あなたは、
「
「リクルートのハイキャリアサービスってどんなメリットがあるの?」
「ハイキャリアって、年収600万円以上じゃないと利用できないの?」
などの疑問をお持ちではないでしょうか?
リクルートのハイキャリアサービスは、正式名称を「ハイキャリア・グローバルコンサルティング」というサービスで、ハイクラスの方にふさわしい案件の紹介とサービスが充実しています。
さらに「今は年収600万円だけど今度こそハイクラス転職を成功させて年収大幅アップを目指したい」と思っている方でも活用できる転職エージェントサービスです。
この記事では、ハイキャリアサービスの詳細や、「ハイクラス転職」を成功させるための5つポイントについて解説しています。
ハイクラス転職には、念入りな情報収集が必須です。
ぜひ、この記事の内容を活用して、ハイクラス転職を成功させて下さい。
- この記事のもくじ
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- 1章:リクルートのハイキャリアサービスとは?
- 1-1:リクルートのハイキャリアサービスの概要
- 1-2:リクルートのハイキャリアサービスの特徴
- 1-2:リクルートのハイキャリアサービスの強み
- 1-2-1:ハイキャリア・グローバルコンサルティングサービスの得意分野は?
- 1-2-2:コンサルタントの特徴
- 1-3:リクルートのハイキャリアサービスで転職した事例
- 2章:リクルート系列の「キャリアカーバー」との比較
- 2-1:キャリアカーバーとは?
- 2-2:キャリアカーバーとの違いとは?
- 2-3:ハイクラス転職を成功させたいなら、両方をうまく活用することがおすすめ
- 3章:ハイクラス転職を成功させるための5つのポイント
- 3-1:自分のキャリアプランを考えて事前に伝える
- 3-2:自分の情報は正確に伝える
- 3-3:転職の熱意をエージェントにアピール
- 3-4:担当エージェントを見極めよう
- 3-4-1:エージェントはキャリアアップの生涯パートナーとして探そう
- 3-4-2:エージェントが業界に精通しているか確認しよう
- 3-4-3:エージェントが自分の仕事を理解しているか確認しよう
- 3-4-4:エージェント歴が長いか確認しよう
- 3-4-5:自分との相性が悪ければ変更してもらおう
- 3-5:情報収集を念入りに行う
- 3-5-1:複数の転職エージェントに登録して選択肢を多く持つことが重要
- 3-5-2:紹介された候補会社の情報を自分でも調査すべき
- 4章:おすすめのハイクラス専門転職エージェント
- 4-1:登録は複数・いつでも動けるよう早めに
- 4-2:国内での転職ならキャリアカーバーとビズリーチ
- 4-3:外資系や海外への転職ならJACリクルートメントとランスタッド
- まとめ
1章:リクルートのハイキャリアサービスとは?
業界最大手のリクルートによるハイキャリアサービスは、ハイクラス向け転職の取り扱いでも最大級です。
案件数が多い他、どんな特徴や強みがあるのか解説します。
1-1:リクルートのハイキャリアサービスの概要
リクルートのハイクラス転職サービスは、正式名称を「ハイキャリア・グローバルコンサルティング」といいます。
管理職として経験を積んだ方や専門性の高い方、高年収ポジションを狙う方々のために、
1-2:リクルートのハイキャリアサービスの特徴
リクルートハイキャリアサービスの特徴をまとめると、次の通りです。
■ターゲット
年収800万円以上のポジション。
現状800万円に届かないが、800万円以上のポジションを目指す方も利用推奨
■ 案件数の規模
公開求人:35313件/非公開求人45205件(2020/01/22時点)
■ 利用料
無料
■担当コンサルタント
業界の専門知識をもっているコンサルタントがサポート。
「このポジションは逃がしたくない」
「今回は絶対転職を成功させたい」
そんな念願のポジションへの転職をサポートするのに十分なスキルと経験を持っている。
1-2:リクルートのハイキャリアサービスの強み
リクルートのハイキャリアサービスの最大の強みは、業界最大手の転職サービス会社のため、「経験」と「業界に関する知識」が豊富なハイキャリアコンサルタントを多数擁している点です。
各業界のいわば「代表クラスのハイキャリアコンサルタント」が揃っているため、あなたが志望する業界・狙ったポジションに関する知識や転職ノウハウがこのサービスで得られるのです。
1-2-1:ハイキャリア・グローバルコンサルティングサービスの得意分野は?
