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公開日 : 2020.6.4
最終更新日 : 2020.11.3

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不景気・不況時の転職は不利?企業の見極め方と転職成功のコツを解説

あなたは、

「コロナの影響で不景気になりそうだけど、転職活動しても大丈夫かな?

「不況が来ると転職市場が厳しくなる と聞くけど、実際にはどうなんだろう。」

このようにお考えではありませんか?

結論から言えば、景気が良い時期に比べると転職市場は厳しくなり、競争倍率が高くなります。

そのため、転職する場合にはしっかりとした準備が必要です。

この記事では、不景気・不況時の転職について注意するべき点を紹介します。

また、上手く転職活動を進めるために取るべき行動についても解説します。

不景気・不況の中でも転職をして、新しい環境で働きたいと考えている人は、不況時の転職事情と失敗しにくい方法をしっかりと確認しておきましょう。

この記事のもくじ

1章:不景気・不況のとき転職市場はどうなるのか?

不景気・不況のときには転職市場が冷え込み、転職のチャンスが減ってしまうと考えている人は多いでしょう。

実際に不況の際には、転職市場がどのようになっているのかを、具体的なデータを元に確認していきます。

1-1:全体として、求人数は減少するのに対して求職者数は増加する

不景気になると企業の業績は悪化していくため、経費を抑える方針を取る企業が多くなります。

リーマンショックが発生した平成20年1月と、その1年後である平成21年1月について、厚生労働省の発表している一般職業紹介状況を比較して確認しましょう。

平成19年末には約200万人だった有効求人数は、平成20年末には160万人まで落ち込んでいます。

また、平成20年1月には200万人だった求職者数は、平成21年1月には240万人になっています。

求職者が増える理由は、明確ではありません。

ただ、不景気により仕事を失ったり、収入が大きく減少したりすることが考えられます。

求人倍率に換算すると、1.1倍から0.8倍まで減少しており、転職の難易度は高い状況です。

不景気が起きると転職のチャンスが減ることは、データからも明確です。

1-2:求人数を増やす企業と減らす企業に2極化

不景気になったから、全企業の求人が一律で減少するかというと、そうではありません。

不景気の中でも、積極的に採用を進める企業もあります。

全体としては、減少している求人案件の内訳を確認すると、求人を増加する企業と減少させる企業に2極化していることが分かります。

不景気だからといって転職活動を控えるのではなく、不景気の転職市場動向を把握した活動が重要です。

また、過去不況時に求人数を増加させた企業のその後を追うと、不況時に積極採用する企業は有望である可能性が高いといえます。

例えば、バブル崩壊後にはコンビニや医薬医療業界が積極採用し、9.11テロ後に訪れた不況時には流通・サービスベンチャーが積極採用しました。

いずれの企業もその後知名度が上がり、業績を大きく伸ばしている企業です。

不況時には、それまで好調だった企業の業績が悪化し、これから成長していく企業が積極採用に乗り出す傾向があります。

不景気であったとしても、予算を取って成長する自信があることで、採用を積極的に行うことが可能です。

1-3:未経験・ポテンシャル採用が難化。経験者採用が中心となる

不景気・不況の採用では、未経験者やポテンシャルを見込んだ採用の案件が減少します。

どの企業も余裕がなく、即戦力ではない人材を育てている余裕がないからです。

即戦力となる経験者や、関連するスキルを持っている人材の採用が中心となるため、転職をする際には気を付けておきましょう。

どうしても不景気な中で転職が必要な場合には、今までの経験を活かせない領域に転職することは、リスクが大きいです。

そもそも、積極的に採用されていないので難易度が上がりますし、景気が良い場合に比べると待遇が悪化する可能性があります。

採用の中心となる、経験者採用として入れる業界や仕事内容への転職を考えましょう。

他業種への転職は、景気が良くなってからの再チャレンジの方がおすすめです。

【コラム】不況に強い業界・弱い業界の参考指標

可能であれば、不況に強い業界に転職し、全体が不況であっても収入が大きく減少しないようにしておきたいですよね。

そこで、不況に強い業界・弱い業界を見極めるための参考指標を1つご紹介します。

それは、不景気な状況での新卒採用数です。

新卒採用をした人材は、数年かけて育てていく必要があり、先行投資の意味合いが強いです。

不景気でも先行投資できるだけの体力がないと、採用数を確保できません。

不景気の状況で新卒採用数を拡大させている業種は不景気に強いといえます。

具体的には、以下の業種が代表的です。

  • インフラ業界
  • 医薬・医療業界
  • 総合商社
  • 日用必需品のメーカー

いずれも生活に不可欠なものを扱っている業種といえます。

このようにさまざまな観点で、業界を分析することが重要です。

2章:不景気・不況時の安易な転職はNG。転職目的を明確にしよう

1章で紹介したように、不景気・不況の際には有効求人倍率が下がり、転職の難易度が上がります。

妥協をして転職をする人もおり、好景気の際に比べると待遇面でも悪化する可能性があります。

客観敵に見て理由が明確ではない不要不急の転職はNGで、その後、後悔する可能性が高くなります。

一方で、この不景気の状況化でも転職をする目的や、今した方が良いと言える理由が明確な場合には、転職も1つの選択肢でしょう。

例えば、以下のような状況です。

  • これ以上景気が悪化する前に、不景気に強い企業に満足できる待遇で転職
  • このままだと会社が潰れてしまうので、その前に転職
  • 元々狙っている会社が求人数を増加させ、待遇面も仕事面も期待できる

このような場合には、今しておかないと後で困ってしまったり、今しておいてよかったと言えたりしますので、転職を考えるべきでしょう。

不景気・不況の状況下で転職をすることは、デメリットに繋がる場合が多いです。

ここで紹介したような明確な理由がなければ、転職をしないでいた方が無難です。

今、転職をするべきなのか、した方がよいのかは、できるだけ客観的な事実に基づいて判断しましょう。

【コラム】不景気・不況時は転職を控えてスキルアップするという選択肢

不景気・不況であって転職を今するのが望ましくないことは分かりました。

では、そのようなタイミングでやっておくべきことは何でしょうか?

