え、収入も上がっていく可能性がある
  • 経験を積むことでWeb以外のデザインの仕事も得られる可能性がある
  • クライアントと直接やり取りしながらイメージを形にすることで、やりがいが感じられる

■Webデザイナーのデメリット

Webデザイナーには、下記のようなデメリットもあります。

  • 人気職種で競争率も高い
  • フリーランスだと実績が見えにくく、会社からの依頼を得にくい

しかし、前述のようにフリーランスでもクラウドソーシングや営業エージェントを活用すれば、仕事は獲得できますし、あなたの個性や専門性が高まれば、仕事に困らなくなっていくはずです。

■勤務時間

Webデザイナーもエンジニアと同じく、基本的には時間に自由に仕事ができますし、PCとネット環境があればどこでも作業できます。

ただし、制作前のヒアリングや制作後のすり合わせ等、コミュニケーションを取らなければならない場面もあり、場合によっては対面や電話でのやり取りが発生するかもしれません。

その場合は、クライアントと時間を合わせる必要があります。

しかし、一般的には、メールやチャットのやり取りだけで終わることが多いです。

3-3:ライター

副業フリーランスの仕事として、ライターも人気です。

ライターの仕事は、

  • Webサイトの記事作成
  • 広告のコピーライティング
  • Webメディアの取材記事
  • ブックライティング(紙媒体や電子書籍の代理執筆)

