【社会人向け】失敗しないプログラミングスクールの選び方を徹底解説

あなたは、

「社会人がプログラミングスクールに通う のは、どういうメリットがあるのだろう。」

「未経験の社会人におすすめのプログラミングスクール はどこ？」

このようにお考えではありませんか？

新しいスキルを身につたいと考えたときに、プログラミングは、転職や副業の選択肢が広がるため候補に上がりやすいスキルの1つです。

一方で、未経験だとその有用性や難易度がよく分からないのも現状です。

そのため、社会人として働きながら身につける価値のあるものなのか、またどうやって身につけていけばよいか悩む方も多いと思います。

この記事では、プログラミングスクールに通うべきかどうかや、目的に合わせたプログラミングスクールの選び方を具体例を出しながら解説します。

また、社会人におすすめのプログラミングスクールも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1章：社会人はプログラミングスキルを身に着けることで転職・収入UPが可能

社会人は、プログラミングスキルを身に着けることで、転職や収入UPの可能性が高まります。

なぜなら、プログラミングを扱うIT系エンジニアのニーズは高く、今後は下記2つの理由のためその需要がさらに拡大するからです。

• 団塊世代エンジニアの定年退職
• 機械学習の需要がより一層高まる

しかし、プログラミングスキルを一から身に着けるには、ある程度の時間と労力をかける必要があります。

しかも、初心者の壁を超えるためのハードルが高く、働きながら自力で努力するのは難しいのが現実です。

そこでおすすめなのが、プログラミングスクールの活用 です。

なぜなら、プログラミングスクールの多くは、初心者が一定期間である程度のスキルを身に着けるためのカリキュラムが組まれており、ステップバイステップで知識とスキルの習得ができるからです。

さらに、多くのプログラミングスクールでは、相談相手となるメンターに質問できるため、途中で挫折しにくいというメリットもあります。

ただし、世の中には様々な種類のプログラミングスクールが存在するため、いったいどれが自分に合っているか分かりにくいのが現状です。

そこで、2章以降では、社会人がプログラミングスクールを選ぶ際に失敗しない方法や、おすすめのプログラミングスクールを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

2章：社会人がプログラミングスクール選びで失敗しない方法

近年、プログラミングスキルの需要が高まり、多くのプログラミングスクールが設立されています。

そこで、社会人であるあなたが自分に合ったスクールを選ぶためには、以下の5つのステップで進めることをおすすめします。

1. 【ステップ①】目的や目標、学びたい言語を明確にする
2. 【ステップ②】学習環境を確認する
3. 【ステップ③】通学型・オンライン型か選ぶ
4. 【ステップ④】目的・目標に合わせてプログラミングスクールを絞り込む
5. 【ステップ⑤】無料体験や口コミから総合的に判断する

順番に解説します。

2-1：【ステップ①】目的や目標、学びたい言語を明確にする

プログラミングを学ぶ目的や目標、学ぶべき言語は人それぞれ異なり、これらによって選ぶべきプログラミングスクールは変わります。

まずは、プログラミングを学ぶ目的や目標、そのためにどの言語を学びたいのかを明確にしましょう。

プログラミングを学ぶ目的としては、以下のようなものがあります。

• プログラミングスキルをいかして転職したい
• 起業したい
• フリーランスのエンジニアになりたい
• 趣味で学びたい

このように、プログラミング言語を学ぶ目的を明確にすることで、学ぶべき言語を絞ることが可能です。

Web開発には、JavaやPHPなどが人気ですが、AI開発ではPythonが注目を集めています。

また、組み込み開発には、C言語が多く用いられています。

プログラミングスクールでは、学べる言語が限られているため、学びたい言語を絞ることで選択肢がある程度絞られます。

2-2：【ステップ②】学習環境を確認する

目的や学びたい言語が決まったら、次はプログラミングスクールの学習環境を確認しましょう。

プログラミング言語を学ぶためには、少なくともインターネット環境とPCが必要になります。

持っているPCが学びたい言語に対応しているかどうか、またツールやソフトの導入が必要かどうかも合わせて確認が必要です。

また、プログラミングスクールごとにカリキュラムが異なりますので、スキルを身につけるために必要な時間に対して、自分が仕事をしながら使える時間が足りているか確認しましょう。

