あなたは、
「
「
「具体的にはどうすれば良いんだろう?」
このような悩みを抱えていませんか。
結論から言うと、営業からエンジニアへ転職することは十分に可能です。
なぜならエンジニアの業界は人材が不足しており、未経験でも採用したい企業も増えているからです。
むしろ営業として働いた経験は、エンジニアとして働く上でも、コミュニケーション能力や納期管理などの面で、非常にプラスになることが多いです。
しかし、現在プログラミングを学習したこともない営業職の方は、どうやってエンジニアになったら良いのか全く分からない方も多いですよね。
この記事では、エンジニア業界でのキャリアアップの方法から転職で失敗しないための4つのポイント、おすすめの転職経路まで徹底的に解説していきます。
エンジニアへのキャリアビジョンが掴めない方でも、次のステップを踏み出しやすい内容となっているため、ぜひご一読ください。
- この記事のもくじ
-
- 第1章:営業からエンジニアへの転職は可能【キャリアアップにも有利】
- 1-1:需要が高いため営業からエンジニアへの転職はしやすい
- 1-2:営業経験はエンジニアのキャリアアップに有利
- 第2章:IT業界の全体像と転職後のキャリアアップ方法
- 2-1:IT業界の構造と会社の特徴
- 2-1-1:事業型企業の特徴
- 2-1-2:受託型企業(元請け)の特徴
- 2-1-3:受託型企業(二次請け・孫請け)の特徴
- 2-2:エンジニアが作る商品・サービスのカテゴリー紹介
- 2-2-1:Webアプリケーション
- 2-2-2:ネイティブアプリ
- 2-2-3:ゲーム
- 2-2-4:制御/組み込み
- 2-3:あなたが持つエンジニアのイメージは?エンジニアの全体像を解説
- 2-3-1:フロントエンドエンジニア
- 2-3-2:バックエンドエンジニア
- 2-3-3:組み込み系エンジニア
- 2-4:エンジニアとしてのキャリアアップイメージ
- 2-4-1:ジュニアメンバー(コーダーやプログラマー)
- 2-4-2:メンバー(1人前のエンジニア)
- 2-4-3:リーダー(プロジェクトリーダーなど)
- 2-4-4:マネージャー(プロジェクトマネージャー・テックリードなど)
- 2-4-5:役員クラス(CTOやVPoEなど)
- 2-5:営業からの転職はコーダー・プログラマーからスタート
- 2-5-1:コーダー・プログラマーからスタートする理由
- 2-5-2:コーダー、プログラマーの特徴
- 2-5-3:なるべく早くスキルを身につけて、キャリアアップを目指そう
- 第3章:営業からエンジニアへの転職で失敗しないための3つのポイント
- 3-1:そもそもエンジニアに向いているか確認しよう
- 3-1-1:常に学ぶことが好き
- 3-1-2:論理的思考が苦にならない
- 3-1-3:納期管理・調整が得意
- 3-2:自己分析して希望を明確化しよう
- 3-2-1:希望の年収や待遇は?
- 3-2-2:仕事と休日のバランスは?
- 3-2-3:将来どんな仕事をしたいか?
- 3-3:転職するための情報収集は念入りにしよう
- 3-4:書類選考や面接対策もしっかりしよう
- 第4章:営業からエンジニアへ転職する経路
- 4-1:「プログラミングスキル習得方法」と「転職手段」の選択が重要
- 4-2:スキル習得方法の比較
- 4-2-1:独学はおすすめできない
- 4-2-2:プログラミングスクールがおすすめ
- 4-3:転職手段の比較
- 4-3-1:転職サイトはおすすめできない
- 4-3-2:転職エージェントがおすすめ
- 4-3-3:プログラミングスクールの転職支援サービスもおすすめ
- 4-4:おすすめの転職経路2パターンの紹介
- 4-4-1:プログラミングスクール × 転職エージェント
- 4-4-2:プログラミングスクール × スクールの転職支援サービス
- 5章:スキル習得におすすめのプログラミングスクール2選
- 5-1:CodeCamp
- 5-2:侍エンジニア塾(Samurai Engineer)
- 6章:転職手段としておすすめの転職エージェント2選
- 6-1:ギークリー
- 6-2:マイナビIT AGENT SE・プログラマーの転職
- 7章:スキル習得&転職手段としておすすめのプログラミングスクール2選
- 7-1:テックキャンプ(TECH::CAMP)エンジニアスクール
- 7-2:DMMWEBCAMP 転職を本気で考えている方向けのプログラミングスクール!
