あなたは、
「
「外資系企業への転職を成功させたい」
「外資系企業に転職するコツには何がある?」
このように、外資系企業への転職や、外資系企業に強い転職エージェントについて気になっていませんか?
外資系企業への転職を成功させるためには、外資系に強い転職エージェントに登録することが大切です。
なぜなら、ライバルは高確率で転職エージェントを活用しているので、あなたが活用しない場合、企業情報や面接対策など様々な面で不利になってしまうからです。
そこで当記事では、業界別に外資系向けのおすすめの転職エージェントとその使い方、外資系企業と日系企業との主な違いについて解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、転職を成功させてください。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
-
いち早く外資系企業へ転職したい方は、以下の流れで転職活動を進めることをおすすめします。
- 全員「エンワールドジャパン」「JACリクルートメント」「ランスタッド」「ビズリーチ」「キャリアカーバー」に登録する。
- さらに、「IT」「製造」「製薬」「消費財」「金融」「コンサルティング」のうち、あなたが希望する業界に強い転職エージェントに登録する。(具体的な転職エージェントは3章で紹介)
- 複数の転職エージェントを利用して、書類添削や面接対策から入社後までサポートを受ける
- この記事のもくじ
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- 1章:外資系に強い転職エージェントを探す前に絶対に知っておいてほしいこと
- 1-1:外資系転職で転職エージェントが不可欠な理由
- 1-1-1:転職エージェントを使わないと圧倒的に不利だから
- 1-1-2:書類審査や面接の通過率が上がるから(エージェントからの推薦)
- 1-1-3:高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから
- 1-1-4:英語による書類作成や面接などのサポートを受けられるから
- 1-1-5:給与などの待遇に関する交渉を代行してもらえるから
- 1-1-6:「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
- 1-2:転職エージェントは複数登録して比較検討すべき
- 2章:【ざっくり解説】外資系に強い転職エージェントと転職活動の流れ
- 2-1:【ステップ①】外資系に強い大手総合転職エージェント複数に登録
- 2-2:【ステップ②】自分が希望する業界に特化した転職エージェントに登録
- 2-3:【ステップ③】電話や面談で相性が良い転職エージェント・担当者を見極める
- 2-4:【ステップ④】その転職エージェント・担当者をメインに据えて転職活動を始める
- 3章:【詳しい解説】外資系転職でおすすめの転職エージェント
- 3-1:全ての業界向け(外資系全般に強い)
- 3-1-1:エンワールドジャパン
- 3-1-2:JACリクルートメント
- 3-1-3:ランスタッド
- 3-1-4:ビズリーチ
- 3-1-5:キャリアカーバー
- 3-2:IT業界
- 3-2-1:レバテックキャリア
- 3-3:製造業
- 3-4:製薬業界
- 3-4-1:ヘイズスペシャリストリクルートメント(ヘイズ・ジャパン)
- 3-4-2:メディサーチ
- 3-5:消費財
- 3-5-1:アズール&カンパニー
- 3-6:金融業界
- 3-6-1:コトラ
- 3-6-2:ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職
- 3-7:コンサルティング業界
- 3-7-1:コンコードエグゼクティブグループ
- 3-7-2:ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職
- 3-7-3:アンテロープ
- 3-7-4:アクシスコンサルティング
- 4章:【詳しい解説】転職エージェント登録~転職までの流れ
- 4-1:HPから会員登録
- 4-2:電話やメールで面談の日程調整
- 4-3:担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
- 4-4:複数社の求人提案を受ける
- 4-5:書類の添削を受けて候補企業に応募
- 4-6:面接対策を受けた後に企業との面接
- 4-7:内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける
- 5章:転職エージェントを上手く活用する8つのポイント
- 5-1:複数の転職エージェントを利用していることを伝える
- 5-2:学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える
- 5-3:転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
- 5-4:2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる
- 5-5:転職エージェントには素早い返信を心がける
- 5-6:推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
- 5-7:担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう
- 5-8:同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない
- 6章:転職時に知っておきたい外資系企業の一般的特徴
- 6-1:日経企業よりも給料が高め
- 6-2:徹底的な成果主義
- 6-3:英語が使えることが必須
- 6-4:企業の意思決定が早い
- 6-5:残業時間が比較的短い
- 7章:外資系転職に関するよくある質問
- 7-1:外資系企業で求められる英語のレベルは?
- 7-2:出世はしやすい?若くても管理職になれる?
- 7-3:外資系企業での上下関係は厳しい?
