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公開日 : 2020.6.10
最終更新日 : 2021.5.26

キャリアデザイン

SIerからWeb系に転職!メリデメや失敗しない3つのポイントを解説

あなたは、

SIerからWeb系エンジニアに転職したい

「SIerからWeb系エンジニアに転職する上で知っておくべきことが知りたい」

「SIerとWeb系の違いが知りたい」

などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?

結論から言えば、IT業界全体でまだまだ人材不足であるため、SIerからWeb系エンジニアになることは十分可能ですし、実際にWeb系に転職している人は非常に多いようです。

ただし、SIerとWeb系では必要とされるスキルが違い、企業文化やスピード感等も大きく違いがあります。

そのため、転職する場合はこの記事で紹介するポイントを良く理解した上で検討することをおすすめします。

ぜひ、読みたいところから読んで、これからの転職活動に活用してください。

この記事のもくじ

第1章:SIerからWeb系エンジニアになるのは十分可能

それではさっそく、SIerからWeb系エンジニアに転職することが十分に可能である理由から説明します。

具体的な違いから知りたい場合は、2章以降を先にお読みください。

SIerからWeb系エンジニアになりやすい理由は、IT業界は長期的に、大きな需要不足になることが予測されているためです。

経済産業省の調査によると、IT人材は2019年をピークに2025年には42万人、2030年には58万人分の人材が不足すると予測されています。

経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」 https://www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

また、プログラミングの学習には多くの人が挫折すると言われており、人材不足で注目が集まる一方で、不足をカバーするほどの人材は集まっていない現状があるのです。

しかし、SIerであれば、たとえ言語やスキルは違えど、システム開発の知識はプログラミング言語のスキルはある程度持っているはずです。

そのため、SIerからWeb系エンジニアに転職することは十分可能ですし、現実的な選択肢なのです。

それに、SIerからWeb系エンジニアに転職することにはさまざまなメリットがあります。

そこで次に、SIerからWeb系エンジニアに転職する4つのメリットを紹介します。

第2章:SIerとWeb系エンジニアの違い【4つのメリット】

SIerとWeb系エンジニアの違いについて、まずはWeb系エンジニアのメリットを中心に紹介します。

SIerと比べた場合の、Web系エンジニアのメリットは以下の4つです。

  • 自分で開発しているという実感が得られる
  • 開発期間が短く、スピード感がある
  • サービスの成果や成長を実感できる
  • スキルが身に着けば独立も可能

それぞれ詳しく説明します。

2-1:自分で開発しているという実感が得られる

Web系エンジニアのメリットの1つは、自分で開発しているという実感が得られるということです。

SIerの場合、

「開発するシステムは大規模なもので、自分が担当する業務はその中のほんの一部に過ぎない」

「開発の上流に位置することが多く、開発は人に投げて管理したり、資料を作成したりする仕事ばかり」

といったことも多いです。

こういった理由から、自分で開発している実感がないと思われることも多いのではないでしょうか。

Web系の場合は、自社サービスやサイトの開発が中心であったり、開発規模もSIerに比べれば小さい場合が多いです。

そのため、自分で開発している実感が得られやすく、また現場で使えるスキルが身に付きやすいです。

2-2:開発期間が短く、スピード感がある

一般的に、SIerの開発はウォーターフォールで行われることが多く、開発から完成まで長い時間がかかります。

そのため、自分が携わるのが一部の工程だけであったり、開発のスピード感が感じられず、やりがいなないこともあると思います。

一方、Web系の開発の多くはアジャイルで、「とりあえずリリースしてから改善していく」という場合が多いです。

したがって、スピード感がありすべての工程に携われるメリットがあります。

自分が関わっているものが、どんどん開発が進みリリースされ、さらにユーザーの声を聞いて改善していけるのはやりがいがあるものです。

また、この開発方式の違いはSIerの「小さな事でも失敗したらNG」という文化と、Web系の「とりあえず開発を進めて後から改善する」という文化の違いにもつながっています。