それは、次の転職タイミングを見据えた準備、スキルアップをする事です。

例えば、現在の業務を効率化したり、人工知能を活用したりする場合には、プログラミングスキルが必要不可欠です。

プログラマーにならなかったとしても、価値を高めるスキルアップとなるので不況時に学んでおきたいスキルの1つです。

プログラミングを学ぶ際には、「テックキャンプ」「テックアカデミー」などのプログラミングスクールや、「Udemy」「Schoo」などの勉強サイトがおすすめです。

始めるタイミングは、20代など若い方がおすすめです。

ただし、30代からのスタートでも十分間に合いますので、チャレンジしてみましょう。

20代、30代それぞれのプログラミングスクール選びについては、以下の記事を参照ください。

・20代のプログラミングスクールの選び方

【20代向け】プログラミングスクール5選と失敗しない選び方を解説

・30代のプログラミングスクールの選び方

【30代でも転職可能】プログラミングスクール選びの6つのポイント

3章:不景気・不況時の転職では「転職エージェントの利用」が必須

不景気・不況の中で転職を成功させるには、転職エージェントの活用が必須です。

ここでは、以下のような内容を紹介します。

  • 転職サイトと転職エージェントの違い
  • 転職エージェントの活用が必須な理由
  • 転職エージェントを上手く活用する方法

順番に解説していきます。

3-1:転職エージェントと転職サイトの違い

転職を考えた際に、まず初めに見るのは転職サイトという人が多いのではないでしょうか。

転職サイトは、企業からの求人案件がまとめられているサイトです。

会員登録は必要な場合もありますが、誰にも気兼ねせず閲覧できますし、求人数が多いので気軽に多くの案件を確認できます。

一方で、膨大な案件から希望に合う求人を見つける必要がありますし、応募や書類作成・面接など自分で進めていく必要があります。

転職エージェントは、転職サイトと似たようなものと感じる人が多いかもしれません。

しかし、実態は大きく異なります。

転職エージェントは休職者に合った案件を探してくれたり、企業との間に入って調整したりと、全面的にサポートをしてくれます。

また、比較的ハイクラスな案件が多いのも特徴的です。

このように、転職エージェントと転職サイトは大きく異なります。

ここからは、転職エージェントについて、もう少し確認していきましょう。

3-2:転職エージェントの利用が必須である理由

ここからは、なぜ不況時の転職で転職エージェントが必要となるか、その理由を確認します。

まずは、転職方法の特徴を確認しましょう。

転職エージェントは他の転職方法と比べると、表のように大きなメリットが複数あります。

具体的に確認していきましょう。

3-2-1:転職エージェントを使うことで、書類選考の通過率を上げやすくなるから

転職サイトだけでは、書類選考に落ちてしまう可能性の高い企業でも、転職エージェントを活用することで通過率をあげやすくなります。

転職サイトは、案件が広く公開されている為、その分多くの人が応募をしてきます。

企業側も、すべての応募に対して面接を行うことは難しいです。

そこで、学歴やそれまでの経験、転職元企業などで機械的にフィルターをかけていることが多いです。

もし知名度の低い会社からの転職や、学歴などでフィルターにかかってしまう可能性があるならば、転職エージェントを活用しましょう。

同じ企業に応募する際にも、転職エージェント経由であれば、機械的なフィルターはなくしっかりと中身を見てもらえます。

学歴や知名度はないけれど、中身をしっかり見て判断して欲しい場合にはおすすめの方法です。

3-2-2:非公開求人もカバーしているため、数を確保しやすいから

転職エージェントは転職サイトにはない、非公開求人を扱っている場合がほとんどです。

魅力的な案件を多く保有しているため、選択肢が増えます。

企業が転職サイトには公開しない求人の条件としては、次のようなものがあります。