- まとめ
1章:外資系に強い転職エージェントを探す前に絶対に知っておいてほしいこと
外資系企業への転職を希望している方は、転職サイトではなく転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職サイトと転職エージェントのメリット・デメリットは次の通りです。
このように、転職エージェントは転職サイトと比べてメリットが多く、転職エージェントを利用すればより有利に転職活動が行えます。
特に、
まずは、転職エージェントを利用するにあたって、絶対に知っておいてほしいことについてお伝えしていきます。
1-1:外資系転職で転職エージェントが不可欠な理由
外資系転職において、転職エージェントの利用が不可欠な理由には、以下の6つがあります。
- 転職エージェントを使わないと圧倒的に不利だから
- 書類審査や面接の通過率が上がるから(エージェントからの推薦)
- 高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから
- 英語による書類作成や面接などのサポートを受けられるから
- 給与などの待遇に関する交渉を代行してもらえるから
- 「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
1-1-1:転職エージェントを使わないと圧倒的に不利だから
転職エージェントを使わないと、転職活動が圧倒的に不利になります。
なぜなら、転職エージェントを利用した人は、利用していない人と比べて以下のようなアドバンテージがあるからです。
- 企業情報を得たり、非公開求人を紹介してもらえたりする
- 書類や面接対策のサポートを受けられる
- エージェントから推薦してもらえる
逆に転職エージェントを利用しない場合、これらのアドバンテージが得られません。
同時期に転職を行うライバルが転職エージェントを利用している場合、圧倒的に不利になることがわかります。
外資系企業と日系企業とでは採用試験の特性がやや異なるため、
1-1-2:書類審査や面接の通過率が上がるから(エージェントからの推薦)
転職エージェントを利用すれば、書類審査や面接の通過率が上がることがほとんどです。
その理由は、転職サイトだと学歴や社名、転職回数などで応募者にフィルターをかけることができてしまうからです。
潜在的な能力があるにも関わらず、機械的に落とされる可能性があります。
一方で転職エージェントの場合、人材を企業へ直接推薦してもらえるため、機械的に審査に落とされるリスクを防ぐことができます。
その結果、
1-1-3:高待遇の非公開求人を紹介してもらえるから
転職エージェントは、一般的に公開されていない「非公開求人」を、豊富に取り扱っていることが大きなポイントです。
転職エージェントが非公開求人を取り扱うのは、企業側が競合他社に人材募集をかけていることを避けるためです。
たとえば、企業が極秘のプロジェクトを進めていて、そのプロジェクトに関わる人材の採用を非公開で行うことができます。
このように、企業は、転職エージェントを仲介することによって、情報の漏洩を防いでいることも多々あります。
その特徴から非公開求人は、重要ポジションの求人が多く、高待遇になりやすいです。
一般的な求人と比べて給料が高かったり、福利厚生が整っていたりするので非公開求人に応募するメリットは大きいです。
1-1-4:英語による書類作成や面接などのサポートを受けられるから
英語による書類作成や、面接のサポートを受けられるというのも、転職エージェントを利用するべき理由の一つです。
英文履歴書は、日本のものと書式・仕様が異なります。
たとえば、A4用紙1枚にまとめる必要があったり、具体的な数字で実績をアピールする必要があったりなど、書類を通過させるためにもさまざまなポイントがあります。
外資系企業の応募時、英文での書類提出を求められた場合にも、スムーズに対応できるようにしておくことが大切です。
また外資系企業の場合、採用決定権を上司になる人が持っていることが多いといった特徴があります。
そのような、外資系ならではの特徴を踏まえた面接サポートを受けることも可能です。
1-1-5:給与などの待遇に関する交渉を代行してもらえるから
転職エージェントを利用すれば、内定が決まった後に給与交渉などを代行してくれます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、さまざまな会社へ交渉をしています。
交渉慣れしているため、一般的に内定者が交渉するよりも成功する確率は高いです。
「自分から給与交渉するのは恐れ多い」などと考えている方でも、
1-1-6:「転職後のミスマッチ」のリスクも下げられるから
転職エージェントを利用すれば、転職後のミスマッチを回避しやすいというメリットもあります。
なぜなら、
過去に転職者を輩出している場合は、転職後の定着率といったデータも保有しています。
つまり、書類等だけでは分からない企業の実態を、応募前から知ることができるのです。
一方で、転職サイトでは、企業情報は自分で調べるしかなく、会社の内情・実態まで把握することは困難です。
そのため転職後に「こんなところだとは思わなかった」など、ミスマッチが起こりうる可能性もあります。
転職後のミスマッチのリスクを下げるためにも、転職エージェントを利用しましょう。
1-2:転職エージェントは複数登録して比較検討すべき
転職エージェントは、複数登録して比較検討することが大切です。
まずは以下の図を見てみてください。
転職エージェントを複数検討した人とそうでない人とでは、転職に成功する確率が異なります。
転職エージェントによってもサービス内容や担当者のサポートの質に違いがあり、たとえば担当者との相性が悪ければ、意思疎通がうまくいかずに転職活動が前に進まないといったトラブルも考えられます。
転職エージェントをうまく活用するためには、
また、転職エージェントに複数登録することによって、単純に応募できる求人の幅が広がるといったメリットもあります。
そのため、転職エージェントを利用する際は、必ず複数社に登録して比較検討し、自分に合うところを見つけましょう。
2章:【ざっくり解説】外資系に強い転職エージェントと転職活動の流れ
ここからは、外資系に強い転職エージェントと、それを利用した転職活動の流れについてざっくりと解説していきます。
転職エージェントの詳細については第3章で、転職活動の詳しい流れは第4章で解説していますので、ぜひ併せて読み進めていってください。
2-1:【ステップ①】外資系に強い大手総合転職エージェント複数に登録
まずは、外資系に強い大手の総合転職エージェントに複数登録しましょう。
登録必須の大手総合転職エージェントには、以下のものがあります。
それぞれの転職エージェントの詳細については、第3章で解説しているのでそちらをぜひチェックしてみてください。
2-2:【ステップ②】自分が希望する業界に特化した転職エージェントに登録
続いて、外資系に強い転職エージェントの中でも、自分が希望する業界に特化したところに登録しましょう。
上記で紹介した転職エージェントのほかに、たとえばIT業界なら「レバテックキャリア」、製造業界なら「ヘイズスペシャリストリクルートメント」や「メディサーチ」などがあります。
第3章では、以下の業界別にそれぞれおすすめの転職エージェントの詳細を紹介しています。
- IT業界
- 製造業
- 製薬業界
- 消費財
- 金融業界
- コンサルティング業界
2-3:【ステップ③】電話や面談で相性が良い転職エージェント・担当者を見極める
転職エージェントへの登録が完了したら、次は
冒頭でもお伝えしたように、担当者との相性が悪ければ、意思疎通がうまくいかずに転職活動がなかなか前に進まないといった恐れがあるためです。
2-4:【ステップ④】その転職エージェント・担当者をメインに据えて転職活動を始める
自分に合う転職エージェント・担当者が見つかったら、それをメインに転職活動を始めましょう。
効率よく転職活動を、進めることができるようになります。
なお、それ以外の転職エージェントは、情報収集のツールとしても利用できます。
3章:【詳しい解説】外資系転職でおすすめの転職エージェント
外資系に強い転職エージェントにはさまざまなものがあり、サービスの内容や相性、希望する業界によって異なるので、人によっておすすめの転職エージェントにも違いがあります。
ここからは、以下7つの業界別におすすめの転職エージェントを紹介していきます。
- 全ての業界
- IT業界
- 製造業
- 製薬業界
- 消費財
- 金融業界
- コンサルティング業界
3-1:全ての業界向け(外資系全般に強い)
全ての業界に共通して、外資系全般に強い転職エージェントをおすすめ順に紹介すると、以下のようになります。
それぞれの詳細について、紹介していきます。
3-1-1:エンワールドジャパン
- エンワールド・ジャパン
-
外資系・グローバル企業の転職なら
エンワールド・ジャパンの特徴 - 大手外資系、日系グローバル企業多数!