等があります。

特にWebサイトの記事作成は、クラウドソーシングにも多数の案件があり、まったくの未経験でもすぐに仕事を経験できます。

■ライターのメリット

ライターのメリットには以下のものがあります。

  • 文章力に自信があればすぐにでも始められる
  • 特別なソフトウェアや機器が必要ない
  • 本業の経験が活用できる

気軽に始められるため、会社員や学生、主婦でもライターとして副業している人は多いです。

■ライターのデメリット

ライターのデメリットには以下のものがあります。

  • 競争率が高く単価を上げにくい
  • 専門性を高めにくい

ライターは、前述のように誰でも始められることから、安い金額で請け負う人も多いです。

そのため、高い実力がなければ、単価がなかなか上がらないこともあります。

また、クライアント側が高いライティング力を求めておらず、あなたのライターとしての実力が上がりにくい案件もあります。

そのため、少しずつステップアップする意識をすることや、本業の知識を活かして専門性をアピールすることなど、工夫することが大事です。

■勤務時間

ライターの場合、大半の仕事はいつでも、どこでもできる内容です。

そのため、本業の後や休日を利用して働けます。

3-4:動画編集者

動画編集のスキルがあれば、副業フリーランスとして動画編集者の仕事をすることもできます。

動画編集者とは、主にYoutubeで投稿されているような動画を編集する仕事で、クライアントから素材となる動画を受けとり、指示通りに、

  • カット、編集する
  • 文字入れ、アイキャッチ画像の作成
  • 効果音や別撮りの音声の挿入

といった編集作業を代行する仕事です。

Youtube市場は、非常に巨大になっているため、動画編集者の需要も増えているようです。

■動画編集のメリット

動画編集のメリットには、以下のものがあります。

  • 単価が高く稼ぎやすい
  • 編集スキルを高めると、継続受注しやすい
  • スキルを身に付けると、自分で動画を投稿することもできる

Youtubeはとても大きな市場になっている上、まだまだたくさんの新規参入があります。

そのため、仕事が多く、高い単価で受注することができます。

また、動画のスキルやセンスを身に付けて、自分がYoutuberになることも可能です。

■動画編集のデメリット

動画編集には、以下のデメリットもあります。

  • スペックの高いPCや動画編集アプリの購入など、初期投資が必要
  • 編集スキルが低ければ継続受注できない

逆に言えば、初期投資や編集スキルが参入障壁になっているため、副業としてはじめてスキルアップすれば、それだけ稼ぎやすくするということです。

■勤務時間

動画編集も、主にクラウドソーシングで募集されることが多いため、取引先とのやり取りはメールやチャットで完結することが多いです。

したがって、時間に自由に副業することができます。

3-5:Webマーケター

Webマーケターとは、

  • リスティング広告
  • SNSマーケティング
  • SEO

等の運用や、コンサルティングを行う仕事のことで、本業でこれらの経験がある場合、副業フリーランスとして行うことも可能です。

Webマーケティングの業務について、外注したいと考えている企業は多く存在します。

そのため、クラウドソーシングや営業エージェントを利用することで、Webマーケターとして副業し、稼いでいくことが可能です。

■Webマーケターのメリット

Webマーケターを、副業フリーランスとして行うメリットは、以下のものです。

  • 工夫すれば高単価で働くことが可能
  • 広い経験をして本業にも活かせる

Webマーケターは、スキルが高ければ、企業から高単価で依頼されることがあります。

それに、副業で別の業界のマーケティングに携われば、その知見を本業に活かし、社内での出世や転職にも役立ちます。

■Webマーケターのデメリット

Webマーケターのデメリットは、以下のものです。

  • 専門知識や実務経験が必要

Webマーケターは、ある程度の知識や実務経験が必要とされるため、初心者がいきなり始めるのは難しいと思われます。

このように、副業フリーランスにもいろいろな選択肢があり、あなたの経験や興味に沿って選ぶことが大事です。

「それじゃあ、さっそく副業フリーランスとして仕事をはじめるための行動をはじめたい」

と思われた方に向けて、次に副業フリーランスにおすすめの仕事の探し方を紹介します。

4章:副業フリーランスにおすすめの仕事の探し方3選

副業フリーランスの場合、仕事を獲得するためには、主に下記のような選択肢があります。

  • クラウドソーシング
  • 案件紹介エージェント
  • 知人からの紹介

順番に紹介します。

4-1:クラウドソーシング

副業フリーランスが、最も手軽に仕事を探すことができるのが、クラウドソーシングです。

クラウドソーシングとは、企業とフリーランスのマッチングサービスです。

フリーランスに仕事を依頼したい企業や個人が案件ごとに募集し、フリーランスはそれを見つけて応募します。

双方の条件が合えば契約し、契約から納品、支払いまでがクラウドソーシング上で行われます。

企業、フリーランスにとって手軽に仕事を見つけることができるため、とても良いサービスです。

また、フリーランスからすれば、案件ごとの契約手続きや支払いがシステム上で行われるため、

「企業が報酬を支払ってくれない」

「契約手続きが面倒」

といったことを避けられるメリットもあります。

代表的なクラウドソーシングサービスは、Lancers、クラウドワークス等です。

案件の報酬事に、一定の手数料が引かれる仕組みになっていますので、登録は無料です。

まずは登録し、どんな仕事がいくらくらいの報酬で募集されているのか探してみてください。

4-2:案件紹介エージェント

副業フリーランスにおすすめなのが、案件紹介エージェントです。

クラウドソーシングの場合、手軽に仕事ができる一方、高単価の案件や専門性の高い仕事には繋がりにくい側面があります。

高い専門性を持つ場合や、より高単価の仕事を見つけたいという場合に、フリーランス向けの案件紹介エージェントがおすすめです。

案件紹介エージェントとは、フリーランスとして仕事をするあなたの代わりに、営業をしてくれるエージェントのことです。

  • あなたの専門性を活かせる案件を取ってきてくれる
  • 新たな案件を開拓してくれる
  • 単価交渉をしてくれる

といったメリットがあります。

エンジニア・プログラマーの場合は、下記の案件紹介エージェントがおすすめです。

■ITプロパートナーズ

Hajimari (ITプロパートナーズ)

IT起業家・フリーランスの自立を支えるお仕事紹介サービス

Hajimari (ITプロパートナーズ)
Hajimari (ITプロパートナーズ)の特徴
  • 週2日からの案件紹介!
  • エンド直なので高単価!
  • トレンド技術を取り入れた魅力的な案件多数!

ITプロパートナーズは、

「週2からの案件紹介」

「専属エージェントが担当する」

「仲介会社を挟まないクライアントとの直接契約で高単価」

という特徴を持つ案件紹介エージェントです。

土日だけの副業や、リモートや時間に融通の効く案件を、数多く揃えている点も魅力のひとつです。

さらに、案件を募集する企業も有名企業からスタートアップ企業まで揃っており、様々な案件を経験できます。

例えば、トレンド技術や事業の立ち上げを経験したければ、ベンチャー企業やスタートアップ企業を希望することができます。

週末に働き、独立への足掛かりを作りたい方には、おすすめのエージェントサービスです。

2020年3月現在で、土日・副業OKの案件としては、下記のようなものが掲載されていました。

https://itpropartners.com/job/detail/4715

https://itpropartners.com/job/detail/3254

このように、リモートOKの案件もありますので、ぜひ登録して自分でも副業としてできそうな案件がないか探してみて下さい。

■クラウドテック

クラウドテック(crowdtech)

リモートワークや週3日・週4日など案件多数!

