あなたは、
「広島にある転職エージェントが知りたい。」
「広島の地域密着型の転職エージェントのことを知りたい。」
「広島の会社に転職して、労働環境を今よりもよくしたい。」
といったことを考えていませんか?
結論からいうと、広島に支店を構えている大きな転職エージェントは多いですし、広島の地元企業とのパイプを持っていて、広島ならではの求人を提案してくれる地域密着型のエージェントもあります。
転職活動をより有利に進めるためには、事前により多くの情報を得た上で進めることがとても重要です。
この記事では、まず最初に広島の転職エージェントを探す前に絶対に知っておいてほしいことと、広島の会社に転職する際の転職活動の流れについて紹介していきます。
その後、広島にある地域密着型のエージェントを含めた複数のエージェントの特徴や、実際にエージェントを利用する際の流れ、エージェントを上手く活用するために知っておきたいポイントなどについても解説していきます。
また最後に、転職時に把握しておくべき広島の求人動向(賃金水準)や、広島に本社を構える上場企業8社についても紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
-
- 広島で転職活動をする際は転職サイトではなく転職エージェントを使うと良い。
- なぜなら、転職エージェントを使わないと圧倒的に不利になってしまうから。
- 転職エージェントを使うことで書類審査や面接の通過率が上がったり、様々なサポートを受けられるなどのメリットがある。
- 転職エージェントは「総合型」と「地域密着型」の両方に登録し、複数利用する方が良い。
- 地域密着型としては「キャプラ転職エージェント」「メイツ中国転職プロジェクト」「リージョナルキャリア広島」という3つのエージェントがある。
- 「担当者との相性」も、転職エージェントを利用する際に大事なポイントのひとつ。
- 「各エージェントが保有する案件」「担当者との相性」という2つのポイントを特に重視すると、エージェントを絞り込みやすい。
- この記事のもくじ
-
- 1章:広島の転職エージェントを探す前に絶対に知っておいてほしいこと
- 1-1:転職サイトではなく転職エージェントを使うべき理由
- 1-1-1: 転職エージェントを使わないと圧倒的に不利だから
- 1-1-2:書類審査や面接の通過率が上がるから(エージェントからの推薦)
- 1-1-3:高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから
- 1-1-4:面接や書類作成などの細かいサポートがあるから
- 1-2:転職エージェントは「総合型」「地域密着型」の両方に登録すべき
- 2章:【ざっくり解説】広島のおすすめ転職エージェントと転職活動の流れ
- 2-1:【ステップ①】総合型の転職エージェント2社に登録
- 2-2:【ステップ②】地域密着型の転職エージェント2社に登録
- 2-3:【ステップ③】電話や面談で、会社・担当者と自分との相性をチェック
- 2-4:【ステップ④】相性の良い会社・担当者に絞り、転職活動を進める
- 3章:【詳しい解説】広島のおすすめ転職エージェント
- 3-1:広島での転職におすすめの「総合型エージェント」
- 3-1-1:リクルートエージェント広島支店
- 3-1-2:dodaエージェントサービス広島支店
- 3-1-3:パソナキャリア広島支店
- 3-1-4:マイナビエージェント広島支店
- 3-1-5:JACリクルートメント中国支店(広島支社)
- 3-2:広島での転職におすすめの「地域密着型エージェント」
- 3-2-1:キャプラ転職エージェント
- 3-2-2:メイツ中国転職プロジェクト
- 3-2-3:リージョナルキャリア広島
- 4章:【詳しい解説】転職エージェント登録〜転職までの流れ
- 4-1: HPから会員登録
- 4-2:電話やメールで面談の日程調整
- 4-3:担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
- 4-4:複数社の求人提案を受ける
- 4-5:書類の添削を受けて、候補企業に応募
- 4-6:面接対策を受けた後に、企業との面接
- 4-7:内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける
- 5章:転職エージェントを上手く活用する8つのポイント
- 6章:転職時に把握しておくべき広島の求人動向
- 6-1:有効求人倍率と職業別の求人状況