- 幅広い業界と好条件!
- 入社後の活躍と長期的なキャリア構築!
エンワールドジャパンは、「エン・ジャパン株式会社」のグループ企業です。
エン・ジャパン株式会社は、人材紹介サービスの国内大手で、そのノウハウやネットワークを生かした転職エージェントです。
エンワールドジャパンの強みには以下のものがあります。
- グローバル企業の求人紹介に特化
- 「入社後の活躍」を重要視している
- 中長期的なキャリア実現に向けたコンサルティングを行う
日本において、外資系企業の求人を豊富に取り扱っているだけでなく、海外に事業所を持っているため海外の求人も豊富です。
在籍するスタッフは、国際的なコンサルティングに長けており、幅広い言語に対応しています。
また、エンワールドジャパンは、「入社後の活躍」を企業ミッションとして掲げています。
採用後も継続的にフォローアップを行っているため、転職先で活躍できて中長期的なキャリアの実現が可能です。
外資系企業への転職を考えている方は、エンワールドジャパンへの登録が必須です。
3-1-2:JACリクルートメント
- JACリクルートメント
-
管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの 高年収層に特化した転職エージェント
JACリクルートメントの特徴 - 年収800万円以上の求人多数!
- 外資・グローバル転職に強い!
- 各業界・職種に精通した約800名のコンサルタント!
JACリクルートメントは、「株式会社JACリクルートメント」が運営する総合型の転職エージェントです。
JACリクルートメントには、以下のような特徴があります。
- 外資系に強い転職エージェントの中でも規模が大きい
- 営業職・管理職の求人が豊富
- コンサルタント・求人の質が高い
外資系に強い転職エージェントは各種ありますが、中でもJACリクルートメントの規模はトップクラスで大きいです。
各業界や業種に精通したコンサルタントが800名以上在籍し、求人も豊富です。
公開している求人は全体の3割とされており、残り7割は非公開求人となっています。
質の高い求人を、豊富に取り扱っていることが強みです。
また、
外資系企業への転職を考えている方にとって、JACリクルートメントは登録必須です。
3-1-3:ランスタッド
- ランスタッド
-
外資転職・ハイキャリアの転職なら
ランスタッドの特徴 - 外資・国内優良企業の独占求人が豊富!
- グローバル企業なので外資系企業には特に強い!
- 業界専属のコンサルタントがサポート!
ランスタッドは、「ランスタッド株式会社」が運営するオランダ発祥の転職エージェントで、外資系企業の求人を豊富に取り扱っています。
ランスタッドには、以下のような特徴があります。
- 人事・総務の管理部門に強みがある
- 独自のルートを持ち、他社と差別化している
- 担当者が2名体制
好条件の求人が豊富なので、キャリアアップを考えている方には、特におすすめの転職エージェントです。
また、独自のルートを持って他者と差別化を行っているため、他の転職エージェントでは取り扱っていない求人と出会うことができます。
転職先の選択肢を増やすことができ、結果的に最適な求人を探しやすいと言えるでしょう。
さらに、ランスタッドは、担当者がコンサルタントとキャリアカウンセラーの2名体制を、採用していることも特徴的です。
サポートの質にも定評があり、外資系企業への転職で手厚いサポートを受けるならランスタッドの登録が必須です。
3-1-4:ビズリーチ
- ビズリーチ
-
選ばれた人だけのハイクラス転職サイト
ビズリーチの特徴 - 優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 企業の中核を担うハイクラス求人に出会える!
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上!
ビズリーチは、「株式会社ビズリーチ」が運営する、ヘッドハンティング型の転職エージェントです。
「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」をキャッチコピーにしており、高待遇の求人に出会える可能性が他社よりも高いです。
ビズリーチの特徴には、以下のものがあります。
- ヘッドハンティング型
- 高収入・高待遇の求人が豊富
- ミドル〜ハイクラス向け
ビズリーチは、一般的な転職エージェントとは異なり、ヘッドハンティング型という特徴があります。
ヘッドハンティング型とは、自ら求人を探すものではなく、ヘッドハンターなどから求人を紹介してもらう仕組みです。
そのため、
ただし、ビズリーチの利用は、年収500万円以上が基準とされており、現在の年収が500万円に満たない方には、求人がほとんど紹介されない可能性があるので注意しなければいけません。
ビズリーチは、ミドル〜ハイクラス向けの転職エージェントとなっています。
すでに500万円以上の年収を得ており、キャリアアップの目的として外資系企業への転職を考えている方は、登録必須と言えるでしょう。
3-1-5:キャリアカーバー
- キャリアカーバー
-
リクルートのハイクラス転職・求人サービス
キャリアカーバーの特徴 - あなたに合った求人を丁寧にご提案!