2-3：【ステップ③】通学型・オンライン型か選ぶ

プログラミングスクールには、実際に教室に通って学習する通学型 や、WEB上だけで完結するオンライン型 があります。

中には併用できるスクールもありますので、自分がどのように学びたいか考えてみましょう。

自宅での作業が苦手で教室が通える範囲にある場合などは、通学型がおすすめです。

一方、地方などスクールがない場合には、オンライン型を選択しましょう。

社会人の場合には、会社への通り道など通いやすい場所にスクールがない場合には、移動時間も学習に充てられるオンライン型がおすすめです。

2-4：【ステップ④】目的・目標に合わせてプログラミングスクールを絞り込む

プログラミングを学ぶ目的や目標を明確にしたら、プログラミングスクールを絞り込みます。

• 学習の目的
• 学べる言語
• 通学orオンライン
• 学習期間
• 学習費用

ここまで紹介してきた、このような観点で絞り込んでいけば、プログラミングスクール選びに失敗する可能性は低くできます。

2-5：【ステップ⑤】無料体験や口コミから総合的に判断する

候補を絞り込めたら、最後は自分に合っているかどうか判断するために、無料体験や口コミから判断しましょう。

調べている中で気になったところは、実際に自分に合うか判断する為に、無料体験を試しておくのがおすすめです。

無料体験に参加せず、いきなり申し込んでしまうと、失敗する可能性もあるので注意しましょう。

無料体験では、実際の講師などに質問することも可能なので、自分の目的・目標にマッチしているかもきちんと確認しましょう。

この後、3章では「すべての社会人向け」、4章では「就職・転職したい人向け」、5章では「AI開発に興味がある人向け」のプログラミングスクールを紹介しています。

さらに、6章では「無料」で学べるプログラミングスクールを紹介しているので、自分の興味のあるところを読んでみて下さい。

3章：すべての社会人におすすめのプログラミングスクール

まずはじめに、すべての社会人におすすめのプログラミングスクールを紹介します。

幅広いコースが展開されており、実績も十分な有名スクールなので、すべての社会人に対しておすすめです。

3-1：CodeCamp

Code Campは、オンライン限定のプログラミングスクールで、幅広い言語を取り扱っているので多くの方におすすめです。

無料体験レッスンがあるので、まずは自分に合っているかどうか確認するために受講してみましょう。

また、将来転職を考えている場合には、転職支援制度も用意されているため必要に応じて活用しましょう。

3-2：TechAcademy

TechAcademyは、学習期間を4週間～16週間まで選ぶことができるため、忙しい社会人にもおすすめです。

こちらも、無料体験レッスンや転職支援制度がありますので、うまく活用しましょう。

また、パーソナルメンター制度を採用しており、週に2回程度進捗状況や不明点をメンターに相談できる点は魅力です。

3-3：TECH::CAMP

TECH::CAMPは入学金が高額ですが、それ以降は毎月定額の受講料を支払うことでいろいろな言語を学べます。

また、オンラインを中心としていますが、各地にある教室の利用も可能なので、受講者を選ばないのも大きな特徴です。

4章：就職・転職したい人におすすめのプログラミングスクール

多くのプログラミングスクールが、カリキュラム修了後の就職・転職支援を行っています。

その中で、特におすすめのプログラミングスクールを、3社紹介します。

4-1：TECH:CAMP

3章でも紹介しましたが、TECH::CAMPは就職・転職の支援をしてくれます。

既定の条件に合致する必要がありますが、受講後に職につくことができなかったり、案件を獲得することができなかったりすると費用が全額返金されます。

これは、TECH::CAMPが就職・転職に力を入れていることのあらわれともいえるため、就職・転職したい人におすすめです。

4-2：TechAcademy Pro

TechAcademy Proは、特に未経験からプログラミングスキルをみにつけて、エンジニアとしての就職を目指す人におすすめです。

未経験から12週間でエンジニアを目指す「エンジニア転職保証コース」では、32歳以下などの条件があるものの、転職が決まらなければ授業料が全額返還されます。

また、初期費用が用意できなくても、分割払いが可能なのはありがたいですね。

4-3：DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、東京か大阪の教室に通学する形式で、3ヵ月の受講期間でスキルを身につけていきます。