ハイキャリアコンサルタントは各分野に精通しており、例えばIT業界なら、Webサービス・SIer・ソフトハウスといったように、業界小分類のレベルまで専門のコンサルタントを要しています。
機械・メカトロ・化学分野などエンジニアのハイクラス転職にも、商社・小売など各業界の営業・管理部門のハイクラス転職にも、ピッタリのコンサルタントがサポートします。
しかも、
「担当のコンサルタントは優秀だけど忙しそうだから細かいことを聞きにくいな・・・」
たまに転職活動をしている人がこのような悩みを持っている事がありますが、コンサルタントがチーム制なら、そんな心配も要りません。
1-2-2:コンサルタントの特徴
ハイキャリアコンサルタントは、すでにビジネスで豊富な経験を持っており、その後キャリアコンサルタントに転身した方が多く、
しかも、各コンサルタントの経歴・出身母体はバラエティに富んでおり、学生時代から起業していたコンサルタントや、なんと「宇宙」分野に強いコンサルタントがいるなど、幅広い分野において専門人材が揃っています。
「自分はニッチな業界でハイクラス転職を狙いたいのだけど、コンサルタントに相談しても、うまくいくかどうか…」と少しためらわれる方も、思い切って相談してみましょう。
1-3:リクルートのハイキャリアサービスで転職した事例
リクルートのハイキャリアサービスで、転職に成功された実例を紹介します。
Case1は、800万円に年収が届かなかったのをこのサービスでジャンプアップ、900万円の年収で転職に成功した事例です。
Case2,3は、より裁量権の広いポジションに転職し、年収のアップにも成功している事例です。
特にCase2は、他業種の同じ事業企画のポジションで、話題の分野に挑戦され、大幅な年収のアップに成功している点で目を引きます。
すでに管理職として活躍されている方でも、さらに上のポジションを狙えることを示しているのがCase3です。
どの事例も、リクルートのハイキャリアサービスの強みを生かして転職を成功に導いたケースといえるでしょう。
【Case1:35歳 男性】
■転職前
年収:700万円
ポジション:電機メーカー組込みソフトウェア主任
↓
■転職後
年収:900万円
ポジション:自動車メーカー・組込みソフトウェア主任(転職成功事例はリクルートのハイキャリア・グローバルサービスHPより引用)
【Case2:38歳 男性】
■転職前
年収:850万円
ポジション:自動車メーカー・事業企画主任
↓
■転職後
年収:1200万円
ポジション:電機メーカー・IoT事業企画課長(転職成功事例はリクルートのハイキャリア・グローバルサービスHPより引用)
【Case3:43歳 男性】
■転職前
年収:1200万円
ポジション:大手インターネットサービス プロジェクトマネージャー・マネージャー
↓
■転職後
年収:1300万円
ポジション:大手インターネットサービス 新規事業担当・統括マネージャー(転職成功事例はリクルートのハイキャリア・グローバルサービスHPより引用)
2章:リクルート系列の「キャリアカーバー」との比較
実は、リクルート系列のハイクラス転職サービスとして、リクルートのハイキャリア・グローバル・サービス以外に、「キャリアカーバー」というサービスも存在します。
ここでは、キャリアカーバーの特徴と「ハイキャリア・グローバルコンサルティング」との違いを解説します。
2-1:キャリアカーバーとは?
- キャリアカーバー
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リクルートのハイクラス転職・求人サービス
キャリアカーバーの特徴 - あなたに合った求人を丁寧にご提案!
- 年収800万〜2000万円の求人多数!
- 登録後はスカウトを待つだけ!
キャリアカーバーとは、リクルートが運営するヘッドハンディング型のエグゼクティブ・ハイクラス人材向け転職支援サービスです。
キャリアカーバーの特徴は、ヘッドハンターが職務経歴書を登録した求職者をスカウト、非公開のハイクラス求人の橋渡しと転職支援を行います。
しかも、在籍している会社には、求職者の情報は非公開に保たれますので、「今は転職を具体的には考えていないが、良い機会があったら動こう」とお考えの方にもピッタリのサービスです。
しかも、これだけのサービスが無料で利用可能。
登録をぜひおすすめしたいサービスです。
2-2:キャリアカーバーとの違いとは?