どちらが良いというわけではなく、あなたの性格によって合う・合わないがあると思います。

そのため、SIerよりWeb系の方が性格的に合うという人は、Web系の方がやりがいがあるのではないでしょうか。

2-3:サービスの成果や成長を実感できる

繰り返しになりますが、SIerは開発期間が長く、半年から数年かかることも少なくありません。

また、主にBtoBで顧客が企業であり、システムを納品したら終わりで顧客の反応が見えづらい、という特徴があります。

それに対し、Web系は開発期間が短いだけでなく、BtoCのサービスやサイトの開発が主で、顧客の反応が見えやすいという魅力があります。

そのため、喜びの声、うれしい声が届いたときは非常にやりがいが感じられます。

仕事に対する成果を感じやすいという点も、Web系のメリットなのです。

2-4:スキルが身に着けば独立も可能

Web系エンジニアの場合、SIerよりも独立しやすいというメリットもあります。

Web系の場合、サービス開発やサイト作りの案件は小規模で、個人絵も受注できることが非常に多いです。

そのため、Web系エンジニアとしてある程度の経験を積んだ後に、独立してフリーランスとして働く人も少なくありません。

独立すれば、時間や場所に縛られずに働け、報酬も個人で受け取れるため雇用されている場合より高くなる傾向があります。

そのため、最初から数年後の独立を見越してWeb系に転職するという選択肢もあるのです。

ここまでWeb系エンジニアのメリットを紹介しましたが、次にデメリットを紹介します。

第3章:SIerとWeb系エンジニアの違い【3つのデメリット】

そもそも、Web系エンジニアとして転職すると言っても、DeNAやメルカリ、ZOZOTOWNのような大企業の競争率は非常に高く大変です。

そのため、多くの人が規模の小さなベンチャー企業に入ることになるのですが、企業規模が小さいと下記のデメリットもあるのです。

  • 年収が下がる傾向がある
  • 福利厚生が悪くなる場合がある
  • スキルが足りないとつらい

順番に説明します。

3-1:年収が下がる傾向がある

会社の規模によって違いはありますが、一般的には、SIerよりもWeb系の方が年収が下がる傾向にあります。

下記のように、平均年収を比較するとSIerに比べてWeb系の方が100万円以上も年収が低くなるのです。

これは一例ですが、代表的な企業をとってもこの程度は違いが出るため、中堅~大手のSIerからWeb系ベンチャーに移れば、年収が下がることが多いと考えた方が良いでしょう。

そのため、「スキルアップ」「やりがい」など年収以外の面に魅力を感じるかどうかが大事になります。

3-2:福利厚生が悪くなる場合がある

SIerは大手や中堅規模でIT業界では古い企業も多いため、年収だけでなく福利厚生も充実している傾向があります。

そのため、Web系のベンチャーや中小企業に転職したら、

「残業代が出ず、給与の総額は減った」

「ボーナスが少ない」

「住宅手当などが少なくなった」

と感じることが多いかもしれません。

そのため、転職時に転職先の企業の福利厚生の内容について、よく調べておくことが大事です。

3-3:スキルが足りないとつらい

SIerとWeb系エンジニアでは、必要とされる知識やスキルが違います。

そのため、転職先の企業の求めるスキルに対し、あなたが持つスキルが足りないと、入社後についていけずにつらい思いをすることにもなります。

確かに共通する知識もあるものの、

「Javaができるのだから、PHPもすぐできるようになるだろう」

などという軽い気持ちでは、入社後にギャップに苦しみかねません。

そのため、SIerでエンジニア経験があるとしても、Web系エンジニアとして必要とされるスキルを、身に付けてから転職することをおすすめします。

そこで、転職前に下記のプログラミングスクールを活用して、スキルを身に付けておくことをおすすめします。

これらのプログラミングスクールには、「転職サポート」が付いていて、転職活動の全面的なサポートや企業の紹介を受けることもできます。

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Webエンジニアに必要とされる、下記のスキルを身に付けることが可能です。

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Webエンジニアとして必要とされる以下のスキルをコースで学ぶことができます。

  • Ruby on Rails
  • PHP/Laravel
  • Python
  • フロントエンド開発、Ui/UXデザイン
  • WordPress
  • Android、iPhoneアプリ開発
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  • Webディレクション、マーケティング

など、 自宅にPCがあればすぐにでもはじめることができますし、転職サポートもついているため、スキルを身に付けてすぐに転職活動を開始することも可能です。

Tech Academyにも無料体験がありますので、まずはお気軽に試してみてください。

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SIerに転職するメリット、デメリットを紹介しましたので、これから実際に転職する上でのポイントを解説します。