- 6-1-1:広島県の正社員の有効求人倍率
- 6-1-2:職業別の求人状況
- 6-2:賃金水準(東京都との差)
- 6-3:広島に本社がある上場企業8社
- 6-3-1: 株式会社やまみ
- 6-3-2: 株式会社マツオカコーポレーション
- 6-3-3: リョービ株式会社
- 6-3-4: マツダ株式会社
- 6-3-5: 株式会社ジェイ・エム・エス
- 6-3-6: 株式会社ウッドワン
- 6-3-7: 株式会社イズミ
- 6-3-8: 広島銀行
- まとめ
1章:広島の転職エージェントを探す前に絶対に知っておいてほしいこと
広島で転職活動をする際は、転職エージェントを利用するようにしましょう。
1-1:転職サイトではなく転職エージェントを使うべき理由
転職エージェントに登録すると、プロのアドバイザーから様々なサポートを受けられて、より無駄なく転職活動を進められます。
ちなみに「転職サイト」は求人検索のみで、転職エージェントが提供するサポートサービスは行っていません。
【転職エージェントを利用した方が良い理由】
- 転職エージェントを使わないと様々なサポートが受けられず圧倒的に不利だから。
- 書類審査や面接の通過率が上がるから。
- 高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから。
- 面接や書類作成などの細かいサポートがあるから
それぞれひとつずつ見ていきましょう。
1-1-1: 転職エージェントを使わないと圧倒的に不利だから
以下の図は、転職エージェントを利用しない場合とする場合で、どういった差が生まれてしまうのかを表したものです。
このように転職エージェントを利用すると様々なメリットが得られるようになっており、右の3つのポイントは転職活動を行う際の土台になります。
ライバルがエージェントを活用していた場合、このような土台、サポートを得たうえで選考に挑んでくることになるので、エージェントを上手く活用できていなければ不利になります。
転職活動は、ライバルと比較されたうえで合否が決まるので、不利な点はすこしでも少なくしておくほうが良いです。
1-1-2:書類審査や面接の通過率が上がるから(エージェントからの推薦)
転職サイトでは、学歴、社名、転職回数などであらかじめ応募者をフィルターにかけられるようになっており、条件に当てはまらない場合、それだけで機械的に振り落とされてしまう可能性もあります。
しかし、転職エージェントの場合は、担当者が直接推薦をしてくれるため、そういったリスクを防ぐことができます。
それによって、書類審査や面接の通過率が高まります。
1-1-3:高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから
転職エージェントは、一般的に公開されていない非公開の求人も扱っています。
なぜなら、競合他社との関係上、企業側が極秘で進めているプロジェクトに関わる人材の採用は、WEBサイトで公開できないからです。
採用する企業は、転職エージェントを仲介することにより、情報が漏れることを防ぎながら求人活動を行うのです。
ちなみに非公開求人は、重要なポジションの求人も多いので、一般的により高待遇になる傾向があります。
1-1-4:面接や書類作成などの細かいサポートがあるから
転職エージェントを利用すると、模擬面接や応募書類の添削といったサポートも受けられます。
自分が応募する企業を受けた人が過去に多ければ、具体的にどのような質問をされたのか教えてもらえることもあります。
1-2:転職エージェントは「総合型」「地域密着型」の両方に登録すべき
転職サイトだけではなく、転職エージェントを使うべき理由に関して説明してきましたが、エージェントに登録する時は「総合型」「地域密着型」の両方に登録することも大事なポイントのひとつです。
特に地域密着型のエージェントの場合、総合型では扱っていない、地元広島の非公開求人を多く扱っているため、より希望する条件に合った会社に転職できる可能性が高くなります。
実際の求人数に関していうと、メイツ中国転職プロジェクトは、WEB上に公開されているものだけで、広島県の求人を600件以上掲載しています。
3章でより詳しく説明しますが、地元広島に密着している転職エージェントは、このメイツ中国転職プロジェクトだけではなく他にも2つあるので、実際にはもう少し多くの求人をチェックできるはずです。