クラウドテック(crowdtech)
クラウドテック(crowdtech)の特徴
  • 専任のフリーランスキャリアアドバイザーがサポート!
  • 取扱案件の33%がリモートワーク!週3日、4日OKのお仕事も多数!
  • タートアップから大手企業まで!

CrowdTech(クラウドテック)は、

「徹底したサポート体制」

「取り扱い案件の33%がリモートワーク」

「スタートアップから大手企業まで14万社が登録」

という特徴を持つ案件紹介エージェントです。

面談から3日で案件に参画可能というスピードの速さや、案件稼働後サポートを行うというサポート体制に強みがあります。

案件には、週3-4日稼働など、自由に働くうえで欠かせない条件がそろっています。

自由に働きたいエンジニアの方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

2020年3月現在、副業OKの案件としては、下記のようなものが掲載されていました。


https://crowdtech.jp/job_offers/28246


https://crowdtech.jp/job_offers/26934

案件によって、一部のみリモート可、フルリモート可が分かれています。

条件欄に記載されているので、確認してみてください。

サービスによって紹介されている案件が異なるため、複数登録して案件を比較検討してみることをおすすめします。

■シューマツワーカー

シューマツワーカー

エンジニア・デザイナーの副業・複業案件紹介

シューマツワーカー
シューマツワーカーの特徴
  • 週10時間からスタートアップに参画できる!
  • 月10万円(平均)の副収入をGET!
  • 専属コンシェルジュによる充実のサポートあり!

シューマツワーカーは、

「週末などのあいている時間にスタートアップ企業に参画できる」

「週10時間程度から副業可能」

「月10万円(平均)の副収入が得られる」

といった特徴を持つ案件紹介エージェントです。

特にスタートアップ企業の案件が多く、副業を前提にしたサービスであるため、短時間から始められる魅力があります。

2020年3月現在、土日・副業OKの案件としては下記のようなものが掲載されていました。


https://shuuumatu-worker.jp/projects/6121


https://shuuumatu-worker.jp/projects/6514

フルリモートがOKの案件もありますので、確認してみるとよいでしょう。

4-3:知人からの紹介

フリーランスとしての仕事を、知人からの紹介で得ていく手段もあります。

知人からの紹介のメリットとしては、

  • 信頼できる
  • 営業する手間が省ける
  • コミュニケーションが取りやすい

といったものがあります。

そのため、副業に活用できる人脈があるなら、紹介で仕事を取っていくこともおすすめです。

ただし、知人の紹介で仕事を取ることには、

  • 人脈がなければ仕事に繋がらない
  • 報酬単価が安くなる場合がある
  • 会社にバレる
  • 口約束すると後にトラブルに発展しやすい
  • トラブルになって信用を失ったときのダメージが大きい

といったデメリットもあります。

したがって、長期的に副業をしたいなら、やはりクラウドソーシングや案件獲得エージェントを利用することがおすすめです。

「じゃあさっそく副業を始めてみよう」

と思われた方に向けて、最後に、副業フリーランスにありがちな質問に対する回答をまとめます。

5章:副業フリーランスに関するQ&A

副業フリーランスにありがちな疑問に、以下のものがあります。

■副業フリーランスに関する疑問

  • そもそも会社員が副業してよいのか?
  • 確定申告は必要なのか?確定申告のやり方は?
  • できるだけ会社にバレないようにするには?
  • 開業届の提出は必要?

順番に説明します。

5-1:そもそも会社員が副業してよいのか?

