あなたは、
「
「無料のプログラミングスクールを利用する、
「
といったことを考えていませんか?
結論からいうと、無料で学べるプログラミングスクールはいくつか存在しています。
ただし、メリットだけではなく、年齢制限や就職先・転職先が制限される、といった注意点もあるので、事前にしっかりとスクールの特徴や評判について、確認することが必要不可欠です。
先にお伝えすると、「無料」という目先の利益だけでスクールを判断するのは危険です。
そうしなければ
「無料で勉強できるが、内容についていけない」
「確かに無料でプログラミングを学べるものの、希望の就職先とはちょっと違う形になった」
「他のスクールを選んでいたほうが、もっと転職先の幅が広がっていた」
など、後悔してしまう可能性があります。
今回は、できるだけこういった失敗をしないように、無料で学べるプログラミングスクールを複数紹介し、無料のプログラミングスクールの仕組みとメリットやデメリット、そしてスクール選びで失敗しないためのポイントなどについても紹介していきます。
なお、無料のスクールの中に、自分の希望に合うスクールがないという場合にも備えて、有料のプログラミングスクールも紹介していきます。
有料のプログラミングスクールでも、分割払いに対応している所は少なくないので、お金の問題をクリアーできるかもしれません。
- この記事のもくじ
-
- 1章:無料プログラミングスクールの質と無料になる仕組み
- 1-1:プログラミングスクール受講者の視点
- 1-2:プログラミングスクール運営側の視点
- 1-3:提携先の企業側の視点
- 2章:無料で受講できるプログラミングスクールのメリット・デメリット
- 2-1:無料プログラミングスクールの5つのメリット
- 2-1-1:学習費用がかからない
- 2-1-2:都市部の企業に就職・転職できる
- 2-1-3:受講期間が定められていて集中できる
- 2-1-4:受講者に同年代の人が多く切磋琢磨できる
- 2-1-5:学習する言語の選択に迷いがなくなる
- 2-2:無料プログラミングスクールの6つのデメリット
- 2-2-1:就職や転職先が限定されていることがある
- 2-2-2:20代までなどの年齢制限されていることがある
- 2-2-3:受講できる人数が制限されていることがある
- 2-2-4:学ぶ地域や場所が限定されていることがある
- 2-2-5:学べるプログラミング言語が限定されていることがある
- 2-2-6:プログラミングの基礎知識やスキルを前提としていることがある
- 3章:おすすめ無料プログラミングスクール6選
- 3-1:GEEK JOB
- 3-2:Programmer college(プログラマカレッジ)
- 3-3:ネットビジョンアカデミー
- 3-4:侍エンジニア塾
- 3-5:無料PHPスクール
- 3-6:ポテパンキャンプ
- 4章:無料のプログラミングスクール選びで失敗しないための5つのポイント
- 4-1:入学条件を確認しよう
- 4-2:プログラミングスクールは複数社を比較しよう
- 4-3:就職先や転職先についても確認しよう
- 4-4:受講費用に前払いがあるか確認しよう
- 4-5:違約金についても確認しておこう
- 5章:入学条件を満たさない場合は、有料のプログラミングスクールを検討しよう
- 5-1:有料プログラミングスクールのメリット
- 5-1-1:地方に住んでいても学べるスクールが多い
- 5-1-2:何歳でも学ぶことができる
- 5-1-3:就職や転職先を自分で選ぶことができる
- 5-1-4:好きな言語やサービスを学ぶことができる
- 5-2:有料プログラミングスクールのデメリット
- 5-2-1:受講費用が発生する
- 5-2-2:就職・転職先が保証されていない
- 6章:おすすめ有料プログラミングスクール6選
- 6-1:通学型おすすめ有料プログラミングスクール
- TECH::CAMP
- DMM WEBCAMP
- 6-2:オンライン型おすすめ有料プログラミングスクール
- TechAcademy
- CodeCamp
- 6-3:就職・転職保証付おすすめ有料プログラミングスクール
- TechAcademy Pro
- TECH:CAMP エンジニア転職
- まとめ
1章:無料プログラミングスクールの質と無料になる仕組み
無料だからといって、プログラミングスクールの質が低いということではありません。
スクールは、プログラミングを学んだ生徒を紹介する転職先の企業から、対価として報酬を得ているので、無料という仕組みが成立しています。
ちなみにプログラミングスクールの質に関しては、実際に通った人や採用する人の評判も、しっかりと参考にするようにしてください。