ちなみに、メイツ中国転職プロジェクトのような地域密着型のエージェントだけではなく、「リクルートエージェント」などの総合型にも登録する方が良い理由は、各社それぞれが独占求人を持っていたり、より多くの転職ノウハウが得られるからです。
以下の図は「地域密着型1社だけに登録した人」と「総合型2社、地域密着2社の合計4社に登録した人」との違いを、より分かりやすく表したものになります。
両方、そして複数のエージェントに登録する方が、より有利に転職活動を進められる可能性が高いので覚えておきましょう。
そして実際にエージェントを利用する際は、各エージェントが保有している独占求人にプラスして、担当者との相性も重要なポイントになります。
もし担当者と相性が合わなかったら担当者を変更してもらうことも可能で、担当者との相性で最終的に実際に利用する転職エージェントを絞り込むのもひとつです。
2章:【ざっくり解説】広島のおすすめ転職エージェントと転職活動の流れ
広島での転職活動を考えている方は、以下のような4つのステップに沿って、転職活動を進めましょう。
【ステップ①】総合型の転職エージェント2社に登録
【ステップ②】地域密着型の転職エージェント2社に登録
【ステップ③】電話や面談で、会社・担当者と自分との相性をチェック
【ステップ④】相性の良い会社・担当者に絞り、転職活動を進める
それぞれひとつずつ説明していきます。
2-1:【ステップ①】総合型の転職エージェント2社に登録
まず最初に、リクルートエージェントなどの総合型の転職エージェント2社に登録しましょう。
登録するエージェントが多くなりすぎると、管理する手間が増えて大変になるので注意しましょう。
2-2:【ステップ②】地域密着型の転職エージェント2社に登録
次は、地域密着型の転職エージェント2社に登録しましょう。
広島の場合は、キャプラ転職エージェント、メイツ中国転職プロジェクト、リージョナルキャリア広島などのエージェントをチェックし、登録しましょう。
2-3:【ステップ③】電話や面談で、会社・担当者と自分との相性をチェック
エージェントに登録したら、次は実際に電話や面談を行って、エージェントや担当者との相性を確認します。
非公開の求人は多いけれど、担当者との相性はあまり良くない、というようなケースも考えられますので、上手くバランスを取ることが重要です。
2-4:【ステップ④】相性の良い会社・担当者に絞り、転職活動を進める
複数登録したエージェントのうち、特に魅力を感じる会社、担当者に絞って、本格的に転職活動を進めていきます。
目安としては「総合型1つ」「地域密着型1つ」の、合計2つくらいに絞ると良いかもしれません。
3章:【詳しい解説】広島のおすすめ転職エージェント
広島での転職活動を考えている方向けに、転職エージェントを、「総合型エージェント」と「地域密着型エージェント」に分けて紹介していきます。
3-1:広島での転職におすすめの「総合型エージェント」
「総合型エージェント」は、以下の5つです。
- リクルートエージェント広島支店
- dodaエージェントサービス広島支店
- パソナキャリア広島支店
- マイナビエージェント広島支店
- JACリクルートメント中国支店(広島)
ひとつずつ見ていきましょう。
3-1-1:リクルートエージェント広島支店
特徴:
- 転職支援実績NO.1のエージェント。
- 今すぐの転職を考えていない人でも相談可。
- 土日や平日夜の面談も可。
広島県の求人数:
公開求人数は2452件、非公開求人数は1827件(2020年6月時点)。
サポート体制:
電話による面談にも対応。
広島支店の所在地:
広島県広島市中区八丁堀14-4 JEI広島八丁堀ビル 10階
3-1-2:dodaエージェントサービス広島支店
特徴:
- 大手総合エージェントのひとつ。
- エンジニアの求人が特に多い。
- オンラインビデオツールでの相談も実施中。
広島県の求人数:
公開求人数は1845件(2020年6月時点)。
サポート体制:
直接相談に来ることが難しい場合は、電話面談やメールを使った相談にも対応している。
広島支店の所在地:
広島県広島市中区基町11-10 合人社広島紙屋町ビル4階
3-1-3:パソナキャリア広島支店
特徴:
- オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 第1位(2020年、2019年)。
- 職種別の割合で見た際に、エンジニアの求人が特に多い。
- 担当コンサルタントが、顔写真付きで紹介されている。
広島県の求人数:
公開求人数は1158件(2020年6月時点)。
サポート体制:
電話を使ったカウンセリングにも対応。
広島支店の所在地:
広島県広島市中区本通7-19 広島ダイヤモンドビル7F
3-1-4:マイナビエージェント広島支店
特徴:
- 20代に信頼されている転職エージェントNo.1(20代で転職意向があり、転職エージェントに登録している、もしくはしたことがある人を対象。2019年の楽天リサーチの結果より。)
- 求人検索条件のひとつとして「リモートワーク / 在宅勤務制度あり」という条件がある。
- 求人検索条件のひとつとして「オンライン面接 / WEB面接[実績あり]」という条件がある。
広島県の求人数:
公開求人数は402件、非公開求人数は350件(2020年6月時点)。
サポート体制:
キャリアアドバイザーと電話で面談することも可能。
広島支店の所在地:
広島県広島市中区八丁堀3番33号広島ビジネスタワー 13F
3-1-5:JACリクルートメント中国支店(広島支社)
特徴:
- ハイクラス向けの転職エージェント。30代〜50代向け。
- 外資系企業などの求人も多く扱っている。
- 技術系の職種の転職者も多く、エンジニアやマーケター向けの転職支援サービスも提供している。
広島県の求人数:
公開求人数は138件。
サポート体制:
コロナ対策としてWEB面談、電話での面談を実施している。
広島支店の所在地:
広島県広島市東区若草町12番1号 アクティブインターシティ広島8階
3-2:広島での転職におすすめの「地域密着型エージェント」
「地域密着型エージェント」は以下の3つです。
- キャプラ転職エージェント
- メイツ中国転職プロジェクト
- リージョナルキャリア広島
ひとつずつ見ていきましょう。
3-2-1:キャプラ転職エージェント
特徴:
- 地元有力企業と築いてきた強力なパイプ、コネクションがある。
- 経営者や人事担当者ともコミュニケーションをとっている。
- 転職成功事例を多数掲載している。
- UIターン転職の個別相談会を東京と大阪で開催している。
- 担当キャリアカウンセラーが写真付きで紹介されている。
広島県の求人数:
公開求人数は554件(2020年6月時点)。
サポート体制:
電話、Skypeでの相談にも対応している(コロナ対策)。
支社の所在地:
広島県広島市中区八丁堀16-3 広島第一ビル8F
東京都港区芝5-13-18 いちご三田ビル5F
3-2-2:メイツ中国転職プロジェクト
特徴:
- 広島の求人が90%
- 地元企業とのつながりが強く、極秘に依頼される求人も多い。
- UIターンの実績多数。
- 担当コンサルタントが写真付きで紹介されている。
- スタッフブログが定期的に更新されている。
広島県の求人数:
公開求人数は640件(2020年6月時点)。
サポート体制:
電話やメールでの相談にも対応。
会社の所在地:
広島市中区胡町4-21 朝日生命広島胡町ビル2F
3-2-3:リージョナルキャリア広島
特徴:
- 広島に密着した転職サポート。
- 80%以上が地元企業の求人で、ほとんどが経営者から直接オーダーされたもの。
- 求人検索の際に職種を細かく指定できる。
- オンラインでUターン相談会を開催している。
- 転職成功者インタビューを多数掲載。
- 担当コンサルタントが写真付きで紹介されている。
広島県の求人数:
公開求人数は約555件(2020年6月時点)。
サポート体制:
電話やSkypeでの面談にも対応。
会社の所在地:
広島市中区銀山町4-17 広島大同生命ビル5F
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留2F
ちなみに転職を検討中の20代の方は、以下で紹介する記事もチェックしてみてください。
20代向けの転職エージェントをタイプ別に全部で16個紹介しています。
【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説
30代の方はこちらを参考にしてください。
【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選!選び方も解説
4章:【詳しい解説】転職エージェント登録〜転職までの流れ
ここからは、実際に転職エージェントに登録し、別の新しい会社に転職するまでの流れについて、説明していきます。
全体の流れは、大きく以下の7つに分けられます。
- HPから会員登録
- 電話やメールで面談の日程調整
- 担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