- まとめ
第1章:営業からエンジニアへの転職は可能【キャリアアップにも有利】
すでに述べたように営業からエンジニアになることは十分可能なため、不安に感じるようなことは全くありません。
ここでは、なぜ未経験でも営業からエンジニアへ転職できるのかについて理由を詳しく深掘りしていきます。
1-1:需要が高いため営業からエンジニアへの転職はしやすい
1つ目は、
人材不足の問題については、経済産業省が2016年に発表した『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』というデータから読み取れます。
上記の図にあるように、IT人材の不足規模はこれからますます拡大していくことが予想され、需要だけが増していく傾向にあるとされています。
つまり、求人の数は今後も減ることはなく、IT業界は慢性的な人材不足に陥っています。
企業側としては、未経験であってもエンジニアとして働いてくれる人材は、少しでも確保しておきたいため、転職先で困ることは無いようです。
1-2:営業経験はエンジニアのキャリアアップに有利
2つ目に、
エンジニアとしてある一定以上キャリアアップするチーム全体をマネジメントするスキルが求められてきます。
その際に営業経験のあるエンジニアのほうが、コミュニケーション能力が高く、マネジメントスキルを発揮しやすい傾向があります。
また、
将来的に技術者としてCTOや、ITコンサルへの技術指導職へキャリアアップした際にも、営業時代のコミュニケーション力は、非常に重宝されるでしょう。
第2章:IT業界の全体像と転職後のキャリアアップ方法
エンジニアとしてのキャリアアップ方法を理解するためには、業界自体の全体像を把握しておきましょう。
2-1:IT業界の構造と会社の特徴
IT業界における企業は、「事業型」と「受託型」に分かれています。
さらにIT業界は、構造的に建設業界のように一次請け、二次受け、三次請けと多重請負構造になっています。
そのため、
それでは、まずは事業型の会社と受託型の会社のそれぞれの特徴について解説していきます。
2-1-1:事業型企業の特徴
例えば、アマゾンやクックパッドのように有名なBtoCサービスを展開している企業から、スタートアップのベンチャー企業まで様々な規模の会社が存在します。
主な特徴としては
- 新しい技術を用いてサービス開発を行う
- サービスを使うユーザーのリアクションが数字(売上)として返ってくる
- ユーザーニーズの調査や分析も行う
などがあげられます。
そのため、事業型企業のエンジニアには常に最新技術をインプットする学習意欲や役職が上がれば上がるほどユーザーニーズを調査・分析するスキルが求められます。
2-1-2:受託型企業(元請け)の特徴
その中でも、クライアントから直接委託を受ける会社は、「一次請け」や「元請け」と呼ばれ、どちらかというと自らプログラミングを行うよりは、委託先の会社をまとめて管理するのが主な仕事となります。
BtoBサービスの委託開発を担う企業が多くみられ、例えば、銀行などの金融システムや官公庁で使われるシステムを、開発の取りまとめを行う会社です。
主な特徴としては、
- 大手の会社も多く福利厚生もきちんとしている
- クライアントと委託先(二次請け)の両方の調整が必要
- 自社でプログラミングを書くことはほとんどない
などがあげられます。
そのため、
2-1-3:受託型企業(二次請け・孫請け)の特徴
受託型企業の中でも元請けから仕事を委託される会社は、「二次請け」と呼ばれ、さらに二次請けから仕事を委託される会社は、「孫請け」などと呼ばれます。
二次請け・孫請けの会社は、自らプログラミングを書いて、納期までに納品することが主な仕事です。
主な特徴としては、
- 納期がきつく残業も多い
- 指示されたプログラミングを納品することが求められるため新しい技術を試すことは難しい
- 客先に常駐して作業するケースが多い
- などがあげられます。
- 待遇が悪い場合がある
そのため、ブラック企業のような会社もあり退職者が多いため未経験採用を多く行っているところもあります。
2-2:エンジニアが作る商品・サービスのカテゴリー紹介
エンジニアが作るサービスや商品は、様々な種類があり、それによって求められるスキルも大きく異なります。
ここでは、以下の4つのカテゴリーについて、詳しく解説しています。
- Webアプリケーション
- ネイティブアプリ
- コンシューマーゲーム
- 制御/組み込み
2-2-1:Webアプリケーション
Webアプリケーションとは、その名の通りインターネットで利用する、アプリケーション全てのことを指しています。
CookPadやTwitter、Instagram、YouTubeやYahoo!ショッピングなど、皆さんが普段から使っているものが多数あげられます。
2-2-2:ネイティブアプリ