また、自分のライフスタイルや学習ペースなどに、合う・合わないという観点から判断することも大事です。
具体的にそれぞれの立場から、メリットを整理してみましょう。
1-1:プログラミングスクール受講者の視点
プログラミングスクール受講者の観点から考えると、何よりも一番のメリットは「無料でプログラミングを学習できる」という点です。
上述したように、良いスクールは、企業で実際に開発できるレベルになることを考えて指導しているので、あとは自分がきちんと内容を消化でき、良い企業と巡り合えれば、かなりお得にスキル習得と転職ができます。
1-2:プログラミングスクール運営側の視点
だからこそ「無料」という大きな特徴を打ち出して学習コースを組み、より多くの人に興味を持ってもらえるようにしています。
1-3:提携先の企業側の視点
提携先の企業には
「基礎的な研修をする必要がなくなる」
「ある一定のスキルをもった人を高い確率で採用できる」
「採用機会が増える」
など、
2章:無料で受講できるプログラミングスクールのメリット・デメリット
ここでは、無料で受講できるプログラミングスクールのメリット、デメリットについて、それぞれ紹介していきます。
2-1:無料プログラミングスクールの5つのメリット
無料のプログラミングスクールのメリットは、以下の5つです。
- 学習費用がかからない
- 都市部の企業に就職・転職できる
- 受講期間が定められていて集中できる
- 受講者に同年代の人が多く切磋琢磨できる
- 学習する言語の選択に迷いがなくなる
2-1-1:学習費用がかからない
まずは、なんといっても学習費用がかからないことです。
特に、お金を工面する余裕がない人や、年齢制限までに残された時間が少ない人などにとって、大きな魅力になるはずです。
2-1-2:都市部の企業に就職・転職できる
2つ目は、都市部の企業に就職、転職できることです。
紹介先の企業は、東京にオフィスを構える企業が多く、仕事後にちょっとした買い物や食事をしたい際などに特に便利です。
2-1-3:受講期間が定められていて集中できる
3つ目は、受講期間が定められていることです。
人によって合う合わないという問題もあるので注意が必要ですが、あらかじめタイムリミットが設定されているほうが集中できる、という人もいると思うので、そういった場合にはプラスの要素として影響します。
2-1-4:受講者に同年代の人が多く切磋琢磨できる
受講者の年齢が近いことも、メリットの1つです。
これは、無料の場合、年齢制限を設けているスクールが多いからということが理由ですが、他の受講生から良い刺激をもらえて切磋琢磨できる可能性があります。
2-1-5:学習する言語の選択に迷いがなくなる
最後の5つ目は、学習する言語の選択に迷いがなくなることです。
無料コースの場合、学ぶ言語があらかじめ指定されているスクールも少なくありません。
興味のある言語が、複数ある場合などに良いといえます。
2-2:無料プログラミングスクールの6つのデメリット
一方、無料のプログラミングスクールを選ぶデメリットは、以下の6つです。
- 就職や転職先が、限定されていることがある
- 20代までなどの、年齢制限されていることがある
- 受講できる人数が、制限されていることがある
- 学ぶ地域や場所が、限定されていることがある
- 学べるプログラミング言語が、限定されていることがある
- プログラミングの基礎知識やスキルを、前提としていることがある
2-2-1:就職や転職先が限定されていることがある
1つ目のデメリットは、就職先や転職先が制限される可能性があることです。
基本的にスクールと提携している企業に応募する形になるため、選べる企業の選択肢が若干少なくなります。
2-2-2:20代までなどの年齢制限されていることがある
2つ目は、受講するにあたり年齢制限があることです。
ちなみに「20代限定」としているスクールが多いです。
ただ中には、30代でも転職先が無事決まれば受講料を全額返金、としているところもあります。
2-2-3:受講できる人数が制限されていることがある
受講できる人数が制限されている場合も中にはあるので、注意しましょう。
申込み時期をずらしたり、別のスクールを検討する必要があります。
2-2-4:学ぶ地域や場所が限定されていることがある
4つ目は、学ぶ地域や場所が限定されていることです。
オンラインではなく、通学して実際に教室で教えてくれるスクールも中にはありますが、現在のところ、東京、大阪、名古屋などの大都市にしかない場合が多いです。
2-2-5:学べるプログラミング言語が限定されていることがある
5つ目は、学べるプログラミング言語の種類が、限定される可能性があることです。