- 【違い1:ヘッドハンターはリクルートの所属ではなく外部の提携業者】
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キャリアカーバーは、ヘッドハンティングサービスであり、転職をサポートするのは外部のヘッドハンターです。
- 【違い2:キャリアコンサルタントのサポートと、外部ヘッドハンターのサポートの意味は違う】
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外部ヘッドハンターは、一次的にはクライアントである各企業の人材に対する悩みに対し、解決策を提示するのが仕事で、企業のコンサルタントとしての仕事がその本質です。
業務や最終の結果は変わりがないのですが、ミッションにキャリアコンサルタントとの違いがあります。
キャリアカーバーは外部のヘッドハンターが転職のサポートを通じて企業の問題解決にあたり、ハイキャリアサービスは、リクルート所属のキャリアコンサルタントが転職志望者に寄り添って転職サポートにあたります。
- 【違い3:キャリアカーバーはヘッドハンターを指名できる】
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キャリアカーバーは、登録者からヘッドハンターにアプローチすることが可能です。
ヘッドハンターはそのコネクションで特定の企業・業界・特定のポジションに強いため、ヘッドハンターを指名したほうが念願のポジションに手が届く確率が高くなります。
これに対して、ハイキャリアサービスの担当は指名制ではなく、ポジションに適任のコンサルタントが案件を担当します。
2-3:ハイクラス転職を成功させたいなら、両方をうまく活用することがおすすめ
ハイクラス求人が集まる転職エージェントである「ハイクラスグローバルコンサルティングサービス」と、企業が丸ごと人材相談をするヘッドハンターである「キャリアカーバー」には,それぞれ異なる非公開のハイクラス案件が登録されています。
そのため、あなたにとって最も適したハイクラス案件に出会う確率を上げるためにも、両方のサービスを併用することをおすすめします。
さらに、ヘッドハンターである「キャリアカーバー」経由の案件は、動けば極めて速く結果が決まる傾向があります。
先ほどお伝えした通りヘッドハンターは、企業の悩みを解決することがミッションです。
プロジェクト丸ごと、1人のヘッドハンターに任されるようなこともあります。
そんな、より企業に近い立場のヘッドハンターと特定の案件について直接コンタクトできれば、非常に転職が早く決まり効率的です。
さらに、残念ながら希望する企業への転職できる可能性がなければ、ヘッドハンターから背景を直接伝えられて納得するのも時間がかかりません。
案件の数では、転職エージェント型のサービスが圧倒的に多くなりチャンスが大きくなりますが、ヘッドハンター型では適切な外部エージェントにつながれば転職の効率性が高いのです。
ぜひ、両方のサービスに登録して、転職活動を有利に進めましょう。
- 【コラム】その他の大手ハイキャリア・グローバルサービス
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リクルート系列以外でも、ハイキャリア・グローバル向けサービスは存在します。
中でも、人材紹介サービスの国内大手である「エン・ジャパン」グループの「エンワールド・ジャパン」がおすすめです。
- エンワールド・ジャパン
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外資系・グローバル企業の転職なら
エンワールド・ジャパンの特徴 - 大手外資系、日系グローバル企業多数!
- 幅広い業界と好条件!
- 入社後の活躍と長期的なキャリア構築!
エンワールド・ジャパンの強みには以下のものがあります。
外資系企業・グローバル企業の求人紹介に特に強い 「入社後の活躍」を重要視している 中長期的なキャリア実現に向けたコンサルティングを行う
エンワールド・ジャパンは、外資系企業・グローバル企業の求人紹介に特に強く、日本において、外資系企業の求人を豊富に取り扱っているだけでなく、海外に事業所を持っているため海外の求人も豊富です。在籍するスタッフは、国際的なコンサルティングに長けており、幅広い言語に対応しています。
また、エンワールド・ジャパンは、「入社後の活躍」を企業ミッションとして掲げています。
採用後も継続的にフォローアップを行っているため、転職先での活躍はもちろん、中長期的なキャリアアップも可能です。
外資系企業・グローバル企業を転職先の候補として考えている方は、エンワールドジャパンへの登録が必須 と言えるでしょう。
3章:ハイクラス転職を成功させるための5つのポイント
ハイクラス転職を成功させるにはまず、適切な転職サービスを選ぶべきですが、その他にも重要な5つのポイントがあります。