- 複数社の求人提案を受ける
- 書類の添削を受けて、候補企業に応募
- 面接対策を受けた後に、企業との面接
- 内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける
ひとつずつ見ていきましょう。
4-1: HPから会員登録
まず最初に、エージェントのHPから会員登録を行います。
転職エージェントの中には、同じような名前で別のサービスを運営しているところもあるので、名前を間違えないように注意しましょう。
例えばマイナビエージェントは「マイナビジョブ20’S」や「マイナビ転職」といったサービスも運営していますが、それぞれは別のサービスになるので登録する際に注意してください。
4-2:電話やメールで面談の日程調整
登録完了後、担当者と電話やメールでやり取りし、面談の日程を調整します。
一度登録すると、担当者から連絡が来て、以下のような質問をされるので、事前にある程度整理しておきましょう。
- 転職希望の動機について
- 希望する職種や業種について
- 希望の年収について
- 面談の日時について
ちなみに実際に面談する時は、この内容をもとに、具体的なキャリアカウンセリングが行われます。
4-3:担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
次は、エージェントの担当者との面談です。
基本的には対面形式で面談を行っているエージェントが多いですが、上でも紹介したように、電話やWEBでの面談に対応しているところも多いです。
例えば東京で働いていて、直接広島のエージェントまで行って面談するのが難しいという人は、まずはこういった形で相談してみましょう。
なお、初回の面談で質問される主な内容は、次の通りです。
- キャリアの棚卸し
- 希望の業種・職種
- 転職の動機
- 強みや弱みの洗い出し
- 転職するべきか
- どんな求人があるか
- 職務経歴書の書き方
エージェントによっては、事前に職務経歴書を持参するように指示される場合もありますし、職務経歴書を作成しておけば面談がより充実したものになります。
出来るだけ準備したうえで、面談にのぞむようにしましょう。
4-4:複数社の求人提案を受ける
カウンセリングが終わったら、実際に複数社の求人を紹介してもらいます。
ここで、それぞれのエージェントの独占求人をチェックしてみましょう。
ちなみに、求人数の多いエージェントであれば、一気に10~20件、求人を提案してくれる場合もあるようです。
4-5:書類の添削を受けて、候補企業に応募
チェックした求人の中から実際に応募するものを選び、転職活動を進めていきます。
実際に提出する履歴書や職務経歴書が、より良いものになるように、担当者へ添削をお願いしましょう。
面接は、この書類をもとにして行われるので、手を抜かずにしっかりとしたものを作成してください。
4-6:面接対策を受けた後に、企業との面接
応募書類の添削だけでなく、模擬面接などの面接対策も行ってくれます。
転職活動が初めての人は、お願いするといいでしょう。
もし、過去に自分が受ける企業と同じ企業を受けた人がいた場合、具体的にどのような質問がされたのか教えてもらえる場合もあります。
また、東京にも会社がある場合、東京本社で面接をして、勤務地は広島ということも有り得ます。
そのため、なるべく1度は実際の勤務地(会社)に足を運び、現場を見学させてもらえないか面接対策の際に相談してみると良いでしょう。
4-7:内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける
面接をクリアーし、見事内定を獲得した後も、エージェントのサポートは続きます。
具体的には、新しい会社への入社日の調整や、給与交渉といったサポートをしてくれます。
5章:転職エージェントを上手く活用する8つのポイント
転職エージェントを利用する際の流れと一緒に、転職エージェントを上手く有効活用するためのポイントについても抑えておきましょう。
重要なポイントは、以下の8つです。
- 複数の転職エージェントを利用していることを伝える
- 学歴・経歴・スキルは、嘘をつかず正直に伝える
- 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
- 2週間に1回は転職エージェントに連絡して、転職意欲を見せる
- 転職エージェントには、素早い返信を心がける