- 年収800万〜2000万円の求人多数!
- 登録後はスカウトを待つだけ!
キャリアカーバーは、人材紹介事業大手の「株式会社リクルート」が運営する転職エージェントです。
キャリアカーバーには、以下のような特徴があります。
- ヘッドハンティング型
- 担当者を選べる
- 高収入の求人を見つけやすい。
ランスタッドと同様にキャリアカーバーは、ヘッドハンティング型なので自分で求人を探せないものの、好条件の求人を豊富に取り扱っている転職エージェントです。
担当者を選べることが特徴的で、キャリアカーバーに在籍する600名以上ものコンサルタントの中から、得意分野や経歴を基準に自分に合った担当者とつながりやすくなっています。
そのため、高収入の求人を見つけやすいと言えるでしょう。
ただし、キャリアカーバーは面接対策や書類の添削等を行っていません。
特に外資系企業の書類選考や面接は、一般的な求人募集とは異なる傾向にあるため、外資系企業への転職が初めての方などは注意しましょう。
とはいえ、他社と比べて高収入の外資系企業の求人を見つけやすいため、キャリアアップ形成を考えている方は、登録が必須の転職エージェントです。
3-2:IT業界
外資系企業の中でも特にIT業界の企業へ転職を考えている方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
先で紹介したエンワールドジャパンとランスタッドは、IT業界に強いことも特徴です。
エンワールドジャパンは3-1-1で、ランスタッドは3-1-3で詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。
ここからは、レバテックキャリアの詳細について解説していきます。
3-2-1:レバテックキャリア
- レバテックキャリア
-
IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービス
レバテックキャリアの特徴 - エンジニア特化で15年!
- 初回の提案での内定率は90%!
- 最速1週間での内定実績!
レバテックキャリアは、「レバテック株式会社」が運営するWEB・IT系に特化した転職エージェントです。
レバテックキャリアには、以下のような特徴があります。
- 求人の質が高い
- 企業ごとに書類選考の対策をしている
- 入社前に企業の内情がわかる
レバテックキャリアは、WEB・IT業界に特化しているため求人数はそれほど多くはありませんが、求人の質が高いことが特徴です。
自分に合った外資系企業を、きっと見つけられるでしょう。
また、書類選考の対策を企業ごとに行っているため、効率良く転職活動ができます。
レバテックキャリアのアドバイザーは、年間累計3,000回以上も企業に足を運んでおり、現場のプロジェクトマネージャーやメンバーと頻繁にヒアリングを行っています。
そのため、
IT業界の転職を考えている方は、レバテックキャリアの利用は必須と言えるでしょう。
3-3:製造業
外資系企業の中でも、製造業への転職を考えている方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
エンワールドジャパンは3-1-1で、JACリクルートメントについては3-1-2で、キャリアカーバーについては3-1-5で詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。
中でもエンワールドジャパンは、電気・電子・機械・自動車・科学といった、さまざまな製造業の求人を取り扱っている特徴があります。
機械部門では、工業に関わる全ての職種を網羅的に取り扱っている上、その分野に特化したアドバイザーが担当となるため、より質の高いサポートを受けることができます。
そのほか、自動車・車両部門においては、一般的な製造業務の求人のほか、営業マーケティングやエンジニアリングといった専門的な求人も豊富です。
3-4:製薬業界
製薬業界でおすすめの外資系向け転職エージェントは、以下の3つです。
- エンワールドジャパン
- ヘイズスペシャリストリクルートメント(ヘイズ・ジャパン)
- メディサーチ
特に、エンワールドジャパンは、主に製薬・医療機器・バイオテクノロジー等のメディカル領域に焦点を当て、それぞれの求人を多く取り扱っています。
同部門の外資系企業にて求められる細分化されたニーズにも迅速に対応し、質の高いサービスを受けることが可能です。
エンワールドジャパンは3-1-1で詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。
ここからは、そのほかの転職エージェントの詳細について見ていきましょう。
3-4-1:ヘイズスペシャリストリクルートメント(ヘイズ・ジャパン)
ヘイズスペシャリストリクルートメントは、「ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社」が運営する外資系向けの転職エージェントです。
経理や金融、人事、ITなど13の専門分野の求人を取り扱い、中でもライフサイエンス(製薬業界)に定評があります。
ヘイズスペシャリストリクルートメントの特徴は、次の通りです。
- 大手外資系企業の求人が多数
- 求人の幅が広い
- アドバイザーが製薬業界に精通している
ヘイズスペシャリストリクルートメントは、大手外資・グローバル企業からの求人を多数取り扱っていることが特徴です。
世界有数のライフサイエンス企業との取引実績が豊富なので、優良企業への転職が見込める転職エージェントと言えます。
さらに、製薬業界の中でも医薬品販売業務のほか、新薬開発や臨床開発、承認後業務など幅広い職種に対応していることが特徴です。
製薬業界への転職を希望する人を担当するキャリアアドバイザーは、同業界に精通しているため、効率の良いサポートを受けることができます。
製薬業界の外資系企業への転職を考えるなら、ヘイズスペシャリストリクルートメントへの登録が必須です。
3-4-2:メディサーチ
メディサーチは、「株式会社メディサーチ」が運営する、製薬業界専門の転職エージェントです。
メディサーチには、以下の特徴があります。
- コンサルタントが全員製薬業界の出身
- メディカル関連の職種を網羅している
メディサーチに在籍しているキャリアコンサルタントは、全員製薬業界の出身となっています。
製薬業界は、職務内容や業界用語が非常に専門的であるため、業界出身者しか務まらないと考えているためです。
また、業界内の規制や基準は常に変わっていくものなので、そういった変化をいち早く把握できるのも、同業界の出身者だからこそできることです。