3-1:自分のキャリアプランを考えて事前に伝える
自分は、どういうキャリアプランを持っているか、3年後、5年後、10年後はどのようになっていたいか、なるべく具体的に説明するようにしましょう。
そのキャリアプランの要望を元に、キャリアコンサルタントが案件の紹介や、提案をします。
短期的な給与や、希望のポジションを伝えるだけでは最適な紹介・提案はできなくなってしまいますし、ある程度長期の視点で案件を選ばないと、入社後ミスマッチが起こる原因にもなります。
そのため、キャリアプランを伝えることは必要なのです。
3-2:自分の情報は正確に伝える
当然のことですが、経歴・年収・スキルなどは正確にエージェントに伝えましょう。
つい経験してもいない職務内容を示唆したことで、分不相応な案件が紹介されたり、嘘がバレた後に信用がなくなることを考えると、正確に情報を伝えることが重要です。
仮に、そうした許容されない誇張を職務経歴に書いたまま入社した場合、判明すれば懲戒解雇が最悪の場合考えられます。
また、判明することがなかったとしても、経験していない業務をいきなり任されてプレッシャーにさいなまれたり、パフォーマンスが期待した通りではない、などと評価されることなどが懸念されます。
3-3:転職の熱意をエージェントにアピール
通常、転職希望者と直接接する立場にあるキャリアコンサルタント(担当エージェント)は、極めて多くの候補者を担当します。
そこで、素早い連絡、こまめな連絡、面談の時に転職への意欲を語るなど、キャリアコンサルタントに思い出してもらえるようなアプローチをしましょう。
キャリアコンサルタントからメールをもらったら、手短で構わないので、「即レス」をしてアピールをし「案件の紹介をすると、すぐに反応があり、面接日程が組める転職志望者」と思ってもらったほうが得なのです。
また、自発的に動かないと、本気度とハイクラスなポジションの適性を疑われてしまうのです。
3-4:担当エージェントを見極めよう
担当エージェントとは、お互い人間ですので、相性があります。
また、希望するポジションに最適のエーエントであるかどうかも問題になりますので、担当のエージェントの見極めは重要です。
3-4-1:エージェントはキャリアアップの生涯パートナーとして探そう
エージェントは、転職希望者と一緒にキャリアアップします。
例えば、ある方が課長になるとき・部長になるときにそれぞれ同じ転職エージェントを利用したとすると、「課長・部長に求職者をステップアップさせた」エージェントは自身もキャリアアップするのです。
ただし、転職エージェントは手数料ビジネスですので、転職させたいがために仕事内容やスキルを理解せずにオファーを出すような質の低いエージェントも残念ながら存在します。
そこで、
今は日本でもかつてより雇用の流動性が上がり、どの企業も優秀な人材を欲しいが、なかなか獲得できない悩みを持っているところです。
エージェントと二人三脚で、数年おきにキャリアアップを重ねて、年収アップを目指す働き方をするのも十分に合理性があります。
3-4-2:エージェントが業界に精通しているか確認しよう
もう少し、エージェントの選び方を具体的に見てみましょう。
まず、確認のポイントは、エージェントが業界に精通しているか、という点です。
これは、業界を知っている転職希望者から、業界の最新事情やサービスや製品のシェアなどについて話題にし、共通の話題が成り立つかを簡単に確認するとよいでしょう。
あまりあれもこれも、と根掘り葉掘りこうした業界事情につき質問攻めにするのは、転職との関連性が疑われるので感心しませんが、話題にしておくこと自体は見極めの有力な材料になります。
3-4-3:エージェントが自分の仕事を理解しているか確認しよう
求職者の仕事をあまり理解していないエージェントに、自分の売り込みを任せても成果は上げにくいと考えられます。
そこで、求職者の仕事そのものについてのエージェントの理解も、確認しておきましょう。
特に重要なのが、どんなスキルを持っている人で、そのスキルは市場での評価はどれくらいなのか、内部事情・外部事情をきちんと整理できるくらいのエージェントであるかどうかです。
率直に「私のスキルと市場の価値を説明するとどうなりますか?どんな業界・会社がそれを求めていますか?」と聞いてみましょう。
そこで納得のいく答えが得られれば、理解は十分と考えてよいでしょう。
なお、経験豊富なエージェントは、自分から話題にしてくれることがほとんどですから、この点を「どう持ち掛けようか?」などとあまり心配し過ぎる必要はありません。
3-4-4:エージェント歴が長いか確認しよう
エージェント歴が短い=うまくいかない、とは限りませんが、自分の経験にふさわしい経験をエージェントが持っているかどうかは気になるところです。
経験年数を単刀直入に聞く・同じような業種・職種で担当した転職希望者でどんな成功事例があるか、といった質問は失礼でもないですので、手短にさっと聞いておくのが安心です。