  • 新規事業など、広く知られたくないもの
  • 高待遇の条件で、転職サイト経由では採用対象のレベルに達しない応募が殺到するもの
  • 求人人数が少ないもの

このような案件の場合には、転職サイトに掲載することが望ましくないので、非公開求人として転職エージェントに依頼します。

いずれも、仕事内容や待遇面で魅力的な条件です。

転職エージェントを活用することで、そういった案件に応募できる可能性が高まります。

3-2-3:転職のプロであるエージェントのサポートが必要不可欠だから

転職エージェントは企業と交渉をしたり、さまざまな企業に数多くの人材を転職させてきた、転職のプロです。

求職者の経験やスキルをどう生かせばよいのか、どんな企業が合っているのかなど、効果的な転職のサポートをしてくれます。

また、転職決定後には、待遇面や仕事内容に関しても交渉をしてくれます。

より良い条件で転職したい場合には、エージェントのサポートが必要不可欠です。

3-2-4:「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから

転職は、希望の企業に転職できればそれで成功というわけではありません。

転職したとしても、失敗と感じる場合があります。

転職先企業の希望と、求職者の希望がずれた状態で転職が実現してしまうと、双方にとって不幸です。

希望していた内容や条件での仕事ができず、求職者側の後悔に繋がります。

また、企業としても採用活動に多額の費用をかけたのに、希望通りの人材ではなかったと感じてしまいます。

転職サイトの場合には、このミスマッチが起こりやすいのが現状です。

一方、転職エージェントは、双方の認識や希望をすり合わせることで、ミスマッチのリスクを下げられます。

転職をしない方が良かったと思うような状況にならないためにも、転職エージェントの活用を検討しましょう。

3-3:転職エージェントは必ず「複数登録して比較検討」すべき

転職エージェントのメリットについては、ここまで紹介してきましたが、必ず1社ではなく複数のエージェントに登録しましょう。

複数登録しておくべき理由は、以下の点です。

  • 求職者を第一に考えない場合がある
  • 相性が悪い場合がある
  • エージェントによって持っている非公開求人案件は異なる

特に不景気の場合には、転職実績を積み上げる為に多少ミスマッチがあったり、条件がずれていたりしても、転職させることを優先させるエージェントがいます。

特に急かされるような場合には、注意が必要です。

他のエージェントのペースを、確認しながら進めていきましょう。

また、求職者も転職エージェントも人間なので、相性が合わない場合があります。

この場合、エージェントごと変える事も選択肢の1つですが、担当者を変えてもらうことも可能です。

上手くコミュニケーションを取りながら進められる担当者に、変更してもらいましょう。

最後になりましたが、エージェントによって得意不得意があり、保有している非公開求人もさまざまです。

より条件のよい案件を見つけるためには、複数のエージェントに登録することで、確率を高めることが可能です。 

4章:年代別おすすめの転職エージェント

転職エージェントはそれぞれ特徴があるので、どこに依頼しても良いわけではありません。

ここからは、各年代別のおすすめ転職エージェントを紹介していきます。

特に転職者の多い、20代、30代、40代に分けて紹介していきますので、特徴を確認していきましょう。

4-1:20代向けの転職エージェント

20代はさらに20代前半と後半で、企業が転職者に求める能力が異なる傾向にあります。

ここでは、20代全体、20代前半、20代後半におすすめの転職エージェントを3社紹介します。

20代全体におすすめなのは、dodaエージェントサービスです。

dodaエージェントサービス

あなたにぴったりの求人が見つかる!

dodaエージェントサービス
dodaエージェントサービスの特徴
  • 応募書類のアドバイス!