無料だからといって妥協せずに、あくまでも、自分のやりたいことや、なりたい将来像を大事にしないと、後で後悔する可能性があるので注意してください。
2-2-6:プログラミングの基礎知識やスキルを前提としていることがある
最後は、プログラミングの基礎知識や、ある程度のスキルがあることを前提にしているスクールもあることです。
全くの初心者だと、内容についてこれない可能性があると判断して、こういう形式を採用しているものと思われます。
ただこれはある意味親切といえば親切です。
というのも、どのスクールで学ぶにせよ、最初に基礎知識を持っておくほうが、よりスムーズに勉強を進めることができて、挫折する可能性も低くなるからです。
もし、実際にプログラミングを学ぶと決めた際は「ドットインストール」と「プロゲート」というサービスを利用して、基礎知識の勉強をしてみてください。
どちらも一部のコンテンツは、無料で受講可能です。
興味はあるけれど、何を勉強すればいいか分からない、という人は、プログラミングを学ぶ際の基礎の基礎になる、HTML / CSSから勉強してみてください。
3章:おすすめ無料プログラミングスクール6選
無料コースを用意しているプログラミングスクールを、6つピックアップしました。
それぞれの特徴について紹介していきます。
3-1:GEEK JOB
- GEEK JOB(ギークジョブ)
-
社会人経験を活かして20代でキャリアチェンジ!
GEEK JOB(ギークジョブ)の特徴 - 無料の学習カリキュラム:24時間自宅で学習が可能!
- 転職活動も徹底サポート!
- 500社以上の豊富な就職先!
- 30代の人も料金が無料になる可能性がある。
- 午前中から質問することが可能。
- 無料体験、キャリア相談もあり。
- スクールが紹介する企業に転職する形になっており、基本的には20代のみが対象。
- しかし30代の人も、紹介する求人に転職が決まった場合は、料金が全額無料になる。
- ただし30代の場合は、一度学習コース(120,000円)に参加する必要がある。
- オンライン形式(コロナのため、現在オフラインは利用不可)。
- サポート時間は10時~21時。
- スクールが紹介する企業に就職、転職すること。
- 未経験者から正社員転職可能な紹介企業数は、500社以上。
PHP、Java、Ruby
必要なし。
ただし、最低でも週30時間以上の勉強時間が必要。
30代の場合は、一度120,000円を支払う必要あり。
講師による学習サポートと、転職メンターによるキャリアサポート。
3-2:Programmer college(プログラマカレッジ)
- プログラマカレッジ
-
20代の第二新卒・フリーター・既卒のあなたへ
プログラマカレッジの特徴 - すべて無料で勉強ができる!
- 実際に制作ができる!実践型の勉強法!
- 充実の就職支援!優良企業へ就職!
- 紹介先の企業数は3500社以上で、常時5000件〜7000件の求人情報を持っている。
- 実践的なチーム開発が体験可能。
- 理解度シートの提出や、内容についていけない場合に、もう一度授業を受けなおす「リスタート」という制度が設けられている。
- 無料体験、面談もあり。
20代のフリーター、既卒、第二新卒など。
- 教室とオンラインの両方によるミックス形式(現在はコロナ対策のため、オンラインのみ)
- 受講期間は1~3ヶ月。
スクールが紹介する企業に就職、転職すること。
HTML / CSS、JavaScript(JQuery)、PHP、Java、Ruby、Bootstrapなど
必要なし。
なし。
講師による学習サポートと、アドバイザーによる面接対策。
3-3:ネットビジョンアカデミー
- ネットワークエンジニアを目指す人を対象にしたスクール。
- 女性を対象にしたコースは、2016年8月から就職率100%を継続中。
- 無料説明会もあり(オンラインにも対応)。
- 18歳〜31歳まで。
- 受講期間中、講義の90%以上に参加する必要あり。
- 入校面談に合格する必要あり。
スクールで、1ヶ月間、月曜〜金曜までの授業形式(現在はコロナ対策のためオンライン授業を実施)。
- スクールが紹介する企業への就職・転職。
- 東京都内、もしくは東京近郊の企業。
ネットワークエンジニアコースのみ(セキュリティー、ネットワーク、サーバーなど)
必要なし。
なし。
講師による学習サポートと、転職サポート。
3-4:侍エンジニア塾
- 侍エンジニア塾(Samurai Engineer)
-
最短1ヶ月でプログラミング習得。最後まで挫折しないマンツーマンレッスン。
侍エンジニア塾(Samurai Engineer)の特徴 - 日本初のマンツーマン専門のプログラミング塾!