3-4-5:自分との相性が悪ければ変更してもらおう
すでに紹介したような、転職エージェントのチェックポイント・そして、自分と波長が合うかどうか、を確認し、もしもサポートを受けるのに不安を感じたら、担当を変更してもらいましょう。
エージェントに直接言いにくい場合は、代表電話・メールの相談窓口で上席のコンサルタントにつないでもらうなどして、変えてもらって差し支えありません。
3-5:情報収集を念入りに行う
転職活動は、情報戦とよく言われます。
どうすれば、どこのエージェントを通せば志望するポジションの面接にこぎつけられそうか・面接ではどのような対応をすればフィット感が高いと評価されそうかなど、事前になるべく情報を仕入れられればこれに越したことはありません。
情報収集の方法として、ポイントとなるのは以下の通りです。
3-5-1:複数の転職エージェントに登録して選択肢を多く持つことが重要
エージェントへの登録は、複数にしましょう。
案件数が多いほうが選べますし、また、入札に通ったエージェントのみ、といったように、特定のエージェントとしか付き合わない方針の会社もあります。
3-5-2:紹介された候補会社の情報を自分でも調査すべき
紹介された会社について、あまり情報がないのは面接対策にも困ります。
事前の調査は、インターネットを活用して十分に行いましょう。
なかでも働く人の声が直接反映されるOpenworkのようなサイトで、事前情報を入手しておくことは有益です。
エージェントが持ってきてくれる情報も有益ですが、自分で調べて、エージェントに確認してもらう・分析をお願いする、といった主体性のある情報収集は、情報を早く正確に理解できることにつながりますし、エージェントにも良い印象を持ってもらえるものです。
4章:おすすめのハイクラス専門転職エージェント
良いエージェントや、転職先との出会いは、偶然に左右されることも大きいものです。
良い出会いをつかもうとするのであれば、案件数を多くすることは必須です。
その意味で、複数の業者・サービスに登録することが必要なのです。
4-1:登録は複数・いつでも動けるよう早めに
登録は今すぐ転職するつもりがなくても、早めに職務経歴書を登録するなどして、転職動向をつかめるようにしておきましょう。
登録しておけば、自分の市場価値を診断してくれるサービス・適正年俸を教えてくれるサービスを行っているエージェントもありますので、自分を客観視し現実性の高いキャリアプランを立てやすくなります。
いくつかのエージェントでこうしたサービスを受けておくと、より客観性が高くなります。
では、複数のハイクラス転職サービスに登録するなら、リクルートのハイキャリアサービスのほかにどこに登録するのが良いでしょう。
ハイクラス転職サービスを提供し、信頼できる登録先は次の通りです。
4-2:国内での転職ならキャリアカーバーとビズリーチ
国内での転職の場合、登録するのにおすすめなのは、キャリアカーバーとビズリーチが挙げられます。
- 【キャリアカーバーとは】
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キャリアカーバーとは、リクルートが運営するヘッドハンディング型のエグゼクティブ・ハイクラス人材向け転職支援サービスです。
【キャリアカーバーの特徴】
ヘッドハンターが職務経歴書を登録した求職者をスカウト、非公開のハイクラス求人の橋渡しと転職支援を行います。 しかも、在籍している会社には求職者の情報は非公開に保たれますので、「今は転職を具体的には考えていないが、良い機会があったら動こう」とお考えの方にもピッタリのサービスです。
しかも、これだけのサービスが、無料で利用可能。
登録をぜひおすすめしたいサービスです。
【キャリアカーバーの転職成功事例】
キャリアカーバーは、求職者一人一人の仕事への思いも含めて、経験豊かな外部ヘッドハンターが転職をサポート、企業側の思いとマッチングさせた成功事例が多数にわたります。
HPで紹介されているマッチングの成功事例には、以下のものがあり、きめ細かさが光ります。
- 40代女性 経理担当・管理部長兼任 → CFO兼管理部長で年収も希望額に到達
- 60代男性 元役員 → 技術アドバイザーとして食品業界に貢献したいとの願いを叶える
- 40代男性 サービス開発責任者 → 部長として名実ともに「責任者」の地位を固める
- 【ビズリーチとは】
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ビズリーチは基本的に外部の提携ヘッドハンターと直接コンタクトし、サポートを受けるタイプのサービスです。
この点は、キャリアカーバーと同様のサービスです。
加えて、利用企業に匿名の職務経歴書を公開し、企業からの直接スカウトが受けられるサービスも提供しています。
ヘッドハンター型ハイクラス限定転職支援サービスの、草分けサービスの一つとして数多くの転職成功例を生み出しています。 ※ヘッドハンティングの連絡は、ビズリーチに登録している企業から届きます。