  • 応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押し!
  • 面接前後のきめ細かいフォロー!

求人案件が豊富で幅広く、セミナーやイベントが充実しています。

総合型の大手転職エージェントなので、まずはこちらに登録し、知識や技術を身につけておきましょう。

また、強みが把握しきれていない場合もあるため、総合型がおすすめです。

次に、20代前半におすすめの転職エージェントはウズキャリです。

ウズキャリ

第二新卒・既卒・フリーターの就活/転職サポート

ウズキャリ
ウズキャリの特徴
  • アピール力のある推薦状により書類選考通過率は87%超!
  • 求人別にカスタマイズされた面接対策を各面接ごとに実施!
  • ウズキャリ経由で入社した方からのフィードバックにより入社後のイメージも明確化!

既卒者や第二新卒者向けに、特に強みを持っています。

規模は大きくありませんが、独自の基準でブラック企業を排除し、求職者側の支援が手厚い点が魅力的です。

20代後半におすすめの転職エージェントは、リクルートエージェントです。

リクルートエージェント

\転職支援実績NO.1/ 転職支援実績は累計41万1,000名以上(2017年3月期時点)

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
  • 業界最大級の非公開求人数!
  • 実績豊富なアドバイザー!
  • 充実した転職サポート!

新卒時にリクナビを活用した人も多いのではないでしょうか。

求人数が圧倒的に多く、幅広い求人の中から、ポテンシャルを活かす求人に出会える可能性を高められます。

ある程度能力に自信がある場合には、経験職でも未経験職でも、ステップアップが期待できます。

こちらの記事では、女性向け、IT向け、キャリアアップ目的などより細かく分類して、転職エージェントを紹介しています。

目的に合わせた転職エージェントがわかるので、ご確認ください。

【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説

4-2:30代向けの転職エージェント

30代になると、求職者の状況もそれぞれ異なります。

そのため、総合型のエージェントに加えて、より強みに特化したエージェントの活用がおすすめです。

総合型エージェントとしては、マイナビエージェントの活用をおすすめします。

マイナビエージェント

20~30代の転職サポートに強い!

マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
  • 求人票だけでは分からない情報を網羅!
  • 専門領域・業界に精通したキャリアアドバイザー!
  • ワンランク上の応募書類・面接対策!

特に、首都圏や関西圏での転職では必須です。

求人案件が豊富なのでさまざまな案件に触れられますが、高収入・キャリアアップを目指す案件は多くありません。

これまではフリーで仕事をしていたけど、安定する正社員を目指す場合には、type転職エージェントがおすすめです。

type転職エージェント

各業界に精通した転職エージェントがあなたの転職をフルサポート!

type転職エージェント
type転職エージェントの特徴
  • 非公開求人に出会える!
  • 年収交渉はお任せ!
  • 応募書類・面接にプロのアドバイス! 

求人が1都3県に絞られるなど成約はありますが、キャリアアップにつながる優良求人が多いです。

また、サポートに定評があるため、首都圏で正社員の仕事を探している人は活用しましょう。

30代で高年収など、キャリアアップを狙う人には、キャリアカーバーがおすすめです。

キャリアカーバー

リクルートのハイクラス転職・求人サービス

キャリアカーバー
キャリアカーバーの特徴
  • あなたに合った求人を丁寧にご提案!
  • 年収800万〜2000万円の求人多数!
  • 登録後はスカウトを待つだけ!