就職後の業務を想定したチーム開発や、就職の際に実績としてアピールするポートフォリオの制作など、就職を意識した内容を学べます。

また、転職できなかった場合には、条件を満たせば全額返金があるなど、就職を意識するさいにはおすすめのプログラミングスクールです。

5章：AI開発に向いているプログラミングスクール

AIを用いた家電が普及したり、業務効率の改善に使われたりと、AI開発に必要なプログラミングスキルの需要は高まり続けています。

ここからは、特にAI開発に向いているプログラミングスクールを3つ紹介します。

5-1：Aidemy（アイデミー）

AI学習に特化したスクールで、機械学習では必要不可欠なPythonやフレームワークを学べるのが、Aidemyです。

AIを学ぶためには、大学レベルの数学が必要ですが、最低限の入門講座を用意してくれているため安心して取り組めます。

また、PCに特別な準備は必要なく、インターネット検索で表示するブラウザ上で学習できるのも手軽です。

5-2：侍エンジニア塾

オリジナルサービス開発を重視している侍エンジニアでは、既定のカリキュラムではなく、目的に応じたオーダーメイドレッスンが特徴です。

AIコースでは、Pythonの基礎学習に加えて、チャットボットや画像解析、言語処理などさまざまなオリジナルサービスの開発が可能です。

無料体験レッスンが用意されているので、合うかどうか確認してから申し込みましょう。

5-3：CodeCamp

CodeCampでは、さまざまなコースが用意されていますが、AI関係としてはPythonデータサイエンスコースをが用意されています。

特にデータサイエンスの中でも、WEB上から自動的に必要なデータを収集する技術を中心に学べます。

現役エンジニアによる個別レッスンを通して、スキルを身につけることが可能です。

6章：無料のプログラミングスクール

「エンジニアとして転職したい！でもお金はかけたくない」という人におすすめなのが、無料のプログラミングスクールです。

ここでは、一定の条件をクリアすれば無料で学べるプログラミングスクールを、2つ紹介します。

6-1：GEEK JOB

多くのプログラミングスクールで行われている転職支援は、20代や30代前半が主ですが、GEEK JOBは30代まで含めてサポートをして貰えます。

また、30代までであれば、紹介する求人に転職が決まった場合、料金は全額無料になります。

特に、関東圏である東京・千葉・神奈川・埼玉への就職や転職が基本です。

6-2：侍エンジニア塾

5章で紹介した侍エンジニア塾ですが、満22歳～28歳で大卒以上か卒業見込みである場合、以下の条件を満たせば受講料が無料になります。

ただし、前払いで受講料の10%を前払いする必要があるので、注意が必要です。

• 侍エンジニア塾の人材紹介サービスで就職・転職に成功すること
• 都内のオフィスでフルタイム勤務可能なこと

まとめ

プログラミングは、今後の需要も拡大することが予想されるため、転職や年収アップをしたい社会人には、おすすめのスキルです。

しかし、社会人は仕事をしながらの学習になるため、独学ではなくプログラミングスクールに通って効率よく身につけるのがおすすめです。

プログラミングスクールは数多くありますが、まずは自分の目的や学びたい言語、環境に合わせた選択が重要です。

迷った場合には、今回紹介したプログラミングスクールから選んでみましょう。

ここで、記事内で紹介したプログラミングスクールを紹介していきます。

記事内で紹介したプログラミングスクールは、以下の通りです。

これらのプログラミングスクールを上手く活用して、目的のスキルを身につけていきましょう。