ネイティブアプリは、あなたが一般的に「アプリ」と呼んでいるもので、スマホやタブレットにインストールして利用するアプリケーションのことです。
2-2-3:ゲーム
世の中に存在する全てのゲームも、もちろんエンジニアによって作られています。
PCゲーム・スマホゲーム、SwitchやPlayStationなど、どのゲームもエンジニアがいなければ作ることが不可能です。
ゲームを作るエンジニアのことは、ゲームエンジニアとも呼ばれ、CGやその他グラフィックスの知識が必要な場合もあります。
2-2-4:制御/組み込み
制御・組み込み系とは、家電や機器などの独立した機械の中に組み込まれた、コンピューターを制御するためのシステムのことです。
あなたが普段から利用している洗濯機や炊飯器などの家電の中にも、エンジニアによって搭載されたプログラムが組み込まれています。
2-3:あなたが持つエンジニアのイメージは?エンジニアの全体像を解説
「エンジニア」と言っても、様々な種類のエンジニアが存在します。
上記で解説したように、作る商品やプロダクトによって全く異なるため、エンジニアを一括りにするのは非常に難しいです。
そこで大体のイメージを掴んでもらうために、エンジニアを大きく下記の4つに分けて解説しています。
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- 組み込み系エンジニア
2-3-1:フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとは、大きく分けるとWeb開発における「見た目」側を担当するエンジニアのことです。
Webデザイナーが作ったデザインを元に、HTML/CSS・JavaScript・PHPやWordPressを使って、Webサイトを動かしていきます。
2-3-2:バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアとは、その名の通りWeb開発において、バック(裏側)を担当するエンジニアのことです。
バックエンドエンジニアの仕事は、ユーザーからは見えない、システムサーバーやネットワーク部分を構築することです。
見た目だけ動いても、入力したデータが保存されたり送信されたりするための基盤がなければ、サービスは機能しません。
2-3-3:組み込み系エンジニア
組み込み系エンジニアは、先ほども紹介したように家電やロボットなどにコンピュータを搭載して、制御する仕組みを作る人のことです。
近年の「IoT」分野の発達によって、組み込み系のエンジニアの需要はより多様化していくと見られています。
2-4:エンジニアとしてのキャリアアップイメージ
ビジネスマンとして年収を上げていくには、その業界のキャリアアップの全体像を、把握することが重要です。
そこでここでは、エンジニアとしてのキャリアアップのイメージを下記5段階に分けて解説します。
- ジュニアメンバー(コーダーやプログラマー)
- メンバー(1人前のエンジニア)
- リーダー(プロジェクトリーダーなど)
- マネージャー(プロジェクトマネージャー・テックリードなど)
- 役員クラス(CTOやVPoEなど)
2-4-1:ジュニアメンバー(コーダーやプログラマー)
エンジニアとしてのキャリアは、まず「コーダー」や「プログラマー」と呼ばれるところから始まります。
最初のうちは、案件の細かいプログラムをコーディングすることが多く、単純な作業が多くなってしまうこともあります。
2-4-2:メンバー(1人前のエンジニア)
スキルがついてきたら、今度は本格的にプロジェクトに参画して、1人前のエンジニアとしてチームで活躍していきます。
現場に入ってコードを書き、メンバーと一緒に1つのプロダクトを作り上げていく経験は、まさにエンジニアとしての醍醐味と言えるでしょう。
年齢が上がっても現場でコードを書き続けたい!と考えている方は、1エンジニアとしてキャリアを歩み続ける人もいます。
2-4-3:リーダー(プロジェクトリーダーなど)
開発業務が1人前にこなせるようになってきたら、今度はプロジェクトでリーダーなどを任されることになります。
主に技術的な指導を行ったり、チームの開発の進捗を報告したりする業務が多くなり、管理職の色が強くなっていきます。
2-4-4:マネージャー(プロジェクトマネージャー・テックリードなど)
プロジェクトのリーダーとして活躍した人の中でも、特に技術面での評価が高い方は、マネージャーやテックリードとしてのポジションが与えられます。
特にテックリードのように、技術面でエンジニアをリードする人材になるには、相当の業務知識が必要であり、会社の技術責任者という扱いになります。
社内のエンジニアにコードレビューを行うことも多く、社員教育の観点からも会社を伸ばしていかなくてはならないため、必要性が高いです。
2-4-5:役員クラス(CTOやVPoEなど)