- 高い転職率を誇るキャリアサポートでエンジニアへの転職も実現可!
- 講師にいつでもチャットで相談可能!
- オーダーメイド制でカリキュラムを作成しているため、対応している言語の種類が幅広い。
- 午前中の早い時間から質問可能。
- 満22歳~28歳の人
- 大卒or卒業見込みであること
- 侍エンジニア塾の人材紹介サービスで就職・転職に成功すること
- 都内のオフィスでフルタイム勤務可能なこと
- その他スクール規定の条件を満たしていること
などを満たせば、受講料が無料。
- 個別レッスン(マンツーマン)形式。
- オンラインサポート時間は8時~22時。
スクールが紹介する企業への就職、転職。
スクールが紹介する企業以外に就職、転職した場合は料金を後払いする形になる。
HTML/CSS、Ruby/Ruby on Rails、PHP、Java、JavaScript、Python、AI、C++、C#、Unity、Swift、Androidなど、オーダーメイドで、様々な言語・技術・サービスに対応。
必要なし。
- 契約時に受講料の10%を前払いする必要あり。
- 料金は248,200円〜438,000円。
講師による学習サポートと、転職サポート。
3-5:無料PHPスクール
- 内定2社以上を保証。毎回12人限定。
- 23日間の短期集中型。無料説明会あり。
- デポジット(前払い)が必要で、就職、転職決定後に全額返金。
- 18歳〜32歳まで対応。説明会後に個別面談あり。
8日間スクールで学習し、それ以外の日はメールで質問。
なし。
紹介する企業以外への就職、転職も可能。
PHP(twig)、JavaScript ( Ajax / jQuery )、HTML5 / CSS3
必要なし。
あり。
7万円(30代もしくは社歴3社以上の人は10万円)。
講師による学習サポートと、転職サポート。
3-6:ポテパンキャンプ
- ポテパンキャンプ
-
本気でWebエンジニアを目指すなら、 本気のプログラミング学習。
ポテパンキャンプの特徴 - ポテパンの転職サポート付き!
- ポテパン経由の転職成功で全額キャッシュバック!
- オンラインで完結!全国どこでもOK!
ビギナーコース、キャリアコース、オープンコースと3種類のコースが用意されていて、自分に合ったレベル、ペースで学習を進められる。
- ポテパン経由で仕事が決まると全額キャッシュバック。
- ビギナーコースもしくはキャリアコースのどちらかを選択することが、料金キャッシュバックの条件。
- コース受講にあたっての年齢制限はなし。
完全オンライン。
ポテパン経由で就職、転職する必要あり。
HTML / CSS、JavaScript、Ruby、 Ruby on Rails
【選抜クラス キャリアコース(3ヶ月間)】
- Railsチュートリアルと他Web開発の基礎を学習済みであることが受講条件。
- 250,000円(税抜)
【選抜クラスビギナーコース(4ヶ月間)】
- Web開発の基礎を学習済みであることが受講条件。
- 300,000円(税抜)
必要あり。
あり。
250,000円〜300,000円(税抜)。
講師による学習サポートと、転職サポート。
4章:無料のプログラミングスクール選びで失敗しないための5つのポイント
続いて、無料のプログラミングスクールを選ぶ際、失敗しないための5つのポイントについても紹介していきます。
ポイントは大きく以下の5つに分けられます。
- 入学条件を確認する
- プログラミングスクールは複数社を比較する
- 就職先や転職先についても確認
- 受講費用に前払いがあるか確認
- 違約金についても確認
4-1:入学条件を確認しよう
まず1つ目は、
もし 満たさない場合は、有料のプログラミングスクールを検討しましょう。
4-2:プログラミングスクールは複数社を比較しよう
自分の希望条件を満たすスクールが複数ある場合は、
実際に体験してみないとわからないことがありますし、プログラミングを楽しいと感じられるかどうかチェックする意味でも、特に無料体験はぜひ受けてみることをおすすめします。