結果的に、求職者の職務経歴書を正確に把握し、その人のレベルに合う最適な求人を紹介することができます。
製薬業界の外資系企業への転職を考えている方は、メディサーチの登録が必須です。
3-5:消費財
消費財の外資系企業へ転職を考えている方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
- エンワールドジャパン
- アズール&カンパニー
- JACリクルートメント
エンワールドジャパンは、消費財の転職においても利用できる転職エージェントです。
ファッションや化粧品、食品・飲料品、ライフスタイルといった消費財において、エンワールドジャパンは営業・マーケティング職を専門に取り扱っています。
そのため消費財や日用品、サービス、小売業などで転職を考えている方には、エンワールドジャパンをおすすめします。
エンワールドジャパンは3-1-1で、JACリクルートメントについては3-1-2で詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。
ここからは、未紹介のアズール&カンパニーの詳細について解説していきます。
3-5-1:アズール&カンパニー
アズール&カンパニーは、外資系企業の中でも消費財業界に特化した転職エージェントです。
アズール&カンパニーには、以下のような特徴があります。
- コンサルタントの質に定評がある
- 有名企業・人気企業への転職を目指せる
アズール&カンパニーは、コンサルタントの質に定評があり、徹底的なヒアリングが特徴的です。
候補者が希望する具体的な職種のほか、ワークライフバランスの価値観などを聞き、その人のニーズを満たす最適な求人を紹介しています。
また、アズール&カンパニーは有名企業・人気企業へ多くの人材を紹介した実績があります。
特に消費財の中でも人気な外資系のファッションブランド、ラグジュアリーブランドへの転職実績があり、その経験から有名企業・人気企業へアピールする方法を教えてもらうことが可能です。
競争率の激しい業界・企業でも、アズール&カンパニーを利用すれば、転職も不可能ではありません。
外資系企業の消費財業界を目指すなら、アズール&カンパニーの登録が必須です。
3-6:金融業界
外資系企業の金融業界への転職を考えている方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
- エンワールドジャパン
- コトラ
- ムービンストラテジックキャリア ファンドM&A 金融転職
エンワールドジャパンは、数ある業界の中でも銀行・金融サービス部門を事業の柱の一つとしています。
投資銀行やコーポレートバンク、資産運用会社、保険会社、そして不動産会社など多種多様な金融機関を網羅的に網羅的に取り扱っています。
職種は営業やフロントオフィス関連、オペレーション、ミドルオフィス、会計・財務などさまざまです。
外資系の金融機関へ転職するなら、エンワールドジャパンの利用が必須です。
エンワールドジャパンは3-1-1で詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。
ここからは、コトラとムービンストラテジックキャリア ファンドM&A 金融転職について解説していきます。
3-6-1:コトラ
コトラは、外資系企業の中でも金融業界に特化した転職エージェントです。
コトラには、以下のような特徴があります。
- 金融業界の幅広い職種に対応している
- 求人の質が高い
- 金融業界出身のコンサルタントがほとんど
一般的な金融系の職種はもちろん、フロントの法人営業やインベストメントバンキング、投資信託業務など幅広い職種に対応しているのがコトラの大きな強みです。
求人の数はそれほど多くはありませんが、その分求人の質にはこだわっているため、好条件の優良企業に出会うことができます。
また、コンサルティングの質にも定評があり、在籍するコンサルタントは金融業界出身のベテランがほとんどです。
金融業界を目指す人材のあらゆるニーズに対応できるよう、専門性の高いキャリアコンサルを受けることができます。
外資系のハイクラス求人への転職を考えている方は、コトラの利用が必須です。
3-6-2:ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職
ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職は、外資系企業の求人を豊富に取り扱う金融業界専門の転職エージェントです。
ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職には、以下のような特徴があります。
- キャリアコンサルタントが金融業界出身
- 長年の経験・実績から適切なポジションの求人を紹介
- キャリアの相談から始められる
ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職に在籍するキャリアコンサルタントは、大手金融機関をはじめとする金融業界の出身者で構成されています。
専門性の高いサポートを受けられるほか、同業界の変化をいち早く把握したスピーディな情報提供が特徴です。
15年以上、5万人を超える面談によって蓄積されたノウハウによって、独自のカウンセリングを行うのも特徴の一つです。
数多くの経験・実績から候補者に適切なポジションの求人を紹介しているため、転職エージェントの都合で求人に応募することはありません。
また、転職を前提としたサポートだけではなく、キャリアプランの相談から受けられるので、まずは気軽に登録・利用してみてください。
ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A 金融転職の公式HPはコチラ
3-7:コンサルティング業界
外資系企業の中でもコンサルティング業界への転職を考えている方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
- コンコードエグゼクティブグループ
- ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職
- アンテロープ
- アクシスコンサルティング
ここからは、それぞれの転職エージェントの詳細について紹介していきます。
3-7-1:コンコードエグゼクティブグループ
コンコードエグゼクティブグループは、エグゼクティブ・プロフェッショナル向けの人材紹介サービスです。
コンコードエグゼクティブグループには、以下のような特徴があります。
- 難関企業から定評がある
- 企業別の徹底的な選考対策