- 推薦文は、エージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
- 担当者との相性が合わない場合は、担当者を変更してもらう
- 同じ案件に、複数の転職エージェントから応募しない
全てを転職エージェントに任せるのではなく、転職の目的や、自分の軸をしっかりと定めた上でエージェントを活用することが大事です。
なお、それぞれのポイントの詳細については、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらを参照してください。
【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説
6章:転職時に把握しておくべき広島の求人動向
広島の求人動向(求人情報)として、以下の3つのポイントについて紹介していきます。
- 有効求人倍率と職業別の求人状況
- 賃金水準(東京都との差)
- 広島に本社がある上場企業8社
ひとつずつ見ていきましょう。
6-1:有効求人倍率と職業別の求人状況
広島労働局のデータによると、広島県の正社員の職業紹介状況は、以下のような数字になっています。
6-1-1:広島県の正社員の有効求人倍率
- 令和2年4月 1.10倍(有効求人 28,637 / 有効求職人 26,008 / 全国 0.92倍 )
- 令和2年3月 1.23倍(有効求人 31,049 / 有効求職人 25,170 / 全国 1.02倍 )
- 令和2年2月 1.31倍(有効求人 31,164 / 有効求職人 23,737 / 全国 1.08倍 )
求人倍率は、1人あたり何件の求人があるのかを示した数値です。
有効求人倍率の数値が「1」を上回る場合は、求人件数の方が、求職者の人数よりも多いことになります。
ちなみに広島は、平成31年4月から令和2年1月まで、常に全国の倍率よりも高く、1.3以上の数値を維持していました。
6-1-2:職業別の求人状況
求人状況を職業別に見た際、有効求人倍率が「1.0」を超えている職業を紹介します。
- 専門的・技術的職業 2.36倍(有効求人数 8,053件 / 有効求職者数 3,417人)
- サービスの職業 2.91倍(有効求人数 6,049件 / 有効求職者数 2,078人)
- 生産工程の職業 2.40倍(有効求人数 4,840件 / 有効求職者数 2,016人)
- 販売の職業 1.93倍(有効求人数 3,221件 / 有効求職者数 1,666人)
- 輸送・機械運転の職業 3.01倍(有効求人数 3,163件 / 有効求職者数 1,051人)
- 建設・採掘の職業 6.67倍(有効求人数 2,467件 / 有効求職者数 370人)
- 保安の職業 6.84倍(有効求人数 971件 / 有効求職者数 142人)
- 管理的職業 4.56倍(有効求人数 470件 / 有効求職者数 103人)
- 農林漁業の職業 1.87倍(有効求人数 226件 / 有効求職者数 121人)
6-2:賃金水準(東京都との差)
転職サイトdodaのデータによると、広島県の平均年収は、384万円(男性424万円 / 女性313万円)となっており、中国、四国地方の中で最も高い数字になっています。
ちなみに東京都の平均年収は、438万円となっており、54万円の差があります。
※ 平均年収の数字は、2018年9月~2019年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収データをもとに算出したものです。
6-3:広島に本社がある上場企業8社
広島に本社がある上場企業として、以下の8社をピックアップしました。
- 株式会社やまみ
- 株式会社マツオカコーポレーション
- リョービ株式会社
- マツダ株式会社
- 株式会社ジェイ・エム・エス
- 株式会社ウッドワン
- 株式会社イズミ
- 広島銀行
ひとつずつ見ていきましょう。
6-3-1: 株式会社やまみ
株式会社やまみは、広島県三原市に本社を構える、豆腐の製造販売などを手掛ける企業。
1975年1月に設立され、従業員数は正社員230人、パート従業員190人(2020年3月末時点)となっている。
中途採用では、自動豆腐製造ラインのオペレーターが募集されており、単身住宅手当てなども支給される。
6-3-2: 株式会社マツオカコーポレーション
株式会社マツオカコーポレーションは、広島県福山市に本社を構えるアパレルOEMメーカー(素材開発から縫製までの製造と、物流を担当)。