社内でのマネージャー職を経て、さらにキャリアアップすると、役員などのポジションを獲得することができます。
特に技術面で優れていると判断されれば、会社の技術戦略や方針を決める、CTO(最高技術責任者)になることも可能です。
また、VPoE(Vice President of Engineering)としてマネジメント全体を請け負い、事業の拡大や成長戦略を担う人材になる可能性もあります。
- 【コラム】
-
エンジニアとしてのキャリアアップ方法としてもう1つ挙げられるのが、フリーランスとして独立する方法です。
一人前のエンジニアとして2~3年ほど経験を積めば、市場価値も上がり評価されるため、エンジニアとして独立して高い報酬を得ることも可能です。
今や、フリーランス向けに案件を紹介してくれるエージェントも存在するため、仕事を獲得するのもそれほど難しくないでしょう。
2-5:営業からの転職はコーダー・プログラマーからスタート
営業から転職する場合は、コーダーやプログラマーといったポジションからスタートします。
ここでは、コーダーやプログラマーからスタートする理由や職種としての特徴を解説します。
2-5-1:コーダー・プログラマーからスタートする理由
未経験から転職を行う場合は、ほとんどの方が、コーダーやプログラマーからスタートすることが多いです。
そのため、まずは初心者としてプログラミングの基礎を固めるために、コーダーやプログラマーとしてキャリアをスタートさせるのが一般的なのです。
2-5-2:コーダー、プログラマーの特徴
コーダーやプログラマーの特徴としては、限られた知識とスキルで可能な単純作業的な仕事が多いという点です。
スキルレベルも低く、プログラミング全体の理解が十分ではないため、開発作業の末端部分を振られることが多く、あまり面白くない仕事をすることにもなるかもしれません。
未経験の方は、この段階をどうやって乗り越えるのかが非常に重要となります。
2-5-3:なるべく早くスキルを身につけて、キャリアアップを目指そう
ここまでIT業界の全体像やサービスやエンジニアの種類、キャリアアップの流れまで解説してきましたが、あなたのイメージする「エンジニア」はどれが近かったでしょうか?
未経験での中途採用となると最初は、コーダーやプログラマーとしてのある意味「下済み」のような期間が必要となります。
第3章:営業からエンジニアへの転職で失敗しないための3つのポイント
営業からエンジニアに転職した後で、「思っていたのと違う・・」となってしまう人も少なくありません。
ここでは、エンジニアへ転職する際に失敗しないために、チェックしてほしい、下記の4つのポイントについて解説していきます。
- そもそもエンジニアに向いているか確認しよう
- 自己分析して希望を明確化しよう
- 転職するための情報収集は念入りにしよう
- 書類選考や面接対策もしっかりしよう
3-1:そもそもエンジニアに向いているか確認しよう
あなた自身はそもそもエンジニアとして適性があるでしょうか。
エンジニアとして適性があるかどうか判断するためのポイントは、以下の3つです。
- 常に学ぶことが好き
- 論理的思考が苦にならない
- 納期管理や調整が得意
3-1-1:常に学ぶことが好き
エンジニアに向いている人は、常に学び続けられる人です。
IT業界の技術は、日進月歩であるため、技術のトレンドは常に移り変わっていくため、
キャリアアップをしていくためには、土日や祝日も勉強する必要も出てくるかもしれません。
学ぶことが好きな方であれば問題ないですが、プライベートな時間もきっちり欲しいし、仕事を優先順位に置きたくない!という方では、エンジニアとしてのキャリアアップは難しいかもしれません。
3-1-2:論理的思考が苦にならない
エンジニアとして非常に重要な特性としては、論理的思考が苦にならないということが挙げられます。
エンジニアは常に論理的な思考に基づいてコードを書いていく必要があります。
論理的にコードを書いていかないと、必ずどこかでエラーが出てしまったり、バグを起こしやすいコードを書いてしまいます。
3-1-3:納期管理・調整が得意
エンジニアは、プロダクトを作ることが仕事であり、事業会社であっても受託会社であっても、納期を守ることが重要視されます。
自分で納期までの期間を予定立てて、プロダクトを作っていけないと、開発に遅れが出てしまうことになりかねません。
具体的に、上記3つを挙げましたが、どれか1つでもしっかり当てはまっていれば問題ありません。
あとはあなた自身の努力次第でどうにかなりますが、資質が自分にあるかどうか、基準として知っておくようにしましょう。
3-2:自己分析して希望を明確化しよう
次にあなた自身がエンジニアとして転職した後の希望を明確にしていきます。
あなた自身の希望を明確化する上での判断要素は、以下の3つです。
- 希望の年収や待遇は?