- 企業の幹部とのネットワークが強固
コンコードエグゼクティブグループは、「第1回 日本ヘッドハンター大賞」を受賞した、高い実績を持つ人材紹介サービスです。
あらゆる難関企業から評価されており、その他の転職エージェントから応募しても不合格だった企業へも、コンコードエグゼクティブグループからなら採用を受けられることもあります。
選考対策は企業ごとに行われ、企業の選考ポイントを熟知したオリジナルの選考対策が特徴的です。
徹底的にサポートしてもらえるので、難関企業への転職も目指せます。
さらに、コンコードエグゼクティブグループは、クライアント企業との強固なネットワークを持っており、推薦によって新しいポジションが創設されることもあります。
マッキンゼーやBCGをはじめとした難関企業への転職を考える方は、コンコードエグゼクティブグループの登録が必須です。
3-7-2:ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職
ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職は、コナルティング業界への転職支援実績トップクラスの転職エージェントです。
ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職には、以下のような特徴があります。
- 独自のカウンセリングメソッド
- 企業別の徹底的な書類・面接対策
- コンサルタント出身者による人材育成
ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職は、約20年間にわたって数十万人と面談を行った経験から生み出された独自のカウンセリングメソッドが特徴です。
より転職を成功しやすいように徹底的にサポートを行い、候補者に適切なポジションの求人を紹介しています。
コンサルティングファームごとの書類・面接対策も、特徴の一つです。
BCGやローランドベルガーなどの有名企業出身者が中心になって、候補者の転職活動をサポートします。
また、同業界出身者によって一般的には知られていない業界の最新情報を得られるほか、マインドや思考法、ビジネススキルなどの指導も行っています。
コンサルティング業界への転職を考えている方は、ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職の登録が必須です。
ムービンストラテジックキャリア Consultant 転職の公式HPはコチラ
3-7-3:アンテロープ
アンテロープは、外資系企業を主に扱い、中でも金融とコンサル業界に特化した転職エージェントです。
アンテロープには、以下のような特徴があります。
- コンサルタントの質が高い
- 取り扱う求人を絞っている
アンテロープの担当者は、さまざまなキャリアを持つ優秀なコンサルタントです。
コンサルタントの質が高いので、効率の良い転職活動が行えます。
さらに、アンテロープ登録後は、コンサルタントを指名できるので、自分の興味のある分野を経験しているコンサルタントを選べば、より明確に転職をイメージすることが可能です。
アンテロープの求人数は決して多くはありませんが、取り扱う求人は優良企業ばかりとなっています。
ただし、ハイキャリア向けの転職エージェントであるため、実績やキャリアのない人材には求人を紹介してもらえない場合があるので注意しなければいけません。
とはいえ、コンサルティング業界の外資系企業へ転職を考えている方は、アンテロープの利用が必須です。
3-7-4:アクシスコンサルティング
- アクシスコンサルティング
-
外資系企業・IT業界のハイクラス転職に特化
アクシスコンサルティングの特徴 - アクセンチュアやBIG4の非公開求人を多数保有!
- コンサルファーム毎のサポートあり!
- 17年間で5,000人の現役コンサルタントを支援!
アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
アクシスコンサルティングには、以下のような特徴があります。
- クライアント企業とのパイプが強固
- 企業のコンフィデンシャルポジションの求人が豊富
- 非公開求人が豊富
アクシスコンサルティングは、クライアント企業の関係性がきちんと構築されており、人材募集の依頼をもらう前から新組織の立ち上げなどの事前情報を得ています。
各ファーム・事業会社と定期的な情報交換会も開催しているなど、強固なパイプを持っていることから、アクシスコンサルティングからの推薦を得られれば転職を有利に進められるでしょう。
同様に、企業のコンフィデンシャルポジションの依頼が来ることが多く、そのオファー年収は1,000万円以上という点は大きな特徴です。
そのため
コンサルティング業界への転職を考えている方は、アクシスコンサルティングの登録が必須です。
4章:【詳しい解説】転職エージェント登録~転職までの流れ
ここまで、外資系企業に強い転職エージェントを業種別に紹介してきました。
ここからは、実際に転職エージェントを登録してから転職するまでの、詳しい流れについて解説していきます。
- HPから会員登録
- 電話やメールで面談の日程調整
- 担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
- 複数社の求人提案を受ける
- 書類の添削を受けて候補企業に応募
- 面接対策を受けた後に企業との面接
- 内定をもらい,退職から入社までのサポートを受ける(入社日や給与交渉などをしてもらう)
一つずつ見ていきましょう。
4-1:HPから会員登録
まずは、転職エージェントの公式ホームページから会員登録を行います。
上記で紹介した転職エージェントは、それぞれ文末に公式ホームページのURLを載せておりますので、そちらからご登録ください。
4-2:電話やメールで面談の日程調整
登録が完了後、担当者が電話やメールが届きますので、面談の日程を調整します。
その際に、転職希望の動機や希望する職種・業種等も、一緒に聞かれることがあります。
あらかじめ希望を伝えておくと、面談をスムーズに進めることができるので、質問された内容には答えておきましょう。
4-3:担当エージェントと面談・キャリアカウンセリング
次に、担当となるキャリアアドバイザーやコンサルタントと実際に面談を行います。
面談は、転職エージェントが構えるオフィスで行われることが一般的です。
しかし、転職エージェントによっては都心部にしか拠点がないことも多く、場所や時間の都合が合わない場合は、電話面談を行うこともあります。
また、面談を行う前に、自分の希望する業種や職種を明確にしたり、質問したい内容をまとめたりしておきましょう。