4-3:就職先や転職先についても確認しよう
ホームページ上に就職、転職実績として具体的な企業を掲載しているスクールが多いですが、状況が変わっている可能性もあるので、難易度なども含めて、無料の相談会などの際に相談してみることをおすすめします。
4-4:受講費用に前払いがあるか確認しよう
上で紹介したように、最初から最後まで無料のプログラミングスクールもあれば、先に授業料を支払って後から返金されるスクールもあるので注意しましょう。
4-5:違約金についても確認しておこう
最後の5つ目は、違約金についてです。
5章:入学条件を満たさない場合は、有料のプログラミングスクールを検討しよう
もし、無料のプログラミングスクールの中に、希望と合うスクールがない場合や、自分が入学条件を満たしていない場合は、有料のプログラミングスクールも視野に入れて探してみましょう。
トータルでみると、有料のプログラミングスクールを選んだほうが、満足度が高くなる可能性もあります。
5-1:有料プログラミングスクールのメリット
無料のプログラミングスクールに対して、有料のプログラミングスクールを選ぶメリットは大きく4つあります。
5-1-1:地方に住んでいても学べるスクールが多い
まず一つ目は、
無料の場合、通学することが前提のスクールもあり、その場合、地方在住の人には利用不可能ですが、有料の場合は、より多くのスクールから選ぶことができます。
5-1-2:何歳でも学ぶことができる
2つ目のメリットは、
無料の場合、20代〜30代前半までを対象にしているスクールが多いですが、有料の場合はそういった条件がありません。
何歳の人でも受講可能ですし、本人の努力次第では、30代後半からでも転職できる可能性があります。
5-1-3:就職や転職先を自分で選ぶことができる
3つ目のメリットは、
無料の場合、基本的にスクールが紹介する企業から選ぶ形になりますが、有料の場合は、転職サポートを利用せずに、自分で転職活動を行うことも可能です。
より幅広い選択肢の中から企業を選ぶことができます。
5-1-4:好きな言語やサービスを学ぶことができる
無料の場合、言語やコースが指定されていることが多いですが、有料でスクールを利用すれば、自分が希望するものを選べます。
5-2:有料プログラミングスクールのデメリット
一方、有料のプログラミングスクールを選ぶデメリットは、大きく以下の2つです。
5-2-1:受講費用が発生する
まず1つ目は、受講費用に関してです。
スクールに通う際に必要な費用は、決して小さくなく、最低でもおよそ10万円以上は必要です。
将来への投資とはいえ、プログラミング未体験など不安要素が多い場合は、お金を出すことを躊躇してしまう人も多いと思います。
ただ、一方で、お金を出す事は「たくさんお金をかけているから、必ず最後までやり遂げる!」といった動機にもつながります。
エンジニアになって具体的にどんなことがしたいのか、そしてどういった生活がしたいのかを、出来るだけ明確に整理できていれば、お金を無駄にせず、充分に回収可能な投資にできるので、しっかりと整理してからスクールを選ぶようにしましょう。
5-2-2:就職・転職先が保証されていない
2つ目は、就職、転職が保証されていないことです。
エンジニアとして企業で働くことを、第1の目的に、スクールを選ぶ人も少なくないと思うので、不安になってしまう人もいるかと思います。
ただし、スクールによっては、有料の就職、転職保証型コースを用意してあるところもあります。
こういったスクールを利用すれば、より安心して勉強に取り組むことができるので覚えておきましょう。
6章:おすすめ有料プログラミングスクール6選
有料のプログラミングスクールも6つピックアップしましたので、こちらもチェックしてみてください。
6-1:通学型おすすめ有料プログラミングスクール
まずは、通学型のスクールを2つ紹介します。
TECH::CAMP
- TECH::CAMP(エンジニアスクール)
-
業界最大級!未経験者対象のプログラミングスクール!