- 仕事と休日のバランスは?
- 将来どんな仕事をしたいか?
3-2-1:希望の年収や待遇は?
まずあなたはエンジニアになったら、どのくらいの年収をもらってどんな待遇を受けたいのでしょうか。
自分が将来的にどこを目指していけばいいかも決まってくるため、必ず年収や待遇について、大まかにイメージしておけるといいでしょう。
3-2-2:仕事と休日のバランスは?
ワークライフバランスに関しても、人によって全く考え方が異なります。
仕事を重視して真っ直ぐに成長していきたいのか、それとも家族や友人と過ごす休日の時間を重要視したいのか、バランスが重要です。
特にエンジニアは、会社や職種によっても、仕事内容と休日の取りやすさが大きく異なるため、希望を明確化して転職活動をすることが重要です。
3-2-3:将来どんな仕事をしたいか?
転職の面接などでもよく聞かれる質問ですが、具体的に将来どんな仕事をしていきたいのでしょうか。
会社の中で昇進したい、サービスを作って起業したい、フリーランスになってたくさん稼ぎたい、など様々なビジョンが描けるはずです。
3-3:転職するための情報収集は念入りにしよう
今や転職するための知識は、ネットやSNSなどでも簡単に集めることが可能です。
特に転職となると、エンジニアの方でも発信している方もたくさんいるため、念入りに情報収集をしておく必要があります。
また、
3-4:書類選考や面接対策もしっかりしよう
当然ですが、書類選考や面接対策をすることも非常に重要です。
いくらやる気があっても、未経験から人気の企業に入るのは至難の業です。
自分だけで考えるのではなく、友人など親しい人や現役のエンジニアの方などからアドバイスをもらうのも非常に重要です。
もしいなければ、この後に開設する
第4章:営業からエンジニアへ転職する経路
営業からエンジニアへ転職するためには、いくつか経路が存在します。
どの経路を選択するかによって、将来のキャリアが大きく変わってくるため、慎重に選ぶようにしましょう。
4-1:「プログラミングスキル習得方法」と「転職手段」の選択が重要
営業からエンジニアに転職するには、「スキルの習得手段」「転職手段」の選び方が非常に重要となります。
スキル習得には、「独学」「スクール」の2種類のパターンがあります。
一方で、転職経路には「転職サイト」「転職エージェント」「スクール」の3種類があります。
どの方法であっても、エンジニアになることは出来ますが、ファーストキャリアに大きく影響してしまうため、非常に重要視すべきです。
- 【コラム】完全スキルなしでの転職
-
完全にノースキルでエンジニアに転職しようとする方がいますが、この方法はおすすめできません。
なぜなら、ノースキルで就職できる会社はブラック企業が多く、仮に入社できたとしても過酷な環境で働かせられたり、スキルが身につかない可能性があるからです。
「未経験OK」とある求人を出している企業の多くは、安い給料で未経験者を雇い、低スキルでもこなせる仕事を振って、収益を上げようとしています。
また、そういった企業の多くはSESと呼ばれるエンジニアの派遣業の会社であることが多く、勤怠管理がしにくく、命令系統がバラバラな会社で働くことになりかねません。
案件によっては、スキルが全く伸びないこともあるため、最悪のファーストキャリアを歩むことになりかねないのです。
4-2:スキル習得方法の比較
スキルの習得方法には大きく分けて「独学」と「プログラミングスクール」がありますがどちらかというと「プログラミングスクール」に通って身につける方法をおすすめします。
4-2-1:独学はおすすめできない
独学がおすすめできない理由は、「挫折しやすい」からです。
初学者にとってプログラミング学習は非常にハードルが高く、開発する中で何度もつまずくことがあります。
壁に当たった時に、誰も助けてくれる人がいないと、とても辛いですし、孤独に押しつぶされそうになってしまいます。
経験者に聞いたら1分で解決するようなことが、2日間かかってしまうということも頻繁にあるはずです。
4-2-2:プログラミングスクールがおすすめ
プログラミングスクールなら、分からないことがあってもいつでも質問できるメンターがいるため、挫折のリスクを大きく減らせます。