そもそも、会社員が副業して良いのかどうか、疑問の方もいるかもしれませんが、法律上は問題ありません。

問題になるのは、会社の雇用契約や就業規則との関係です。

つまり、会社が副業を禁止していれば、それを破って副業すると、何らかの処分を受ける可能性があるのです。

また副業を禁止していなくても、ライバル企業を利するような副業はしてはならない、という「競業避止義務」もあります。

さらに、職務上得た知識を、他の会社で開示することは、「守秘義務」違反となるでしょう。

そのため

  • 週末を利用するなど、本業に差し支えない
  • 競業避止義務、守秘義務などの義務には違反しない

などの条件がクリアできる場合に、会社員の副業が認められる可能性が高いといえます。

※ただし、公務員は「国家公務員法」や「地方公務員法」で営利企業に所属したり営んだりしてはならない、と定められているため副業はできません。

5-2:確定申告は必要なのか?確定申告のやり方は?

副業の1年間の所得が、20万円以上になる場合は、確定申告する必要があります。

ここで大事なのは、20万円は売上ではなく所得であるということです。

たとえば、年間の売上が50万円あっても、経費が30万円を超えていれば、所得は20万円未満になり、確定申告の必要がないことになります。

副業の収入が、年間20万円以上である場合は、下記の流れで確定申告する必要があります。

  • 日々の帳簿付け
  • 必要書類の準備(確定申告書A、B、青色申告決算書など)
  • 確定申告書の作成
  • 提出(管轄の税務署へ)

詳しくは国税庁のHPをご覧ください。

(参考:国税庁「申告手続きの流れ」

5-3:できるだけ会社にバレないようにするには?

副業していることを、会社にバレないようにする方法もあります。

確定申告するときに、住民税の納付方法を「普通徴収(自分で納付)」にチェックすることで、バレるリスクを下げられるのです。

そもそも、2-2-1でも説明したように、副業がバレる可能性が一番高いのが、住民税の納付方法です。

住民税は、

  • 会社が、あなたの総所得にかかる住民税額を、役場から通知される
  • その通知をもとに、給与天引き(特別徴収)する

という仕組みであるため、他の人より多い住民税に気づいた会社の担当者から、副業の存在がバレやすい、ということです。

しかし、確定申告時に副業分の所得にかかる住民税分を、給与天引きではなく自分で支払う(普通徴収)にすることを選択できるため、そうすれば住民税によって会社にバレることを防げるのです。

ただし、自治体によっては普通徴収にチェックしても会社に通知してしまう場合もあり、バレるリスクがゼロになるわけではありません。

したがって、会社が副業を禁止しているのであれば、会社に隠して副業することはおすすめできません。

5-4:開業届の提出は必要?

副業であっても事業を始める以上、税務署に行って開業届を提出しなければなりません。

個人事業主であれば、ここまで説明してきた所得税はもちろん、事業の規模によっては個人事業税や消費税を納付する必要があります。

そのため、税務署に対して、「事業を始めましたよ」という届け出をする必要があるのです。

「でも、気軽な気持ちではじめるのに手続きするのは面倒」

と思われるかもしれませんが、開業届を提出しないことに罰則はありませんし、提出しなくても確定申告することができます。

※ただし、税務署から書類が届かないため、自分でHP等からダウンロードして手続きしなければなりません。

そのため、開業届を提出せずに副業を始める方も多いようです。

しかし、開業届提出時に、合わせて「青色申告承認申請書」を提出することができ、これを提出すると青色申告で確定申告できます。

青色申告の場合、65万円の控除ができます(つまり課税所得を減らせる)ので、あなたのメリットは大きいです。

開業届の手続き自体は非常に簡単で、簡単な書面を書いて提出するのみです。

特に審査があるわけでもありません。

開業届を提出したことが、勤務先に知られることもありません。

したがって、面倒でも副業を始めるタイミングで提出するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

最後に、この記事の内容をまとめます。

【副業フリーランスのメリット】

  • 高収入を目指しやすい
  • 知識やスキルが身につく
  • 経費が使えるので節税効果がある
  • フリーランスとして独立する準備になる

【副業フリーランスのデメリット】

  • 会社にバレるリスク(副業禁止の会社の場合)
  • 休息の時間が減る
  • 確定申告など手続きが必要

【副業フリーランスとしておすすめの仕事5選】

  • エンジニア・プログラマー
  • Webデザイナー
  • ライター
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【副業フリーランスで収入UP】おすすめの仕事5つと始め方を解説

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