第4章:Web系エンジニアに転職して失敗しないための4つのポイント

繰り返しになりますが、SIerからWeb系エンジニアに転職する場合、「待遇が下がった」「スキル面でついていけない」などのリスクもあります。

そのため、転職に失敗しないためには下記のポイントを押さえて行動することが大事です。

■転職に失敗しないためのポイント

  • 希望の業種や仕事内容を明確にしておこう
  • ベンチャー企業は見極めが重要
  • 転職エージェントを活用する
  • 転職エージェントは複数併用すべき

順番に説明します。

4-1:希望の業種や仕事内容を明確にしておこう

まず最初にやるべきなのが、自己分析して希望の業種や仕事内容について明確にイメージを固めておくことです。

「自己分析なんて当たり前だろう」 と思われるかもしれませんが、特にWeb系エンジニアに転職する場合は丁寧に行うことが大事なのです。

なぜなら、Web系と言っても業務内容や関わるサービス・事業は多様で、さまざまなものがあるからです。

「Web系なら何でもいいや」と考えてしまうと、その後のキャリアで迷子になる可能性もあります。

そのため、最初の段階でどんなエンジニアになりたいか明確化しておくことが大事なのです。

自己分析する上では、下記の軸を活用して行うことをおすすめします。

【自己分析の軸】

  • 求める待遇(年収や役職)
  • 業界、職種、仕事内容
  • 仕事とプライベートのバランス(休日や残業の有無など)
  • 会社の理念や文化、社風に関する理想や最低の条件(こういう雰囲気は嫌、こういう価値観の会社が良いなど)

この軸に沿って分析し、何を優先させるのか考えてみてください。

イメージが明確にあれば、転職活動がスムーズに進むはずです。

4-2:ベンチャー企業は見極めが重要

自己分析がある程度終わったら、会社に関する情報収集を始めましょう。

特にWeb系の場合、代表の代表のカリスマ性や華やかな企業イメージに惹かれて転職する人も多いですが、あいまいなイメージを基準に転職先を評価するのは避けるべきです。

なぜなら、ベンチャー企業の場合倒産リスクが高かったり、イメージのわりに現場は大変だったりすることも多いからです。

そのため、以下の5つの方法で情報収集し、実態について詳しく調べるようにしましょう。

■情報収集の方法

  • 転職サイトに登録する
  • 口コミサイトに登録する
  • 転職エージェントに登録する
  • 転職フェアやイベントに参加する
  • 企業のホームページから直接応募する

特に、実際に働いた人が会社の実態を口コミで書きこんでくれる口コミサイトは、情報収集におすすめです。

おすすめなのは、以下のサイトです。

OpenWork(旧Vorkers) 

ぜひ活用してください。

また、転職エージェントの活用法についてはこれから説明します。

4-3:転職エージェントを活用する

SIerからWeb系エンジニアへの転職を成功させたい場合は、転職エージェントを積極的に活用することが非常に重要なポイントになります。

その理由は以下の5つです。

  • 情報収集や自己分析、希望の会社のイメージの明確化に使える
  • 非公開求人を紹介してもらえる
  • 企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
  • 年収アップや働き方など待遇の交渉も可能
  • スキルが足りなくても、エージェントからの推薦で選考が進みやすい

順番に説明します。

4-3-1:情報収集や自己分析、希望の会社のイメージの明確化に使える

ここまでも解説してきたように、SIerからWeb系エンジニアに転職する場合、自分がどのような条件や環境を求めているのか、どのような会社に入りたいか、明確にイメージを持つことが大事です。