また、現役のエンジニアが講師をやっているスクールも多く、将来的なキャリアに関する質問をすることも十分に可能です。
少し高いお金を払ってでも、質の高い学習を短期間で行える環境は非常に貴重であるため、おすすめです。
4-3:転職手段の比較
転職手段には大きく分けて「転職サイト」と「転職エージェント」がありますが、未経験の求職者には「転職エージェント」を活用して転職することをおすすめします。
その理由について説明していきます。
4-3-1:転職サイトはおすすめできない
転職サイトは、求人が非常に沢山掲載されていますが、その求人の中から良い企業を判別して応募するのは至難の業です。
特に未経験者は、必要な技術の習得にどれくらい時間がかかるのか、どんな業務内容なのか想像がつきにくいため、求人選びがままならない方が大半です。
4-3-2:転職エージェントがおすすめ
転職エージェントとは、エージェントと呼ばれる転職仲介のプロが「採用したい企業」と「求職者」をつなぐサービスのことです。
転職エージェントに登録すると、担当のエージェントが付き、面談を行い、あなたのスキルや希望などの聞き取りを行います。
その後、数ある求人の中から、あなたにあった求人情報をいくつか紹介してくれるのです。
その他に転職エージェントには、以下のようなメリットがあります。
- 無料で利用できる
- 評価制度や社風など転職サイトの求人情報では分からないことも教えてくれる
- 転職のプロであるエージェントが転職活動を全面的にサポートしてくれる(面接対策や書類添削など)
したがって、
4-3-3:プログラミングスクールの転職支援サービスもおすすめ
最近では、プログラミングスクールでも、転職支援サービスを設けている会社が非常に増えています。
プログラミングスクールなら、スキル習得から就職サポートまで一貫して行ってくれるため、いちいち転職先を探す手間も省けます。
4-4:おすすめの転職経路2パターンの紹介
「スキル習得」と「転職手段」を考慮すると、下記の2つの転職経路がおすすめです。
- プログラミングスクール × 転職エージェント
- プログラミングスクール × スクールの転職支援サービス
これらの特徴について解説していきます。
4-4-1:プログラミングスクール × 転職エージェント
このパターンの強みは、それぞれ「スキル習得」と「転職」における専門家であるため、質の高いサービスを提供してもらえます。
技術的な部分と転職活動における判らない部分を、分けて聞くことができるため、転職活動に対する理解を高めることが出来ます。
4-4-2:プログラミングスクール × スクールの転職支援サービス
スクールの方は、あなたが学習してきた過程も見ているため、技術レベルがどのくらいかも把握して最適な転職先を紹介してくれます。
いちいち転職サイトを見たり、転職エージェントに登録しなくても求人がもらえるため、面倒な工数をかけなくても良いことも大きなメリットです。
5章:スキル習得におすすめのプログラミングスクール2選
5-1:CodeCamp
- CodeCamp
-
完全オンラインのプログラミング個人レッスン
CodeCampの特徴 - 0からWebサイト、アプリをつくる実践力を磨くカリキュラム!
- あなたの目的に合わせた、最適な学習カリキュラム!
- 「通過率10%の厳しい採用試験」を通過した現役エンジニア講師陣!
CodeCampは、オンライン完結型のプログラミングスクールで、月額74、000円~から非常に安価に学ぶことができるため人気が高いです。
オンラインのみで通学の必要がないため、忙しい人や都内に住んでいない人でも、簡単に受講することが可能です。
WebデザインやRubyやPHPを使ったWebサービス開発、AI開発まで行っているため、非常にリーズナブルに、色々な講座を学びたい人におすすめです。
5-2:侍エンジニア塾(Samurai Engineer)
- 侍エンジニア塾(Samurai Engineer)
-
最短1ヶ月でプログラミング習得。最後まで挫折しないマンツーマンレッスン。
侍エンジニア塾(Samurai Engineer)の特徴 - 日本初のマンツーマン専門のプログラミング塾!
- 高い転職率を誇るキャリアサポートでエンジニアへの転職も実現可!
- 講師にいつでもチャットで相談可能!