在籍するヘッドハンターが優秀な点が魅力的です。

案件の多くが、年収800万円以上と魅力的な案件が多い一方で、年収500万円以下の人は求人を紹介してもらえない可能性もあります。

また、ヘッドハンティング形式なので、転職活動が長期化しやすい点にも注意しましょう。

30代の転職エージェント活用に関して、IT系や女性向けなどについて細かく分類し、以下の記事でおすすめの転職エージェントを紹介しています。

【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選!選び方も解説

4-3:40代向けの転職エージェント

40代になると、転職先の企業からは転職者に対して、積み上げてきた豊富な経験や専門性、もしくはマネジメント能力が求められます。

未経験や異業種への転職を強みとするエージェントは、向いていないので注意しましょう。

40代向けの転職エージェントを、3社に絞って紹介していきます。

40代全体に対しておすすめの転職エージェントは、Spring転職エージェントです。

Spring転職エージェント(アデコ)

Adecco Groupの転職支援サービス

Spring転職エージェント(アデコ)の特徴
  • 独占求人多数!
  • 各業界に精通したコンサルタント!
  • 企業との圧倒的交渉力!

知名度はそれほど高くありませんが、専門性の高い求人に強いのが特徴です。

各職種のプロフェッショナルが、コンサルタントとして転職をサポートしてくれるため、積極的な転職活動を始める準備や相談にも的確な対応を期待できます。

また、特にハイキャリアや外資系に強みを持っているのが、JACリクルートメントです。

JACリクルートメント

管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの 高年収層に特化した転職エージェント

JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴
  • 年収800万円以上の求人多数!
  • 外資・グローバル転職に強い!
  • 各業界・職種に精通した約800名のコンサルタント!

外資系や海外進出に積極的な企業への転職を希望する場合には、魅力的なエージェントといえます。

独自の求人を、数多く保有している点も魅力的です。

最後に紹介するのは、IT・WEB系の転職に強いレバテックキャリアです。

レバテックキャリア

IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス

レバテックキャリア
レバテックキャリアの特徴
  • エンジニア特化で15年!
  • 初回の提案での内定率は90%!
  • 最速1週間での内定実績!