TECH::CAMP(エンジニアスクール)の特徴 - あらゆるテクノロジースキルが学び放題!
- マンツーマンで最適な学習プランを提案!
- 全国に6教室。オンライン受講も可能!
- 東京に4つ、名古屋、大阪に1つずつ教室を構えているスクール。
- IT業界にエンジニア以外の職種で転職したい、プログラミングを理解して人材価値を高めたい、プログラミングスキルを高めて現在の仕事に活かしたいなど、様々なニーズに対応している。
- 転職できなければ全額返金(条件あり)の支援制度もあり。
- 教室の利用が可能で、オンライン学習教材を使用。
- 教室の利用時間は16時〜22時(平日)、13~19時(土日祝)。
あり。
13:00~22:00。
月々35000円(税込)〜、
もしくは入会金198,000円、月額19,800円で無制限。
HTML、CSS、JavaScript、Ruby/Ruby on Rails、C#、Illustrator、PhotoShop、Python/AI
DMM WEBCAMP
- DMM WEBCAMP
-
業界初!転職保証付プログラミングスクール!
DMM WEBCAMPの特徴 - 95%以上が未経験者!※2019年4月時点
- 転職成功率98%! ※2019年4月時点
- 転職できない場合は全額返金!
- 東京・大阪にそれぞれ2校ずつ教室を構えるスクール。
- 転職できなかった場合、全額を返金する制度(年齢など条件ありで30歳以上は要相談となっている)もあり。
- チーム開発も体験可能。
- 教室とオンラインそれぞれのコースを用意。
- 教室は月曜から日曜(※金曜日は閉館)の11時〜22時まで利用可能(学習ステージによって質問対応時間は異なる)。
一括 628,000円(分割の場合15,500円)〜。
期間は3ヶ月間。
HTML、CSS、JS、 jQuery、Ruby、Railsなど
6-2:オンライン型おすすめ有料プログラミングスクール
続いて、オンライン型のスクールです。
TechAcademy
- TechAcademy(テックアカデミー)
-
自宅で学べるオンラインのプログラミングスクール
TechAcademy(テックアカデミー)の特徴 - 受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく!
- チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる!
- オリジナルサービスやオリジナルアプリなどの開発までサポート!
- 4週間の集中コースから、ゆっくり16週間で学ぶコースまで、様々なコースから選択可能。
- またチャットサポート時間も毎日15時~23時まであるので、仕事終わりの学習にも対応している。
- 無料体験レッスンや、転職のサポート制度もあり。
- またパーソナルメンター制度(週2回のビデオ面談)があり、オンラインサポートの回答も速いことも特徴。
- オンライン限定。WEB上のテキスト教材を使用。
- 個別レッスン形式。
あり。
毎日15時〜23時。
14,9000円~398,000円。
4週間~24週間。
HTML/CSS、Ruby/Ruby on Rails、PHP/Laravel、Java、JavaScript/Jquery、WordPress、Swift、C#、Sketch、他多数
CodeCamp
- CodeCamp
-
完全オンラインのプログラミング個人レッスン
CodeCampの特徴 - 0からWebサイト、アプリをつくる実践力を磨くカリキュラム!
- あなたの目的に合わせた、最適な学習カリキュラム!
- 「通過率10%の厳しい採用試験」を通過した現役エンジニア講師陣!
- 学びたい言語が決まっていない人でも、漠然とした将来像から理想のコースを選択できる。
- また朝7時からサポートを行っているため、朝早い時間に勉強したい人にも向いている。
- 無料体験レッスンや、転職のサポート制度もあり。
- オンライン限定。
- 個別レッスン(マンツーマン)形式。
- 質問は個別レッスン中のみ。
- 毎日7時〜23時40分。
30,000円。
148,000円~69,8000円。
2ヶ月間(20回)~6ヶ月(レッスン受け放題)。
HTML、CSS、PHP、Ruby、Java、PhotoShop、Illustrator、Swift、Python、Wordpress
6-3:就職・転職保証付おすすめ有料プログラミングスクール
最後の3つ目は、就職・転職保証付の有料プログラミングスクールです。
TechAcademy Pro
- TechAcademy Pro(テックアカデミー プロ)
-
12週間で未経験からのエンジニア転職保証
TechAcademy Pro(テックアカデミー プロ)の特徴 - 完全オンライン完結!全国どこでもOK!