しかし、働いたことのないWeb系の会社のことを、あなたが想像の中で考えても、実態と離れたイメージを作りかねません。

そのため、プロである転職エージェントを活用して、情報収集や自己分析を進めることが大事なのです。

転職エージェントは転職サポートの経験が豊富ですし、IT・Web業界に強いエージェントなら様々な会社の実態を熟知しています。

多くのエージェントは無料で使えるため、ぜひ早めに登録しておきましょう。

4-3-2:非公開求人を紹介してもらえる

そもそも、転職エージェントは転職サイトとは違い、登録後に転職エージェントと面談し、転職活動について全面的にサポートしてもらえるサービスのことです。

転職エージェントは、転職サイトに公開されていない非公開求人を紹介してくれる点に特徴があります。

Web業界は人気が高い業界ですし、一部の大手企業には多くの求人が集まります。

そのため、公開求人から募集しようとすると高い倍率を勝ち抜かなければならなくなりません。

そうなれば、あなたの魅力も企業側に十分伝わらないまま転職活動に失敗する可能性があるのです。

非公開求人は、エージェントが条件に一致すると考えた人のみ提案してもらえるため、公開求人から募集するより企業側からも注目してもらえやすいです。

そのため、非公開求人を見られる転職エージェントを利用するメリットが大きいのです。

4-3-3:企業や職種に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能

転職エージェントは、企業や職種に特化して転職活動をサポートしてくれます。

IT・Web業界の場合、新しい会社が多く社風も多様です。

しかも要求されるスキルや実績は職種によって多様です。

そのため、あなたが転職したい職種やポジションに合わせて職務経歴書や面接の対策をする必要があるのです。

転職エージェントを利用すれば、あなたが希望するWeb系職種のことをよく知っているエージェントが、希望する会社に合わせて、

  • 職務経歴書の作成のアドバイス
  • 面接対策
  • 選考の日程調整
  • 面接後の企業に対するフォロー

等も行ってくれます。

転職エージェントは、転職が成功した場合に企業から「年収の〇%」といった形で報酬を受け取るため、あなたのことを全力でサポートしてくれるのです。

4-3-4:年収アップや働き方など待遇の交渉も可能

SIerからWeb系エンジニアに転職する場合、スキルが不足することから、低い待遇で評価されてしまうこともあり得ます。

特に、転職サイトから応募する場合、あなたの待遇はほぼ決まっていますし、もし待遇に不満がある場合も、あなた自ら企業と交渉しなければなりません。

交渉に慣れていない場合は、なかなか交渉して待遇を上げるのは難しいです。

しかし、転職エージェントを利用すれば、あなたの代わりに会社と交渉をしてくれます。

そのため、「年収を上げたい」「こういうポジションが良い」といったあなたの要望を、企業に通しやすくなります。

転職エージェントは転職のプロであり、企業側とも信頼関係を築いています。

そのため、あなたが自分だけで交渉するより、ずっとスムーズに交渉可能なのです。

SIerとWebで異なる職種であるとは言え、SIerで積んだ経験や得た強みは、Web系の会社でもアピール次第で評価してくれるはずです。

あなたの強みを正しく評価してもらうためにも、転職エージェントを利用してそれに見合った待遇にしてもらうメリットがあるのです。

4-3-5:スキルが足りなくても、エージェントからの推薦で選考が進みやすい

転職エージェントは、企業に対してあなたのことを「こんなに良い人材がいますよ」と推薦状を書いてくれます。

推薦状とは、転職エージェントがあなたの強みや経験、人柄などを文章にして会社にPRする文章のことで、企業に応募するときに履歴書等と共に送付するものです。

特にSIerからWeb系エンジニアへの転職の場合、スキルや経験不足であることをネガティブに評価されることもあり得ますが、推薦があると有利に選考が進むこともあるのです。

しかし、転職エージェントは常に複数の転職者の相手をしているため、あなたとの信頼関係が築けていなければ、テンプレート通りの推薦状しか書いてくれないことがあります。

その場合は、企業側に対するPRにはなりません。

そのため、転職エージェントは複数登録して信頼できるところを見極めることがとても重要なのです。

4-4:転職エージェントは複数登録すべき

転職エージェントに複数登録すべき理由は以下の通りです。

理由① 転職は情報収集が最重要

SIerからWeb系エンジニアへの転職を成功させる上で大事なのが、会社の実態に関する情報収集や求人情報の比較検討です。

しかし、転職エージェントによって持っている非公開求人は異なりますし、持っている情報も企業とエージェントの信頼関係によって違いがあります。

そのため、転職エージェントを比較検討し、もっとも企業から信頼されていると思われる転職エージェントを見つけ、活用することをおすすめします。

理由② 担当エージェントの見極めも重要

転職エージェントは、「転職者の年収の〇%」という形で報酬をもらうのが一般的ですので、中には自分の成績を上げるために、強引に転職させようとしてくる人もいます。

1つしか登録しないと、そのエージェントが信頼できるか見極めづらいため、複数登録して、あなたを担当する転職エージェントが、

  • 業界・職種に詳しいかどうか
  • 転職エージェント経験がどのくらいあるか
  • 波長は合うか

といった条件を満たすかどうか、比較検討してみてください。

「じゃあ、どういう転職エージェントを選んだらいいんだろう?」

と疑問があるかもしれませんので、これからSIerからWeb系に転職する上で必ず登録するべき転職エージェントを紹介します。

第5章:SIerからWeb系エンジニア転職におすすめの転職エージェント4選

それではこれから、SIerからWeb系に転職する場合におすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。

良いエージェントを見つけるためにも、複数登録して比較検討してみてください。

5-1:Web系全般に強い転職エージェント

Web系全般に強い転職エージェントは以下の2つです。 ■Web系全般に強い転職エージェント

  • レバテックキャリア
  • マイナビIT AGENT

5-1-1:レバテックキャリア

レバテックキャリア

IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス

レバテックキャリア
レバテックキャリアの特徴
  • エンジニア特化で15年!
  • 初回の提案での内定率は90%!
  • 最速1週間での内定実績!