1956年に設立され、従業員は単体で116名、連結で13,898名となっている(2020年3月31日現在)。
中途採用では、製品企画と営業の2職種が募集されている(ただし就業場所が東京事務所の可能性もあるため確認が必要)。
6-3-3: リョービ株式会社
リョービ株式会社は、広島県府中市に本社を構える、自動車の構成部品や建築用品、印刷機器などを手掛ける会社。
1943年12月に創立され、従業員数はグループも含め7,584名となっている。
中途採用では、経理と調達の2つの職種が募集されている。
ちなみに賞与の支給は年2回で、2019年は5.64ヵ月の支給予定となっている。
6-3-4: マツダ株式会社
マツダ株式会社は、広島県安芸郡に本社を構える自動車メーカー。
創立は1920年1月、従業員数は連結で49,998名となっている。
IT分野、デザイナー、研究開発、設計開発、エンジニア教育など、幅広い職種で中途採用を行っている。
6-3-5: 株式会社ジェイ・エム・エス
株式会社ジェイ・エム・エスは、広島市中区と東京都品川区に本社を構える、医療機器や医薬品の製造、販売などを行う会社。
1965年6月に設立され、従業員数は連結で1,618人(2020年3月31日現在)となっている。
中途採用では、セールスエンジニアとシステムエンジニアの2つの職種を募集している(ただしシステムエンジニアは広島本社勤務だが、セールスエンジニアは相談により決定となっている)。
6-3-6: 株式会社ウッドワン
株式会社ウッドワンは、広島県廿日市市に本社を構える木質総合建材メーカー。
1935年5月に創業され、従業員数は1,296名(2020年3月31日現在)となっている。
中途採用では、内装建材、住宅設備機器の設計業務を行う人を募集している。
ちなみに賞与は、年2回の支給で、借上社宅・独身寮といった制度もある。
6-3-7: 株式会社イズミ
株式会社イズミは、広島市東区に本社を構える、衣料品、住居関連品、食料品などの販売を行う会社。
1961年10月に創業され、正社員の数は2,878名(2020年2月29日現在)となっている。
中途採用では、スーパーやショッピングセンターでの食品担当スタッフ、日用品ドラッグ課での登録販売者、店舗内装設計、店舗開発者(建築担当者)、渉外担当者など、様々な職種を募集している。
6-3-8: 広島銀行
広島銀行は、広島市南区に本社を構える銀行。
1878年11月に創業され、従業員数は3,412名となっている。
中途採用では、法人、個人営業、本店部企画業務、デジタル企画業務などを担当する人を募集しており、原則転居、転勤をともなわない働き方も選択可能となっている。
まとめ
ここまで、広島にある転職エージェントを知りたい人や、広島の会社に転職して労働環境を改善したい人に、転職する前に知っておきたい重要なポイントや、注意点などを紹介してきました。
もう一度最後に、今回説明した内容を振り返っておきましょう。
- 【広島の転職エージェントを探す前に絶対に知っておいてほしいこと】
-
広島で転職活動をする際は、転職エージェントを利用する方が良い。
転職エージェントに登録した方が良い理由は大きくわけて以下の4つ。
■転職エージェントを利用した方が良い理由
- 転職エージェントを使わないと様々なサポートが受けられず圧倒的に不利だから。
- 書類審査や面接の通過率が上がるから。
- 高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから。
- 面接や書類作成などの細かいサポートがあるから。
- 【広島のおすすめ転職エージェントと転職活動の流れ】
-
- 【ステップ①】総合型の転職エージェント2社に登録
- 【ステップ②】地域密着型の転職エージェント2社に登録
- 【ステップ③】電話や面談で会社・担当者と自分との相性をチェック
- 【ステップ④】相性の良い会社・担当者に絞って転職活動を進める
- 【広島のおすすめ転職エージェント】
-
リクルートエージェント広島支店(転職支援実績NO.1のエージェント。今すぐの転職を考えていない人でも相談可。)
dodaエージェントサービス広島支店(大手総合エージェントのひとつ。エンジニアの求人が特に多い。)
パソナキャリア広島支店(職種別に見た際、エンジニアの求人が特に多い。担当コンサルタントが顔写真付きで紹介されている。)
マイナビエージェント広島支店(20代に信頼されている転職エージェントNo.1。)
JACリクルートメント中国支店(広島に支社があるハイクラス向けの転職エージェント。30代〜50代向け。)