IT関係の専門的なスキルを活かし、年収アップが期待できます。

今後も拡大が期待されるIT業界で活躍をしていきたいなら、一度相談してみると良いでしょう。

以下の記事では、40代向けの転職エージェントについて、女性向けなどさらに細かく紹介をしています。

合わせてご確認ください。

【タイプ別】40代におすすめの転職エージェント14選!活用の注意点も解説

5章:不景気・不況時の転職で失敗しないための3つの注意点

不景気・不況時に転職をする際には、失敗しないために注意すべきポイントがあります。

特に、以下の3点です。

  • 転職先が決まる前に現職を辞めないこと
  • 不景気に焦り良くない条件で転職すること
  • 自分から積極的に転職先の情報収集を行うこと

これらのポイントに注意をすることで、失敗のリスクを大きく低減できます。

なぜ注意しないといけないのか、確認していきましょう。

5-1:転職先が決まっていないのに現職を辞めてはいけない

仮に今の仕事が、どうしても嫌ですぐに辞めたいと思っていても、転職先が決まる前に辞めることは避けましょう。

現職がない状態での転職活動は、採用先の企業からすると、何か問題があったのかと懸念されてしまいます。

また、安定した収入がない状態になるので、その状態を解消するために満足できる転職ができない可能性もあります。

できれば入社日が決まるまでは、現職を続けておく方が良い転職活動に繋がるでしょう。

5-2:不景気であることで焦ってしまい、良くない条件で転職してはいけない

不景気の場合には、1章で紹介したように有効求人倍率が下がり、転職の難易度が上がります。

ただし、それに焦って良くない条件での転職は避けましょう。

転職エージェントの中には、焦るような言葉で転職を促してくる人もいるかもしれません。

しかし、それでは転職エージェントを活用する意味がないです。

焦って不利な条件を受け入れてしまわないように、複数の転職エージェントを活用することで広い見方を身につけておきましょう。

多少タイミングが遅れても、自分が満足できる条件で転職しないと、すぐに不満が溜まり次の職場を探すことになりかねません。

5-3:自分から積極的に転職希望の会社の情報収集を行う

気になる企業が見つかったり、希望の企業があったりする場合には、転職エージェントにすべて任せずに、積極的に情報収集をしましょう。

求人案件には、魅力的なことが書いてあったとしても、自分のイメージと実態が異なるかもしれません。

転職フェアなどのイベントに参加して、直接コミュニケーションを取るのも一つの手です。

また、実際に働いている人が、会社の実態を書き込んでくれる「転職会議」などの口コミサイトで、情報収集をするのもおすすめです。

実態はイメージとは異なり、自分自身の希望する働き方や雰囲気ではない可能性もあります。

口コミを見ることで、ミスマッチを防ぎましょう。

6章:転職エージェントで上手く行かなかった場合の選択肢

もし転職エージェントを複数活用しても、希望する企業を見つけられないこともあるでしょう。

また、転職エージェント側の条件に合わず、求人案件を紹介してもらえない場合もあります。

上手くいかない場合には、他のサービスを活用することが可能です。

転職エージェント以外に、転職に活用できるサービスを紹介します。

  • 求人掲載サイト(転職サイト)
  • 公的支援サービス
  • 出身校のキャリアセンター

それぞれの特徴や活用法を紹介します。

6-1:求人掲載サイト(転職サイト)

転職エージェントで紹介してもらうのが難しい場合には、求人掲載サイト・転職サイトを活用していきましょう。

業界最大手のリクルートが運営する「リクナビNEXT」は、年収がそれほど高くない方の転職におすすめです。

リクナビNEXT

社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】

リクナビネクスト(リクナビNEXT)(転職サイト)
リクナビNEXTの特徴
  • リクナビNEXTだけの限定求人が約85%!
  • スカウト登録することで、企業や転職エージェントから直接オファーが届く!
  • グッドポイント診断で、自分の強みを分析!

会員数600万人程度と圧倒的に多いので、その分求人案件も多く集まっています。

また、30代以上などある程度のスキルを持っている場合には、「doda即戦力ミドルの転職」がおすすめです。

ミドル層の即戦力人材を積極的に採用する企業が登録していますので、上手くスキルが合えば転職の可能性が高くなります。

6-2:公的支援サービス

転職を希望する際には、公的支援サービスも活用出来ます。

代表的なのは、ハローワークですね。

厚生労働省が運営している、就職支援・雇用促進をするためのサイトなので、信頼性は高いです。

特に、第二新卒なら確実に応募ができるでしょう。

転職エージェントに比べると案件の質は落ちてしまいますが、それでも紹介してもらえないよりはずっと良いですね。

まずは、公的支援サービスを活用して転職し、その次のタイミングで転職エージェントを活用することも考えられます。

6-3:出身校のキャリアセンター

多くの人が思いつかないのが、出身校のキャリアセンターです。

ある程度の規模がある大学なら、確実にあるでしょう。

ただし利用できるのは、20代までと思っておいた方が良いでしょう。

基本的には新卒向けの案件なので、第二新卒くらいまでがおすすめです。

まとめ

不景気・不況になると企業は業績悪化、また先の業績が見通せなくなる為求人を絞る傾向にあります。

一方で、求職者数は増加する為、転職の難易度は上がります。

転職はしない方が良いかというと、そうとも言えません。

即戦力になれそうな案件で、さらに不況時にも積極的に採用をする企業は、今後の成長が期待できます。

不景気に転職活動をするには、転職エージェントの利用が必須です。

転職活動全般のサポートや、企業との交渉を行ってくれます。

転職エージェントにも得意不得意があるので、複数のエージェントを活用することで、転職の失敗リスクを最小限にしましょう。

また、任せっきりにせずに、自分から情報収集に動くことも重要です。

ここで、記事内で紹介した案件やサービスを紹介していきます。

記事内で紹介した転職エージェントは、以下の通りです。

記事内で紹介した転職サイトは、以下の通りです。

記事内で紹介したプログラミングスクールは、以下の通りです。

記事内で紹介した勉強サイトは、以下の通りです。

  • Schoo

これらの転職エージェントやサービスを上手く活用して、不景気な状況での転職やスキルアップを実現しましょう。

不景気・不況時の転職は不利?企業の見極め方と転職成功のコツを解説

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