【ビズリーチの特徴】
外部ヘッドハンター・企業の双方からスカウトが入りますので、「ご縁のある企業にできるだけ早く転職を決めたい」「手厚い転職サポートを受けたい」あるいは「今後将来的に転職したいが現在は情報収集したい」とのニーズをすべて満たすことができます。
転職して年収が上がる「成功率」も、30代で60%、40代で40%と高率、情報の透明性や、ユーザーのレスポンスを大事にする姿勢も求職者に好評です。
登録は無料で、一部サービスを除き、無料でサービスを利用できます。
【ビズリーチの転職成功事例】
転職事例は、HPだけでもエンジニア・管理・営業・マーケティング・経営など、職種で分類され多数の事例が紹介されています。
ご自分に近い状況の転職者情報にアクセスできると思われますので、ぜひ事例をご覧ください。
4-3:外資系や海外への転職ならJACリクルートメントとランスタッド
外資系の転職・海外への転職を考える場合は、JAC リクルートメントと、外資系のエージェントであるランスタッドがおすすめです。
双方とも、海外創業で世界中に拠点を持ち、なおかつこの分野での歴史も長いエージェントです。
- 【JACリクルートメントとは】
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JACリクルートメントは、年収600万円以上のハイクラス求人に特化したエージェントで、外資系・海外転職に強みを持ちます。
世界で11拠点のネットワークを持ち、外資系・海外の非公開求人もこのネットワークを活かして求職者に紹介します。
【JACリクルートメントの特徴】
JACリクルートメントのコンサルタントは、求職者の視野を広げる提案をする質の高いコンサルティングサービスを特徴とし、専門性が高い・スキルの高いハイスペック層から支持されています。 企業とのパイプも太く、絶対に他では見つかりそうにない非公開求人も紹介があったとのユーザーからの声も聞かれています。
エグゼクティブ専門部門もあり、役員クラスの転職に強いことも特徴です。
【JACリクルートメントの転職成功事例】
43万人がすでに転職を成功させているJACリクルートメントですが、エグゼクティブ専門部門を持っているため、次のような成功事例も公開されています。
役員クラスの転職への強みが、活きている事例です。
- 日系中堅商社営業部長→日系化学商社代表取締役社長 年収1500万円
- 日系大手メーカー海外販社VP→日系アパレル企業海外現地法人社長 年収1400万円
- 【ランスタッドとは】
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ランスタッドは、世界規模で見ると、業界2位の人材紹介会社。その日本法人でのヘッドハンティングサービスは、年収1000万円以上のハイクラス求人が半数以上と、案件の質・量ともに充実したハイクラス転職サービスを提供しています。
世界中にある拠点とバイリンガル多数のコンサルタント陣を擁しており、提供される情報量も多く、きめ細かい転職サポートサービスを受けられる体制となっています。
【ランスタッドの特徴】
ハイクラス案件、特に高収入案件の案件数が多いことが特徴です。 また、海外とのネットワークを活かし、外資系・海外拠点での非公開案件の紹介なら圧倒的に強みを発揮します。
ヘッドハンターも英語・中国語他、各国語に強いバイリンガルのヘッドハンターが多数在籍し、海外拠点とのリエゾンの強さ・コミュニケーションのスムースさも特徴の一つです。
【ランスタッドの転職成功事例】
ハイクラス転職サービス「プロフェッショナル転職サービス」のHP掲載事例で目立つのが、年収の大幅アップ案件の多さです。
また、マネージャー→ディレクター、部長クラス→役員とのポジションアップも目立ちます。
ハイクラス人材が、さらに上を目指すことが可能になるサービスということできるでしょう。
- 40代ディレクター:年収2000万円 → シニアディレクター:2400万円
- 50代Account Manager:年収1200万円 → Senior Business Development Manager:年収1550万円
JACリクルートメントは、海外転職のパイオニア的なポジションであることが強みで、ランスタッドは世界中のネットワークを駆使して、案件を紹介してくれるところが強みです。
まとめ
リクルートのハイキャリアサービスは、ハイクラス転職を考えるなら登録必須です。
豊富なキャリアコンサルタントの、専門知識と転職ノウハウによるサポートが受けられ、転職成功への近道です。
また、キャリアカーバーなど、複数の転職サービスに早めに登録することにより、案件数を増やして、チャンスを広げておきましょう。
エージェントの特徴に応じて複数登録することが、ハイクラス転職の成功のカギになります。
おすすめのハイクラス専門転職エージェントは、以下のとおりです。