特に
4-4:複数社の求人提案を受ける
面談中もしくは面談が終わった後に、複数社の求人を提案してもらいます。
転職エージェントにもよりますが、一度に10〜20件提案してもらうことも可能です。
しかし、取り扱う求人数の少ない転職エージェントであれば、その分取りなしてもらえる求人も少なくなります。
特に外資系企業は、ハイクラス向けのものが少なくないので、キャリアや実績によっては求人をほとんど紹介してもらえないことも考えられます。
4-5:書類の添削を受けて候補企業に応募
次に、紹介してもらった求人の中に興味のあるものがあれば、書類の作成・添削を行って実際に求人に応募します。
なお、転職エージェントによっては、企業ごとに書類選考に通過する対策を行っているので、書類を複数作成した際の書き方がそれぞれ異なる場合があります。
選考を有利に進めるためにも、
4-6:面接対策を受けた後に企業との面接
求人への応募完了後、担当のキャリアアドバイザー・コンサルタントが面接試験を行ってくれます。
面接の基本的な受け答えをはじめ、企業ごとの傾向と対策を教えてもらえることがあります。
4-7:内定をもらい、退職から入社までのサポートを受ける
面接が終了して企業から採用・内定をもらえたら、あとは入社準備に取り掛かりましょう。
ほとんどの転職エージェントでは、給与や福利厚生をはじめとした条件の交渉を行ってくれます。
5章:転職エージェントを上手く活用する8つのポイント
外資系企業向けの転職エージェントをうまく活用するためには、以下8つのポイントが大切です。
- 複数の転職エージェントを利用していることを伝える
- 学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える
- 転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
- 2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる
- 転職エージェントには素早い返信を心がける
- 推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
- 担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう
- 同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
5-1:複数の転職エージェントを利用していることを伝える
転職エージェントの面談・カウンセリング時には、複数の転職エージェントを利用していることを伝えるのがポイントの一つです。
転職エージェントは、企業へ人材を紹介することによって報酬を得ている仕組みです。
そのため面談を行っている転職希望者が、他社の転職エージェントで転職してしまうと、自社の売り上げにつながりません。
転職エージェントを複数利用していることを隠す必要はありません。
5-2:学歴・経歴・スキルは嘘をつかず正直に伝える
学歴や経験、スキルなどは、必ず正しいものを伝えなければいけません。
スキルや実績をごまかしても、嘘は必ずバレます。
場合によっては、嘘の情報を伝えたことによって、サービスの利用を停止させられることも考えられます。
転職エージェントを使えなければハイクラス向けの求人はもちろん、外資系企業への転職が難しくなるので、嘘の情報を伝えることは絶対にやめましょう。
また、たとえスキルや経験・実績等のない20代でも、評価されるべきアピールポイントは必ずあるはずなので、わざわざ嘘をついてまで実績を大きく見せることはありません。
5-3:転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておく
いつまでに転職したいという転職希望時期は、実際よりも早めの時期を伝えておくことをおすすめします。
また実際に転職できるのが、希望日よりも後になることも少なくありません。
少しでもサポートの熱量を上げてもらって、ライバルと差をつけるためにも早めの時期を伝えることが大切です。
5-4:2週間に1回は転職エージェントに連絡して転職意欲を見せる
キャリアアドバイザーやコンサルタント側からすると、連絡をしてこない候補者よりも頻繁に連絡してくる候補者の方が、転職へのやる気が感じられます。
転職意欲がないと判断されれば、求人をあまり紹介してもらえないほか、サポートを後回しにされる可能性があります。
逆にやる気があると判断されれば、優先的にサポートを行ってもらえ、より転職活動を有利に進めることができるので、少なくとも2週間に1回は各転職エージェントへ連絡を行うようにしましょう。
5-5:転職エージェントには素早い返信を心がける
続いて、転職エージェントの担当者との連絡は、迅速な返信を行うことが大切です。
迅速な返信をすると、以下のようなメリットがあります。
- 人気の求人に応募しやすい
- 面接後、キャリアアドバイザーやコンサルタントが企業へフォローを入れてくれる
また、面接後にアドバイザーやコンサルタントへフォローを入れてくれ、より選考に痛快しやすいのもメリットの一つです。
転職活動は、ライバルとの求人の奪い合いでもあります。
少しでも有利に転職活動を行うためにも、キャリアアドバイザーやコンサルタントとの連絡はこまめに行いましょう。
5-6:推薦文はエージェント任せにせず、必ず自分でも確認する
通常、転職エージェントは、企業へ人材を紹介する際に推薦文を作成します。
その推薦文は、転職エージェントに任せっきりにせず、自分でも確認することも大切です。
推薦文には、転職希望者の人柄やキャリア・実績、またどのような理由で推薦するのかが記載されています。
推薦文の質が高ければ採用試験を有利に進めることができますが、キャリアアドバイザー・コンサルタントによっては経歴をそのまま書いただけといった場合があります。
それでは、転職希望者の魅力が一切伝わりません。
転職エージェントによっては、推薦文を非公開にしているところもありますが、本人が「確認したい」という意思を示さなければ見せてもらえないものです。
そのため、
5-7:担当者との相性が合わない場合は担当者を変更してもらう
担当者との相性が合わなければ、担当者を変更してもらうのもポイントの一つです。
担当となるキャリアアドバイザーや、コンサルタントによってサポートの質が異なる上、担当者との相性もあります。
担当者との相性が合わない場合、連絡が噛み合わずに転職がなかなか進まないことも少なくありません。
5-8:同じ案件に複数の転職エージェントから応募しない
同じ企業へ、複数の転職エージェントから応募してはいけません。