あなたがIT・Web業界で転職活動したい場合は、まずはレバテックキャリアに登録しておきましょう。

レバテックキャリアは、

  • Webエンジニアの求人に強い
  • サイバーエージェントやサイボウズ、comなどの大手ベンチャーを含む、5000件以上の求人あり
  • IT・Web業界に強いキャリアアドバイザーから全面的にサポートを受けることができる

という転職エージェントです。

「年収アップ率平均60%」

「平均年収アップ額50万円」

と実績も魅力的です。

幅広い業界を扱う転職エージェントと比べると求人は少ないですが、IT・Web業界に特化しているため、エージェントも業界に精通しています。

SIerからWeb系エンジニアに転職する人も少なくありませんので、同じタイプの転職をサポートした経験があるエージェントも多いはずです。

レバテックキャリアを使うことで、よりあなたにマッチした会社を見つけることができるはずです。

5-1-2:マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENT

IT・WEB業界の エンジニアの転職に +AGENT

マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTの特徴
  • 20~30代に転職サポートに強い!
  • 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート!
  • 独占求人・非公開求人も多数!

マイナビIT AGENTは、マイナビが運営するIT・Web業界に特化した転職エージェントです。

IT・Web業界の求人が1万3000件以上あるため、あなたが目指す業種、職種の求人もあるはずです。

IT業界を担当する専門チームが転職をサポートしてくれるため、あなたが考えているキャリアプランの相談やこれからの適切な行動方法を教えてくれます。

特に、大手のマイナビの運営であるため、求人数が非常に多く、極秘プロジェクト案件や役職が付く案件も多数あります。

まずは登録して、公開されている案件をチェックしてみましょう。

5-2:ゲーム系求人に強い転職エージェント

次に、ゲーム系求人に強い転職エージェントを紹介します。

■ゲーム系求人に強い転職エージェント

  • ギークリー
  • ワークポート

5-2-1:ギークリー

ギークリー

ギークリー

ギークリーは特にゲーム業界に強い転職エージェントです。

首都圏勤務に特化しているのが特徴で、エージェントはエリアを限定して会社や業界に熟知しています。

大手を含む、1万件以上の非公開求人があり、

「提案可能求人数、平均48件」

「年収がUPした割合、平均75%」

という実績もあります。

ゲーム系に転職したいという場合は、必ず登録しておきましょう。

5-2-2:ワークポート

IT・インターネット・ゲーム業界専門の転職コンシェルジュ【WORKPORT】(ワークポート)

ワークポートも、特にゲーム系のエンジニアに強い特徴を持つ転職エージェントです。

IT業界の非公開求人だけで1万件以上あり、あなたの希望の条件に合うものが見つけられる可能性も高いです。

キャリアコンシェルジュ(コンサルタント)の丁寧な対応に定評があるため、はじめて転職エージェントを利用するという方にもおすすめです。

【コラム】

Web系のエンジニアとしてある程度のスキルや実績がある場合は、独立してフリーランスになる選択肢もあります。

独立するならば、Web系エンジニアとしての一般的なスキルに加えて以下のスキルも必要です。

  • 高い自己解決能力
  • クライアントと円滑に物事を進めるコミュニケーション能力
  • 営業力

など 案件次第なので年収はさまざまですが、年収1000万円を超える人も少なくありません。

エンジニアが独立してフリーランスになる場合に知っておくべきことについて、詳しくは以下の記事で解説しています。

SIerからフリーランスになる4つのステップ!失敗しない方法を解説

まとめ

いかがでしたか?

最後にこの記事の内容をまとめます。

【Web系エンジニアのメリット】

  • 自分で開発しているという実感が得られる
  • 開発期間が短く、スピード感がある
  • サービスの成果や成長を実感できる
  • スキルが身に着けば独立も可能

【Web系エンジニアのデメリット】

  • 年収が下がる傾向がある
  • 福利厚生が悪くなる場合がある
  • スキルが足りないとつらい

【転職に失敗しないためのポイント】

  • 希望の業種や仕事内容を明確にしておこう
  • ベンチャー企業は見極めが重要
  • 転職エージェントを活用する

この記事の内容を参考に、すぐに転職の準備を始めていきましょう。

SIerからWeb系に転職!メリデメや失敗しない3つのポイントを解説

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