侍エンジニアもオンラインでマンツーマンのレッスンを行ってくれることで有名なプログラミングスクールです。
自分のレベルに合わせてカリキュラムを決められたり、他の人の進捗に影響されずに自分のペースで進められる柔軟さが人気の秘訣です。
ただ料金は3ヶ月40万円ほどと、安くはないため覚悟を決めて受講をすることをおすすめします。
6章:転職手段としておすすめの転職エージェント2選
6-1:ギークリー
- ギークリー
-
IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介
ギークリーの特徴 - 年収がUPした割合:平均75%!
- 提案可能求人数:平均48件!
- 非公開求人数:平均10,000件以上!
ギークリーはIT人材に特化した転職エージェントで、ゲーム業界・WEB業界などの求人に強いことが特徴です。
特化型のエージェントであるため、エンジニアを目指している方にとっては欲しい求人が見つかりやすく、エージェントの知識量も豊富です。
6-2:マイナビIT AGENT SE・プログラマーの転職
- マイナビIT AGENT
-
IT・WEB業界の エンジニアの転職に +AGENT
マイナビIT AGENTの特徴 - 20~30代に転職サポートに強い!
- 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート!
- 独占求人・非公開求人も多数!
大手のマイナビが運営しているマイナビIT AGENTも、IT業界に特化している転職エージェントの1つです。
運営母体が大手企業であるということもあって、他のエージェントよりも紹介できる求人数が多数あるという点が大きなメリットです。
7章:スキル習得&転職手段としておすすめのプログラミングスクール2選
7-1:テックキャンプ(TECH::CAMP)エンジニアスクール
- TECH::CAMP(エンジニアスクール)
-
業界最大級!未経験者対象のプログラミングスクール!
TECH::CAMP(エンジニアスクール)の特徴 - あらゆるテクノロジースキルが学び放題!
- マンツーマンで最適な学習プランを提案!
- 全国に6教室。オンライン受講も可能!
テックキャンプは、「10週間で人生が変わる」をコンセプトに、これまで多数の転職者実績を出している転職コースです。
特徴としては、転職先に自社開発企業を紹介している割合が60%以上となっており、未経験の方でも大手企業に転職できる可能性が高いです。
10週間徹底的に学べることから、カリキュラムを辛いと感じる方も多いようですが、非常に多くの転職実績があることで有名です。
7-2:DMMWEBCAMP 転職を本気で考えている方向けのプログラミングスクール!
- DMM WEBCAMP
-
業界初!転職保証付プログラミングスクール!
DMM WEBCAMPの特徴 - 95%以上が未経験者!※2019年4月時点
- 転職成功率98%! ※2019年4月時点
- 転職できない場合は全額返金!
DMM WEB CAMPは転職成功率98%以上を誇る、転職特化型のプログラミングスクールです。
昨年、経産省の第四次産業革命スキル習得認定講座に認定されたことによって最大70%の値引きを受けることが可能になり、非常に安価に学ぶことが出来るようになりました。
まとめ
今回は営業からエンジニアになるための方法について中心に詳しくご紹介してきました。
以下に今回の内容をまとめています。
- 【営業からエンジニアに転職は可能】
-
- エンジニア需要は伸びていくため、転職は十分に可能
- 営業経験は転職時に有利
- 【エンジニア業界の全体像とキャリアアップ方法】
-
- I T業界には事業型企業と受託型企業がある
- エンジニアは扱うサービスや職種によって仕事内容も大きく異なる。
- まずはプログラマー・コーダーからキャリアスタート
- 最終的にはCTO/VEopなどのキャリアが見えてくる。
- 【エンジニア転職に失敗しないための4つのポイント】
-
- 自分に適性があるか考える
- 自己分析して希望を明確にしよう
- 転職するための情報収集は念入りにしよう
- 書類選考や面接対策もしっかりしよう
- 【営業からエンジニアへ転職する経路】
-
- スキルなし転職はブラック企業に行く可能性が高いためおすすめしない
- 学習方法は独学ではなく、プログラミングスクールがおすすめ
- 転職方法は転職エージェント/転職型のプログラミングスクールがおすすめ
- プログラミングスクールで学んでと転職エージェントで転職する方法もある
- 【スキル習得におすすめのプログラミングスクール2選】
-
- 【転職手段としておすすめの転職エージェント2選】
-
- 【スキル習得&転職手段としておすすめのプログラミングスクール2選】
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営業からエンジニアに転職したい方は、ぜひこの記事を参考にしてすぐに行動を始めましょう。