複数の転職エージェントが、同一企業の求人を取り扱っているのはよくあることです。
しかし、同じ企業へ応募しても企業が選考を行えるのは1人のみです。
そのため、企業にとっても転職エージェントにとってもデメリットでしかなく、迷惑行為に当たります。
場合によっては、常識がないと判断され、入りたい企業の選考を受けられなくなることも考えられます。
どうしても入社したいからと、複数の転職エージェントから一つの企業に応募するのは絶対にやめましょう。
6章:転職時に知っておきたい外資系企業の一般的特徴
日系企業と外資系企業とでは、経営方針や給料体系が異なる傾向にあります。
転職時に知っておきたい外資系企業の特徴には、以下の5つがあります。
- 日系企業よりも給料が高め
- 徹底的な成果主義
- 英語が使えることが必須
- 企業の意思決定が早い
- 残業時間が比較的短い
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
6-1:日経企業よりも給料が高め
なぜなら、外資系は成果主義を採用していることが多いためです。
担当した業務の成果に応じて、給与や昇格といった待遇が決められます。
さらに、日系企業とは異なり基本的に退職金がないなど福利厚生に乏しい傾向にあり、その分給与に反映されていると考えられます。
また外資系企業は、海外の企業が日本に進出しているということなので、企業規模が大きいのも給料が高い理由です。
6-2:徹底的な成果主義
外資系企業は、徹底的な成果主義が特徴です。
日系企業のように年功序列がなく、成果を残せばその分給与やポジションに反映されることがほとんどです。
さらに、社員の採用や給料、解雇などの権限は、人事部ではなく直属の上司が持っているため、評価されやすい特徴があります。
ただし、その一方で突然リストラされたり、人材の入れ替わりが激しかったりするのも外資系企業によくあることです。
社長ですら成果が出せないと、クビになることがあります。
そのため、
6-3:英語が使えることが必須
外資系企業で採用を受けるためには、英語を話せることを条件とされるのが一般的です。
どの程度の英語力が求められるかは、企業によって異なりますが、外国人社員が多く、海外との電話・テレビ会議のやりとりが頻繁に行われる環境ではビジネス英語が必要不可欠です。
さらに、
外資系企業への転職する際や転職後は、英語のスキルアップが必要と言えるでしょう。
6-4:企業の意思決定が早い
企業の意思決定が早いのも、外資系企業の特徴です。
日系企業では、会議などで議論したにも関わらず、何も決定されないまま長い時間が過ぎてしまうことが少なくありません。
それに対して
上司の命令は絶対であり、従業員の考えが考慮されにくいというのも理由の一つです。
ただし、会社によっては、決定権が海外本社にあってなかなか決定が行われないこともあります。
6-5:残業時間が比較的短い
外資系企業は、残業時間が比較的短い傾向にあります。
外資系と日系とでは残業に対する考え方が異なり、たとえば日本では残業している人に対して、「真面目で情熱を持って仕事をしている人」と捉えられやすいです。
一方で、外国では「勤務時間内に仕事を終わらせられなかった仕事ができない人」と捉えられることが多くあります。
また、日本では「残業をするのが当たり前」とされるのに対し、外国では「定時に帰宅する」というのが一般的な働き方です。
このように
- 【コラム】外資系企業は2〜3年も働くと仕事に飽きやすい?
-
外資系企業は、2〜3年も働けば仕事に飽きてくるという人も少なくないようです。
なぜなら、外資系企業の従業員は、ひとりひとりの能力が高い上に業務内容が明確に決められることが多く、会社によっては人を育てる文化がほとんどないためです。
その社員ができる業務のみを延々とやらされることが多く、給料は上がりやすい一方で仕事に飽きやすいという傾向にあります。
そのため、外資系企業で長く働くためには、毎日代わり映えのない仕事でも、楽しみを見出して働くことも重要と言えるでしょう。
7章:外資系転職に関するよくある質問
ここからは、外資系転職に関するよくある質問に、3つ回答していきます。
7-1:外資系企業で求められる英語のレベルは?
外資系企業に求められる英語レベルは、TOEICスコア700〜800ほどが一般的です。
あくまでも基準ですので、求人によってはビジネス会話が求められたり、日常会話程度の英語レベルで問題なかったりします。
英語がほとんどできない状態では、会社でコミュニケーションが取れないなど仕事にならない可能性もあるので、外資系企業への転職を考えている場合は、英語のスキルアップが必要となります。
7-2:出世はしやすい?若くても管理職になれる?
結論から言えば、外資系企業なら若くても管理職に就くことが可能です。
一般的な日系企業のように、年功序列で年齢を重ねなければ管理職にはなれないという体制ではありません。
そのため、日系企業と比べて出世はしやすいと言えるでしょう。
7-3:外資系企業での上下関係は厳しい?
外資系企業は、日本よりも上下関係が厳しいと考えておきましょう。
原則的に部下が、上司に意見を言うことは許されません。
上司が人事権を持っているので、上司との関係が悪ければ突然リストラされる可能性もあります。
まとめ
いかがでしたか?
最後にこの記事のポイントを振り返ります。
- 全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
-
いち早く外資系企業へ転職したい方は、以下の流れで転職活動を進めることをおすすめします。
- 全員「エンワールドジャパン」「JACリクルートメント」「ランスタッド」「ビズリーチ」「キャリアカーバー」に登録する。
- さらに、「IT」「製造」「製薬」「消費財」「金融」「コンサルティング」のうち、あなたが希望する業界に強い転職エージェントに登録する。
- 複数の転職エージェントを利用して、書類添削や面接対策から入社後までサポートを受ける
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- 【転職時に知っておきたい外資系企業の一般的特徴】
-
- 日系企業よりも給料が高め
- 徹底的な成果主義
- 英語が使えることが必須
- 企業の意思決定が早い
- 残業時間が比較的短い
外資系企業と日系企業とでは、転職活動の方法やポイントが異なります。
書類選考や面接などで英語を用いることも多く、初めて外資系企業への転職を考えている方は、転職エージェントの登録が必須です。
外資系企業に強い転職エージェントを、うまく活用して転職を成功させましょう。