- 現役エンジニアが学習をサポート!
- 転職活動を徹底サポート!
- 未経験から12週間でエンジニアを目指す「エンジニア転職保証コース」(32歳以下など諸々条件あり)。
- 転職が決まらなければ、授業料を全額返金。
- 授業料の分割払いも可能。
- パーソナルメンター制度(週2回のビデオ面談)や、オンラインサポートの回答が速いことでも有名。
- WEB上のテキスト教材を使用。
- 個別レッスン形式。
あり。
時間は毎日15時〜23時。
298,000円。
期間は12週間。
Java
TECH:CAMP エンジニア転職
- TECH::CAMP(エンジニア転職)
-
未経験から最短でエンジニア転職
TECH::CAMP(エンジニア転職)の特徴 - 学習から内定まで一気通貫!
- 転職成功率99%!
- 全額返金保証あり!
- エンジニア転職コースの場合、就職・転職できなければ全額返金される(スクールが別途定める期間内にプログラミング学習を修了し、かつキャリアサポート開始日から6ヶ月が経過したユーザーのみを対象)。
- 短期集中スタイル(10週間)と、夜間休日スタイル(半年間)の2種類あり。
- オンライン学習教材を使用。
- 教室の利用も可能。
あり。
10:00~22:00(土日祝日関係なく毎日)。
月額35,000円〜
もしくは入会金198,000円、月額19,800円で無制限。
HTML、CSS、JavaScript、Ruby/Ruby on Rails、C#、Illustrator、PhotoShop、Python/AI
いかがでしょうか。
ミライズキャリアには年代別におすすめのプログラミングスクールを紹介した記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
【20代向け】プログラミングスクール5選と失敗しない選び方を解説
【30代でも転職可能】プログラミングスクール選びの6つのポイント
まとめ
ここまで、無料のプログラミングスクールのメリット・デメリットや、スクール選びで失敗しないためのポイントなどについて紹介してきましたが、もう一度、今回説明した内容のポイントを振り返っておきましょう。
- 【プログラミングスクールが無料になる仕組み】
-
スクールが、企業に生徒を紹介すると報酬をもらう形になっているため、無料でも受講できる仕組みになっている。
- 【無料で受講できるプログラミングスクールのメリット・デメリット】
-
■メリット - 無料プログラミングスクールの6つのメリット
- 学習費用がかからない
- 都市部の企業に就職・転職できる
- 受講期間が定められていて集中できる
- 受講者に同年代の人が多く切磋琢磨できる
- 学習する言語の選択に迷いがなくなる
■デメリット - 就職や転職先が限定されていることがある
- 20代までなどの年齢制限されていることがある
- 受講できる人数が制限されていることがある
- 学ぶ地域や場所が限定されていることがある
- 学べるプログラミング言語が限定されていることがある
- ログラミングの基礎知識やスキルを前提としていることがある
- 【無料のプログラミングスクール選びで失敗しないための5つのポイント】
-
- 入学条件を確認しよう
- プログラミングスクールは複数社を比較しよう
- 就職先や転職先についても確認しよう
- 受講費用に前払いがあるか確認しよう
- 違約金についても確認しておこう
- 【有料のプログラミングスクールのメリット・デメリット】
-
■メリット - 地方に住んでいても学べるスクールが多い
- 何歳でも学ぶことができる
- 就職や転職先を自分で選ぶことができる
- 好きな言語やサービスを学ぶことができる
■デメリット - 受講費用が発生する
- 就職・転職先が保証されていない
無料というのはたしかに魅力的ですが、メリットだけではなく、デメリットがあることにも注意しましょう。
なので場合によっては有料のプログラミングスクールのほうが自分に合っている、という場合も十分に考えられます。
最後に、記事内で紹介したプログラミングスクールと、プログラミングの基礎が学べる学習サイトもまとめておきます。
- 【無料のプログラミングスクール】
-
ネットビジョンアカデミー の公式HP
ネットワークエンジニアを目指す人を対象にしたスクール。無料PHPスクールの公式HP
内定2社以上を保証。毎回12人限定。23日間の短期集中型。
- 【有料のプロフラミングスクール】
-