キャプラ転職エージェント(地元有力企業と築いてきた強力なパイプ、コネクションがある。UIターン転職の個別相談会を東京と大阪で開催している。)
メイツ中国転職プロジェクト(広島の求人が90%。地元企業とのつながりが強く、極秘に依頼される求人も多い。)
リージョナルキャリア広島(80%以上が地元企業の求人で、ほとんどが経営者から直接オーダーされたもの。オンラインでUターン相談会を開催している。)
- 【転職エージェント登録〜転職までの流れ】
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- HPから会員登録
- 電話やメールで面談の日程調整
- 担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
- 複数社の求人提案を受ける
- 書類の添削を受けて、候補企業に応募
- 面接対策を受けた後に、企業との面接
- 内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける
- 【転職エージェントを上手く活用する8つのポイント】
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- 複数の転職エージェントを利用していることを伝える
- 学歴・経歴・スキルは、嘘をつかず正直に伝える
- 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
- 2週間に1回は転職エージェントに連絡して、転職意欲を見せる
- 転職エージェントには、素早い返信を心がける
- 推薦文は、エージェント任せにしないで、必ず自分でも確認する
- 担当者との相性が合わない場合は、担当者を変更してもらう
- 同じ案件に、複数の転職エージェントから応募しない
- 【転職時に把握しておくべき広島の求人動向】
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- 有効求人倍率と職業別の求人状況
- 賃金水準(東京都との差)
- 広島に本社がある上場企業8社
転職エージェントを利用する際は、総合型と地域密着型を含め、できるだけ多くのエージェントをチェックして比較するようにしましょう。
そしてエージェントに任せっきりになるのではなく、転職する目的や自分の軸を見失わないようにすることも大事です。
全部の条件を満たす求人やエージェントは中々ないので、優先順位をつけて絞り込みを行っていきましょう。
- 【20代におすすめの転職エージェント】
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【タイプ別】20代におすすめの転職エージェント16選!選び方も解説
- 【30代におすすめの転職エージェント】
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【タイプ別】30代におすすめの転職エージェント12選!選び方も解説
- 【広島県の有効求人倍率、職業別の求人状況と平均年収】
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- 【広島に本社がある上場企業8社】
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株式会社やまみ(自動豆腐製造ラインのオペレーターが募集されており、単身住宅手当てなども支給される。)
株式会社マツオカコーポレーション(製品企画と営業の2職種が募集している。ただし東京で勤務する可能性もあり。)
リョービ株式会社(経理と調達の2つの職種を募集している。賞与は年2回で、2019年は5.64ヵ月の支給予定。)
マツダ株式会社(IT分野、デザイナー、研究開発、設計開発、エンジニア教育など、幅広い職種を募集している。)
株式会社ジェイ・エム・エス(セールスエンジニアとシステムエンジニアの2つの職種を募集している。ただしセールスエンジニアの勤務地は相談により決定とのこと。)
株式会社ウッドワン(内装建材、住宅設備機器の設計業務を行う人を募集している。賞与は年2回で、借上社宅・独身寮といった制度も。)
株式会社イズミ(スーパーやショッピングセンターでの食品担当スタッフ、日用品ドラッグ課での登録販売者、店舗内装設計など、幅広い職種を募集している。)
広島銀行(法人、個人営業、本店部企画業務、デジタル企画業務などを担当する人を募集している。)